パントリーはいらなかったと後悔する理由!いる人いらない人や注意点を紹介

パントリーって本当にいるのかな?
いらなかったって後悔しない?
実際に採用した人のリアルな体験談が知りたいな

パントリーとは食料品や日用品をストックしておくための収納スペースのこと。

収納容量が増えるのでキッチン周りがスッキリし、ストレスなく家事に取り掛かることができます。

人気の間取りの一つであるパントリーですが、住んでみてからパントリーはいらなかったと後悔している人も少なくありません。

結論、なんとなくでパントリーを採用すると後悔します!

そこでこの記事では、

  • 実際にパントリーはいらなかったと後悔している人の口コミ
  • パントリーのメリット
  • パントリーがいる人いらない人とは?
  • 後悔しないための注意点

を紹介します。

すみこ

パントリー自体はあったら便利な間取り!
使い勝手のいい間取りや広さにすることが重要だよ

実際に後悔しないためのポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

パントリーはいらなかったと後悔している理由4つ(デメリット)

パントリーはいらなかったと後悔している理由は主に4つあります。

以下で実例を交えながら詳しくお話していきます。

わざわざ取りに行く、置きに行くのが面倒

パントリーがいらなかったと後悔している理由の一番多いものは、いざ使ってみると想像以上に面倒だったという意見です。

よくあるのが、以下のようなシチュエーションです。

  • 料理中に、わざわざ火を消して、食材を取りに行かなければならないのが面倒だった
  • 玄関や駐車場からパントリーまで、重たいお米やストックの飲料水などを運ぶのが大変だった

料理をしている最中に、「〇〇が必要だった」ということに気が付くことはよくありますよね?

毎日忙しい中料理をしているのに、いちいち取りに行かなければならないのは、想像以上に億劫…

どうしても必要なものが手の届く範囲にある方が便利なので、結局はキッチンの収納棚に収めて、パントリーは放置状態になってしまうこともあります。

ストックを把握しきれない、無駄に買ってしまう

パントリーがいらなかったと後悔している理由に、「ストックを把握しきれず、無駄に買ってしまう」からというものもあります。

  • 同じものを購入してしまった
  • 安い時に買っておこうとストックしたけど、気が付けば期限切れ…

パントリーがあることで収納できる容量が多い分、全て埋めてしまうと、ひと目で在庫を把握することが難しくなります。

また、空いたスペースがあるとすぐに物で満たそうとしてしまうのが人間の心理。

まだ余裕があると思うとつい必要の無いものまで手に取ってしまい、すぐに物でいっぱいになってしまったなんて経験はありませんか?

本来、なかったらなかったであるもので代用しながらなんとかやっていたのに、パントリーを作ったことで、食費が上がっってしまったなんて人もいます。

大きめのカップボードで収納が足りた

キッチンのカップボードの大きさによっては十分に収納が足りるため、パントリーはいらなかったと後悔することがあります。

キッチンのそばのカップボードで収納が足りれば、わざわざパントリーを設ける必要はないわけです。

キッチンスペースには一般的に、背面にカップボード(食器や食料品、家電製品等を収納する収納棚)を設置します。

間取りにもよりますが、一般的な新築住宅には幅750〜900サイズの吊戸棚とフロアキャビネットを2〜3列設置することが多いです。

キッチンの収納が多めに欲しいなという方は、カップボードを大きめにするという方法を考えてみるといいでしょう。

④他のスペースにすればよかった

一般的にパントリーは1〜3畳程のスペースを確保して設置します。

広いほど収納容量が上がりますが、当然、その分LDK等の他のスペースが狭くなってしまいます。

収納も大事ですが、家族と長時間過ごすLDKをもっと広くすればよかったという後悔の声もあとを絶ちません。

収納はあるけれど長時間使うお部屋の居心地や家事動線が悪くなってしまうと元も子もないですよね。

どんな暮らしをしたいのか?優先順位をしっかりと考えておくことが大切ですね。

パントリーのある間取りのメリット

パントリーはいらなかったという後悔の声もある一方で、パントリーは人気の間取りの一つでもあります。

パントリーはいる?いらない?

実際、インスタグラムでフォロワーさんへパントリーはいる?いらない?と質問したところ、多くの方が「いる」と答えています。

パントリーが人気の理由は主に3つ。

メリットもしっかり理解した上でパントリーの必要性を見直していきましょう。

以下でそれぞれ詳しく解説していきます。

メリット①収納が増える

パントリーが人気の間取りである理由の一つは収納が増える点です。

収納が増えると部屋が物で溢れかえってしまうことが無いので、気持ちよく快適に暮らすことができますよね。

また、パントリーは食品庫以外の使い道もあります。

  • 電子レンジ等の家電製品を置いて、キッチンの一部として使用する
  • 重箱や大皿など普段使わない食器をしまう
  • ホットプレートやたこ焼き器、かき氷器などの調理家電をしまう
  • ゴミ箱を置く
  • トイレットペーパーや洗剤など日用品を置く

それぞれの家庭に合った使い方をしてOKですので、柔軟に使うことができるととても便利な空間になります。

メリット②キッチンがすっきり見える

買ってきたものは全てそのままパントリーへ収納できるので、キッチンがすっきり見える点も人気の理由の一つです。

急な来客があった場合でもリビングやダイニングから見えない位置にあれば、生活感が出ないので片付ける手間なく対応ができます。

キッチン周りが綺麗な状態だと、お料理のモチベーションにも繋がりますよね。

メリット③お洒落に収納を楽しめる

パントリーはお洒落なクロスや木目柄の棚板を採用することで、お洒落な収納に早変わりするのも人気の理由です。

特にリビングやダイニングから見える場合はこだわりたい場所の一つですよね。

建具が無いパントリーは開口部をアーチ型や家型にすると、キッチンの雰囲気がガラッと変わりますよ。

小さいスペースなので居室には使えなかった大胆な柄のクロスを取り入れてみるのもグッドです。

パントリーがいる人・いらない人とは?

ここまでパントリーがいらなかったと後悔する理由と人気の理由をご紹介しました。

次は上記の内容を踏まえて、パントリーが必要な人といらない人の違いは一体何なのかお伝えします。

いる人
いらない人
  • スペースに余裕がある人
  • 家族の人数が多い人
  • 料理が趣味な人
  • まとめ買いをする人
  • 収納するものが少ない人
  • キッチン収納が多めの人
  • 作業スペースはコンパクトにまとめたい人

いる人

パントリーが必要な人は以下の通りです。

  • スペースに余裕がある人
  • 家族の人数が多い人
  • 料理が趣味な人
  • まとめ買いをする人
  • 在庫管理が苦手な人

間取り計画時にスペースが十分に余っている場合はパントリーを採用して収納スペースを増やすと良いです。

さらに余裕がある方は、パントリー内にちょっとした作業スペースがあると便利です。

料理をしながらパソコンでレシピ検索をしたり、読書をしたりと時間を有効活用できます。

また、家族の人数が多い、料理が趣味である、まとめ買いをよくする等の理由から、カップボードだけでは収納が足りない人にもおすすめです。

後々、収納家具を買うよりも備え付けの収納スペースを採用する方が収納容量も多く、家事動線を考えた間取りになるからです。

さらに、パントリーは家庭のストック用品が集約された場所であり、在庫がひと目で把握できることから在庫管理が苦手な人にも必要な設備です。

保管するものによってBOXに収納・分類しておくことで、いつでも簡単にストックの確認ができます。

いらない人

パントリーがいらない人は以下の通りです。

  • 収納するものが少ない人
  • 作業スペースはコンパクトにまとめたい人

そもそもストックする程の数を持っていない人や、食品や日用品を購入してもすぐに消費するという人にはパントリーはいらないでしょう。

パントリーよりも優先度の高いLDKや居室のスペースを確保し、家庭に合った間取りを計画しましょう。

また、収納よりも作業スペースのコンパクトさを重視する方にはパントリーは必要ありません。

間取りによってはキッチンとパントリーの往復が面倒に感じ、それがストレスの原因となってしまうこともありますので要注意です。

パントリーがいらなかったと後悔しないためのポイント7つ

パントリーがいらなかったと後悔しないためのポイントは7つあります。

事前におさえておいてほしい内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

何を置くか?何に使うかを考えておく

パントリーを採用する場合、何を置くか?何に使うか?を事前に考えておきましょう。

  1. 今持っているキッチン家電や食料品等の量を把握します。
  2. キッチンやカップボードの収納容量と比較し、収まらない場合はパントリーの設置を検討しましょう。

また、何に使うかを事前に把握しておくことで、無駄が無く使い勝手の良いパントリーになります。

保管庫以外の用途(作業台が必要等)がある場合は必要な広さを確認した上で間取りに反映させると良いです。

必要以上に収納スペースを取りすぎないよう、使用目的を明確にしておきましょう。

奥行きを深くしすぎないようにする

パントリーの棚の奥行きは深くしすぎないことがポイントです。

一般的にパントリー棚の奥行きは約30〜45cmが使いやすいとされています。

奥行きを取りすぎてしまうと、デッドスペースが生まれたり、奥のものが取りにくくなる危険性がありますので注意してくださいね。

棚は可動式にする

パントリーは固定棚ではなく、可動棚を採用しましょう。

保管するものに合わせて棚の位置を調節できるので、スペースを無駄にせず隅々まで綺麗に収納できます。

また、幅が同じであれば他の可動棚と併用できるので、場所によって棚数を増やしたり減したりすることも可能です。

換気方法を考えておく

オープンタイプのパントリーは換気を気にする必要はほとんどありませんが、建具で仕切られている場合は換気方法を考えておきましょう。

キッチン周りに設置するパントリーは湿気やニオイがこもりやすいので、窓や換気扇の取付をおすすめします。

また、調湿・消臭効果のあるクロスを採用すると尚良いです。

家事動線を考えておく

パントリーを採用する場合は家事動線を考えておく必要があります。

例えば、買い物から帰ってきて一直線でパントリーに向かえるように玄関近くに設置する等、移動距離ができるだけ短くなるように間取りを計画しましょう。

扉の要否を考えておく

LDK等の人が集まるスペースからパントリーが見える場合、収納したものが丸見えになり生活感が出てしまうので要注意です。

間取りの関係上、見えてしまう場合は扉やロールスクリーンで仕切ることも視野に入れておくと良いです。

ただ、追加費用が発生する可能性もあるので費用面は担当者の方に確認してくださいね。

パントリー設置事例をたくさん見る(コンセント、換気、照明など)

パントリーの設置事例をよく見て、最適な電気計画を立てましょう。

いざ家を建てるとなると決めることがたくさんあり、コンセント、換気、照明の種類や配置までに気が回らなくなってしまうことが多々あります。

パントリー内のコンセントがもう少し高い位置にあれば使いやすかった等、住んでみて後悔しないようにしっかり予習をしておくと良いです。

パントリーの間取りの成功実例はカタログでたくさん見れます

パントリーの間取りカタログ

パントリーは今、とても人気の間取りです。

そのため、各ハウスメーカーのカタログでも実例集にたくさん載っています。

ハウスメーカーカタログには、

  • 家族構成
  • 間取り図や動線
  • 実際の写真

がセットで載っているので、とても参考になりますよ。

「たくさんの間取りを見て、アイデアが欲しい」という人は、ぜひハウスメーカーカタログをぜひ見てみてください。

タウンライフ」なら、自分の条件に合わせて間取りプランの提案を無料で依頼することができます。

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まとめ

パントリーはいらなかったと後悔している人続出の理由や設置する場合の注意点をご紹介しました。

パントリーはキッチンの収納スペースを大幅にアップしてくれる人気の設備です。

ただし、不用意に設置してしまうと逆にものが増えてしまった、家事動線が悪くなった等、機能性の低いスペースになってしまいがちです。

今のキッチンをしっかり見直し、メリットとデメリットを十分に把握した上でパントリーが必要かどうか検討してみてくださいね。

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