吹き抜けはおすすめしない?!後悔しないためにメリット・デメリットを紹介
吹き抜けのあるお家って開放感抜群でおしゃれですよね。
せっかく注文住宅を建てるならと吹き抜けを採用する人が増えています。
私もすごく憧れました
ただ、吹き抜けは「おすすめしない」と言われることが多くあります。
理由は音や寒さ対策などをしっかり考えておかないと、「いらなかった」「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースが多いから・・。
この記事では、吹き抜けを作った時にありがちな失敗・後悔談から、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
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吹き抜けはおすすめしないと言われる理由(デメリット)
吹き抜けはおすすめしないと言われる理由は以下のようなデメリットがあるからです。
- 音やニオイ・光が伝わりやすい
- 空調が効きにくい(暑い・寒い)
- 掃除やメンテナンスが大変
- 2階のスペースが狭くなる
- ネコが落ちる危険性がある
「いらなかった」と後悔しないためにも必ずチェックしておきましょう。
①音やニオイ・光が伝わりやすい
おすすめしない理由の1つ目は、吹き抜けは音やニオイ・光が伝わりやすいことです。
- 夜に1階でテレビを見ている音や光が2階まで筒抜けで子供が寝付けない
- 夜勤で2階寝室で寝たいが、1階の子供の声がうるさい
- 焼肉をしたら、2階の個室までニオイが充満する
吹き抜けを採用する際は、音問題やニオイ問題を想定している事も多いですが、「思ってたより響く」「想像以上」という後悔が本当に多いので、完成宅見学会やモデルハウス等で実際に体感しておくことが重要ですね。
特に最近では、リモートワークやオンライン授業の普及で家で集中したい場面が増えてきていますので、必ず確認しておきましょう。
②空調が効きにくい(暑い・寒い)
おすすめしない理由2つ目は、空調が効きにくいということです。
吹き抜けは仕切りがなく広々とした空間のため、エアコンや暖房などの空調が効きにくいです。
- 想像以上に光熱費が高い
- 大きな窓からの日差しが強くて室内が暑い
- 暖かい空気が上へ上がってしまい、足元が寒い
寒さ・暑さ対策として、以下の事をやっておきましょう。
- 高気密・高断熱にする
- シーリングファンを設置する
- 窓にはカーテンやシェードを設置する
また、家の性能・地域・広さによって光熱費は変わりますので、 必ずどれくらいになりそうかを確認しておくようにしましょう。
③掃除やメンテナンスが大変である
おすすめしない理由3つ目は、掃除やメンテナンスが大変ということです。
- 窓の掃除
- 照明の交換
- シーリングファンのホコリ取り
- クロスの貼り替え
こういった暮らしていると必ず必要になってくる作業が吹き抜けの場合は、自分で気軽に出来ません。
どうしてもかなり高さのあるはしごを使ったり、業者を呼んで足場を組んで作業をしてもらう必要があります。
長く住むことになるので、メンテナンスの事も忘れずに考えておきましょう。
④2階のスペースが狭くなる
おすすめしない理由の4つ目は、2階のスペースが狭くなるということです。
吹き抜けを作ることで、どうしても2階の部屋数が減ってしまったり1つ1つの部屋が小さくなってしまいます。
住んでみると吹き抜けを小さくして、「書斎をつくればよかった」「もう少し収納を大きくしておけばよかった」などと後悔することもあります。
吹き抜けを設置するには、優先順位と合わせて家全体のバランスを確認しましょう。
⑤転落の危険性がある
おすすめしない理由の5つ目は、転落の危険性があることです。
- 子供
- ネコ
- 物
開放感のある吹き抜けですが、家族構成や作り方によっては危険な場合もあります。
特にアイアンの手すりなどは子供が登って落ちる危険性があるので、落下防止ネット貼ったりする対策を必ず行いましょう。
また、人だけでなく、物を落としてしまったり、ネコが手すりや梁に登っていて落ちてケガをするケースもあります。
吹き抜けのメリット
吹き抜けのメリットは、以下の4つです。
- 明るく日当たりのいい家になる
- 開放的でおしゃれである
- 家族の気配が感じ取れる
- 洗濯物を干す事ができる
吹き抜けは「つければよかった」という後悔も多いので、しっかりと検討するためにメリットも確認しておきましょう。
メリット①室内が明るく日当たりのいい家なる
メリットの1つ目は、室内が明るくなることです。
吹き抜けがあると、高い位置の窓から光が差しこむため、室内が明るく日当たりのいい家になります。
明るく日当たりがいい家は、多くのメリットがあります。
- 冬でも暖かい
- 生活リズムが整いやすい
- 洗濯物が乾きやすい
特に住宅密集地の場合は、吹き抜けを作ることで、太陽が低くなり光が差し込みにくくなる冬でも光が入り日当たりのいい家にすることが可能です。
メリット②開放的でおしゃれである
吹き抜けの2つ目のメリットは、開放的でおしゃれであることです。
吹き抜けがあることで、圧迫感がなくなり実際の間取りよりもずっと広く感じます。
広い面積を確保できない場合でも、開放的でおしゃれな空間を作ることが出来るのはとてもいいですよね。
メリット③家族の気配を感じ取れる
吹き抜けの3つ目のメリットは、家族が別々の階にいても気配を感じやすいことです。
1階と2階がつながっているので、音や声・ニオイが届きやすく、自然と家族のコミュニケーションも増えます。
- ご飯のいい匂いがしてきたから1階へ降りよう
- 家事をしていても、子供達の遊び声が聞こえて安心できる
特にリビングが吹き抜けになっていると、気配を感じやすいですね。
ただし、音や声が筒抜けというデメリットの裏返しでもあることを忘れずに…。
メリット④洗濯物や布団が干せる
吹き抜けの4つ目のメリットは、洗濯物や布団が干せることです。
- 吹き抜けの手すり部分に布団を干す
- 2階廊下部分に洗濯物を干す
吹き抜けがあると、しっかりと日当たりを確保できることが多いので、サンルームやベランダを作らなくても布団を干すエリアを確保できます。
特に吹き抜けが大きい場合は、手すりや腰壁の部分に多くの布団を一気に干すことが可能なのでとても便利ですね。
最近では、ベランダのない家も増えてきているので、吹き抜けを室内干しエリアとしてうまく活用しましょう。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
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と不安になっていませんか?
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吹き抜けを作った際のよくある後悔・失敗例
人気がある吹き抜けですが、住んでみて「失敗だった!」「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうこともあります。
吹き抜けを作った際のよくある失敗・後悔例は以下の通りです。
- シーリングファンに昇降機をつければよかった
- 全館空調にすればよかった
- 窓が大きく外から丸見えだった
- 天井を木目調・板張りにすればよかった
それぞれの失敗・後悔ポイントを以下で解説していきます。
シーリングファンに昇降機をつければよかった
吹き抜けの場合、空気を循環させるためにシーリングファンを設置する家が多いです。
しかし、「シーリングファンに昇降機をつければよかった」と後悔する人がとても多いです。
シーリングファンはホコリがどうしても溜まってしまうのですが、吹き抜けの高い位置についている場合、簡単に掃除することが出来ません。
シーリングファンを回すと、溜まってたホコリが頭上に落ちてくるなんてことも…
そのため、吹き抜けにシーリングファンを設置する場合は昇降機もつけるようにしましょう。
業者を呼ぶことなく、定期的に自分で掃除することが可能になりますよ。
ただし、2階から長く伸びるモップで届く場合もありますので要確認!
全館空調にすればよかった
吹き抜けを採用したにも関わらず通常のエアコンにした人は、「全館空調にすればよかった」と後悔する人が多いです。
- 冬は暖気が2階にいってしまい1階が寒い
- 夏は冷気が下へいってしまい2階が暑い
吹き抜けで快適な温度で生活するには、全館空調や広さにあったエアコンやシーリングファンが必要になります。
ただし吹き抜けの室温は、広さや間取り、断熱性や気候などにもよりますので、ハウスメーカーに必ず確認するようにしましょう。
また全館空調にもデメリットがありますので、同時に確認しておきましょう。
窓が大きく外から丸見えだった
吹き抜けにした場合、室内を明るくするために2階部分に大きな窓をつける場合が多いです。
しかし、窓の大きさや位置に失敗し、後悔することも多いです。
大きな窓は外の景色が良く見える一方で、外からも家の中の様子も良く見えます。
特に夜に電気をつけていると、想像以上に丸見えなので注意が必要!
人のいる1階はカーテンを閉めていても吹き抜け部分の高い窓はカーテンを開けっぱなしの家庭があります。
2階の廊下をパジャマ姿で歩いているのが見えたりするよ
吹き抜けに大きな窓を採用するときは、電動カーテンや電動シェードをつけるなど対策を忘れずに行いましょう。
また、窓が大きすぎてまぶしくて暑いので、カーテンを閉めっぱなしという後悔もあります。
天井を木目調クロス・板張りにすればよかった
吹き抜けの天井を木目調や板張りにすればよかったという後悔もあります。
木目天井は近年の流行りの一つですね。
通常の高さの天井を木目調クロスや板張りにすると、少し圧迫感が出る場合がありますが、吹き抜けの天井の場合は、圧迫感を感じさせずにナチュラルな雰囲気を取り込むことが出来ます。
しかし、吹き抜けの天井クロスの貼り替えは、通常より費用がかかります。
- 足場の設置費用
- 高所作業費用
そのため、最初にしっかりと自分の理想のイメージを固めて、確認しておくようにしましょう。
吹き抜けで後悔・失敗しないための注意点
吹き抜けで後悔・失敗しないために注意点をまとめます。
- 音の響き具合を確認する
- 高気密・高断熱の家にする
- 実績のあるハウスメーカーに依頼する
音の響き具合を確認する
吹き抜けを採用したい場合は、必ずモデルハウスや完成宅見学会などで音の響き具合を確認するようにしましょう。
ライフスタイルや家族構成によって、吹き抜けの音の感じ方はひとそれぞれですので、自分で確かめる必要があります。
もし、音の響きが気になる場合は、2階の個室の壁や扉を防音壁や防音扉にすることで対策可能です。
高気密・高断熱の家にする
吹き抜けを採用する場合は必ず、高気密・高断熱の家にしましょう。
家の気密性断熱性を高くすることで、冷暖房効率を上げることができます。
少しでも冷暖房が効きやすく電気代を抑えるためには、吹き抜けの天井にシーリングファンを設置するのもおすすめです。
実績のあるハウスメーカーに依頼する
吹き抜けは、吹き抜けの実績のあるハウスメーカーに依頼するようにしましょう。
吹き抜けは明るさなどの採光や寒さ対策・音対策、耐震構造など考えなければいけないことがたくさんありますので、実績が豊富な会社にお願いした方がいいでしょうs。
「出来る」と「得意である」は全く違いますからね。
吹き抜け実績の豊富な会社の場合、完成宅見学会などで広さや雰囲気を実際に体感することが可能です。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りのアイデアがあるんじゃないかな?
と不安になっていませんか?
そうなるのは、間取りの比較をしてないから!
同じ条件でも、違う住宅会社だったり、違う人に作ってもらうだけで間取りはガラッと変わります。
納得のいく間取りに出会えるかもしれないし、いろんな間取りのいいとこ取りしてもいい!
今の間取りにしっくり来ない人は、
絶対妥協しないで、複数の間取り案を出してもらいましょう!
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吹き抜けの間取りでよくある質問
吹き抜けの間取りに関して以下の質問もおさえておきましょう。
- 固定資産税は高くなる?
- 家相的にはどう?
- 玄関の吹き抜けはどう?
固定資産税は高くなる?
固定資産税は延べ床面積に対してかかります。
吹き抜け部分には床がないので、延べ床面積には算入されません。
そのため、吹き抜けを作っても、固定資産税が高くなることはありません。
家相的にはどう?
吹き抜けは、家相では「欠け」になります。
家相や風水では「欠けは凶」とされているので、家相を意識する方は、吹き抜けはやめておきましょう。
特に、以下の場所は家相上NGです。
- 表鬼門
- 裏鬼門
- 家の中心
玄関の吹き抜けってどう?
玄関を吹き抜けにするのも、メリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
・明るい玄関になる | ・冬が寒くなりがち | ・音が響く
特に玄関は、扉を開け閉めするたびに外気の影響を受けるため、冬は寒くなりがちですので、玄関を吹き抜けにすることで2階まで寒くなります。
個人的には、玄関は長くいる場所ではないので、吹き抜けはリビングに作る方が開放感を味わえると思います。
吹き抜けの間取りの実例はカタログでたくさん見れます
おしゃれで開放感のある吹き抜けのある間取りは、大人気です。
そのため、各ハウスメーカーのカタログでも実例集にたくさん載っています。
ハウスメーカーカタログには、
- 家族構成
- 間取り図
- 実際の写真
がセットで載っているので、とても参考になりますよ。
「たくさんの間取りを見て、アイデアが欲しい」という人は、ぜひハウスメーカーカタログをぜひ見てみてください。
ハウスメーカーのカタログを集めるには、「ライフルホームズ
ローコスト住宅・自然素材の家・平屋などテーマに合わせた住宅カタログを探すことができますよ♪
まとめ
この記事では、吹き抜けでありがちな後悔・失敗談や、メリット・デメリットを紹介しました。
吹き抜けは、音対策や空調の聞きやすさをよく考えずに決めてしまうと、
- 「うるさすぎて、住み心地が悪い」
- 「電気代が高すぎる」
など後悔・失敗をしてしまいます。
メリット・デメリットを理解したうえで、吹き抜けが「必要か?いらないか?」ぜひ考えてみましょう。
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
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「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。
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