屋根裏収納の後悔・失敗例!いらなかったとならないためのポイントを紹介

屋根裏収納で後悔

生活スペースを圧迫せずに多くのものを収納できることが屋根裏収納の魅力。条件を満たせば固定資産税にも影響しないのがありがたいですよね。

しかし思っていた以上に暑かったり、荷物の出し入れが大変だったりして「やっぱり屋根裏収納はいらなかったな・・・」と後悔している人もたくさんいます。

そこで、この記事ではリアルな口コミとともに屋根裏収納についてまとめました。

この記事でわかること

  • 屋根裏収納でよくある後悔・失敗例(デメリット)
  • 屋根裏収納のメリット
  • 屋根裏収納に置けるもの
  • 屋根裏収納で後悔しないための注意点
  • 屋根裏収納がおすすめな人

ぜひ最後まで読んで、後悔のない家づくりにしてくださいね。

目次

屋根裏収納でよくある後悔・失敗例(デメリット)

屋根裏収納にて以下のような後悔や失敗例がよくみられます。

  • 荷物を持ったはしごの上り下りは危ない・面倒
  • 子供が落ちる危険がある
  • 夏場は暑い
  • カビ対策が必要である
  • 階段で家具の配置が制限される
  • 天井が低いので掃除が大変
  • 作っておけばよかった

それぞれ口コミとともに紹介していきます。

荷物を持ったはしごの上り下りは危ない・面倒

屋根裏収納に荷物を出し入れするためには、傾斜が急なはしごを上り下りする必要があります。

大きな荷物で両手がふさがっているため、不安定でかなり危険。出し入れが面倒になり何年も放置、というご家庭も多いようです。

高齢になり足腰が弱るとさらに大変でしょう。

小さくて軽いモノだけを置くようにしたり、はしごではなく固定階段タイプなど安全に上り下りできる構造にしたりすることをおすすめします。

落ちる危険がある

屋根裏収納のはしごからうっかり足を踏み外して落ちてしまうケースはよくあります。

2m以上の高さから落ちることになるので、大きなケガにつながります。

大人だけでなく、子どもにも注意が必要。

子供だけでは屋根裏収納には上らせないか、大人と一緒に上ることを徹底しましょう。

夏場は暑い

屋根裏収納は直射日光の影響を強く受けるため、夏場には室温がかなり暑くなります。

40〜50℃になることも珍しくなく、これは炎天下に停めた車の中と同じくらいの温度です。

暑いだけでなく、屋根裏、小屋裏収納に保管しておいた物が劣化してしまうケースもあります。

高温に弱いモノは置かないようにし、屋根や壁の断熱性を高めることをおすすめします。

カビ対策が必要である

屋根裏収納は風通しが悪く湿気がこもるため、収納しているモノにカビが生えやすくなります。

冬に暖房で温められた空気が屋根裏に入り込み、外気との温度差により結露が起きることが大きな理由です。

最近の住宅は気密性が高いことが多いため、風通しが悪くなりカビが生えやすいでしょう。

換気扇を設けるなど、カビを発生しにくくする対策が必要です。

階段で家具の配置が制限される

屋根裏収納に上るためには階段やはしごを使うため、出入り口付近には机やベッドなどの家具を置けません。

狭い部屋などに出入り口を設ける場合は、家具のレイアウトへの制約が大きくなります。

出入り口の設置場所には注意しましょう。

天井が低いので掃除が大変

床面積としてカウントされないように屋根裏収納をつくる場合、天井は1.4m以下にしなければなりません。

大人は腰をかがめないと歩けないため、掃除をするにも一苦労です。

作っておけばよかった

反対に「屋根裏収納を作っておけばよかった」という後悔もあります。

たとえば、予算の都合で作らなかったものの、子どもの成長にともない収納が足りなくなるケースです。

収納の床面積は家全体の10〜15%が望ましいとされています。

それより少ない場合は屋根裏収納も検討するとよいでしょう。

屋根裏収納のメリット

屋根裏収納のメリットは以下のようなものがあります。

  • 収納スペースが増える
  • デッドスペースを活用できる
  • 雨漏りなどの点検がしやすい
  • 秘密基地感覚で楽しい

それぞれ口コミとともに紹介していきます。

収納スペースが増える

一番のメリットは収納スペースが増えることです。

こいのぼりやクリスマスツリー、暖房器具などの季節もの、子どもの思い出の品物、キャンプ用品などを収納しておけます。

収納物が居住スペースから見えないため、すっきりするのも魅力です。

デッドスペースを活用できる

家のデッドスペースを収納として活用できるのもメリットです。

収納を増やそうとすると、通常は居住スペースを狭くするか家を大きくするしかありません。

しかし、建ぺい率や容積率といった制約があるため、家を大きくするにも限りがあります。

屋根裏は生活にまったく使用しないスペースのため、居住スペースや家の大きさはそのままに収納として活用できます。

雨漏りなどの点検がしやすい

雨漏りや結露によって屋根裏の部材が劣化していても、通常の住宅だとなかなか気づけません。

点検するにも、屋根裏は足場が悪いため専門業者に任せることになります。

屋根裏収納があれば、雨漏りなどによる劣化を自分たちでも点検でき、屋根材の破損や経年劣化による不具合を早めに見つけることができます。

秘密基地感覚で楽しい

屋根裏収納は天井が低く小さいスペースなので、秘密基地のようなワクワク感があります。

子どもはもちろん楽しいでしょうし、大人もコレクションアイテムを飾る場所として活用してみてもいいかもしれませんね。

小屋裏収納に・置けるものを紹介!

小屋裏収納・屋根裏収納は室温が上がりやすく湿気がこもりやすいので、収納するモノには注意する必要があります。

熱さに弱いモノを長く置いていたために「久しぶりに見たらボロボロになっていた・・・」ということが起きかねません。

ここでは屋根裏収納に入れてはいけないもの、置いても大丈夫なものを紹介します。

入れてはいけないもの

高温や湿気により変形・劣化しやすいものやホコリに弱いものは屋根裏収納に入れてはいけません。

たとえば以下のようなものがあります。

収納物入れてはいけない理由
木製家具高温により変形する
楽器高温により塗装が剥がれる木製楽器は温度差により変形する
洗剤・薬品高温により成分が変化する
雛人形・五月人形高温や湿気により塗装が剥がれる
精密機器(パソコンなど)高温や湿気、ホコリにより故障する
石油ファンヒーター・石油ストーブ残っている灯油が充満する危険がある

置けるもの

高温や湿気の影響を受けにくいものは屋根裏収納で保管できます。

ただし湿気から守るために、できるだけケースなどに入れておきましょう。

たとえば以下のようなものがあります。

  • アウトドア用品
  • スポーツ用品
  • コレクションアイテム
  • 缶詰などの保存食
  • 子どもの思い出の品 ※紙類は湿気により劣化するので注意
  • 季節家電 ※石油ファンヒーター・石油ストーブは除く
  • こいのぼり
  • クリスマスツリー

はしごで上り下りしやすいよう、屋根裏収納には軽くて小さいものだけを置くことをおすすめします。

屋根裏収納で後悔しないための注意点

「屋根裏収納はいらなかった・・」と後悔しないために、以下のことに注意しましょう。

  • 屋根裏収納と認められる条件を自治体に確認する
  • 断熱材を入れて、暑さ対策をする
  • 小窓や換気扇を設置してカビ対策をする
  • 照明やコンセントをつけておく

それぞれ解説していきます。

屋根裏収納と認められる条件を自治体に確認する

屋根裏収納と認められれば床面積にカウントされないので、建ぺい率や容積率に影響しません。また、固定資産税の対象にもなりません。

屋根裏収納と認められるには、原則として以下の条件を満たす必要があります。

  • 床から天井までの高さが1.4m未満
  • 広さは下階の2分の1以下
  • はしごなどが固定化されていない

自治体によっては、ほかにも窓の面積などの規定もあります。

間取りを作る段階であらかじめ自治体の住宅課などに確認しておきましょう。(ハウスメーカーを通してでOK)

断熱材を入れて、暑さ対策をする

屋根裏収納は直射日光の影響により室温が上がりやすいです。

とくに天井断熱と呼ばれる断熱方法の場合、屋根部分に断熱材が入らないのでかなりの高温になってしまいます。

屋根部分にもしっかりと断熱材を入れることで暑さ対策をしましょう。

断熱性に力を入れているハウスメーカーについて詳しく知りたい場合は、「ライフルホームズの高気密・高断熱住宅特集」が便利です。

小窓や換気扇を設置してカビ対策をする

屋根裏収納は湿気がこもりやすいので、カビが発生しやすい空間です。

小窓や換気扇を設置し、湿気を逃がす対策をしましょう。

ただし屋根裏収納は頻繁に行くような場所ではないので、窓を閉め忘れても気づけないことがあります。雨が降り込まないように注意してください。

カビ対策はほかにも以下のようなものがあります。

  • 除湿剤・除湿マットを置く
  • 除湿機をかける
  • モノを詰め込みすぎない

照明やコンセントをつけておく

照明やコンセントを設置し、屋根裏収納の使い勝手をよくしましょう。

屋根裏は日光が入りにくいことから、とくに照明はかかせません。

ただし天井が低いので、シーリングライトでは隅の方まで光が届かない場合があります。照明がジャマで歩きにくくなる可能性もあるでしょう。

ダウンライトや壁付け照明がおすすめです。

また、コンセントがあれば、掃除のときなどに便利です。ただし以下に当てはまると屋根裏収納と認められないこともあるので注意しましょう。

  • 2ヶ所以上のコンセントがある
  • テレビ・インターネット・エアコン用のコンセントがある

屋根裏収納はこんな人におすすめ!

屋根裏収納は以下のような人におすすめです。

  • 小さい子どもがいる
  • 床面積の制限により家を大きくできない

子どもの成長につれて、プールやこいのぼり、学校で作った作品など、収納するモノはどんどん増えていきます。めったに使わないモノも多いので、屋根裏収納での保管が向いています。

また、趣味のコレクションアイテムを小さい子どもに触られたくない人にもおすすめです。

建ぺい率や容積率が上限いっぱいで床面積をこれ以上大きくできない人にも、屋根裏収納は向いているといえます。

とくに平屋は建ぺい率がギリギリになりやすいので、屋根裏収納を検討するとよいでしょう。

まとめ

屋根裏収納のデメリットやメリット、注意点をご紹介しました。

デッドスペースを活用し収納を増やせる一方で、おもに以下のような後悔ポイントがあります。

  • 荷物を持ったはしごの上り下りは危ない・面倒
  • 落ちる危険がある
  • 夏場は暑い
  • カビ対策が必要である
  • 階段で家具の配置が制限される
  • 天井が低いので掃除が大変
  • 作っておけばよかった

失敗のない家づくりにするためにも、屋根裏収納に置けるものをあらかじめ把握し、暑さ対策やカビ対策をしっかり行ってくださいね。

間取りで後悔・失敗しないためには?

たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。

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