冷蔵庫位置の失敗・後悔例を紹介!奥と手前のメリット・デメリットも解説


新築のキッチンで冷蔵庫をコンロと向かい合わせの位置にするか、リビングダイニングに近い手前の位置にするか、迷っている…。
この記事では、キッチンの冷蔵庫の位置でよくある後悔・失敗例と、奥と手前それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
冷蔵庫は、料理をするときだけでなく家族が一日を通して頻繁に使うものです。
そのため位置をしっかり考えておかないと、使い勝手や見た目で後悔しやすい設備のひとつでもあります。
- 調理中の使い勝手を優先するならコンロ横(奥)
- 生活感を隠したいなら奥配置か目隠しの工夫
- 家族の出入りのしやすさを優先するなら手前
- 間取りごと比較するならタウンライフ家づくりで複数プランを見比べる
この記事では、冷蔵庫の位置でありがちな失敗・後悔談を実例を交えながら紹介し、奥と手前どちらが自分たちに合うかを判断できるようにまとめました。
冷蔵庫の位置は、工事が始まってからでは変更が効きにくい部分です。
打ち合わせが進む前に、後悔しやすいポイントを知っておきましょう。
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冷蔵庫の位置でよくある後悔・失敗例
キッチンの冷蔵庫の位置でよくある失敗・後悔談は、次の3つです。
それぞれの失敗・後悔ポイントを、以下で詳しく解説します。
冷蔵庫が奥(コンロと向かい合わせ)で後悔しやすい理由


冷蔵庫を奥(コンロと向かい合わせの位置)にして、後悔するケースは少なくありません。
理由は、次の4つのデメリットがあるからです。
- 冷蔵庫を開けるとコンロ前が狭くなる
- 調理中に家族がキッチンをウロウロして邪魔になることがある
- 買い物の荷物を運ぶのが大変になりやすい
- 勝手口からの日差しが冷蔵庫に当たり、電気代が心配になる
冷蔵庫の開け閉めをするのは、調理中だけではありません。
むしろ、調理中以外の開け閉めのほうが回数が多い家庭も多いでしょう。
例えば、次のような場面が考えられます。
- 買い物から帰ってきて食材をしまうとき
- 外出から戻ってお茶を飲むとき
- お風呂上がりにアイスを食べるとき
- リビングでくつろいでいるときにジュースを取りに来るとき
- 食事中にドレッシングやソースを取るとき
料理はコンロの前に常にいるわけではないので、冷蔵庫がコンロの近くにあれば便利というわけでもありません。
1級建築士による間取り解説でも、冷蔵庫をキッチンの奥に配置すると、家族が飲み物を取るたびにキッチンを横切ることになり、動線が交錯しやすいと指摘されています。カップボードと冷蔵庫の奥行きが合わず、扉を目隠ししたい場合は、通路幅に余裕を持たせておくのがひとつの目安とされています。
また、冷蔵庫置き場のスペースを標準的なサイズ前提で確保してしまうと、共働きで冷凍食品を利用する機会が増えたときに冷凍室が手狭になるケースもあるようです。
- キッチンの奥に置く場合は通路幅を少し広めにしておく
- 注文住宅のコンセントの後悔ポイントもあわせて確認しておく
我が家はリビングを少しでも広くするために冷蔵庫を手前に配置し、キッチンの通路幅80㎝は狭いけど工夫すれば後悔なしで紹介しているとおり通路幅は狭くしています。
リビングから冷蔵庫が丸見えで後悔


リビングから冷蔵庫が丸見えで、後悔するケースもあります。
リビングから冷蔵庫が丸見えだと、次の3つのデメリットがあるでしょう。
- 生活感が出てしまう
- 来客中に扉を開けると中が丸見えになる
- 食器棚より奥行きがあるため圧迫感が出やすい
リビングから冷蔵庫が丸見えになるのが気になる人は、生活感を隠しやすい奥に設置するのがひとつの方法です。
我が家の旧宅の冷蔵庫は、前面にプリントを磁石でたくさん貼ったり、シールでベタベタになったりしていました。



この冷蔵庫をリビングから丸見えの位置には置きたくない、新居では特に…
ぬくもりのある木目調のキッチンなのに、無機質な冷蔵庫が目立ってしまうという場合も、奥に置くほうが隠しやすいでしょう。
プロの間取り診断では、生活感の元凶は冷蔵庫本体よりも扉に貼るプリントやシールであることが多いという指摘もあります。冷蔵庫を隠すこと自体にこだわらなくても、扉まわりをすっきりさせるだけで印象が変わることもあるでしょう。
どうしても冷蔵庫本体を隠したい場合は、カップボードと横並びにせず、90度回転させて配置する方法もあります。
コンロのさらに奥に冷蔵庫置き場をつくり、リビングから全く見えないよう工夫している間取りも珍しくありません。



すごい素敵なアイディアの間取りだし、調理中も便利そう
リビングとキッチンの見え方全体の後悔は、新築のリビングの間取りの後悔・失敗ポイントもあわせて確認しておくと参考になります。
冷蔵庫の扉が大きく開かず後悔
冷蔵庫の位置に失敗すると、扉が大きく開かずに後悔してしまうこともあります。
容量が大きい冷蔵庫は観音開き(両側に開くタイプ)が多いですが、横に壁があると扉が90度までしか開かず、大きい物の出し入れがしにくくなるでしょう。
また、勢いよく冷蔵庫の扉を開けると、新築の壁や建具を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
実際に、電源コードが冷蔵庫の脚に踏まれた状態で使い続けたことによる発火事故や、扉に無理な力を加え続けたことによる落下事故も報告されています。設置の際は配線の位置や扉の開閉スペースにも気を配りましょう。
冷蔵庫の位置は奥か手前か?メリット・デメリットを比較
結論から言うと、冷蔵庫の位置は「調理中の使い勝手を取るか、生活感を隠すことを取るか」で選び方が変わります。
| 項目 | 奥(コンロ横) | 手前 |
| 調理中の使い勝手 | ||
|---|---|---|
| 生活感の隠しやすさ | ||
| 家族の出入りのしやすさ | ||
| 搬入・開閉のしやすさ |
あくまで一般的な傾向のため、家族構成やライフスタイル、キッチンの通路幅によって使い勝手は変わるでしょう。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットと、手前でも生活感を隠す方法を紹介します。
冷蔵庫の位置が奥のメリット
- コンロと向かい合わせなので調理中に使い勝手がいい
- 生活感を隠しやすい
- キッチン通路入口が狭くなりにくい
コンロの近くに冷蔵庫があると、調理中の動きが少なくて済むので便利です。
砂糖や塩コショウはコンロ下の収納に置いていても、ケチャップやバター、ポン酢は冷蔵庫に収納している家庭も多いでしょう。
火にかけている最中の数歩の往復は、焦げつきの原因になりやすいため、コンロと冷蔵庫は近いに越したことはありません。



料理やお菓子作りが好きな人は、奥でも使い勝手が良さそう
冷蔵庫は奥行きがあるタイプが多い設備でもあります。
大容量になるほど奥行きが大きくなる傾向があり、カップボードよりも冷蔵庫のほうが手前に出っ張ってしまうことも珍しくありません。
キッチンの通路幅によっては、手前に置くことで入口付近が狭くなる場合もあるので注意が必要ですが、奥にあればその心配はなくなります。
冷蔵庫の位置が奥のデメリット


- リビングからの動線が悪くなることがある
- 調理中に家族がキッチンをウロウロして邪魔になることがある
- 買い物の荷物を運ぶのが大変なことがある
奥にあるぶん、リビングから冷蔵庫までの距離が遠くなるのが大きなデメリットです。
家族がジュースやアイスを取りに来るたびにキッチンの奥まで歩くことになり、動線が交錯しやすくなります。
調理中ではないタイミングの利用頻度が高い家庭ほど、この点はよく検討してみてください。
冷蔵庫の位置が手前でも生活感を隠す方法
利便性を考えると冷蔵庫の位置は手前がいいけれど、生活感は隠したいという人もいるでしょう。
そんな場合も、諦める前に検討してほしい方法があります。
- キッチンの背面に扉をつけて、冷蔵庫ごと隠してしまう方法
- パントリーなど収納スペースの中に冷蔵庫ごとしまい込む方法
キッチンの背面に扉をつける方法なら、冷蔵庫だけでなく食器棚や調理家電、ゴミ箱などもまとめて隠せるため、来客時もすっきりした印象になります。
将来的に大きいサイズの冷蔵庫に買い替えても入るかどうかは、事前にチェックしておきましょう。パントリーの奥行きが足りず、扉が閉まらなくなるケースもあります。
我が家は、キッチンと冷蔵庫の色をほぼ統一することで、生活感を抑える工夫をしました。



野菜室の位置や冷凍室の容量よりも、色を最優先で探しました
ただし野菜室の位置やメーカーなどにこだわりがある場合、キッチンの素材によっては同じような色がない場合もある点が課題でしょう。
また、冷蔵庫の素材によっては手垢が目立ちやすいものもあるので、あわせて確認しておくと安心です。
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冷蔵庫の位置で後悔を防ぐための注意点
冷蔵庫の位置で後悔・失敗を防ぐための注意点は、次の2つです。
順番に確認していきましょう。
その位置で冷蔵庫はしっかりと開けられるか
- キッチンと横並びのダイニングの場合、誰かが座っているときに冷蔵庫を開けられるか
- フロントオープン型の食洗機がある場合、扉を全開にしても冷蔵庫と干渉しないか
- 冷蔵庫を開けたときに通路が狭くならないか
せっかく利便性を考えて手前にしたのに、結局不便だったということがないように、通路幅も合わせてしっかり確認しておきましょう。
冷蔵庫は搬入できるか
その位置に、今使っている冷蔵庫を搬入できるかも確認しておきたいポイントです。
冷蔵庫は今のサイズのままとは限らず、多くの場合10年ほどで買い替えのタイミングを迎えます。
家族が増えたり、ライフスタイルの変化で大きめの冷蔵庫に買い替えたりした場合でも、同じ場所に置けそうかを想定しておきましょう。
置くことはできても、玄関ドアやキッチンの通路を冷蔵庫が通らないという搬入経路の失敗も、実際によくあります。設計段階で、搬入経路の幅もあわせて確認しておきましょう。
冷蔵庫の位置についてよくある質問
ここからは、読者から寄せられやすい疑問をまとめて解消します。
冷蔵庫の位置は奥と手前、どちらがいいですか?
調理中の使い勝手や生活感の隠しやすさを重視するなら奥、家族の出入りのしやすさを重視するなら手前が向いています。冷蔵庫の位置は奥か手前か?メリット・デメリットを比較で詳しく紹介しています。
冷蔵庫を奥に配置するとどんな後悔がありますか?
家族が飲み物を取るたびにキッチンの奥まで歩くことになり、動線が交錯しやすくなります。買い物の荷物を運ぶのが大変に感じる人もいます。冷蔵庫が奥(コンロと向かい合わせ)で後悔しやすい理由で紹介しています。
リビングから冷蔵庫が丸見えになるのを防ぐ方法はありますか?
冷蔵庫を奥に配置する、背面に扉をつける、カップボードと横並びにせず90度回転させて配置するなどの方法があります。リビングから冷蔵庫が丸見えで後悔で紹介しています。
冷蔵庫の扉が大きく開かなくて後悔するのはなぜですか?
観音開きタイプの冷蔵庫は、横に壁があると扉が90度までしか開かず、大きい物の出し入れがしにくくなることがあります。冷蔵庫の扉が大きく開かず後悔で紹介しています。
冷蔵庫の位置が手前でも生活感を隠せますか?
キッチン背面に扉をつける方法、パントリーなど収納内にしまう方法、キッチンと色を統一する方法などがあります。冷蔵庫の位置が手前でも生活感を隠す方法で紹介しています。
冷蔵庫の位置とコンセントの計画は関係がありますか?
冷蔵庫専用のコンセントに加え、周辺の家電用コンセントも見落としやすいポイントです。注文住宅のコンセントの後悔ポイントもあわせて確認しておくと安心です。
冷蔵庫の位置を決めるときに通路幅はどのくらい必要ですか?
冷蔵庫を目隠ししたい場合や2人以上でキッチンを使う場合は、通路幅に余裕を持たせておくのがひとつの目安です。その位置で冷蔵庫はしっかりと開けられるかで紹介しています。
冷蔵庫の搬入で失敗しやすいポイントはありますか?
玄関ドアやキッチンの通路を冷蔵庫が通らず、置くことはできても搬入できないという失敗がよくあります。冷蔵庫は搬入できるかで紹介しています。
冷蔵庫は将来買い替える前提で位置を決めたほうがいいですか?
冷蔵庫は10年ほどで買い替えのタイミングを迎えることが多いため、今より大きいサイズになっても置けるかを想定しておくと安心です。冷蔵庫は搬入できるかで紹介しています。
冷蔵庫の位置を決める前に何を確認しておくべきですか?
調理中とそれ以外、どちらの使い勝手を優先したいかを整理し、扉の開閉スペースと搬入経路の2点をよく確認しておきましょう。まとめでも紹介しています。
まとめ:冷蔵庫の位置は使い方に合わせて選べば後悔を防げる
この記事では、キッチンの冷蔵庫の位置でありがちな後悔・失敗例とメリット・デメリットを紹介しました。
冷蔵庫の位置は、設置場所を安易に決めてしまうと、扉が開きづらく使い勝手が悪くなったり、生活感が丸見えで気になったりしがちです。
奥に設置する場合、手前に設置する場合、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえでどこに置くか検討してみましょう。
基本的な考え方は「利便性を取るなら手前、生活感を隠したいなら奥」です。
- 奥・手前どちらも起こりやすい後悔パターンがある
- 利便性重視なら手前、生活感重視なら奥
- 扉の開閉スペースと搬入経路は契約前によく確認
- 間取りごと比較するならタウンライフ家づくりのプラン取り寄せ
冷蔵庫の位置は、後から変更が効きにくい部分です。
扉の開閉スペースと搬入経路の2点は、契約前によく確認しておきましょう。



間取り図だけでなく、実際の生活動線をイメージしながら位置を決められたよ
家族構成やライフスタイルに合わせて、自分たちに合う位置を選んでみてください。
間取り全体の後悔ポイントは、新築のキッチンの間取りの後悔・失敗ポイントでもまとめて紹介しているので参考になるでしょう。
タウンライフ家づくりなら、希望条件を一度入力するだけで複数社から間取りプランが届きます。
ショールームを何軒も回らなくても、自宅にいながら提案内容を比べられるのが強みです。
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