トリプルサッシ・トリプルガラスで後悔!知っておくべきメリット・デメリット
近年、省エネ・断熱性が重要視され住宅の性能が高くなってきていますが、その中でも注目されているのがトリプルサッシ・トリプルガラスです。
しかし、トリプルサッシ・トリプルガラスを採用して「開閉が大変」「選べる窓の種類が少なかった」と後悔している人がいるのも事実です。
そこで、この記事ではリアルな口コミを交えながらトリプルサッシ・トリプルガラスについてご紹介します。
この記事でわかること
- トリプルサッシ・トリプルガラスのメリット・デメリット
- トリプルサッシ・トリプルガラスにしなくて後悔している人の口コミ
- トリプルサッシが標準仕様のハウスメーカー
ぜひ最後まで読んで、後悔のない家づくりにしてくださいね^^
トリプルサッシ・トリプルガラスのよくある後悔・デメリット
トリプルサッシ・トリプルガラスのよくある後悔やデメリットは主に4つです。
- 価格が高い
- 重い
- 寿命が短い
- 窓枠やサッシが限定される
悪い点もしっかり把握しておきましょう。
価格が高い
トリプルサッシ・トリプルガラスは単板ガラスや複層ガラスに比べて、性能が高くガラスの枚数が多いことから比較的価格が高いです。
1枚あたりの差額は気にならないかもしれませんが、家全体の窓をトリプルサッシ・トリプルガラスにすると、初期費用が想像以上にかかってしまいます。
トリプルサッシ・トリプルガラスを採用する予定のある方は予算を多めに見積もっておくと良いでしょう。
重い
ガラスの枚数が多いトリプルサッシ・トリプルガラスは他の窓ガラスに比べて重いといったデメリットがあります。
特にサイズの大きい掃き出し窓は、女性や高齢の方にとって開閉が辛いと感じる場合があります。
窓の種類や大きさ、高さを工夫して、できる限り体に負担がかからないように注意しましょう^^
寿命が短い
一般的なトリプルサッシ・トリプルガラスの寿命は10〜30年と言われています。
サッシはパッキンの劣化が進むことで、ガラスの間に含まれているガスが少しずつ抜けて断熱性能が低下してしまいます。
サッシの使い方や災害などによっても寿命は変わりますが、徐々に性能が落ちていくことを納得した上で購入するようにしましょう。
窓枠やサッシが限定される
近年トリプルサッシ・トリプルガラスは認知され人気になってきましたが、まだまだ販売されている種類は数少ないです。
カラーや大きさ、性能など希望に合ったサッシ・ガラスが必ずしもあるとは限りません。
サッシやガラスにこだわりのある方は、希望のデザインや機能が備わっているか事前に確認しておくと良いでしょう。
トリプルサッシ・トリプルガラスのメリット
トリプルサッシ・トリプルガラスのメリットは主に7つです。
- 断熱性が高い
- 光熱費が抑えられる
- 結露が発生しにくい
- 防音性が高い
- 紫外線がカットされる
- 防犯性が上がる
- 補助金が出る
ひとつずつ詳しくお伝えしますね♪
断熱性が高い
トリプルサッシ・トリプルガラスの最大のメリットは断熱性が高いことです。
単板ガラスや複層ガラスに比べて、ガラスの枚数が多いことやガラスの中間層により多くのガスが含まれていることから風を通しにくい構造になっています。
夏は涼しく、冬は暖かく、年間を通じて快適に過ごすことができますよ♪
光熱費が抑えられる
断熱性が高いトリプルサッシ・トリプルガラスは室内の温度を一定に保ち、効率よく温度調節ができる為、光熱費を抑えられるメリットがあります。
初期費用が高いと言われるトリプルサッシ・トリプルガラスですが、日々の光熱費は下がるためトータルのコストで考えると採用する価値は大いにありますよね♪
電気代が高騰している中で、家計への負担が少なくなるのは嬉しいポイントです^^
結露が発生しにくい
トリプルサッシ・トリプルガラスはガラスの枚数が多い分、結露が発生しにくいです。
室内で結露が発生するとカビやダニが発生しやすくなり、病気やアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。
窓ガラスの種類によっては家族の健康にも影響を及ぼしかねないので、デメリットを十分に把握した上で慎重に選ぶようにしましょう。
防音性が高い
トリプルサッシ・トリプルガラスは断熱性のみならず防音性も高いです。
特に小さなお子さんがいる方や音楽や映画を趣味にしている方にとっては魅力的なポイントですよね。
交通量の多い場所でも外からの騒音が聞こえにくいので、休日の昼間も静かに過ごせます^^
ただし、家の中にいたら雨の音に気づけないので、家を出る時ビックリするなんてことも…
紫外線がカットされる
トリプルサッシは紫外線をより多くカットできるメリットがあります。
紫外線は肌や目への影響のみならず、家具やフローリング、畳などにもダメージを与え、色あせや劣化を早めてしまいます。
窓ガラスの種類によって住む人や家の健康状態が変わってくることを考えると、商品は慎重に選びたいですよね。
防犯性が上がる
ガラスが多い分、窓の強度が高く防犯性が高いトリプルサッシ・トリプルガラス。
簡単に窓を割ることができない為、不審者の侵入を防止することができます。
特に窓を多く設置したい方にとっては窓ガラスの防犯性は必要不可欠ですね^^
補助金が出る
地域によっては、トリプルサッシ・トリプルガラスを採用すると補助金が出るといったメリットもあります。
性能の高い窓ガラスを設置できる上に、補助金で他のオプション費用を賄うことができるので一石二鳥ですよね♪
窓ガラスを検討する前に、補助金制度がないか建築予定の自治体のホームページなどを確認しておくと良いでしょう。
トリプルサッシ・トリプルガラスにしなくて後悔している人多数!口コミを紹介
トリプルサッシ・トリプルガラスにしなくて後悔している人のリアルな口コミをご紹介します。
やはり単板ガラスや複層ガラスでは断熱性が弱く、肌寒く感じてしまうことからトリプルサッシ・ガラスにすれば良かったと後悔している人が多くいました。
特に浴室や脱衣室に窓があり、冷気が入り込んでしまうと、その寒暖差でヒートショックを起こしてしまう可能性もあります。
予算上、全ての窓に採用するのは難しいという方は、長時間過ごすリビングや室温の高低差が激しい部屋など一部だけトリプルサッシ・トリプルガラスにするだけでも家の快適性がグンとアップしますよ^^
トリプルサッシが標準仕様のハウスメーカー
トリプルサッシが標準仕様のハウスメーカーは以下の通りです。
- 一条工務店
- スウェーデンハウス
- 住友不動産(ウッドパネルセンチュリー)
- アイフルホーム(セシボ零)
- 無印良品の家
今回は一部大手ハウスメーカーをご紹介しましたが、各地域のハウスメーカーや工務店でも標準仕様としてトリプルサッシを採用している会社はあります。
契約前にぜひ確認してみてくださいね♪
同じハウスメーカーであっても、地域や商品・プラン・仕様等により標準仕様が異なる場合がありますので、詳しくは各ハウスメーカーへお問い合わせください。
断熱性に力を入れているハウスメーカーについて詳しく知りたい場合は、「ライフルホームズの高気密・高断熱住宅特集」が便利です。
まとめ
トリプルサッシ・トリプルガラスのメリットやデメリット、標準仕様で採用しているハウスメーカーをご紹介しました。
トリプルサッシ・トリプルガラスは断熱性能や防犯性が高く魅力的な機能性を持つ一方で、高価であることや重く開閉が辛いことに後悔する人もいます。
家族に合った選択をするためにも、予算や性能など何を最優先にするべきかを一度考えた上で、お家の仕様を決めるよう意識してみてくださいね^^
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
そこでおすすめなのがハウスメーカーのカタログをたくさん見ること!
ハウスメーカーのカタログは、各社トレンドの間取りや好評な間取りの実例が写真付きで数多く載っています。
色んなハウスメーカーのカタログを見ていると、好きな雰囲気や取り入れたい動線や間取りのイメージが固まってくるよ
ハウスメーカーのカタログを集めるには、「ライフルホームズ
予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪
好きなイメージ写真を切り抜いておくと、打ち合わせの時にイメージを伝えるのにピッタリです!
「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
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と不安な時は、間取り診断を受けましょう。
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