シートフローリングは後悔する?傷つきやすい?知っておくべきメリットデメリット
シートフローリングでいいか迷ってるんだけど・・・
実際に採用して後悔した人っていないのかな?
シートフローリングとは、木目調や石目調といった柄が印刷された化粧シートを合板に貼り付けた床材。
床材はお部屋の雰囲気や生活の質を左右するため、家を建てる際に後悔なく決めておきたいポイントの一つですよね。
シートフローリングが標準仕様のハウスメーカーも多いためなんとなくで採用すると「床材にこだわれば良かった…」、「こんなはずじゃないのに」と後悔しているケースもあります。
そこでこの記事では、
- 実際にシートフローリングを採用した人の後悔・失敗談
- シートフローリングにするメリットデメリット
- 後悔しないための注意点
を紹介します。
シートフローリングは、デメリットを受け入れれば、オシャレになること間違いなし!
実際に後悔しないためのポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
シートフローリングを選んでよくある後悔!デメリット
シートフローリングを選んでよくある後悔、デメリットは以下の5つになります。
- 安っぽい
- 傷つきやすい、剥がれる
- 冬場は冷たくヒヤッとする
- 足裏がペタペタする
- 張り替えに手間と費用がかかる
一つずつ確認しましょう。
安っぽい
宿泊体験で心配になったこと②
— いえぶた@一条工務店グランスマート (@butakebuta) December 31, 2022
・外気温4℃、室内24℃、リビング床暖房28度設定、でも冷え性の妻は寒く感じたこと(私は適温だった)→床暖房の設定温度慣れるまで大変そう
・シートフローリングが想像以上に安っぽく見えた→シートフローリングの限界?ライブナチュラルプレミアム真剣に検討したい
宿泊体験で心配になったこと②
— いえぶた@一条工務店グランスマート (@butakebuta) December 31, 2022
・外気温4℃、室内24℃、リビング床暖房28度設定、でも冷え性の妻は寒く感じたこと(私は適温だった)→床暖房の設定温度慣れるまで大変そう
・シートフローリングが想像以上に安っぽく見えた→シートフローリングの限界?ライブナチュラルプレミアム真剣に検討したい
シートフローリングは本物の木材特有の香りや質感はないため、無垢床や挽板フローリングと比べると安っぽく感じる方もいます。
しかし、最近は印刷技術の発展により、本物の木目と見間違えてしまうリアルさがあるため、気にならないといった意見もありますよ。
傷つきやすい、剥がれる
シートフローリングは、合板にシートを貼っているだけなので、鋭利な物や重量物を落とすと傷が入ってしまいます。
ただ、シートフローリングの表面の素材は主に3種類あり、素材によって強度に差があります。
紙<オレフィン<メラミンの順でシート表面の強度が増し、傷つきにくくなりますよ。
シートフローリングの表面に傷が入り、そこから水分が浸透すると、劣化してフローリングが剥がれる原因となります。
ただ、傷つきやすいのは無垢床も同じ。
シートフローリングの傷や剥がれから守るために、コーティングという手段もありますよ。
コーティングはフローリングを保護する役目があり、床材の間に水分が入り込み、反り返ることを防ぎます。
コーティングによって、傷や薬品への耐久性がさらにアップしますよ。
強度の高いコーティングにはUV硬化コーティング、ガラスコーティングがあり、お手入れ次第では耐久性が20年以上になります。
冬場は冷たくヒヤッとする
シートフローリングは本物の木材のような木の温かみはないため、床面が冷たく感じます。
冬場はスリッパをはく、床暖房を使用するといった対策が必要です。
足裏がペタペタする
シートフローリング自体に調湿機能がないため、夏場や梅雨時期は湿気により歩いているとペタペタと張り付く感覚があります。
エアコンの除湿機能を使用し、お部屋全体を適度な湿度に保つ必要がありますね。
張り替えに手間と費用がかかる
シートフローリングは、一度剥がれると張り替えが必須です。
一部の傷や反り返りといえど、シート単位で張り替える必要があるため、家具を移動する手間やシート分の費用がかかってしまいます。
シートフローリングを選んで良かったという口コミ・メリット
シートフローリングを選んで良かったという口コミ・メリットは以下7つになります。
- 価格が安い
- 汚れが落としやすく掃除がラク
- 耐久性が高い
- デザインが豊富である
- 機能性がプラスされたものもある
- 温度や湿度の影響を受けにくい
- 床暖房にも対応できる
それぞれみていきましょう。
価格が安い
シートフローリング | 複合フローリング | 無垢フローリング | |
価格(円/㎡) | 4,000~6,000 | 7,000~ | 10,000~ |
シートフローリングは他の床材に比べ、安いです。
フローリングは大きく3種類に分けられます。
- シートフローリング
- 複合フローリング(突板、挽板)
- 無垢フローリング
複合フローリングとは、木材を0.2〜3㎜に薄くスライスしたものを合板に貼り付けた床材です。
突き板、挽板といった種類がありますよ。
無垢フローリングは単層フローリングとも呼ばれ、木材そのものが床材となっています。
10,000円/㎡〜のシートフローリングもありますが、特殊フィルム加工や車いす対応といった機能性が付属されています。
床材は各ハウスメーカーで標準仕様が決まっているので、ハウスメーカー選びの時に確認しておきましょう。
汚れが落としやすく掃除がラク
シートフローリングは水分や油汚れに強く、掃除もラクです。
無垢フローリングの上に色物の液体や油汚れがこぼれると、シミとなってしまいますが、フローリングはすぐに拭きとればシミになることはありません。
子どもが絵の具をまき散らしたり、食べこぼしをしても平気でいられますね。
耐久性が高い
シートフローリングは、お手入れ次第では、20年以上きれいな状態を保てます。
オレフィンやメラミンといったシート素材であれば、耐紫外線、耐水、耐薬性に優れているため、日焼けや反り返りの心配も少ないですよ。
デザインが豊富である
シート系床材にしか出せないデザインがあります!カッコよさがあります!家作りには正解なんてないと思ってるタイプなので、ぜひこれから家づくりを始められる方には自分の信じた選択に自信と誇りを持ってほしい!思う存分楽しんで!今度使うLIXILラシッサDフロア!グレージュエルム色!超カッコいい! pic.twitter.com/NpAq15zblD
— あらやん@First takeなYouTuber (@arayan2021) November 19, 2021
シートフローリングのデザインは豊富で、木目柄だけでなく石目調やタイルといった個性的なデザインもあります。
価格や品質の関係でタイル床や無垢材を選べなくても、シートフローリングで自分の理想とするお部屋作りが叶えられますね。
機能性がプラスされたものもある
シート素材の発展により、機能性の高いシートフローリングも作られています。
ペットに対応したシートフローリングは滑りにくく、おしっこにも強い表面仕上げとなっています。
車いす対応もあり、介護が必要な人におすすめですよ。
シート素材がメラミンシートであり、お値段は約12,000円/㎡〜とやや高めとなります。
温度や湿度の影響を受けにくい
シートフローリングは温度や湿度で経年変化しません。
無垢材は温度や湿度で木が収縮、膨張を繰り返し、経年変化してしまいます。
「経年変化こそ無垢材のメリットだ!」と捉える人もいますが、きれいな新築に近い状態を好むのであれば、シートフローリング一択です。
床暖房にも対応できる
過去のシートフローリングは、熱や乾燥によって、反り返りや剥がれが生じていました。
しかし最近では、熱や乾燥に強いシートフローリングが発売され、シート自体が収縮、膨張しにくくなり、床暖房に対応した商品もあります。
床暖房は、冬場の冷たいフローリングにとって、うってつけの機能です。
シートフローリングを採用する際のポイント
シートフローリングを採用する際のポイントは以下の2点です。
- 「何を重視するのか?」優先順位を決める
- 実際に体感してみる(サンプルで決めない)
詳しく説明します。
「何を重視するのか?」優先順位を決める
シートフローリングを採用するか否かの判断基準は以下の通りです。
- 価格
- デザイン・見た目
- お手入れのしやすさ
- 傷や汚れのつきやすさ
- 耐久性
- 機能性
自分たちが「何を重視してフローリングの素材を選ぶか」を決めておくと、後悔なくシートフローリングを決めることができますよ。
シートフローリングは複合フローリングや無垢フローリングと比較して、価格、お手入れのしやすさが優れています。
床材を決めながら、家族の生活スタイルを振り返るきっかけになりますね。
ハウスメーカーによって、床材の標準仕様は違いますので、ぜひ確認してみてください。
予算内で理想の家を建てる方法
予算内で自分の要望が叶う家を建てるには、複数のハウスメーカーや工務店を比較することが重要です。
比較することで、相場感や各住宅会社の強みや提案力が良く分かりますよ。
「タウンライフ
もっと具体的に家づくりを進めたいという方は、経験豊富なアドバイザーに相談できる「スーモカウンター」での無料相談がおススメです。優秀な営業マンを紹介してもらえるので、安心!
オンライン相談も可能なので、店舗訪問が難しい方も気軽に利用できますよ。
どちらのサービスも強引な営業は一切なく、無理に契約する必要もありませんので、気軽に利用してしっかり比較しましょう。
住宅価格が徐々に値上がりしています。1ヶ月後には100万円以上上がることさえあります。
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実際に体感してみる(サンプルで決めない)
シートフローリングを選ぶ際、床材を取り扱っているサイトや床材のパンフレットをみて判断する人もいます。
しかし「実際に床の上を歩いてみると、印象が違って後悔した」といった意見も頻繁に聞かれています。
展示会やハウスメーカーで、実際に歩いて床の感触を知ることで「シートフローリングのイメージが違う!」と後悔することはないですよ。
実際に裸足で歩くことをおすすめしますが、展示場によってはスリッパのみの場合があるため、確認をとりましょう。
シートフローリングに関するよくある質問
シートフローリングに関するよくある質問は以下の内容です。
- シートフローリングの寿命はどのくらいですか?
- シートフローリングのメンテナンス方法は?
- シートフローリングの張替えにかかる費用はどれくらい?
それぞれ解説しますね。
シートフローリングの寿命はどのくらいですか?
シートフローリングの寿命は約10年程度ですが、素材やお手入れ次第ではより長持ちします。
複合フローリングは10〜15年、無垢フローリングは20〜30年と言われていますよ(傷はつきやすい。湿度や温度管理は必要)
シートフローリングのメンテナンス方法は?
ふだんは、掃除機やクイックルワイパーでほこりやごみを取り除けば問題ありません。
汚れを落としにくい場合は、濡れた雑巾に中性洗剤を混ぜてふき取ることもできます。
いくら水に強いといっても、水分を放置するとフローリングが傷む原因となるため、水分は出来る限り残らないように注意しましょう。
シートフローリングの張替えにかかる費用はどれくらい?
シートフローリングの張り替えにかかる費用は、畳6畳(約10㎡)分で約9〜14万円といわれています。
急な出費をなくすためにも、日頃のお手入れが重要になってきますよ。
まとめ
シートフローリングのデメリット、メリット、疑問点を解説しました。
シートフローリングは「価格重視の人」「メンテナンスに手間をかけたくない人」にはおすすめの商品となります。
価格やメンテナンスは資料をみて確認できますが、フローリングの感触や雰囲気は、実際に見て触って確認することが必須です。
まずは展示会へ行って実際にシートフローリングを体感し、後悔のない家づくりをしましょうね!
ハウスメーカー選びで後悔しないためには?
ハウスメーカーにはそれぞれ特徴があり、出来ること出来ない事・得意不得意があります。
- 開放感のある間取りにしたかったのに、間取りの制約が多いハウスメーカーにしてしまった…
- オプション費用が高額で、予定より予算オーバーで色々諦めるしかない…
このようにハウスメーカー選びで後悔しないためには、以下の手順で進めていきましょう。
- 実現したい暮らしをイメージする
- 複数社でプランを比較する
- 気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る
①実現したい暮らしをイメージする
- 家事動線の家がいい
- リビングに庭が見える大きな窓が欲しい
- 耐震などは絶対安心できる家がいい
建てた家でこれからどんな暮らしをしたいのかを家族で話合ってみましょう。
そこで役立つのが、ハウスメーカーのカタログです。
ハウスメーカーのカタログは、自分達の得意とする工法、デザインや間取りを多く載せているので、どんな暮らしをしたいかをイメージできると同時に好みの住宅会社を見つけることもできます。
「こんな家いいな」「このキッチン素敵だな」「このリビングの雰囲気好きだな」あなたがいいと感じた部分に付箋を貼ったり、切り抜いてまとめておくと、家族や設計士さんにイメージを伝える時にもとても役立ちますよ。
ハウスメーカーの一括資料請求サービスは、「ライフルホームズ
予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪
\家づくりのアイデアが満載/
②複数社でプランを比較する
家づくりの要望が決まったら、 必ず複数社にプランを出してもらい比較して決めましょう。
ハウスメーカーにもそれぞれ特徴があり、 出来ること出来ない事・得意不得意があります。
同じ要望を伝えても、出てくるプランは全く違います。
- 出来る・できない
- 価格
- 間取りや提案力
- 保証内容
比較して、あなたの希望に一番合うハウスメーカーを決めていきましょう。
「タウンライフ家づくり
住宅展示場へ行かなくても、家にいながらハウスメーカーやプランの比較・検討ができますのでぜひ利用してみてくださいね♪
\カタログ・間取りプランが同時にもらえるのはココだけ/
毎月5,000人以上が利用の大人気サービス
③気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る
ハウスメーカーカタログや間取りプランを見ながら、気になるハウスメーカーが数社に絞れたら、実際に完成宅見学会や住宅展示場で実物を見てみましょう。
自分の希望と同じくらいの大きさの家を実際に見ることで、イメージと本当に合っているか確認できます。
- 広さや雰囲気
- 音やニオイの伝わり方
- 暑さ・寒さ
カタログや資料ではわからない部分もあるので、実際に体感して、納得してからハウスメーカーを決めることで理想のハウスメーカーが見つかりますよ。
当サイトおうちスタイルナビでも全国のハウスメーカー・工務店の紹介をさせていただいております。
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