三階建てはやめた方がいい?メリットデメリットや後悔しないためのポイント

3階建てはやめた方がいい?

最近三階建ての戸建て住宅が人気です(https://www.re-port.net/article/news/0000066)。

しかし3階建ては長期的に考えたときの快適性はどうか、理想の間取りになるのか、やっぱりやめた方がいいかな?と不安に感じていませんか?

実際に三階建てに住んでいる人の中には「3階建てにしない方がよかった…」と後悔をしている人もいるのが現状です。

そこで、この記事ではリアルな口コミも交えながら、3階建ての戸建て住宅についてメリットデメリットまとめました。

この記事でわかること

  • 3階建てのメリット・デメリット
  • 3階建てで後悔しないためのポイント

住んでから後悔しないように、ぜひ最後まで読んで理想のお家づくりの参考にしてくださいね^^

予算内で理想の家を建てる方法

予算内で自分の要望が叶う家を建てるには、複数のハウスメーカーや工務店を比較することが重要です。

比較することで、相場感や各住宅会社の強みや提案力が良く分かりますよ。

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目次

三階建てはやめた方がいいと言われる理由!デメリット10個

三階建てはやめた方がいいと言われるデメリットは主に10個あります。

  • 階段の上り下りがつらい
  • 建築制限が多い
  • 階ごとに温度差がある
  • 屋根や外壁の修繕費用が高い
  • 階段スペースが余分に必要
  • 大型家具や家電の搬入が難しい
  • 地盤改良をする可能性が高い
  • 建物の揺れが大きい
  • Wi-Fiが繋がりにくい
  • 売却しにくい

具体例もあわせて、ひとつずつご紹介します♪

階段の上り下りがつらく、老後が心配である 

やはり誰しもが気にするであろうデメリットは、3階建ての戸建て住宅は階段が多いので、上り下りがつらく老後が心配になるということ。

元気な人でも階段の上り下りは、頻繁にあると中々大変です。

  • 洗濯機の場所と洗濯を干す階や洗濯物を収納する場所が異なる時
  • 食料品などを買って帰り2階や3階のキッチンまで持って上がる時
  • 子どもを抱っこして上の階へ上がる時

特に寝室や水廻りなどよく使う部屋が2階や3階にある間取りは、毎日の移動が大変ですね。

老後は転倒の危険性も高くなるので、安心して生活ができる間取りにしておくことが重要です。

建築制限が多い

3階建ての戸建て住宅はやめた方がいい理由の一つに建築制限が多いといったデメリットもあります。

主な建築制限は以下の通りです。

  • 構造計算が必要である
  • 3階部分に非常用侵入口が必要である
  • 排煙計算が必要である
  • 「道路斜線」「北側斜線規制」や「日影規制」などの高さに制限が出ることがある
  • 「第一種低層住居専用地域」や「第二種低層住居専用地域」では建築できないこともある

高さ制限や斜線制限など、地域によって法規制が定められているので、天井の高さが低くなったり、外観や間取りに影響が出たりする場合があります。

土地を決める際には規制の有無も確認しておくと良いですね^^

階ごとに温度差がある(3階が暑い)

3階建ての住宅は階ごとに温度差があるといったデメリットがあります。

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ流れやすいことから、夏は3階が暑くなり、冬は1階が寒くなります。

室内の温度差は思った以上に感じやすく、住まいの快適性が大幅に変わるので、断熱材や窓の種類を工夫して対策しておくことが大切です。

屋根や外壁補修の際、修繕費用が高い

3階建ての住宅は、屋根や外壁の補修が難しく修繕費用が高いです。

通常、修繕の際は足場を組み立てた上で作業をしますが、高さがある分、足場や材料がより多く必要になります。

屋根や外壁はできるだけグレードが高いものを選び、少ない回数の補修で済むように対策をしておきましょう。

階段スペースが余分に必要

3階建てにすると階段のスペースが余分に必要になり、他の部屋を圧迫してしまうデメリットがあります。

階段が邪魔をして、部屋の配置を希望通りにできなかったり、想像していた以上に部屋が狭くなったりと理想の間取りにはできない場合があります。

忘れがちですが、階段の形状や必要なスペースもしっかり確認した上で、間取りのプランを立てていきましょう。

大型家具や家電の搬入が難しい

3階建ての住宅は階段が多く、大型家具や家電の搬入が難しいです。

ソファやベッド、冷蔵庫などサイズが大きいものは十分なスペースが無いと移動が大変です。

上層階は道路面に大きな掃き出し窓を設置する等、バルコニーから吊り上げて搬入できるように工夫しておくと良いですね♪

地盤改良が必要になる可能性が2階建てより高くなる

3階建ての住宅は重量が大きいことから、地盤をより強固にする必要があり、2階建てよりも地盤改良をする可能性が高いです。

工法にもよりますが、地盤改良には50〜100万円ほどの追加費用が発生します。

地盤改良の費用は金額が大きいので、想定外の出費があった際のダメージを抑えるため、事前に必要な費用として予算に組み込んでおきましょう。

地震の際、建物の揺れが大きくなる

https://twitter.com/kekennnx/status/1366734188070637568?s=46

3階建ての住宅は高さが高い分、地震の際、建物の揺れが大きくなります。

特に1階の大部分がガレージなど、壁が少ない場合はより揺れを感じやすいため、怖いと感じてしまうこともあります。

また、建物自体の重量も大きいので、耐震性には注意しておく必要があります。

WiFiがつながりにくい

3階建ての場合、無線LANのWiFiがつながりにくいといったデメリットもあり、やめた方がいいと感じる人もいます。

特に1階にWiFiルーターを設置した場合、3階の部屋には電波が届かない可能性が高いです。

WiFiルーターは2階に設置したり、各フロアにLANや中継器を入線しておくと安心ですね^^

売却しにくい

3階建ての中古住宅は売却しにくいデメリットがあります。

上下移動が多いことで売却できる年齢層が少ないことや耐震性が不安で購入者が少ないことが理由に挙げられます。

3階建ては、階段の上り下りがキツイから老後は家を手放せばいいと考えている方は、本当に売却できる土地や家なのか?しっかりリサーチしておきましょう。

三階建てで良かったポイント!メリット4つ

3階建ての戸建て住宅のメリットは主に4つです。

  • 土地の高い地域でも床面積の広い家が建てられる
  • 日当たりや眺望を得られる
  • 階ごとに目的を分けて使用できる
  • 水害に強い

ひとつずつ詳しくご説明しますね♪

土地の高い地域でも床面積の広い家が建てられる

土地の価格が高くても、土地の面積を抑えて3階建てにすることで、床面積の広い家が建てられます。

希望の地域で土地を探していても、価格が高くて諦めてしまうことがありますよね。

都心部の駅近など、立地的にとても便利な事も多いです。

3階建てにすることで予算内に収まることがあるので、階数を気にしない方にはおすすめのポイントです♪

日当たりや眺望を得られる

3階建ての住宅は建物の高さが高い分、日当たりや眺望を得られるといったメリットがあります。

平屋や2階建てよりも高い位置に窓が設置できるので、太陽光が差し込みやすく部屋が明るくなります。

また、家にいながらも景色を楽しむことができるのは大きなメリットですよね♪

階ごとに目的を分けて使用できる

3階建てにすると、階ごとに目的を分けて使用することができます。

例えば、1階はビルトインガレージを取り入れて趣味スペースや水回り、2階は家族が集まるLDK、3階は子供部屋など家族の暮らしにあった使い方が可能です。

空間をきちんと分けて、メリハリが付けられたり、プライバシーを保てるのもメリットのひとつですね^^

水害に強い

大雨などによって浸水被害が出た場合でも、3階建ての住宅であれば高い位置に避難することができます。

また、1階が被害に遭ったとしても2,3階で生活を維持することができるので、復旧のペースが早い点もメリットのひとつです。

雨が多い地域でも3階建てにすることで安心して生活ができますね^^

三階建てで後悔しないためのポイント

出典:パナソニックホームズ

3階建てで後悔しないためのポイントは主に3つです。

  • 老後のことも考えた間取りにしておく
  • 土地の建築規制を調べておく
  • 実績のあるハウスメーカーを選ぶ

ひとつずつ詳しくお伝えしますね♪

老後のことも考えた間取りにしておく

老後のことも考えた間取りにしておくことで、後悔ポイントを減らすことができます。

例えば、よく使う洗面室や浴室、寝室は1階にまとめ、ワンフロアで家事が完結できるようにすると老後の移動も楽になります。

また、上層階にも上り下りがしやすいようにエレベーターを設置できるスペースを確保しておいたり、将来的に階段昇降機をつけることも検討しておくと安心です♪

土地の建築規制を調べておく

土地の建築規制を調べておくことで、新築する上で何を制限する必要があるのか把握することができるので、事前に理想とのギャップを埋めることができます。

土地の建築規制は用途地域や防火地域かどうかで変わってくるので、各市町村の都市計画情報が掲載されているホームページなどで希望の地域を検索して調べます。

場合によっては購入しないといった選択もできるので、土地を契約する前に必ずハウスメーカーに確認を取りましょう。

  • 気に入ったハウスメーカーでは建てられない土地だった
  • 希望の間取りが実現しない土地だった

などといった失敗を防ぐことが可能です。

実績のあるハウスメーカーを選ぶ

3階建ての戸建て住宅を建築した実績のあるハウスメーカーを選び、経験豊富な営業や設計士にサポートをしてもらいましょう♪

実績が多いハウスメーカーは3階建ての魅力を活かした間取りの提案や耐震性に特化したプランの提案など3階建てへの不安を解消してくれる要素がたくさんあります。

3階建てを検討している人は、まずはハウスメーカーの実績も併せて調べておくと良いです。

次の項で3階建てに強いハウスメーカーを紹介しますので、参考にしてください。

3階建てに強いハウスメーカー5選

出典:セキスイハイム

3階建てに強いハウスメーカーは以下の通りです。

  • ヘーベルハウス・・・重量鉄骨「FREX3」
  • パナソニックホームズ・・・軽量鉄骨「ビューノ3E/S」
  • 三井ホーム・・・木造枠組壁工法「クレセール」
  • セキスイハイム・・・軽量鉄骨「スマートパワーステーションアーバン」「デシオ」
  • 積水ハウス・・・軽量鉄骨「ビエナ」

同じハウスメーカーであっても、地域や商品により標準仕様が異なる場合がありますので、詳しくは各ハウスメーカーへお問い合わせください。

3階建てに強いハウスメーカーについて詳しく知りたい場合は、「3階建て住宅特集」が便利です。

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3階建てについてまとめ

3階建てはやめた方がいいと言われるデメリットやメリット、後悔しないためのポイントをご紹介しました。

3階建ての戸建て住宅は日当たりが良く、階ごとに空間を使いわけることができる反面、上下移動の多さや建築制限、メンテナンスの難易度が高いなどのデメリットもあります。

費用、間取り、立地などそれぞれの優先度を考えた上で、どの土地が希望に近いのか見極め、購入するよう注意してくださいね^^

ハウスメーカー選びで後悔しないためには?

ハウスメーカーにはそれぞれ特徴があり、出来ること出来ない事・得意不得意があります。

  • 開放感のある間取りにしたかったのに、間取りの制約が多いハウスメーカーにしてしまった…
  • オプション費用が高額で、予定より予算オーバーで色々諦めるしかない…

このようにハウスメーカー選びで後悔しないためには、以下の手順で進めていきましょう。

  1. 実現したい暮らしをイメージする
  2. 複数社でプランを比較する
  3. 気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る

①実現したい暮らしをイメージする

  • 家事動線の家がいい
  • リビングに庭が見える大きな窓が欲しい
  • 耐震などは絶対安心できる家がいい

建てた家でこれからどんな暮らしをしたいのかを家族で話合ってみましょう。

そこで役立つのが、ハウスメーカーのカタログです。

カタログ請求

ハウスメーカーのカタログは、自分達の得意とする工法、デザインや間取りを多く載せているので、どんな暮らしをしたいかをイメージできると同時に好みの住宅会社を見つけることもできます

「こんな家いいな」「このキッチン素敵だな」「このリビングの雰囲気好きだな」あなたがいいと感じた部分に付箋を貼ったり、切り抜いてまとめておくと、家族や設計士さんにイメージを伝える時にもとても役立ちますよ。

ハウスメーカーの一括資料請求サービスは、「ライフルホームズ」が使い勝手が良くておすすめ!

予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪

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②複数社でプランを比較する

家づくりの要望が決まったら、 必ず複数社にプランを出してもらい比較して決めましょう。

ハウスメーカーにもそれぞれ特徴があり、 出来ること出来ない事・得意不得意があります。

同じ要望を伝えても、出てくるプランは全く違います。

  • 出来る・できない
  • 価格
  • 間取りや提案力
  • 保証内容

比較して、あなたの希望に一番合うハウスメーカーを決めていきましょう。

タウンライフ家づくり」を使うと、あなたの要望に合う住宅会社をピックアップして、間取りプランの提案・概算見積もりの作成を無料で依頼することができます。

一条工務店の間取り

住宅展示場へ行かなくても、家にいながらハウスメーカーやプランの比較・検討ができますのでぜひ利用してみてくださいね♪

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③気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る

ハウスメーカーカタログや間取りプランを見ながら、気になるハウスメーカーが数社に絞れたら、実際に完成宅見学会や住宅展示場で実物を見てみましょう。

自分の希望と同じくらいの大きさの家を実際に見ることで、イメージと本当に合っているか確認できます。

  • 広さや雰囲気
  • 音やニオイの伝わり方
  • 暑さ・寒さ

カタログや資料ではわからない部分もあるので、実際に体感して、納得してからハウスメーカーを決めることで理想のハウスメーカーが見つかりますよ。

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