【積水ハウス標準仕様の真実】9割が知らない「標準なし」の仕組みと全15項目のグレード徹底解説!

積水ハウスの標準仕様

「積水ハウスで家を建てたいけど、標準仕様って結局どうなってるの?」

「他社みたいに一覧がなくて分かりにくいし、結局オプションだらけで高額になるんじゃ…」

そんな漠然とした不安を抱えていませんか?

実は、積水ハウスの「標準」には、検討者の9割が知らない大きな”カラクリ”があるんです。

この記事を読めば、その複雑な仕組みと、あなたが選べる具体的な仕様の全貌がたった5分で分かり、オプション地獄に陥る不安が確信に変わります。

【この記事でわかること】

  • 9割が知らない「標準仕様がない」の本当の意味
  • 鉄骨(ダイン)と木造(ベルバーン)の標準仕様の決定的な違い
  • キッチンや床材など、主要15項目の具体的なメーカーとグレード

積水ハウスの「標準」とは「最低限」ではなく、一流メーカー品から選べる「高品質なスタートライン」のこと。

まずはその「真実」を知り、賢く理想の家づくりをスタートさせましょう!

目次

積水ハウスの「標準仕様」の真実とは?他社とは異なる仕組みを解説

積水ハウスの家づくりで「標準仕様」を調べ始めると、多くの方が一つの事実に直面し、驚かれます。

実は、一般的なハウスメーカーとは全く異なる「標準」の概念を採用しているのです。

  • 衝撃の事実?積水ハウスに厳密な「標準仕様」は存在しない
  • 「標準」=追加料金なしで選べる「セレクトグレード」という考え方
  • 他のハウスメーカーの標準仕様と比べてレベルは高い?低い?

まずは、積水ハウスがなぜ「標準仕様がない」と言われるのか、その衝撃的な理由から解き明かしていきましょう。

衝撃の事実?積水ハウスに厳密な「標準仕様」は存在しない

積水ハウスの家づくりにおいて、最も理解しておくべき衝撃の事実。

それは、多くのハウスメーカーが設定している「これを選べば追加料金ゼロ」という、画一的な「標準仕様」が厳密には存在しないことです。

これは、積水ハウスが「邸別自由設計」を企業理念の核に据えているためです。

つまり、あらかじめ決められた「標準」という枠に顧客を当てはめるのではなく、顧客が選んだものすべてが、その家族にとっての「標準(=ベース)」になるという考え方なのです。

この結果、以下のような違いが生まれます。

  • 一般的なメーカー: 「標準仕様」というベースがあり、そこからオプションで変更(増額または減額)。
  • 積水ハウス: そもそも「ベース」がなく、顧客が選ぶものすべてでゼロから仕様を組み上げていく。

この「標準がない」というアプローチこそが、積水ハウスの設計提案力が高いと言われる理由であり、同時に価格が見えにくいと言われる要因の一つでもあります。

「標準」=追加料金なしで選べる「セレクトグレード」という考え方

「標準仕様がないなら、全部オプションで青天井なの?」と不安に思われるかもしれませんが、ご安心ください。

実際には、追加料金なしで選べる「選択肢」が、「セレクトグレード」や「推奨仕様」といった形で豊富に用意されています。

これは、積水ハウスが長年の実績から厳選した、高品質な設備・建材のラインナップです。

いわば、「積水ハウスのお眼鏡にかなった、厳選カタログ」のようなものとイメージすると分かりやすいでしょう。

この「セレクトグレード」には、以下のような特徴があります。

  • キッチン、バスルーム、床材など、主要な項目ごとに複数のメーカーやモデルが用意されている。
  • パナソニック、LIXIL、クリナップなど、一流メーカーの製品が中心。
  • この選択肢の中から選ぶ限りは、追加のオプション費用は原則として発生しない。

つまり、積水ハウスの「標準」とは「最低限の仕様」ではなく、「高品質な選択肢の中から自由に選べる権利」と捉えるのが最も正確です。

他のハウスメーカーの標準仕様と比べてレベルは高い?低い?

では、その「セレクトグレード」として選べる設備のレベルは、他のハウスメーカーの「標準仕様」と比べてどうなのでしょうか。

結論から言えば、「同等、もしくはやや高い」傾向にあります。

積水ハウスは住宅業界のプレミアムブランドであり、顧客の期待値も高いため、そもそも安価なエントリーモデルは「セレクトグレード」に加えていないことが多いのです。

例えば、以下のような比較がよく見られます。

比較項目一般的なハウスメーカーの「標準」積水ハウスの「セレクトグレード」
キッチンメーカーのエントリーモデルメーカーの中級〜上位モデル
床材シートフローリング突板(つきいた)フローリング
窓サッシアルミ樹脂複合(ペアガラス)アルミ樹脂複合(ペア/アルゴンガス入)
玄関ドア標準キー電子錠(カードキーなど)

もちろん、メーカーによっては積水ハウス以上に高いレベルの仕様を標準としている場合もあります。

しかし、積水ハウスの家づくりは、この「スタートラインの時点で既にレベルが高い」という点が、最終的な満足度と高級感に大きく貢献していると言えるでしょう。

【構造別】積水ハウスの標準仕様:鉄骨と木造(シャーウッド)の違い

積水ハウスの家づくりは、まず「どの構造を選ぶか」という最も大きな選択から始まります。

この最初の選択が、その後の耐震性、設計の自由度、さらには外壁の種類まで、家全体の「標準仕様」を決定づける重要な分岐点となるのです。

  • 鉄骨(1・2階建て)の標準仕様:「ダイナミックフレーム・システム」
  • 木造(シャーウッド)の標準仕様:「シャーウッドハイブリッド構法」
  • 標準の基礎はどっち?「布基礎」が基本の理由と注意点
  • 【耐震性】制震システム「シーカス」は標準で搭載される?
  • 【断熱性】標準仕様の断熱材と「ぐるりん断熱」の性能(UA値・C値)

まずは、積水ハウスの代名詞とも言える「鉄骨」の標準仕様から見ていきましょう。

鉄骨(1・2階建て)の標準仕様:「ダイナミックフレーム・システム」

積水ハウスの1・2階建て鉄骨住宅で標準採用されているのが、独自の「ダイナミックフレーム・システム」です。

これは、強靭な鉄骨の柱と梁で構造体を形成し、設計の自由度と耐震性を高いレベルで両立させる技術です。

このシステムの最大のメリットは、柱や耐力壁の少ない大空間を「標準」で実現できる点にあります。

例えば、以下のような積水ハウスならではの提案も、この構造が基盤となっています。

  • 「ファミリースイート」: LDKと他の空間をつなげ、柱のない最大30帖以上の大空間リビング。
  • 大開口: 壁一面のフルフラットサッシなど、光をふんだんに取り入れる設計。
  • 天井高: 標準で2,470mm、オプションで2,700mmなどの高い天井高も可能。
積水ハウスの天井高の標準仕様

強靭な梁(ダイナミックビーム)が空間を支えるため、開放的な間取りを追求したい方にとって、この上ない「標準仕様」と言えるでしょう。

木造(シャーウッド)の標準仕様:「シャーウッドハイブリッド構法」

「鉄骨のイメージが強いけど、木造はどうなの?」という方に向けた積水ハウスの答えが、木造住宅ブランド「シャーウッド」です。

シャーウッドで標準採用されるのは、独自の「シャーウッドハイブリッド構法」です。

これは、日本の伝統的な木造軸組工法と、面で支えるモノコック構造の「良いとこ取り」をした先進的な技術です。

この構法の特徴は、木の温もりを活かしながら、鉄骨造に迫る強度と設計自由度を両立させている点です。

  • MJ(メタルジョイント)接合システム: 従来の木造の弱点であった接合部を、オリジナルの強固な金物で緊結。これにより木材の断面欠損を減らし、強度を最大化します。
  • 基礎ダイレクトジョイント: 柱と基礎を直接金物でつなぎ、地震の力を地面へスムーズに逃がします。
  • 設計自由度: 鉄骨造と同様に、木造でありながら大開口やダイナミックな吹き抜け空間を実現します。

「木の質感が好き、でも強度やデザインの自由度も諦めたくない」という方のための、高性能な「標準仕様」がシャーウッドです。

標準の基礎はどっち?「布基礎」が基本の理由と注意点

積水ハウスの家づくりで、少し意外に思われるかもしれない点が「基礎」です。

現在、多くのハウスメーカー(特に木造)が「ベタ基礎」を標準とする中、積水ハウスは鉄骨・木造(シャーウッド)ともに「布基礎」を標準仕様としています。

これは、同社が独自に開発した高強度の布基礎であり、鉄骨と木造の基礎を統一することで、品質の安定とコスト管理を両立させる経営的な判断も背景にあるとされています。

この「布基礎」を採用する上での特徴と注意点をまとめました。

項目積水ハウスの「布基礎」(標準)一般的な「ベタ基礎」
構造Tの字を逆にした形状で建物を「線」で支える床下全体を鉄筋コンクリートで覆い「面」で支える
メリット強固な地盤で性能を発揮。コストが抑えられる傾向。シロアリや湿気に強い傾向。軟弱地盤にも対応しやすい。
注意点軟弱地盤の場合、地盤改良費が高額になる可能性がある。布基礎に比べ、コンクリート量が多くコストが上がる傾向。

積水ハウスの布基礎は非常に強固に設計されていますが、ご自身の土地が軟弱地盤だった場合、予期せぬ追加コストが発生する可能性がある点は、契約前に必ず確認しておきたいポイントです。

【耐震性】制震システム「シーカス」は標準で搭載される?

家の安全性を考える上で欠かせない「耐震性能」。

積水ハウスは、もちろん全棟で「耐震等級3(最高等級)」を標準仕様としています。

しかし、同社の真骨頂は、その等級のさらに先を見据えた「付加技術」が標準搭載されている点です。

構造によって、その「標準」が異なります。

  • 鉄骨(ダイナミックフレーム): 制震システム「シーカス(SHEQAS)」が標準搭載されます。
  • 木造(シャーウッド): 前述の「MJ接合システム」や「基礎ダイレクトジョイント」といった「高剛性」な構造自体が標準の耐震技術となります。

「シーカス」は、地震の揺れエネルギーを熱エネルギーに変えて吸収する特殊なダンパーです。

これにより、地震発生時の建物の変形(揺れ幅)を最大で2分の1以下に抑制し、構造体だけでなく内装や外壁の損傷リスクも大幅に軽減します。

鉄骨造を選ぶと、この安心の制震システムが自動的に標準仕様として付いてくるのは、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

【断熱性】標準仕様の断熱材と「ぐるりん断熱」の性能(UA値・C値)

快適な暮らしに直結する「断熱性能」。

積水ハウスの標準仕様は、特に鉄骨住宅において、その弱点を克服するための独自技術が採用されています。

それが、鉄骨住宅の標準断熱仕様「ぐるりん断熱」です。

これは、熱を伝えやすい鉄骨(ヒートブリッジ)を、高性能な断熱材で家全体まるごと包み込む工法です。

標準仕様で用いられる断熱材の例は以下の通りです。

部位断熱材の種類厚さ(例)
高性能グラスウール100mm
天井ロックウール200mm
ポリスチレンフォーム80mm

この仕様により、国の基準である「断熱等性能等級5」を標準でクリアしています。

ただし、UA値(外皮平均熱貫流率:数値が低いほど高性能)は公表値で0.60前後とされており、これは鉄骨住宅としては高い水準です。

一方で、高気密・高断熱を強みとする木造住宅メーカー(例:一条工務店など)と比較すると、数値上は平均的か、やや見劣りする場合があります。

積水ハウスは、数値競争よりも、窓の配置や設計の工夫を含めた「総合的な快適性(=スマートイクス)」を重視する傾向があると言えます。

積水ハウスの標準仕様【外装・エクステリア編】

家の「顔」とも言える外観は、積水ハウスのブランドイメージを決定づける重要な要素です。

ここでは、構造体ごとに用意された独自のシグネチャー外壁から、防犯性能まで考慮された窓や玄関ドアまで、その標準仕様を深掘りします。

  • 外壁:ダインコンクリートとベルバーンは標準仕様か?
  • 屋根材:標準で選べる屋根の種類(スレート・瓦)
  • 窓(サッシ):標準はアルミ樹脂複合?「SAJサッシ」の性能
  • 玄関ドア:標準仕様で選べるメーカーと電子錠の有無

まずは、多くの人が憧れるあの重厚な外壁が標準仕様なのか、その真実に迫ります。

外壁:ダインコンクリートとベルバーンは標準仕様か?

積水ハウスの外壁の標準仕様

結論から言うと、積水ハウスの象徴的な外壁「ダインコンクリート」と「ベルバーン」は、選んだ構造体の「標準仕様」です。

これは、外壁が構造体と一体で開発された「パッケージ」として提供されているためです。

構造体標準仕様の外壁主な特徴
軽量鉄骨(イズ・ロイエ等)ダインコンクリート高温高圧で養生された軽量コンクリート。重厚感と彫りの深いデザインが特徴。耐火性・耐久性に優れる。
木造(シャーウッド)ベルバーン陶器と同じ製法で作られる陶版外壁。紫外線による色褪せがほぼなく、半永久的に美しさを保つ。
重量鉄骨(3・4階建て)シェルテック・コンクリート高強度と軽量化を両立させた多層階用コンクリート外壁。

このように、鉄骨を選べばダインコンクリートが、木造を選べばベルバーンが自動的に標準仕様となります。

これらは他社にはない独自開発の素材であり、「この外壁を使いたいから積水ハウスを選ぶ」という人がいるほど、強力な魅力を持つ標準仕様です。

屋根材:標準で選べる屋根の種類(スレート・瓦)

屋根材の標準仕様は、多くの商品でケイミュー社の高グレードスレート瓦「コロニアルグラッサ」が採用される傾向にあります。

これは、軽量で耐震性に有利でありながら、色褪せに強い「グラッサコート」が施された人気の屋根材です。

ただし、積水ハウスは選択肢が広いため、以下のような屋根材もセレクトグレードとして選べる場合があります。

  • スレート瓦(標準の基本): ケイミュー「コロニアルグラッサ」など。軽量でデザインも豊富。
  • 陶器瓦(オプション傾向): 半永久的な耐久性を誇るが、重量があるため耐震設計に影響する場合がある。シャーウッドなどで人気。
  • ガルバリウム鋼板: シンプルモダンなデザインで人気。軽量で耐久性も高い。

特に木造の「シャーウッド」では、和モダンのデザインに合わせて陶器瓦を推奨されるケースも多いようです。

ご自身の希望する外観デザインに合わせて、最適な屋根材を「セレクトグレード」から選ぶことになります。

窓(サッシ):標準はアルミ樹脂複合?「SAJサッシ」の性能

窓(サッシ)の標準仕様は、積水ハウスが独自に開発したアルミ樹脂複合サッシ「SAJサッシ(または同等品)」です。

これは、室外側は耐久性の高いアルミ、室内側は熱を伝えにくい樹脂を組み合わせた高性能サッシです。

一般的なアルミ樹脂複合サッシよりもフレームをスリム化し、デザイン性と断熱性を両立させているのが特徴です。

さらに特筆すべきは、その「標準仕様」の防犯性能の高さです。

  • ガラス: アルゴンガスが封入された「Low-E複層ガラス」が標準。高い断熱性を発揮します。
  • 防犯仕様: 1階のすべての窓と2階のバルコニーに面する窓に、破壊されにくい「防犯合わせ複層ガラス」が標準採用されます。
  • ロック: すべての窓に2箇所の鍵(2ロック)が標準で設置されています。

他社ではオプションとなりがちな「防犯合わせガラス」が広範囲に標準採用されている点は、積水ハウスの「安全」に対する強いこだわりが表れている部分と言えます。

玄関ドア:標準仕様で選べるメーカーと電子錠の有無

積水ハウスの玄関の標準仕様

玄関ドアは、LIXIL(リクシル)やYKK APといった国内大手メーカーの製品から選ぶのが基本です。

ここでの大きなポイントは、高機能な「電子錠」が標準仕様に含まれている点です。

「セレクトグレード」から選べる玄関ドアの主な仕様は以下の通りです。

  • メーカー: LIXIL(例:「ジエスタ」シリーズ)や YKK AP(例:「ヴェナート」シリーズ)の中〜上位モデル。
  • デザイン: モダン、シンプル、ナチュラルなど、豊富なデザインカタログから選択可能。
  • 鍵の仕様: 「電子錠」が標準。カードキーやリモコンキー、スマートフォンで施解錠できるタイプが選べます。
  • 断熱性能: 高断熱仕様(K2仕様など)が標準となっており、玄関からの熱の出入りをしっかり防ぎます。

さらに、積水ハウス独自の防犯機能も標準で搭載されています。

積水ハウスの玄関の標準仕様
  • 1アクション2ロックシステム: メインの鍵をロックすると補助鍵も同時にロックされる仕組みです。 これにより、補助鍵の締め忘れを物理的に防ぐことができます。
  • 閉め忘れお知らせ機能: 積水ハウス独自の機能で、施錠状態を視覚や触覚で確認できます。 手動錠は「突起」を見て触って、電気錠は「振動」によってしめ忘れを確認可能です。

他社では高額なオプションになりがちな「電子錠」に加え、こうした細やかな防犯機能まで標準仕様でしっかりと対応しているのが、積水ハウスの大きな魅力ですね。

積水ハウスの標準仕様【内装・インテリア編】

外装の次は、毎日触れることになる内装(インテリア)の標準仕様を見ていきましょう。

積水ハウスは、内装材においても「本物の質感」を重視する傾向があり、標準仕様の段階で非常に高い満足感を得られるラインナップとなっています。

  • 床材(フローリング):標準は「ライブナチュラル」?突板とシートの違い
  • 壁紙(クロス):選べるメーカーと「エアキス」仕様の標準採用
  • 建具(室内ドア):標準で選べるデザインとメーカー(EIDAIなど)

まずは、家の印象を大きく左右する「床材」の標準仕様から解説します。

床材(フローリング):標準は「ライブナチュラル」?突板とシートの違い

積水ハウスの床材の標準仕様

積水ハウスの床材(フローリング)は、朝日ウッドテック社の「ライブナチュラル」シリーズに代表される「突板(つきいた)フローリング」が標準仕様の基本となります。

これは、一般的な建売住宅で多用される「シートフローリング」とは一線を画す、高品質な床材です。

「突板」とは、本物の木を薄くスライスしたものを基材に貼り付けたもので、無垢材のような自然な風合いと質感が魅力です。

比較項目突板フローリング(積水ハウス標準)シートフローリング(一般的)
表面素材天然木(薄いスライス)木目を印刷した樹脂シート
質感◎(木の温もり、自然な木目)△(均一だが、人工的)
耐久性◯(傷は付くが、味わいになる)◯(傷は付きにくいが、剥がれると目立つ)
コスト高い安い

標準仕様でこの「突板フローリング」が選べることは、積水ハウスの大きな強みです。

足元から伝わる本物の木の質感が、空間全体の高級感を格上げしてくれます。

もちろん、デザインの好みやメンテナンス性(例:ペットがいるご家庭)に応じて、シートフローリングや他の床材(タイルなど)を選ぶことも可能です。

壁紙(クロス):選べるメーカーと「エアキス」仕様の標準採用

壁紙(クロス)の標準仕様は、サンゲツやリリカラ、東リといった国内大手メーカーの「量産品カタログ」から選ぶのが基本です。

「量産品」と聞くと安っぽく聞こえるかもしれませんが、現在の手帳は非常に質が高く、色や柄、テクスチャ(織物調、石目調など)のバリエーションも数百種類に及びます。

そのため、標準仕様の範囲内でも、どのようなインテリアスタイルにも十分対応可能です。

さらに重要なのが、積水ハウス独自の室内空気環境仕様「エアキス」が標準採用されている点です。

積水ハウスの換気システム「エアキス」
  • 「エアキス」とは: ホルムアルデヒドなど5つの化学物質の室内濃度を、国の指針値の2分の1以下に抑えることを目指す仕様。
  • 標準仕様: 壁紙だけでなく、接着剤や建材に至るまで「エアキス」に対応した低VOC(揮発性有機化合物)のものが標準で使われます。
  • 全棟測定: 竣工時には全棟で室内空気濃度を測定し、性能評価書として施主に提出します。

デザインだけでなく、「目に見えない空気の質」までが標準仕様に含まれているのは、家族の健康を願う方にとって大きな安心材料となります。

建具(室内ドア):標準で選べるデザインとメーカー(EIDAIなど)

室内ドアやクローゼットの扉といった建具(たてぐ)も、家の雰囲気を決める重要なパーツです。

標準仕様では、永大産業(EIDAI)の「スキスムS」シリーズなど、信頼性の高い国内建材メーカーの製品が「セレクトグレード」として用意されています。

これらの標準仕様には、以下のような特徴があります。

  • 豊富なデザイン: シンプルなフラットデザインから、ガラス入りのデザイン、框(かまち)デザインまで幅広く選択可能。
  • 多彩なカラー: 床材やインテリアに合わせて、ホワイト系、木目調、ダーク系など10色以上のカラーから選べます。
  • 機能性: ゆっくり静かに閉まる「ソフトクローズ機能」が標準で搭載されている場合が多いです。
  • ハイドア(オプション): 天井までの高さがある「ハイドア」はオプションとなるケースが多いですが、空間をより広く見せるため人気があります。

標準仕様の範囲内でも、床材の色と建具の色をトータルコーディネートすることで、統一感のある洗練されたインテリア空間を十分に実現可能です。

【メーカー・グレード別】積水ハウスの標準仕様(住宅設備)を徹底比較

家づくりで最もテンションが上がるとも言われる「住宅設備」選び。

積水ハウスでは、どのメーカーの、どのグレードが「標準(セレクトグレード)」として選べるのでしょうか。

ここでは、主要な水回り設備について、具体的なメーカー名とモデルを挙げながら徹底比較します。

  • キッチン:パナソニック「ラクシーナ」vs クリナップ「ステディア」が標準?
  • バスルーム(お風呂):標準は積水ホームテクノ製「バスサルーン」
  • 洗面化粧台:パナソニック「ウツクシーズ」vs LIXIL「エルシィ」が標準?
  • トイレ:TOTOとLIXILの標準モデル(タンクレスはオプションか?)
  • 換気システム:「スマートイクス(第一種熱交換)」は標準仕様?

まずは、毎日使う「キッチン」の標準仕様から見ていきましょう。

キッチン:パナソニック「ラクシーナ」vs クリナップ「ステディア」が標準?

キッチンの「セレクトグレード(標準仕様)」は、パナソニック社の「ラクシーナ」と、クリナップ社の「ステディア」が基本となるケースが非常に多いです。

これらは、両メーカーの製品ラインナップにおいて、機能とデザインのバランスが取れた「中〜上位グレード」に位置します。

どちらも標準仕様で選べるメーカーとしては、非常にレベルが高いと言えます。

比較項目パナソニック「ラクシーナ」(標準)クリナップ「ステディア」(標準)
シンクスゴピカ素材(有機ガラス系人造大理石)流レールシンク(ステンレス)
コンロトリプルワイドIH/ガス(横並び)多彩なガス・IHコンロ
レンジフードほっとくリーンフード(10年掃除不要)洗エールレンジフード(自動洗浄※)
キャビネット木製が基本ステンレスエコキャビネット

(※はオプションの場合あり)

  • パナソニック「ラクシーナ」: 「トリプルワイドIH」や「ほっとくリーンフード」など、先進的な機能と掃除のしやすさを追求したい方におすすめです。
  • クリナップ「ステディア」: 骨格までステンレスでできた「ステンレスキャビネット」が最大の特徴。耐久性やカビ・臭いへの強さを重視する方におすすめです。

標準でこの2択から選べるのは、積水ハウスならではの強みと言えるでしょう。

バスルーム(お風呂):標準は積水ホームテクノ製「バスサルーン」

バスルーム(ユニットバス)は、外部メーカー製ではなく、積水ハウスのグループ会社である積水ホームテクノ社製のオリジナル製品「バスサルーン」が標準仕様となります。

これは、積水ハウスの躯体に最適化された設計となっており、品質管理が徹底されています。

主力商品では「エスコート」や「ルーミー」といったモデルが標準採用されることが多いようです。

この「バスサルーン」の主な特徴は以下の通りです。

  • 高い保温性能: 浴槽の断熱性能が高く、お湯が冷めにくい(例:4時間で約2.5℃低下)。
  • 清掃性: 汚れが溜まりにくい床材や、ゴミがまとまりやすい排水口など、日々の掃除を楽にする工夫が施されています。
  • ユニバーサルデザイン: 誰もが使いやすいように、浴槽のまたぎ高さや手すりの配置などが工夫されています。
  • 「楽湯」(オプション): 肩や腰にお湯を当てるリラックス機能「楽湯」などもオプションで追加可能です。

自社グループ製品のため、設計の自由度(例:窓の配置)も高く、快適なバスタイムを実現する機能が標準で備わっています。

洗面化粧台:パナソニック「ウツクシーズ」vs LIXIL「エルシィ」が標準?

洗面化粧台もキッチンと同様に、パナソニック社とLIXIL社の製品が「セレクトグレード」の基本となります。

  • パナソニック「ウツクシーズ」
  • LIXIL「エルシィ(L.C.)」

これらも両メーカーのミドルグレード〜アッパーミドルグレードに位置する人気商品です。

比較項目パナソニック「ウツクシーズ」(標準)LIXIL「エルシィ」(標準)
水栓スマートな上吐水水栓キレイアップ水栓(上吐水)
カウンタースゴピカカウンター(有機ガラス系)キレイアップカウンター(人造大理石)
特徴美ルック照明、タッチレス照明スイッチひろびろストッカー、スマートポケット

両モデルに共通するのは、水栓が上部(壁側)から出ている点です。

これにより、水栓の根元に水が溜まらず、カビや水垢が発生しにくい設計となっており、高い清掃性を誇ります。

標準仕様でこのレベルの洗面化粧台が選べるのは、非常に魅力的です。

トイレ:TOTOとLIXILの標準モデル(タンクレスはオプションか?)

トイレの標準仕様は、TOTO社およびLIXIL社の製品から選ぶのが基本です。

多くの場合、標準仕様として設定されているのは、「タンクレストイレ」ではなく、「タンク式(またはタンク一体型)」のモデルです。

  • TOTO: 「ピュアレスト」や「GG」シリーズ
  • LIXIL: 「アメージュ」シリーズ

これらのモデルは、フチ裏がなく掃除がしやすい形状や、高い節水性能を備えており、機能としては十分高性能です。

ただし、見た目がスッキリする「タンクレストイレ」(例:TOTOのネオレスト、LIXILのサティス)は、多くの場合オプション扱いとなります。

1階は来客も使うためオプションのタンクレストイレにし、2階は標準仕様のタンク式にする、といった選択をする方が多い傾向にあります。

換気システム:「スマートイクス(第一種熱交換)」は標準仕様?

積水ハウスは、目に見えない「空気の質」を非常に重視しており、換気システムにも高性能なものが標準採用されています。

標準仕様は、給気も排気も機械で行う「第一種換気」であり、さらに「熱交換型」のシステムが搭載されています。

これが、同社の室内環境システムの総称である「スマートイクス(SMART-ECS)」の根幹をなす技術です。

第一種熱交換換気とは

  • 排気する空気から熱(冬は暖かさ、夏は涼しさ)を回収します。
  • 回収した熱を、取り込む新鮮な外気に移してから室内に供給します。
  • これにより、換気による熱損失を大幅に抑え(最大約80%回収)、冷暖房効率を格段に向上させます。

その他の特徴

  • 虫や粉塵を遠心力で分離する「サイクロン給気フード」の採用で、フィルターメンテナンスの手間を削減(フィルター交換は約5年に1回)。
  • オプションで天井埋め込み型の空気清浄機「エアミー」も追加可能。

一般的な第三種換気(排気のみ機械)と比べて、標準仕様でこの「第一種熱交換」が搭載されていることは、年間の光熱費削減と快適な室温維持に大きく貢献します。

積水ハウスの標準仕様と価格・オプション費用

ここまで高品質な標準(セレクトグレード)仕様を見てくると、次に気になるのは「結局、いくらかかるの?」というお金の話でしょう。

標準仕様だけで建てた場合の目安から、オプション費用のリアルな実態まで、積水ハウスの価格の核心に迫ります。

  • 標準仕様で建てた場合の坪単価と総額の目安
  • ここからが本番?標準仕様からオプションに変更した場合の費用感
  • 【体験談】標準仕様で満足できた人、オプションが必須だった人の違い

まずは、積水ハウスのスタートラインとなる坪単価の目安です。

標準仕様で建てた場合の坪単価と総額の目安

積水ハウスには厳密な「標準仕様」がないため、価格も「邸別設計」となり一概には言えません。

しかし、あえて「セレクトグレード」と呼ばれる追加料金なしの選択肢だけで家を建てた場合、その坪単価の目安は90万円~となるケースが多いようです。

もちろん、これはあくまで目安であり、以下の要因で大きく変動します。

  • 坪単価の目安: 90万円~120万円程度(※あくまで目安)
  • 総額の目安(35坪の場合): 3,150万円~4,200万円(建物本体価格のみ)
  • 変動要因:
    • 構造(鉄骨か木造か)
    • 商品ライン(イズ・ロイエか、ザ・グラヴィスか、など)
    • 土地の形状や地盤の状態(地盤改良費など)
    • 選択する設備のグレード

積水ハウスは、スタートライン(標準仕様)の時点で、他のハウスメーカーよりも高い価格帯にあることは認識しておく必要があります。

ここからが本番?標準仕様からオプションに変更した場合の費用感

積水ハウスの家づくりは、この「セレクトグレード」をベースに、こだわりたい部分をオプションで追加していくプロセスが本番とも言えます。

高品質な標準仕様が揃っているとはいえ、展示場などで夢が膨らみ、オプション費用が数百万円単位で追加になることは珍しくありません。

特に費用がかさみやすいオプションの例は以下の通りです。

  • キッチン: 最上位グレード(例:パナソニック「Lクラス」)への変更(+100万円~)
  • 床材: 無垢材やタイル、挽板(ひきいた)への変更(+50万円~)
  • 天井: 天井を折り下げたり、木質天井(+30万円~)
  • 造作家具: テレビボードや収納の造作(+50万円~)
  • 外構: 積水ハウスのグループ会社に依頼する場合(+300万円~)

「標準仕様でも十分満足できる」と思っていたはずが、最終的な見積もり金額が500万円以上アップしていた、というケースも多々あります。

どこまでを「標準」とし、どこから「オプション(こだわり)」とするか、優先順位を明確にすることが非常に重要です。

【体験談】標準仕様で満足できた人、オプションが必須だった人の違い

実際に積水ハウスで建てたオーナーの中でも、「標準仕様で十分満足できた」という人と、「オプションが必須だった」という人に分かれるようです。

それぞれの特徴をまとめました。

【標準仕様で満足できた人の特徴】

  • もともと「セレクトグレード」のラインナップ(例:ラクシーナ、ライブナチュラル)が好みだった人。
  • 積水ハウスの「設計力」や「空間提案」そのものに価値を感じている人。
  • 性能や品質を重視し、過度な装飾(造作など)を求めなかった人。

【オプションが必須だった人の特徴】

  • SNSなどで見た「理想のイメージ」(例:無垢材、ハイドア、海外製キッチン)が明確にあった人。
  • 展示場の豪華な仕様(ほとんどがオプション)を「標準」だと誤解していた人。
  • 性能(UA値など)を他社と細かく比較し、窓のグレードアップなどがしたくなった人。

積水ハウスの「標準」はレベルが高いですが、それはあくまで「積水ハウスが厳選した選択肢」です。

ご自身の「こだわり」がその選択肢の中にあるかどうかが、満足度と最終金額を左右する最大の鍵となります。

積水ハウスの標準仕様で建てるメリットと後悔しやすい注意点

積水ハウスの独特な「標準仕様」の仕組みには、当然ながら大きなメリットと、知っておかないと後悔する可能性のある注意点が存在します。

ここでは、契約前に必ず知っておくべき光と影の両面を、公平な視点で解説します。

  • メリット:標準のレベルが高く、設計の自由度も確保できる
  • メリット:独自開発の高品質な部材(外壁・サッシ)が選べる
  • 注意点:見積もり作成に時間がかかり、最終金額が見えにくい
  • 注意点:性能値(UA値・C値)だけ見ると他社より劣る?
  • 実際に建てた人のブログから見る「標準仕様」のリアルな評判・口コミ

まずは、積水ハウスを選ぶ最大の理由とも言えるメリットから見ていきましょう。

メリット:標準のレベルが高く、設計の自由度も確保できる

これまで見てきた通り、積水ハウスの「標準(セレクトグレード)」は、他社ではオプション扱いになるような高品質なものが揃っています。

「標準仕様」という言葉が持つ「最低限」や「妥協」といったネガティブなイメージは、積水ハウスには当てはまりません。

  • レベルの高い標準: キッチン、床材、換気システムなど、主要な部分が中〜上位グレードで構成されている。
  • 高い設計自由度: 「邸別自由設計」が基本であり、「標準仕様」という枠に縛られず、顧客の要望をゼロから形にできる。
  • トータルコーディネート: 高品質な選択肢の中から、専属のインテリアコーディネーターと相談しながら、統一感のある空間を「標準」の範囲で作り上げることが可能。

「追加料金を払わなくても、十分に満足できる高品質な家が手に入る」という安心感は、最大のメリットと言えるでしょう。

メリット:独自開発の高品質な部材(外壁・サッシ)が選べる

積水ハウスの強さは、他社から仕入れた設備だけでなく、自社(グループ会社)で開発した独自部材の品質にあります。

これらは、積水ハウスの構造体に最適化されており、他社では決して真似できない「標準仕様」です。

外壁(ダインコンクリート / ベルバーン)

  • 圧倒的な重厚感とデザイン性。
  • 紫外線による色褪せや劣化が極めて少ない高耐久性。
  • 「タフクリア-30」塗装により、メンテナンスサイクルが約30年と非常に長く、将来的なコストを削減できます。

サッシ(SAJサッシ)

  • スリムなフレームによる美しいデザイン。
  • 標準で「防犯合わせガラス」が採用される高い安全性。

バスルーム(バスサルーン)

  • 自社設計ならではの高い保温性と清掃性。

これらの「積水ハウスでしか選べない標準仕様」が、長期的な資産価値と満足度を支える強固な基盤となっています。

注意点:見積もり作成に時間がかかり、最終金額が見えにくい

メリットの裏返しとして、「邸別自由設計」であるがゆえの注意点も存在します。

それが、見積もり作成のプロセスと価格の不透明性です。

見積もりに時間がかかる

  • 画一的な「標準仕様」がないため、顧客の要望を一つ一つ設計図に落とし込み、部材を拾い出して積算する必要があります。
  • このため、他社のようにその場で見積もりが出ることは稀で、詳細な見積もり提示までに数週間かかることもあります。

最終金額が見えにくい

  • 「セレクトグレード」から選んでいるうちは良いのですが、少しでも「こだわり」を追加すると、それがいくら増額になるのかが分かりにくい場合があります。
  • 打ち合わせを重ねるうちに、「チリも積もれば山となる」で、最終金額が当初の想定から大きく膨れ上がるリスクがあります。

この問題を避けるためには、「これ以上は出せない」という総額のデッドラインを営業担当者と固く共有し、常に総額を確認しながら打ち合わせを進める必要があります。

注意点:性能値(UA値・C値)だけ見ると他社より劣る?

「断熱性」の項目でも触れましたが、積水ハウスのUA値(断熱性能)やC値(気密性能)は、数値だけを比較すると業界トップクラスではありません

特に、高気密・高断熱を最重要視するハウスメーカー(例:一条工務店、スウェーデンハウスなど)と比較すると、見劣りする可能性があります。

  • UA値(断熱性): 0.60前後(鉄骨)。木造住宅メーカーには0.4台、0.3台の会社も多い。
  • C値(気密性): 公式には公表されていません。実測値で2.0前後という情報もあり、高気密とは言いにくい場合があります。
  • 積水ハウスの考え方:
    • 同社は、数値(スペック)競争よりも、「設計力」(窓の配置、日射のコントロール)や「快適性」(熱交換換気、エアキス)を組み合わせた「総合的な住み心地」を重視しています。

とはいえ、「冬は本当に暖かいのか?」と不安に思う方もいるでしょう。

性能数値を絶対視する方にとっては、積水ハウスの「標準仕様」は物足りなく感じる可能性がある、という点は注意が必要です。

実際に建てた人のブログから見る「標準仕様」のリアルな評判・口コミ

積水ハウスの「標準仕様」については、オーナーのブログやSNSで賛否両論のリアルな声が見られます。

【良い評判・口コミ】

  • 「標準の床材(ライブナチュラル)が思った以上に質感が高くて満足」
  • 「キッチンの選択肢(ラクシーナ)が豊富で、標準なのに機能がすごい」
  • 「ダインコンクリートは標準と聞いて驚いた。この重厚感は他社にはない」
  • 「電子錠と防犯ガラスが標準なのは安心感が違う」

【悪い評判・口コミ(後悔ポイント)】

  • 「標準のトイレがタンク式でガッカリ。結局オプションでタンクレスにした」
  • 「標準の壁紙は種類が多すぎて選べず、結局オプションの塗り壁にした」
  • 「『標準で建てられますよ』と言われたが、打ち合わせしたらオプションだらけになった」

これらの声から分かるのは、積水ハウスの「標準」はレベルが高いものの、「どこまでを標準として許容できるか」は人それぞれだということです。

ご自身のこだわりポイントが標準の範囲内か、それともオプションになるのかを、契約前にしっかり見極めることが後悔しないための最大の防御策となります。

積水ハウスの標準仕様に関するよくある質問(Q&A)

最後に、積水ハウスの標準仕様に関して、多くの方が抱く素朴な疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします。

契約前のモヤモヤを解消しておきましょう。

  • Q1. 積水ハウスの「イズ・ロイエ」や「ザ・グラヴィス」で標準仕様は違いますか?
  • Q2. 標準仕様のアフターサービスや保証期間はどうなっていますか?
  • Q3. 標準仕様一覧のカタログや資料はもらえますか?
  • Q4. セカンドブランド「積水ハウス ノイエ」の標準仕様との違いは何ですか?

Q1. 積水ハウスの「イズ・ロイエ」や「ザ・グラヴィス」で標準仕様は違いますか?

はい、一部が異なります。

「イズ・ロイエ」は鉄骨造、「ザ・グラヴィス」は木造(シャーウッド)であり、まず基盤となる「構造」が違います

この時点で、標準仕様が以下のように大きく分かれます。

イズ・ロイエ(鉄骨)

  • 構造: ダイナミックフレーム・システム
  • 耐震: シーカス(標準)
  • 外壁: ダインコンクリート(標準)

ザ・グラヴィス(木造)

  • 構造: シャーウッドハイブリッド構法
  • 耐震: 高剛性ジョイント(標準)
  • 外壁: ベルバーン(標準)

一方で、キッチンやバスルーム、床材といった「内装・設備」のセレクトグレードは、基本的に共通のカタログから選ぶことになります。

ただし、商品コンセプト(例:「ザ・グラヴィス」なら深い軒や木質感を重視)によって、推奨される仕様やオプションが異なる場合があります。

Q2. 標準仕様のアフターサービスや保証期間はどうなっていますか?

非常に手厚い長期保証が「標準」で付帯します。

積水ハウスは、業界トップクラスのアフターサービスを標準仕様として提供しています。

  • 初期保証: 構造躯体と雨水の浸入防止部分について、初期30年保証が標準です。(※多くのメーカーは初期10年~20年)
  • 保証延長: 必要な有料点検・有償メンテナンスを行うことで、保証を**「建物がある限り」**延長することが可能です。
  • アフターサポート:
    • 定期点検(3ヶ月、1年、2年、5年…)が実施されます。
    • 24時間365日対応のオーナー様専用コールセンターが用意されています。

この「初期30年保証」という長期の安心感が標準で付いてくる点は、積水ハウスの大きな価値の一つです。

Q3. 標準仕様一覧のカタログや資料はもらえますか?

「標準仕様一覧」という名前の網羅的なカタログはありません。

これは、本記事で解説してきた通り、積水ハウスには「画一的な標準仕様」が存在しないためです。

その代わり、打ち合わせが進むと、各項目(キッチン、床材、外壁など)ごとの「セレクトグレード」が掲載されたカタログやサンプル帳を見せてもらうことになります。

貰えるもの

  • 各住宅設備メーカー(パナソニック、クリナップなど)のカタログ
  • 床材や外壁のサンプル
  • 積水ハウスオリジナルの設備(バスルームなど)のパンフレット

もし「標準の選択肢」を具体的に知りたい場合は、展示場や打ち合わせの際に「追加料金なしで選べるキッチン(や床材)のカタログが見たいです」と具体的にリクエストする必要があります。

Q4. セカンドブランド「積水ハウス ノイエ」の標準仕様との違いは何ですか?

積水ハウス ノイエは「規格住宅」であり、仕様の選択肢が限定されます。

積水ハウス本体が「邸別自由設計」であるのに対し、「ノイエ」はあらかじめ決められた間取りや仕様のパターンから選ぶ「規格住宅」です。

これにより、設計コストや部材コストを抑え、積水ハウス本体よりも低い価格帯を実現しています。

比較項目積水ハウス(本体)積水ハウス ノイエ
設計邸別自由設計規格住宅(パターンから選択)
標準仕様「セレクトグレード」から自由に選択あらかじめ決められた仕様
選択肢非常に多い限定的
打ち合わせ非常に多い(詳細)少ない(効率的)
価格帯高いやや抑えめ

例えば、ノイエではサッシがYKK AP社の「APW330」(樹脂サッシ)が標準になるなど、本体とは異なる仕様が採用されています。

「設計の自由度や選択肢は少なくても良いから、積水ハウスクオリティの家を少しでも安く建てたい」という方に向いているのが「ノイE」と言えます。

まとめ:積水ハウスの標準仕様は「高品質な選択肢」のスタートライン

積水ハウスの「標準仕様」の真実について、全15項目にわたり徹底的に解説してきました。

  • 積水ハウスに「画一的な標準仕様」は存在しない。その代わり、「セレクトグレード」と呼ばれる、追加料金なしで選べる高品質な選択肢が用意されている。
  • 「標準」のレベルが他社より高い。キッチンや床材など、主要な設備・建材が他社ではオプション級の中〜上位グレードで構成されている。
  • 構造(鉄骨/木造)を選ぶと、外壁や耐震仕様が自動的に決まる。「鉄骨=ダインコンクリート+シーカス」、「木造=ベルバーン+高剛性」はセットの標準仕様である。
  • 「邸別自由設計」ゆえに、オプション費用で高額になりやすい。標準のレベルは高いが、こだわりを追求すると青天井になるため、「標準でいくら」という考え方自体が難しい。

まずは、その「セレクトグレード」がどれほどの品質なのか、お近くの展示場やショールームで、ご自身の目で直接確かめてみることから始めてみてください。

きっと、積水ハウスが「標準」に込めた哲学と、その圧倒的な質感に驚かれるはずです。

ただ、積水ハウスが第一候補であったとしても、その価格と仕様が本当にご自身にとってベストなのかを確かめるために、必ず「他社との比較」を行ってください。

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