ハイドアで後悔!?知っておくべきデメリットと気を付けるポイント

ハイドアで後悔する?

ハイドアにしようか迷ってるんだけど・・・
採用して後悔した人っているのかな?

デザイン性が優れていて人気のハイドア。

しかし見た目だけでなんとなく採用すると「もっとこうすれば良かった…」、「こんなはずじゃないのに」と後悔しているケースもあります。

そこでこの記事では、

  • 実際にハイドアを採用した人の後悔・失敗談
  • ハイドアのメリットデメリット
  • 後悔しないための注意点

を紹介します。

すみこ

ハイドアは全体的には満足している人が多いから、
デメリットを受け入れることが出来れば、満足度が高くなる設備だよ

実際に後悔しないためのポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

ハイドアに関するよくある後悔・失敗談

実際にハイドアを採用した人、検討した人の後悔や失敗談をご紹介します。

  • したかったのにできなかった
  • 枠なしにすれば良かった
  • 枠なしだと部屋ごとにクロスを変えにくかった
  • 全部のドアをハイドアにすればよかった
  • 天井が高い家だとハイドアがハイドアに見えない
  • 色付きのドアだと圧迫感がでることもある

口コミや体験談をしっかりチェックしていきましょう。


したかったのにできなかった

本当はハイドアに「したかったのにできなかった」といった後悔の声が散見されます。

「位置的にハイドアを設置したくてもできなかった」「予算面で不可能だったという声がありました。

ドアをハイドアにしようとすると確かに費用も手間もかかります。

ハイドアはお部屋の一部ですが、注文住宅を作る際には、どれだけコストをかけられるか全体的な計画が必要です。

費用を抑えるためにハイドアにしなかったけど、完成後にやっぱりハイドアにしたかったという場合もあるのです。

ハイドアを設置する位置・数など施工計画を設計者と入念に行うようにしましょう。

これから家を建てる人は「どこに予算をかけるか優先順位をしっかりと考える」ことを頭に入れておきましょう。

すみこ

中にはハイドアが標準仕様のハウスメーカーもあるよ


枠なしにすれば良かった

ハイドアを「枠なしにすれば良かった」といった失敗談もあります。

ハイドアには、枠があるものと枠なしのものがありますが、スタイリッシュに見えるのは、枠なしですよね。

天井まで高さがあるハイドアでも枠の色、ドアの色、壁の色などが異なる場合、枠があると目立ってしまうことがあります。

ハイドアでもどんなハイドアがいいのかハウスメーカーや工務店にしっかりとイメージを伝えることが大切です。

枠なしだと部屋ごとにクロスを変えにくかった

枠なしのハイドアはスッキリとした印象になる反面、クロスが延々と繋がるので、後で部屋ごとにクロスを変えるのが厳しいという声もあります。

確かにドアを開けた時に、同じクロスの方がつながって見え開放感があります。

こだわりがある方は事前に壁やクロス等を充分に計画してからの施工をおすすめします。

全部のドアをハイドアにすればよかった

施工後に「全部のドアをハイドアにすればよかった」といった後悔の声も複数見られました。

一部のドアだけハイドアにすると、部屋全体を見た時にアンバランスになる可能性もあるのです。

内装全体のインテリアの雰囲気を統一するためにも、全てのドアをハイドアにするとスタイリッシュな一体感がでますね。

天井が高い家だとハイドアがハイドアに見えない

また、天井が高い家だとハイドアがハイドアに見えないといった後悔ポイントもありました。

ハイドアだと通常のドアよりも天井により近い印象になります。

さらに天井を高くするお家もあり、結果的に「ハイドアなのにハイドアのように見えない」という現象になるのです。

色付きのドアだと圧迫感が出ることもある

他には、「色付きのハイドアだと圧迫感が出る」といった失敗例も見受けられます。

ハイドアは存在感が強いので、壁のクロスやお部屋の印象を左右する大切なポイントです。

クロスとのコントラストが強く主張の強い色だと圧迫感が出てしまうことも。

ハイドアの配色は壁と調和できるような、圧迫感のないカラーを選びましょう。

ハイドアのデメリット

次に、ハイドアの主なデメリット4点を紹介します。

下記に具体的に紹介しますのでご覧ください。

  • ドアが重い光や音漏れがしれすい
  • 価格が高くなる
  • 歪みや反りが出やすい

選ぶ前にマイナス面もしっかり確認しておきましょう。

ドアが重い

ハイドアはドアが重いといった大きなデメリットが挙げられます。

すっきりした印象のハイドアですが、いざ暮らしてみるとハイドアは大きく空気抵抗があり使いづらいということもあるのです。

天井続きのハイドアなので空間が広がるのですが、ハイドアの存在感が凄くて重いという声も。

固定のネジを調節する場合も、ハイドアは「重くて高いので大変」というデメリットもあります。

光や音漏れがしやすい

ハイドアには光や音漏れがしやすいというデメリットもあります。

おしゃれでデザイン性に優れているハイドアですが、天井との隙間があるので、どうしても光や音漏れしてしまいます。

光や音漏れする可能性がある点は事前に知っておきましょう。

価格が高くなる

ハイドアは価格が高くなるといったデメリットもあります。

使用するハイドアの種類や素材、性能によっても価格は異なりますが、通常のドアと比較すると価格は高いです。

ハイドアは設置場所によってクロスや天井の金具など、費用がかさむこともあります。

予算面を考慮してハイドアを取り入れるか検討しましょう。

歪みや反りが出やすい

ハイドアの最大のデメリットは歪みや反りが出やすいことです。

おしゃれなデザインのハイドアですが、重いため将来的に歪みや反りといった不具合が発生する可能性があります。

天井までの掃き出しサッシの窓枠とずれてしまった、枠の部分が割れたといった声もありました。

そのため、ハイドアは繊細な調整や定期メンテナンスが必要です。

ハイドアの重みで金具やドア自体に不具合が発生する点は注意しましょう。

ハイドアのメリット

一方で、ハイドアには主なメリット3点もあります。

下記に具体的に紹介しますのでご覧ください。

  • 部屋が広く見える
  • デザイン性が高くなる
  • 大きな家具家電を搬入しやすい
  • 光が取り込みやすい

ハイドアのメリットも併せて確認しましょう。

部屋が広く見える

ハイドアの大きなメリットには部屋が広く見える点があります。

部屋や廊下との一体感があり、垂れ壁がないので部屋が広く見えるのです。

小さめの家でも開放感があり、部屋が広く見えるのはハイドアの嬉しいポイントですね。

インテリア性も高く、細長い家具や家電が部屋に搬入しやすくなります。

デザイン性が高くなる

さらに、ハイドアはデザイン性が高くなるといった最大のメリットが挙げられます。

おしゃれでスタイリッシュなお部屋作りが可能になります。

デザイン性に優れたハイドアを設置すると、お部屋の空間全体がすっきりした印象に。

部屋の雰囲気に合わせて、自分好みのデザインのハイドアを選べるのが嬉しいですね。

大きな家具家電を搬入しやすい

ハイドアのメリットには大きな家具家電を搬入しやすいこともあります。

天井が高くなり部屋に開放感もあるので、大きな家具や家電も搬入しやすいです。

光が取り込みやすい

またハイドアのメリットは光が取り込みやすいという点です。

垂れ壁がなく天井続きの大きなドアなので、ハイドアを開けると取り込める光の量も大きくなります。

光が多く集まり、お部屋に明るい印象を与える効果もありますよ。

ハイドアで後悔しないためのポイント

最後に、ハイドアで後悔しないためのポイントを紹介します。

ハイドアを設置する前によく確認しておきましょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ハウスメーカー選びは慎重に!

(したかったのに出来なかったという後悔を防ぐという方向性で)

まず、ハウスメーカー選びは慎重に行いましょう。

ハイドアは通常のドアよりも天井まで高さがある、オプションとして選択できるドアです。

デザイン性を充実させ、お部屋の雰囲気にもマッチするハイドアを選びたいですよね。

本当はハイドアにしたかったのに出来なかった…という後悔を防がなければいけません。

そのためにも、ハイドアのオプションをきちんと計画・施工してくれて信頼できるハウスメーカー選びは慎重に行ってみてくださいね。

部屋の広さに合わせてドアの色を選ぶ

次に、部屋の広さに合わせてドアの色を選ぶようにしましょう。

小さめのお部屋にコントラストの強い色のハイドアを取り入れる際には、ハイドアの存在感が強く、圧迫感が出てしまいます。

ハイドア自体の印象が強くなりすぎないように注意しましょう。

グレーの色味や木目調の色など、ハイドアには様々な種類や材質があります。

圧迫感を減らすには、壁と同系色でナチュラルな色合いのハイドアを選ぶのをおすすめしますよ。

ドアの外側と内側で天井高を揃える

また、ハイドアの外側と内側で天井高を揃えるようにしましょう。

ハイドアのメリットは開けっ放しにした際に、隣の部屋と空間が繋がり一体感が得られる点が挙げられます。

ですので、ハイドアを挟んで外側と内側で天井の高さが違うと、空間の繋がりが感じにくくなってしまうのです。

メリットを活かすために、ドアの外側と内側で天井高を揃えてみてくださいね。

引き戸の際は引き込みスペースを確保する

さらに、ハイドアで引き戸の際は、引き込みスペースをしっかりと確保しましょう。

通常のドアの引き戸でも引き込みスペースが必要です。

しかし、ハイドアの場合は床から天井までの高さがあるので、引き込みスペースは広い範囲を確保しなければなりません。

またハイドアを設置する場合は、引き込みスペースが天井まで広がりますので、エアコンの設置はできません。

そのため家具や家電が当たらないよう、引き込みスペース範囲を計画してからの施工をおすすめします。

まとめ

今回は、ハイドアを実際に取り入れて後悔した口コミや、ハイドアのデメリット・メリットについて紹介しました。

実際にハイドアにして後悔した口コミには、全てのドアをハイドアにしたかった、枠なしにしたかった、クロスを部屋ごとに変えにくかったという失敗例があります。

ハイドアはデザイン性に優れてお部屋に開放感があり広く感じられる反面、重くて歪みや反りが生じやすい、光や音が漏れやすいといったデメリットもあります。

他の商品とも特徴を比較し、何を優先するべきなのか充分に検討し商品を選んでみてくださいね。

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