積水ハウスの標準仕様・標準装備を詳しく紹介!2025年最新版

- 積水ハウスの標準仕様・標準装備ってどんなもの?
- 積水ハウスって何がすごいの?
この記事では、積水ハウスの標準仕様・標準装備について解説します。

積水ハウスの現役営業マンの方にインタビューをさせていただきました!
積水ハウスは累計建築戸数世界一を誇るハウスメーカーであり、確かな技術力と自由設計で理想のマイホームを建てることができます。
標準仕様を知っておくことで、自分に必要な設備にお金をかけられ満足度の高い家づくりができますよ。


積水ハウスの標準仕様・標準装備を一覧で紹介(2025年最新版)
積水ハウスの標準仕様・標準装備を一覧表でまとめました。
構造・工法 | ダイナミックフレームシステム 7,000mmという大スパンの柱なし空間が可能 長期優良住宅認定基準に標準対応 |
基礎 | 布基礎(一体打ち) |
耐震等級 | 全棟耐震等級3 国土交通大臣認定の「シーカス」を採用 |
断熱材 | ぐるりん断熱 外壁:グラスウール 屋根:グラスウール 床下:ポリスチレンフォーム |
窓 | Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り) |
換気システム | 第3種換気システム(エアキス スタンダード) |
外壁 | ダインコンクリート ベルバーン サイディング 吹付 タイル 天然石張り(オプション) |
天井高 | 2,470mm |
床材 | 朝日ウッドテック(突板・挽板) マルホン(挽板・無垢) |
扉 | 全室天井高建具 |
屋根 | 粘土瓦:新東「モジュールセラムMFⅠ」 5寸勾配屋根 |
トイレ | TOTO(ネオレスト) LIXIL(ベーシア・サティス) パナソニック(アラウーノ) |
キッチン | LIXIL(ノクト・リシェル) パナソニック(ラクシーナ・Lクラス) クリナップ(ステディア・セントロ) 永大産業(ラフィーナネオ) キッチンハウス(プリフィーノセミオーダー) |
お風呂 | パナソニック(オフローラ・ビバス) LIXIL(リデア・スパージュ) 積水ホームテクノ(BCHEⅢ・BCHⅥ) |
洗面台 | アイカ工業(スマートサニタリー) パナソニック(ウツクシーズ・シーライン・ラシス) LIXIL(ルミシス) |
玄関 | 1アクション2ロックシステム YKKAP リクシル |
積水ハウスは、耐震性が高い構造な上、間取りの自由度が高く意匠性がとても優れているのが特徴です。
標準仕様の設備はグレードの高いものが採用されていますので、長く快適に生活することができますよ。
以下で一つ一つ詳しく紹介していきます。
キッチンの標準仕様
積水ハウスのキッチンの標準仕様は以下の5つから選べます。
- LIXIL(ノクト・リシェル)
- パナソニック(ラクシーナ・Lクラス)
- クリナップ(ステディア・セントロ)
- 永大産業(ラフィーナネオ)
- キッチンハウス(プリフィーノセミオーダー)
積水ハウスのキッチンは、各メーカーの高ランクのキッチンが標準仕様に含まれているため、あまりオプション費用をかけずに快適に使うことができるようになっています。
トイレの標準仕様
積水ハウスのトイレの標準仕様は以下の3社から選べます。
- TOTO(ネオレスト)
- LIXIL(ベーシア・サティス)
- パナソニック(アラウーノ)
LIXIL | TOTO | |
タンクレス 「サティス」 タンク有り「アメージュ」 | タンクレス 「ネオレスト」 タンク有り「ピュアレスト」 | |
フチの有無 | 無し | 無し |
節水性 | 大5L、小3.8L | 大4.8L、小3.6L |
(コーティング) | 汚れにくさアクアセラミック | セフィオンテクト |



どちらもデザイン性が高く、汚れにくい仕様になっているのがいいですね
- フタの自動開閉機能
- 手すり
- タンクレストイレには手洗い
- 埋込収納棚
- ペーパーホルダー
タンクレストイレや手洗い器まで標準仕様なのは、すごいです。
洗面台の標準仕様
積水ハウスのの洗面化粧台の標準仕様はパナソニックとリクシル、アイカ工業の3社から選べます。
- アイカ工業(スマートサニタリー)
- パナソニック(ウツクシーズ・シーライン・ラシス)
- LIXIL(ルミシス)



どちらのメーカーも水栓が上から水栓なため、 水栓の根本に水がたまらずきれいに保てるのが魅力だね
パナソニックのウツクシーズは、キッチンのシンクと同様にスゴピカ素材を使用していて、水をはじき水アカが付きにくくなっています。
またLED照明を従来の照明よりも改良し、自然な肌の色にみえる美ルックを採用しており、女性がメイクを楽しめる工夫がほどこされています。
リクシルのエルシィは、ほかのメーカーと違い水栓取り付け部がかくれているので、すき間に水がたまらずよごれにくいのが特徴です。
また色で水温を知らせるルミナスサインを搭載しており、触らなくても水かお湯か判別することができます。
お風呂の標準仕様
積水ハウスのの洗面化粧台の標準仕様はパナソニックとリクシル、積水ホームテクノの3社から選べます。
- パナソニック(オフローラ・ビバス)
- LIXIL(リデア・スパージュ)
- 積水ホームテクノ(BCHEⅢ・BCHⅥ)
「バスサルーン エスコート」 | 積水ホームテクノ|
浴槽の素材 | メタリア人造大理石 |
床 | 高断熱フロア |
断熱 | 高断熱浴槽 |
シャワー | ワンストップeシャワー |
カウンターの取り外し | 可能 |
鏡の取り外し | 可能 |
浴室乾燥機 | 設定あり |
積水ホームテクノは積水ハウスのユニットバス専門メーカー。
一般的なお風呂と同じ直線タイプと曲線をもちいたワイドタイプがあり、ワイドタイプは浴室のサイズを変えずに洗い場スペースを広く確保できます。
また床や浴槽は高断熱仕様になっているので、時間がたっても冷えずに暖かく過ごせますよ。
床材の標準仕様


積水ハウスの床材の標準仕様は、以下の通りです。
- 朝日ウッドテック(突板・挽板)
- マルホン(挽板・無垢)
床材は主に、以下の4つのタイプに分けられます。
- 無垢材・・・1枚の木でできたもの
- 挽き板・・・合板に厚さ2~3mmのスライスした無垢材を貼り付けたもの
- 突き板・・・合板に厚さ0.2mmのスライスした無垢材を貼り付けたもの
- シート・・・合板に木目を印刷したシートを貼り付けたもの
玄関の標準仕様


積水ハウスのイズロイエの玄関ドアは、YKK APとリクシルの2社から選べます。
主な機能として、以下の機能が標準仕様です。
- 1アクション2ロックシステム
- 閉め忘れお知らせ機能


「1アクション2ロックシステム」はメインの鍵をロックすると補助鍵も同時にロックされる仕組みになっていて、補助鍵の締め忘れを防ぐ工夫がされています。
「閉め忘れお知らせ機能」は、手動錠は突起を見て触って、電気錠は振動によってしめ忘れを確認できる積水ハウス独自の機能です。
防犯機能まで標準仕様でしっかりと対応しているのが魅力ですね。
外壁の標準仕様


積水ハウスのの外壁の標準仕様は、
- ダインコンクリート
- ベルバーン
- サイディング
- 吹付
- タイル
- 天然石張り(オプション)
「ダインコンクリート」はプレキャストコンクリートを積水ハウス独自の技術で進化させ、強度、耐久性、防耐火性などの性能を高めた最高級外壁材。
主な特徴は、
- タフクリア-30塗装により30年間メンテナンスフリー
- 頑丈で衝撃に強い (10cm2のダインコンクリートに13トンのトラックが乗っても壊れない)
- 耐火性にすぐれる (表面が840℃でも室内は40℃以下)
- 職人による味わい深いデザインによる見た目の重厚感
高級感もある見た目で、性能やメンテナンスまで考えられた外壁が標準仕様なのは、積水ハウスの大きな強みですね。
天井高の標準仕様


積水ハウスの天井の高さは2470mmが標準仕様となっています。
2400㎜が標準仕様のハウスメーカーが多い中で、天井高が少しでも高いことは、同じ広さであっても開放感のある空間を作ることができます。
また、天井高が高いと窓を高い位置に設置することが可能なため、採光面でもメリットがありますね。
オプションで2,700mmに変更することも可能ですので、ぜひ検討してみてください。
屋根の標準仕様
戸建て住宅の屋根材は大きく分けると以下の4種類に分けられます。
- 瓦(陶器瓦)・・・瓦を使用している屋根で耐久性が高い
- 金属・・・現在、最も多く使われている屋根(ガルバリウム鋼鈑、SGL鋼鈑が人気)
- スレート・・粘板岩を板状に加工した薄くて軽い屋根材
- アスファルトシングル・・・アスファルトを主成分の屋根材


中でも、積水ハウスのイズロイエの屋根の標準仕様は、耐久性が高く、メンテナンス費用があまりかからない「陶器瓦」です。


60年間メンテナンスフリーです。
太陽光パネルを載せる場合は、太陽光パネルと瓦屋根が一体となった屋根材が使われます。
また屋根の勾配は、5寸勾配に設定されていますよ。
構造・工法の標準仕様


積水ハウスには木造と鉄骨の両方の商品があり、3つの構法に分かれます。
- 鉄骨(1・2階建て)・・・ダイナミックフレーム・システム
- 鉄骨(3・4階建て)・・・フレキシブルβシステム
- 木造(1~3階建て)・・・シャーウッド構法
どの構法の商品でも、設計の自由度と耐久性・耐震性を兼ね備えています。
基礎の標準仕様
積水ハウス IS ROY+Eの基礎は「布基礎+一体打ち」です。
基礎となる逆T字型のコンクリートを打ちこんで土台にする工法です。
地面の奥深くまで基礎を打ち込んでから家を建てるため、点(ポイント)で家屋を支えることができます。
また、積水ハウスの基礎は「デザイン基礎」と呼ばれる柄の入った基礎が使われます。


色は、以下の3種類の中から選べます。
- みかげ調
- ダークストーン
- サンドストーン
基礎までデザイン性に凝っていて、外観が美しい!さすが積水ハウスですね♪
耐震等級の標準仕様


積水ハウス IS ROY+Eの耐震等級は「全棟耐震等級3」です。
また、国土交通大臣認定の「シーカス」という独自の耐震構造を採用しています。
シーカス自体が特殊なゴムでできており、地震時における住宅の変形量を1/2以下に抑えられるといわれています。
シーカスの耐用年数は100年相当の耐久性を試験で確認しています。
断熱材の標準仕様


積水ハウスの断熱は、断熱材をバランスよく配置し小さな熱の出入りも見逃さない、オリジナル断熱仕様「ぐるりん断熱」。
品確法性能表示制度の“等級5”に標準対応しており、家全体で高い断熱性と気密性を高め、「夏涼しく、冬暖かい」快適な家になっています。


断熱材の仕様は以下の通り。
- 外壁:グラスウール
- 屋根:高性能グラスウール
- 床下:ポリスチレンフォーム
- 基礎の立ち上がり:ネオマフォーム
積水ハウスのイズロイエは鉄骨構造ですので、断熱性・気密性は、木造住宅よりも落ちます。
ただし、気密施工や断熱材グレードアップをすることも可能ですので、ぜひ検討してみてください。
窓の標準仕様


積水ハウスの窓の標準仕様は、以下の通りです。
- SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)
- Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り)
一般的なアルミ樹脂複合サッシよりも断熱性能が約1.4倍と高いので、暑さ、寒さ、結露を最小限に抑えます。
また、通常の樹脂ガラスよりも断熱性能が高いとされるペアガラスに、熱伝導率が低いアルゴンガスをいれることでより断熱性能を高めています。
オプションにはなりますが、さらに断熱性能を高めたい方は、「薄板トリプルガラス」や「真空複層ガラス」などもありますので、検討してみてください。
換気システムの標準仕様


積水ハウスは、「第三種換気システム」の「エアキス スタンダード」を標準仕様としています。


第三種換気システムとは、温度差や風圧によって生じる自然の換気力と機械換気を組み合わせた換気システム。
「エアキス」は、「化学物質の抑制」と「換気・空気清浄」の2つの取り組みにより室内の空気環境に配慮することで、家族みんなに健やかな暮らしを実現してくれますよ。


エアキスはオプションでグレードを上げることも可能です。
- エアキス ハイグレード(熱交換タイプ、第三種換気)
- エアキス プレミアム(全館空調タイプ)
まとめ
この記事では、積水ハウスの標準仕様・標準装備について解説しました。
積水ハウスは耐震性や耐久性、空気環境、省エネなどさまざまな面ですぐれたハウスメーカーです。
ほかのハウスメーカーよりも標準仕様の水準が高めに設定されているので、そのままでも十分満足できる家を建てることができますし、将来的なメンテナンス費用が多くかかりません。
もし自分には不要だと思った仕様があれば外して減額し、その分お金をかけたい設備に使うことも可能ですよ。