家づくりノートのテンプレートを活用した作り方・書き方【ダウンロード可】
家づくりの際、自分や家族の要望を明確にしていくための家づくりノート。
実際作ろうとすると「何を書けばいいのかわからない・・・」と悩んでしまう人も多いでしょう。
そこでこの記事では、家づくりノートのテンプレートを公開し、作り方や書き方を具体的に紹介します。
家づくりノートのテンプレートを使えば、家族全員の理想が一冊にまとまり、打ち合わせがスムーズに進みますのでぜひ一緒に作っていきましょう。
印刷してどんどん書き込んでいってね!
間取りのアイデアをGET!
ハウスメーカーのカタログには、
設計士さんが考え抜いた選りすぐりの間取りやアイデアが実例写真付きでたくさん載っています。
間取りは「こんなアイデアあったなんて知らなかった」というのが一番後悔するので
たくさんの間取りを見て、家づくりでやりたい事を決めていきましょう。
家づくりノートを作るのにも最適です♪
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家づくりノートのテンプレートを公開(ダウンロード可)
家づくりノートにはどんな事を書いていけばいいのかな?という方のために、テンプレートを作りました!
PDFにて配布しておりますので、ぜひダウンロードしてご利用ください。
今回公開している家づくりノートに書ける項目は、以下の通りです。
- 家族構成・ライフスタイル
- 資金計画
- 土地の要望
- 間取りの要望
- 写真スクラップ帖
- スケジュール
- 収納予定表
ぜひ、必要なページだけでもダウンロードして使ってみてくださいね。
テンプレートを活用した家づくりノートの作り方
いよいよ家づくりノートの作り方を解説します。
各ステップを順番に進めることで、簡単に作ることが出来ますよ。
- 家族構成とライフスタイルを書く
- 今の家の不満点を書く
- 新居での希望を書く
- 優先順位を書く
- 好きな間取りやテイストをピックアップしていく
- 資金計画をまとめる
お配りしているテンプレートを使ってもいいですし、自作してもOKです。
自作する場合は、A4のルーズリーフがおすすめです。
では、スタート!
①家族構成とライフスタイルを書く
まず家族構成とライフスタイルを書いていきましょう。
家づくりには家族全員のライフスタイルを考慮することが重要です。
まずは、家族の人数や年齢、趣味や日常の過ごし方などを書き出しましょう。
これを書くことでどんなスペースが必要で、どんな点に注意すべきか?が設計士さんに伝わります。
- テレワークがある・・集中できるスペースが必要
- 夜勤がある・・リビング階段などは音の響きに注意が必要
- 将来同居の可能性がある・・・多目的に使える部屋があるといいかも、バリアフリー化は?
- アウトドアが好き・・・収納が必要。物置でもいい?
②今の家の不満点を書く
次に今の家や過去に住んだ家の不満点を書き出していきましょう。
不満点を解消していけば、おのずと満足度の高い家になりますよ。
例えば、以下のような感じです
- 雨の時、室内干しが乾かない
- 玄関が狭くて、物が溢れている
- 寒くて、光熱費が高い
- リモートワークのスペースが欲しい
不満点の解消方法は設計士や住宅会社と相談していけばいいので、「こんな家はイヤだ」という点を書き出していきましょう。
③新居での希望を書く
どんな暮らしをしたいのかをザーっと書き出してみましょう。
希望を明確にすることで、設計士や施工業者と具体的な話が進めやすくなります。
理想の家を実現するためには、具体的なイメージが大切です。
まずは、自由にどんどん書き出してみましょう。
構造上出来なかったり、予算的に厳しくてできない事もあるかもしれませんが、あなたの希望に沿って、予算を調整したり、アイディアを提案するのが住宅会社の仕事です。
④優先順位をつける
どんな暮らしをしたいのかが見えてきたと思いますが、全て叶えるのは広さや予算の関係で厳しい事が多いです。
そのため、優先順位をつける必要があります。
- 絶対に叶えたい
- 出来る限り叶えたい
- 憧れ程度である(諦めてもいい)
絶対に叶えたいことを決めておこう!
優先順位をなかなか決められないという方は、以下のような点を考慮してみてください。
- どれくらい満足できるか(絶対に欲しいと思っているのか、憧れ程度なのか)
- どれくらいの頻度で使うか(毎日使う、来客時のみなど)
- どれくらいの期間使うのか(ずっと使う、子育て期間のみなど)
- コスパはいいか
- 他の方法で実現できないか
- 後からつけることはできないか
⑤好きな間取りや設備をピックアップしていく
好きな間取りや設備の写真をピックアップし、貼っていきましょう。
好きなテイストややりたい事は言葉で伝えるより、画像の方が確実に伝わります。
住宅会社のカタログにはたくさん素敵なお宅の写真が載っていますし、切ったり貼ったりしやすいのでたくさん
カタログは、一括請求サイト
建てる予定ではないハウスメーカーのカタログにも、アイデアはたくさん載っているから、もらっておいて損はありません。
⑥資金計画をまとめる
家の予算は住宅会社と具体的な話をする時には必ず聞かれます。
まずは現在の家計の状況を把握しておくことが大切です。
- 世帯年収
- 毎月どれくらいなら支払っていける?(電気代込み)
- 現金をどれくらい残しておく?(生活防衛費、新居で買う家具など)
- 自己資金はいくらある?(使える貯金+援助等)
上記の内容を考慮しながら、予算をしっかりと決めておきましょう。
伝わりやすい家づくりノートを作るコツ
ここでは、家づくりノートを作る際のコツを紹介します。
伝わりやすい家づくりポイントは以下の3点に注意してください。
- 要望は「ほしい家」より「ほしい暮らし」を書く
- 家族の気持ちを否定しない
- ひらめきや気になった点はどんどん書き込む
要望は「ほしい家」より「ほしい暮らし」を書く
重要なポイントは、どんな家に住みたいかではなく、どんな暮らしをしたいかを書き出すことです。
「リビングが20畳以上で、吹き抜けがあって、トイレは2個」というものではなくて、理想の暮らしを書きだしてください。
- 週末は友人を呼んで、ホームパーティーをしたい
- 家族それぞれが趣味に没頭したい
- リビングから庭をのんびり眺めたい
- 家事をスムーズにしたい
暮らしに焦点を当てることで、設計士さんの提案力を見ることができますし、思いがけないようなアイデアに出会える可能性も広がります。
家族の気持ちを否定しない
家族みんなが意見を正直に書くことで、満足度の高い家につながります。
- そんなのいらないでしょ!
- えー、ダサい
家族の意見に対してこんなマイナスな事を言われると、家づくりが楽しくなくなります。
家づくりノートは家族みんなで理想の暮らしってどんな家かなと考えるいい機会ですので、ぜひそれぞれがどんな事を重要視しているのかを理解する気持ちで書き込んでいきましょう。
ひらめきや気になった点はどんどん書き込む
思いついたアイデアや気になる点は、すぐに家づくりノートに書き込みましょう。
ひらめきを逃さず記録することで、後から見直す際に役立ちますよ。
家づくりは情報収集が鍵なので、積極的に書き込むことが成功への近道です。
なぜ家づくりノートを作ることをおすすめするの?(メリット)
最後に、なぜ家づくりノートを作るべきなのか?解説しておきます。
家づくりノートを作ると、多くのメリットがあります。
正直少しめんどくさいんだけど、
自分らしい家を作りたい人は絶対作るべきだよ!
①考えや情報を整理でき、やり残しがなくなる
家を建てたあとに、他の人の家を見て以下のような後悔をすることは実は多いのです。
- 私もこんな風にしたらよかった
- これやりたいと思っていたのに、伝えるの忘れていた・・・
一生に一度きり簡単に建て替えることができないマイホームだからこそ、「もっと〜すればよかった」は避けたいですよね。
家づくりノートでやりたい事を決めておけば、あとで他の家と比較しそうになっても、「自分たちのやりたいことは実現できた」と思え後悔もなくなります。
打ち合わせ中にもどんどん書き足していけば、やり残しを防げるよ
②家族や住宅会社に考えを共有できる
家づくりノートには、やりたい事を書きだしたり、自分たちの好きなイメージ写真を貼っていきます。
それを見るだけで、家族や設計士さんにあなたの好みや考えが伝わります。
例えば、以下のようなイメージです。
- ホテルライクな雰囲気よりも温かみのあるテイストが好きなんだな
- 収納の写真が多めだから、収納にこだわりがあるんだな
言葉ではうまく説明できなくても、写真を見せれば伝えられる事って多いよね
③迷った時の家づくりの指標になる
注文住宅はあなただけでなく、家族、営業マン、設計士などがチームとなって相談しながら作り上げていくもの。
家づくりノートは、「全体を貫く基本的な考え方」のようなもので、チームの家づくりの指標となります。
みんなが同じ方向に向かって進んでいくと何か判断に迷った時は、家づくりノートに立ち返ることで適切な判断を下すことができますよ。
- 「予算オーバーになりそうだけど、何を削ろう」と迷った時に、開放的なリビングは絶対叶えたい要望だから、寝室をもう少し狭くしよう。
優先順位を決めないといけない時が出てくるから、
コンセプトを持っておくのは大切だよ
④家づくりノートを作る過程で知識が増える
家づくりをする際、ネットで検索したり、インスタグラムを見たり、家のカタログを見たりしますよね!
家づくりノートには、その際に気になったことをどんどんメモしていくことを推奨しています。
気になる
↓
調べる
↓
家づくりノートにまとめる
いいアイデアはないかな?と常にアンテナを張ることで、どんどん情報が入ってくるようになります。
知らなかったという後悔を減らすことにもつながるね
家づくりノートに関するQ&A
- 家づくりノートは市販のノートでもいい?
-
はい!問題ありません。
おすすめは以下のものです。
- ルーズリーフ・・・後から好きなところに紙を追加できるので便利
- A4サイズ・・・写真を貼ったりするので、ちょうどいい大きさ
- 方眼タイプの紙・・間取りを書く時にも使いやすい
無印良品のものが人気です。
- エクセルやスマホで作成してもいい?
-
もちろん問題ありません。
用途に応じて使いわけてもOKです。
- 住宅会社の人に見せるもの → アナログ
- 家族間での情報共有(ハウスメーカーの比較など) → デジタル
- 家づくりノートに役立つアプリのおすすめは?
-
インスタグラム、ピンタレスト、ルームクリップは気になる写真やアイデアがたくさん載っているので、ぜひチェックしてみてください。
「おうちスタイル」のインスタグラムでもおしゃれや内装のおうちをたくさん紹介しているので、ぜひフォローお願いします。
まとめ
この記事では、家づくりノートの作り方を紹介しました。
家づくりノートのテンプレートを使って、家族全員の希望や優先順位を整理していき、自分はどんな家を建てたいのかをしっかりとイメージしていきましょう。
自分の好きを見つけるためにも、たくさんのアイデアを見るためにも、ハウスメーカーのカタログは集めておくといいですよ。
間取りのアイデアをGET!
ハウスメーカーのカタログには、
設計士さんが考え抜いた選りすぐりの間取りやアイデアが実例写真付きでたくさん載っています。
間取りは「こんなアイデアあったなんて知らなかった」というのが一番後悔するので
たくさんの間取りを見て、家づくりでやりたい事を決めていきましょう。
家づくりノートを作るのにも最適です♪
\無料!簡単3分!間取りのアイデアをもらう/