ルーフバルコニーはいらなかった?後悔している人続出の理由とは?

ルーフバルコニーはいらなかった?

階下の屋根を利用して作るルーフバルコニー。

ベランダやバルコニーよりも広く、用途も広いことから憧れている方も多いのではないでしょうか。

まずは、ベランダやバルコニーなどと混同しやすいので違いを整理します。

スクロールできます
種類場所屋根
ルーフバルコニー階下の屋根を利用して設置なし
バルコニー2階以上で室外に張り出して設置なし
ベランダ2階以上で室外に張り出して設置あり
テラス1階で掃き出し窓からつながる高台問わない

ルーフバルコニーの魅力はなんといってもベランダやバルコニーに比べて広々とした空間を確保できること。

庭を作る面積がなくても、ルーフバルコニーなら庭のような使い方が可能です。

ただ、屋根部分につくる以上、制約やデメリットも。

思った以上にコストがかかる、結局は使わなくなったなど様々な理由から後悔している人が続出しているとか。。

そこで、この記事では

をまとめてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

ルーフバルコニーはいらなかったと後悔している理由・デメリット

ルーフバルコニーで後悔しやすいポイントのイメージ

せっかく付けたルーフバルコニーが、いらなかったという後悔ポイントになってしまうのはなぜなのでしょうか?

口コミも参考にしながら、一つずつ見ていきましょう。

周りの目が気になる

戸建てにルーフバルコニーを付ける場合、ほとんどが2階か3階。

住宅地であれば、当然のようにお隣さんがいるわけで、角度にもよりますが丸見えになってしまう可能性があります。

また、友人や親戚などとBBQを楽しんでいても、話し声や臭いなど周りの目が気になって十分に楽しめないことも。

目隠しの柵を設置するなど対策が必要です。

雨漏りしやすい

https://twitter.com/akkoBF05junon/status/971908713798774784

ルーフバルコニー部分が屋根の役割を果たすため、水が溜まると少しのひび割れや防水材の劣化した部分から雨が侵入してしまいます。

雨漏りは、階下の天井から水が落ちてきて困ることはもちろん、天井にシミができてしまったり内部の柱や壁を濡らしてカビや腐食の原因になるため早急な対応が必要です。

なお新築住宅の雨漏りは、引き渡しから10年間は売主や施工会社が責任を負う仕組みがあります。気づいたらすぐ相談しましょう。

定期的なメンテナンスが必要

https://twitter.com/Trol511/status/1715645493207032302

ルーフバルコニーは、日を遮るものがなく常に紫外線や雨風にさらされるので、防水材の劣化は避けられず定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスの周期は施工方法によって変わります。

防水の施工方法の種類は、

  • ウレタン防水
  • 塩化ビニールシート
  • ゴムシート

などがあり、防水工事は10~20年、トップコートの塗替えは5年に一度程度の定期的なメンテナンスが必要です。

また、水はけの悪い場所はないか、ひび割れや防水材の剥がれている場所はないかなど、こまめに点検することも大切です。

安全性に不安がある

高さと開放感がある分、安全性に不安を感じる場合があります。

特に小さな子どもやペットは、思いもよらない行動をすることがあるのでなおさらでしょう。

柵の位置を内側にしたり、しっかりとした柵をつけるなどの対策と、子どもがある程度大きくなるまでは目を離さないなど注意が必要です。

天気や気候に左右され使える期間が短い

https://twitter.com/riorio_besty/status/1743089703400935789

屋根がなく開放的な空間のルーフバルコニーは、天気の影響を直接受けます。

暑さ寒さはもちろん、雨や風の強い日も使えないため、気持ちよく過ごせる季節は限られてしまうのが現実です。

夏は、直射日光を避けるためにサンシェードを付けたり、夕方から利用するなど工夫すると、より快適に過ごせる期間が長くなるでしょう。

階下に音が響く

https://twitter.com/minholic0901/status/1452257341307383813

ルーフバルコニーは、屋根部分なので基本的には防音工事はされていません。

子どもが飛んだりはねたりする音が直に階下に聞こえてしまいます。

風対策が必要

https://twitter.com/mokulove/status/1579309034272088064
https://twitter.com/G_Kaname/status/1036861551972560896

ルーフバルコニーで、心配なことの一つは風でものが階下に落ちてしまうことです。

小さなものでも、万が一下にいる人にあたってしまえば大事故になりかねません。

風を防ぐ壁が少ないルーフバルコニーは、高さも加わって風の影響を強く受けます。

台風の前に対策するのはもちろん、いつ風が強くなってもいいように余計なものは置かず、常設する椅子やテーブルは重いものを選んでできるだけ固定しておきましょう。

ルーフバルコニーが人気の理由・メリット

ルーフバルコニーのメリットのイメージ

後悔する声がある一方、付けてよかったという声もたくさんあります。

ルーフバルコニーのメリットと魅力を一つずつ見ていきましょう。

多目的に使える

https://twitter.com/lovely39goro/status/942279593658007552
https://twitter.com/gansomoukon/status/1517207835783823360

ルーフバルコニーの使い方は、人それぞれ。

  • 洗濯物や布団を干す
  • 子どもの遊び場にする
  • ドッグランにする
  • お茶やBBQをする
  • テントサウナを置く
  • 星空観察をする
  • ガーデニングを楽しむ

等自由度が高いのが、ルーフバルコニーの魅力です。

季節や時期によって、使い方が変わって来るので様々な可能性を考え、あらかじめ水道やコンセントの設置も検討しましょう。

開放感がある

2階以上にあるため空は広く、庭とは違って周りの建物や塀、家の前を通る車などがほとんど視界に入らないので、開放感が味わえます。

室内からもベランダやテラスのように柵が窓越しに近くないので、部屋とルーフバルコニーがつながっているかのような一体感も感じられるでしょう。

都市部でも土地の有効活用ができる

子どもやペットを遊ばせたり、ガーデニングを愉しむ庭が欲しくても、地価の高い都市部では面積的にも金銭的にもなかなか難しいというのが実際のところです。

ルーフバルコニーにすることで、土地を有効活用して夢を実現することができます。

花火大会を楽しめる

年に一度か二度、しかもごく限られた地域限定ですが、特等席で花火が見られるって大きな贅沢ですよね。

家族だけで愉しむのもよし、友達を呼んで宴会しながら愉しむのも素敵ですね。

花火大会がある地域では、花火が見える事を土地の売りにしている場合があります。

ぜひチェックしておきましょう。

公園に行かなくて良い

「ちょっと今日は身体がだるい」「公園まで行くほどの時間がない」など、外で遊ばせたい気持ちはあるけれどちょっと無理な時に、助かるのがルーフバルコニー。

徒歩0秒で子どもを満足させられるのはありがたいですね。

ルーフバルコニーが必要な人いらない人とは?

ルーフバルコニーをつけるか迷っている人のイメージ

ルーフバルコニーをつけるか迷っている人向けに必要な人、いらない人の特徴をまとめます。

必要な人
いらない人
  • 明確な利用目的がある人
  • 定期的なメンテナンスと費用を許容できる人
  • 利用目的が決まってない人
  • 日々の掃除や手入れが苦手な人
  • メンテナンスにコストをかけたくない人

必要な人

明確な利用目的があり、数年に一度のメンテナンスや掃除が必要でもその価値があると思える人はぜひルーフバルコニーを付けてください。

特に都市部では、プライベートな屋外の空間というのは貴重です。

家族みんながそれぞれに楽しんだりリラックスできる空間になれば、とても価値のある投資になるでしょう。

いらない人

特に目的はないけれど、なんとなく「あれば使うだろう」「たまに布団を干そうかな」くらいのふわっとしたイメージだけで、ルーフバルコニーを作ってしまうと後悔します。

日々の掃除や、使っていなくてもかかるメンテナンス費用は、大きな重荷になるでしょう。

数年、数十年先のことも考えて決める必要があります。

とはいえ、図面を見ないまま「つける・つけない」を決めるのは難しいものです。

間取りプランの一括依頼なら、ルーフバルコニーありの案となしの案を両方作ってもらうこともできます。

間取り全体のバランスや、他の部屋に回せる面積まで見えるので、判断の材料が一気に増えます。

\ あり・なしの両方を図面で比べる /

ルーフバルコニーがいらなかったと後悔を避けるためのポイント

ルーフバルコニーで後悔を避けるためのポイントをまとめます。

ひとつずつ詳しく解説します。

使用目的を考えておく

設計段階からルーフバルコニーの使用目的を決めておかないと、「こんなはずじゃなかった」「いらなかった」と後悔することになりかねません。

洗濯物を干すのであれば、洗濯機やクローゼットとの距離や動線に問題がないか確認しましょう。

濡れた洗濯物は重く、できるだけ近くに干したいものです。

毎日運んで干すだけの価値があるのか継続できるのか、よく検討しましょう。

洗濯動線そのものを見直すなら、ランドリールームの後悔・失敗ポイントもあわせて読んでおくと判断しやすくなります。

また、BBQをしたいのであれば煙や声が近所迷惑にならないか、ガーデニングをしたいのであれば土やプランターを置ける耐荷重があるか、防水性に問題はないかなど、打ち合わせのときからはっきりと要望を伝え、対策しておくことが大切です。

目隠しをつける

意外と気になるのがご近所の目です。

ルーフバルコニーでくつろいでたらお隣さんと目が合うなんて、できれば避けたいですよね。

視線を程よくカットできる格子状の柵や、半透明のパネルなどで目隠しをし、開放感を損ねないような工夫をしつつくつろげる空間にしましょう。

ただ、風の影響を受けやすい場所なので、もろに風を受けるパネルなどは危険な場合があります。

視線の問題は窓の配置とも関わってくるので、新築の窓の後悔・失敗ポイントも参考になります。

安全性に考慮した柵や手すりを設置する

建築基準法において、3階以上のルーフバルコニーは柵の設置が求められますが、2階の場合は義務ではありません。

しかし、安全性に考慮したしっかりとした柵や手すりはあらかじめ設置したほうが良いでしょう。

簡易なものを後付けして、もたれたときに倒れたり強風時に飛ばされたりすると大変危険です。

目隠し機能も踏まえつつ、設計時によく相談しましょう。

メンテナンスのしやすい床材を選択する

床材にもいろいろな種類があります。

スクロールできます
床材特徴注意したい点
天然木高級感がある裸足ならささくれに注意
比較的高価
人工木細かく砕いた木を樹脂などで固めたもの木の分量によってはプラスチック感が出る
タイルデザインの自由度が高く腐食しない重量に注意
人工芝手軽に敷ける髪の毛やホコリが溜まりやすい
水はけもよくない

どれも良いところもあれば、難点もあります。

床下の排水や防水状態を確認しにくいものは、雨漏りなどの不具合に繋がりますので、業者の方とよく相談して、目的にあったメンテナンスのしやすい床材を選びましょう。

まとめ

ルーフバルコニーを付けて後悔を避けるための、メリット・デメリットを紹介しました。

プライベートな屋外空間を確保できる反面、メンテナンス費用や手入れにかかる手間が思った以上にかかることに驚かれたのではないでしょうか?

憧れだけで付けてしまうと「いらなかった」と後悔してしまいそうですよね。

使わなくなっても数年に一度のメンテナンスは欠かせません。

誰がどのくらいの期間使うのかなどの具体的な目的や、付けた後のメンテナンス費用、使う期間に対しての費用対効果などもしっかりと計算して計画していきましょう。

また重量規制や断熱・防音加工など注意点はいくつもあります。

信頼できる業者さんとよく相談して、納得できる家づくりをしてくださいね。

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