冷蔵庫位置の失敗・後悔例を紹介!奥と手前のメリット・デメリットも解説
新築のキッチンで冷蔵庫の位置を「コンロと向かい合わせの位置」にするか「リビングダイニングから近い位置」にするか迷いますよね?
冷蔵庫は料理する時だけでなく、家族が一日を通して頻繁に利用するものです。
そのため、キッチンの冷蔵庫の位置はしっかり考えておかないと、使い勝手が悪くなったり見栄えが悪くなり後悔するケースが少なくありません。
この記事では、キッチンの冷蔵庫の位置でありがちな失敗・後悔談を実例を交えながら、 コンロと向かい合わせの位置のメリット・デメリットを解説します。
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冷蔵庫位置のよくある失敗・後悔例
キッチンの冷蔵庫の位置でよくある失敗・後悔談は以下の通りです。
- 冷蔵庫が奥(コンロと向かい合わせの位置)で失敗
- リビングから冷蔵庫が丸見えで後悔
- 観音開きの冷蔵庫が大きく開かなくて失敗
それぞれの失敗・後悔ポイントを以下で解説していきます。
冷蔵庫が奥(コンロと向かい合わせの位置)で失敗
冷蔵庫が奥(コンロと向かい合わせの位置)で失敗・後悔するケースはとても多いです。
理由は、この4つのデメリットがあるからです。
- 冷蔵庫を開けるとコンロ前が狭い
- 調理中に家族がキッチンをウロウロして邪魔になることがある
- 買い物の荷物を運ぶのが大変
- 勝手口からの日差しが冷蔵庫に当たり、光熱費が心配
冷蔵庫の開け閉めをするのは、調理中だけではありません。
むしろ、調理中ではない時の方が圧倒的に冷蔵庫の開け閉めの回数が多いのです。
例えば、以下のような場面が考えられます。
- 買い物から帰ってきて、食材を冷蔵庫にしまったり
- 外出から買ってきてお茶を飲んだり
- お風呂上りにアイスを食べたり
- リビングでくつろいでいる時にジュースを取りに来たり
- 食事中に、ドレッシングやソースを取ったり
また、料理はコンロ前に常にいるわけではないので、冷蔵庫がコンロ近くにあると便利というわけでもありません。
- 冷蔵庫から食材を取り出す
- 洗う
- 切る
- 炒める
料理は基本的に上記のような流れですよね。
それよりも、調理中に家族が冷蔵庫を開けに来るなどウロウロされる場合の方が、うっとうしく感じてしまいますので、よく検討してみてください。
キッチンの奥に冷蔵庫を置く場合は、後ろに人が通っても不便にならないように通路幅を少し広めにしておく事をおすすめします。
また、冷蔵庫が奥の場合はリビングからも遠くなるので、後悔しないか?きちんと考えておきましょう。
▼我が家はリビングを少しでも広くするために冷蔵庫は手前、通路幅は狭くしていますよ。
リビングから冷蔵庫が丸見えで後悔・失敗
リビングから冷蔵庫が丸見えで失敗・後悔するケースもあります。
リビングから冷蔵庫が丸見えだと、以下の3つのデメリットがあります。
- 生活感が出てしまう
- リビングにいる来客に、冷蔵庫を開けた時に中が丸見えになってしまう
- 食器棚よりも冷蔵庫の方が奥行きがあり、圧迫感が出てしまう
リビングから冷蔵庫が丸見えになるのが嫌な人は、生活感が隠しやすい奥に設置しましょう。
例えば我が家の旧宅の冷蔵庫はこんな状況だったんですが、↓
- 冷蔵庫の前面にプリントを磁石でたくさん貼っていたり、
- シールでベタベタ…
この冷蔵庫をリビングから丸見えの位置には置きたくない。新居では特に…
また、ぬくもりのある木目調のキッチンなのに、無機質な冷蔵庫が目立ってしまうという場合も奥の方が隠せますね。
中には、下の写真ように、コンロのまだ奥に冷蔵庫置き場を作って、リビングからは全く見えない工夫をしている方もいます。↓
すごい素敵なアイディアの間取りだし、調理中も便利そう。
冷蔵庫の扉が大きく開かない
冷蔵庫の位置に失敗してしまうと冷蔵庫の扉が大きく開かずに失敗・後悔してしまうこともあります。
大きい容量の冷蔵庫の場合観音開きの冷蔵庫が多いですが、横に壁があると扉が90度しか開かずに、大きいものの出し入れがしにくい状況になることもあります。
また、勢いよく冷蔵庫の扉を開けることで、新築のドアや壁を傷つけてしまうこともあるので、注意が必要です。
冷蔵庫の位置は奥か手前か?それぞれのメリットデメリットを紹介
結論から言うと、冷蔵庫の位置は基本的には「見た目を取るか?利便性を取るか?」になります。
- 利便性を取る→手前
- 生活感を隠したい→奥
ただ基本的には上記になるというだけで、家族構成やライフスタイル、キッチンの通路幅などによって、使い勝手は変わってきますので、自分に合う方を選びましょう。
ここでは、
- 冷蔵庫の位置が奥のメリット
- 冷蔵庫の位置が奥のデメリット
- 冷蔵庫の位置が手前でも生活感を隠す方法
を紹介していきます。
冷蔵庫の位置が奥のメリット
- コンロと向かい合わせなので、調理中に使い勝手がいい
- 生活感を隠しやすい
- キッチン通路入口が狭くならない
調理中に使い勝手がいい
やっぱりコンロ近くに冷蔵庫があるのは、調理中便利ですよね。
私も毎日料理をしていると、砂糖や塩コショウ、だしの素なんかはコンロ下の収納に置いていますが、ケチャップやバターやポン酢などは冷蔵庫に収納しているので、調理中に急いで冷蔵庫へ取りに行くなんて事もたまにありますから…
↑数歩ですが、火にかけている時って、この数歩の往復で焦げてしまったりするので、コンロと冷蔵庫は近いに越したことはありません。
料理やお菓子作りが好きな方は奥でも良さそう!
キッチン通路入口が狭くなりにくい
冷蔵庫って、物によりますが奥行きが結構あります。
最近では薄型冷蔵庫も増えてきていますが、500L以上であれば70cm以上のものもあります。
食器棚やカップボードよりも冷蔵庫の方が出っ張ってしまう事も多々
キッチンの通路幅によっては、手前に置く事で入口付近がちょっと狭くなる場合もあるので注意が必要ですが、奥にあればそういった心配はなくなりますね。
(ただ奥の場合は、コンロとの距離は気にした方がいいですが…)
冷蔵庫の位置が奥のデメリット
- リビングからの動線が悪くなることも
- 調理中に家族がキッチンをウロウロして邪魔になることがある
- 買い物の荷物を運ぶのが大変なことも…
冷蔵庫の位置は手前でも隠す方法もある
利便性を考えて、冷蔵庫の位置は手前がいいけど、生活感を隠したい!という方もいますよね。
そんな方も諦める前に、ぜひ検討してほしい方法があります。
キッチンの背面に扉をつけてしまう方法
冷蔵庫以外にも食器棚や調理家電、ゴミ箱などを全部まとめて隠す事ができるので、とてもスッキリしますよね。
冷蔵庫を収納内にしまう方法
パントリーなど収納の中に冷蔵庫もしまってしまう方法もあります。
キッチンと冷蔵庫の色を統一させる方法
我が家はキッチンと冷蔵庫の色をほぼ一緒にさせることで生活感を減らせるようにしました。
野菜室が真ん中とか冷凍室の容量なんかよりも色を最優先で探しました
ただ、野菜室が真ん中がいい!やメーカーなど色々こだわりがある人やキッチンの素材的に同じような色がない場合もあるのが問題点ですね。また冷蔵庫の素材によっては、手垢が目立つので、要注意です。←鏡面の濃い色は目立ちます( ;∀;)
冷蔵庫の位置で失敗や後悔しないための注意点
冷蔵庫の位置で失敗・後悔しないための注意点をまとめます。
- その位置で冷蔵庫はしっかりと開く事ができる?
- 冷蔵庫の搬入はできる?
その位置で冷蔵庫はしっかりと開けれる?
- 最近人気のキッチンと横並びのダイニングの場合、誰かが座っている時に冷蔵庫を開けれますか?
- 海外製などのフロントオープンの食洗機の場合、扉を全開まで開けないといけないですが、冷蔵庫は邪魔になりませんか?
- 冷蔵庫を開けた時に通路は狭くないですか?
せっかく利便性を考えて手前にしたのに、結局不便だったという事がないように通路幅も合わせてしっかりとチェックしておきましょう。
冷蔵庫は搬入できる?
その位置で冷蔵庫は搬入できますか?
冷蔵庫って、今の冷蔵庫だけではありません。多くの場合10年くらいで買い替えになります。
その時、家族が増えたり、ライフスタイルの変化で大きめの冷蔵庫になった場合でも、置く事はできそうですか?
置く事はできても、玄関ドアやキッチン通路が通らないという事も本当によくあるので、合わせて確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、キッチンの冷蔵庫の位置でありがちな失敗・後悔談や、メリット・デメリットを紹介しました。
キッチンの冷蔵庫の位置は、設置場所を安易に決めてしまうと、
- 扉が開きづらく使い勝手が悪い
- 生活感が丸見えで恥ずかしい
など失敗・後悔をしてしまいます。
キッチンの奥に冷蔵庫を設置する場合、手前に設置する場合、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、どこに設置すべきか検討してみましょう。
結論は、冷蔵庫の位置に対する基本的な考え方は
- 利便性を取る→手前
- 生活感を隠したい→奥
です。
ただし、冷蔵庫の位置は、後から変更が効きにくいので、失敗や後悔はしないか以下の点をよく確認してみましょう。
- 調理中の使い勝手はどうか?
- 買い物動線は悪くないか?
- 冷蔵庫を開けた時は椅子やドアと干渉しないか?
- リビングやダイニングからのアクセスはどうか?
- リビングからの見た目は大丈夫か?
- 搬入経路は問題ないか?
このような点をチェックして総合的に判断していってくださいね。
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