注文住宅の見積もりは何社に依頼すべき?取り方から注意点まで徹底解説!
注文住宅で見積もりを取る時、他社と比較しないと相場がよくわからないですし、逆に多くの会社から見積もりをもらうのもやり取りが大変ですよね。
「何社から見積もりを取ったら良いの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、注文住宅の見積もりを何社から取るべきか?最適な会社数を紹介します。
また、見積もりの取り方から注意点までをまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
注文住宅の見積もりは何社に依頼すべき?
結論から言うと、注文住宅の見積もりを取るベストな社数は3社です。
- 気になる会社に資料請求(多くてもOK)
- 詳しく聞きたい会社とだけアポを取る(3~5社)
- 良さそうと感じたら見積もりをもらう(3社程度)
1社だけでは、素人には出てきた見積もりが妥当な金額なのかわかりません。
それならば相見積もりは、多ければ多いほどよいのでは?と考える人もいるかもしれません。
しかし現実は、毎週のように打ち合わせが入ってくるので、同時進行で商談が進められるのは2~3社が限界です。
しかし4社5社と話をしていると、頭が混乱してきますし時間もかかります。
私自身どの会社からどんな話をされたのか?わからなくなってしまった経験があります。
こうしたことから考えて、注文住宅の見積もりは3社程度にしておきましょう。
3社から見積もりをもらって、ここだと思える会社に出会えなかったら、さらに1~2社検討するという感じですすめていってくださいね♪
注文住宅の相見積もりの取り方のポイント5つ
注文住宅の相見積もりの取り方には、5つのポイントがあります。
- 真剣さを伝えること
- 同じ価格帯の会社に依頼すること
- 同じ条件で依頼すること
- 総額で出してもらうこと
- 期限を伝えること
ポイント①真剣さを伝えること
会社側も見積もりや間取りを作るには、時間やコストがかかってしまいます。
そのため、営業マンも「本当に建てる気がある人なのか?」を見極めています。
建てる見込みがないと思われてしまったら、見積もりを出してもらえない事もあります。
「建ててくれそうだな」という方には真剣になってくれますので、しっかりと熱意を伝えましょう。
具体的には、この2つ。
- きちんとアンケートに答える
- 分からない事があれば、どんどん質問する
ポイント②同じ価格帯の会社に依頼すること
3社のうち、2社は同じ価格帯の会社で見積もりを依頼しましょう。残りの1社は少し背伸びをしてみてもいいかもしれませんね。
また、ハウスメーカーと工務店の両方から見積もりを取るのもおすすめです。
ハウスメーカーと工務店では、提案の仕方も違ってくるので様々な情報が得られるという意味でとても有意義ですよ。
- ハウスメーカー2社+工務店1社
- ハウスメーカー1社+工務店2社
ポイント③同じ条件で依頼すること
見積もりは同じ条件で依頼することが重要です。
同じ条件で依頼することで、比較しやすくなりますからね!
伝え漏れがあってはいけないので、紙にまとめてコピーして渡すのがおすすめです。
例えば、以下のような要望を伝えます。
- 35坪の2階建て
- 耐震等級3
- 子供部屋が個室で2つ(小さくてOK)
- トイレは2つで1つはタンクレストイレ1つは標準
- リビング階段
- 断熱材(壁や窓)は高性能を使いたい
- キッチン、お風呂は標準仕様で
- ベランダはなしで、室内干し
- 屋根や外壁は汚れがつきにくいもの
ポイント④総額を出してもらう
家を建てるには、家本体だけでなく、地盤改良や水道の引き込み費用など多くの費用が必要になります。
そのため見積もりは、家づくりに関わる費用を全て含めた総額を提案してもらうようにしましょう。
「地盤改良工事」など、調査しないとわからない項目については、仮の金額を入れてもらってくださいね♪
- 電気、上下水道、ガス等の引き込み
- 残土処分
- 地盤改良工事
- 外構工事
- 設計・監理料
- 確認申請費
- 長期優良住宅、ZEH等の申請費
- 登記費用、印紙代
- 水道局納付金
- 火災、地震保険料
- 電話、アンテナ工事費
- エアコンやカーテンの設置
ポイント⑤期限を伝える
見積もりが出たあとは、どの住宅会社で建てるか検討する必要があるので、期限をしっかりと伝えましょう。
通常、住宅会社へ見積もりを依頼してから提案を受けるまでには、1週間~2週間程度。
そのため、2週間後を目安に、「できれば、○○日までにお願いします」と伝えればOKです。
逆に2週間経っても連絡が来ない場合は、「やる気がない」と思って候補から外しましょう。
注文住宅の相見積もりを取る際の注意点3つ
ここでは、注文住宅の相見積もりを取る時の注意点を紹介します。
- 最初から値引き交渉はしない
- 標準仕様は会社ごとに違う
- 金額だけで決めない
それぞれ、どういう事か説明していきます!
注意点①最初から値引き交渉をしない
相見積もりを取っている段階で、値引きの話をしても意味はありません。
それどころかこの人は値引きをしてくる人だという印象を営業マンに与えてしまうので、どこかで値引きありきの金額に上乗せされてしまう可能性があるからです。
値引きはハウスメーカーを決めて、詳細な打ち合わせをして、請負契約をする直前が有効です。
注意点②標準仕様は会社ごとに違う
同じ要望で見積もりを依頼しても、標準仕様は会社ごとに違います。
そのため見積もり書だけをみて、簡単に比較することはできるものではない事を知っておきましょう。
例えば、トイレやキッチン、お風呂などのランクが高いなと思うものが含まれていたら、その価格を踏まえてコスパがいいか?を判断していく必要がありますよ。
後から予算オーバーにならないためにも、つけたいオプションは最初から含めてもらって見積もりをもらうのがおすすめです。
注意点③金額だけで決めない
見積もりはあくまでも目安にすぎません。
- 間取り
- 設備
- 構造
- アフターサービス
- 営業マンとの相性
などを総合的に判断して、適正価格か?を判断する必要があります。
あなたが満足のいく家を建てるためには、必ず納得して信頼できる住宅会社を選んでくださいね♪
注文住宅の相見積もりでよくある質問Q&A
注文住宅の相見積もりを検討している方のよくある質問とその回答をまとめました。
Q1.見積もり作成の期間は何日かかる?
見積もり作成は約1~2週間程度かかります。
Q2.相見積もりを他社に見せてもいいの?
見せてはいけないというルールはないです。しかし、他社に見せることはリスクもあるのでおすすめはしません。
例えば、本来50万で出来る所を他社が100万で出してきているから、70万くらいで出しておいても良さそうだなとなってしまう事もあります。
また、相見積もりをしている競合の会社名は言わないようにしましょう。
競合が分かってしまうと、あなたの要望に合わせた見積もりではなく、競合に勝てる見積もりを出すという具合に目的が変わってきてしまう事があります。
Q3.見積もりの作成は無料?有料?
- 無料
- 初回は無料だが、2回目以降の提案は有料の会社
- 5万~10万円程度の預かり金が必要な会社
など様々です。
お金を払う事で冷やかしではないと判断してもらえるので、レベルの高いプランや提案がしてもらえる可能性は高くなります。
Q4.ハウスメーカーが見積もりを出さないことってあるの?
「契約したい」と思ってもらえれば、見積もりを出してくるはずです。
見積もりが出てこない場合は、あえて出さない手を取っている可能性も……
- 面倒そうな客だな
- 予算的に合わなそうだな
- 冷やかしっぽいな
と思われているかもしれませんね。
注文住宅の相見積もりを効率的に取る方法をご紹介
注文住宅で相見積もりを取ることはとても重要ですが、1社ずつ展示場へ訪問して見積もりを取るのは非常に手間がかかります。
そこで活用して頂きたいのが、HOME4U家づくりのとびらのプラン作成サービスです。
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注文住宅の見積もりの取り方についてまとめ
最後に注文住宅の見積もりの取り方についておさらいします 。
- 相見積もりは3社程度する
- 同じ条件で同じ価格帯の会社に依頼する
- 総額を出してもらう
- 金額だけで決めない
注文住宅の見積もりは、プラン内容と価格が適正か確認するためのものです。
あなたがどんな家に住みたいかの要望をハウスメーカーや工務店にしっかり伝え、詳細をすべて見積書に記入してもらうことで、信頼できるハウスメーカーを選んでくださいね♪