注文住宅のコンセントの後悔ポイントを実例で紹介!失敗しない数や位置はずばりコレ
注文住宅を建てるなら少しでも快適に暮らせるようにしたいですよね。
しかし、性能、間取りやクロス、照明などにこだわっていても、住んでみるとコンセントで後悔ポイントが出来てしまったという方はたくさんいます。
例えば、こんな感じ。
- コンセントの位置や数に失敗して、不便だった…
- 延長コードやタコ足配線を使う事になって、オシャレさがダウン…
- 使うたびに、ブレーカーが落ちてしまう…
昔に比べると、現代は電化製品が格段に増えてきていますよね?
設計士さんがデフォルトで提案してきたもので安心していると、のちのち後悔してしまう可能性があります。
私もコンセントの後悔ポイントが多々あります…
この記事では、
- 忘れがちなコンセントの位置
- 数が足りなくなりがちなコンセントの位置
- 後悔ポイントになりやすいコンセントの配置
を実例をあげながら紹介しつつ、コンセントで後悔しないためのコツを
- どの部屋で
- どんな家電を使う可能性があるか
- 位置や数はどうすべきか
という点でまとめます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。
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注文住宅のコンセントでありがちな後悔パターン4つ【実例付き】
注文住宅のコンセントでありがちな後悔ポイントは大きく分けて4つあります。
- 使いたい場所にない
- 数が足りない
- 目立つ
- 増設できない
我が家は数ばかり意識して、配置の事を考えてなかった場所があります…
コンセントの設置を忘れがちな場所
使いたい時にその場所にコンセントがないというのが一番ありがちな失敗です。
毎回延長コードを使うのは不便ですし、見た目的にも延長コードがない方がオシャレですよね?
ここでは忘れがちなコンセントの位置を紹介します。ぜひ、コンセントが付いているかチェックしてみてください。
玄関付近
玄関やシューズクロークにコンセントがあると雨でぬれてしまった靴や服の乾燥として、靴乾燥機や除湿器が使えて便利です。
また、小さなお子様のいる家庭では、電動自転車を利用することもあるでしょう。その充電器の充電場所としても重宝されます。
- 靴乾燥機
- 電動自転車の充電
- クリスマスツリーの電飾
- 水槽のポンプ
など
収納の中
収納といっても色々ありますが、収納内にコンセントがあると、とても役立ちます。
どこに何を置くかある程度想定して付けておきましょう。
我が家はリビング学習をしているので、リビング収納に電動鉛筆削りを置いたら、子供みんなで使えて重宝しています。
水色の鉛筆削りなんだけど、収納内にあるからリビングからは見えないのが最高!
- リビング収納:コードレス掃除機の充電、電動鉛筆削り
- 階段下収納:カメラやビデオカメラの充電
- ウォークインクローゼット:除湿器
- 書斎収納:プリンター
- 洗面所内収納:電動歯ブラシ、電気シェーバーの充電
など
ダイニングテーブル付近
我が家はダイニングテーブルを置いていないので、カウンターキッチンの写真になりますが、ダイニングテーブルと同じような使い道で、コンセントがあるととても役立ちます。
ダイニングテーブルの上付近にあると、座っている時はもちろん立っている時も腰の高さくらいにコンセント位置がくるので、すごく使い勝手がいいです。
- ホットプレート
- 卓上IHクッキングヒーター
- タコ焼き機
- 携帯電話、タブレットの充電
- モバイルバッテリーの充電
廊下
写真は2階の廊下ですが、人感センサーライトを付けていたのですが、明るすぎたので、廊下コンセントに足元灯のセンサーライトをつけて使っています。(→詳しくは我が家の後悔ポイント参照)
廊下はただの通路としてだけでなく、工夫次第で色々な使い道に変化できます。
例えば、
- 廊下を洗濯干しスペースとして使うようであれば除湿器を使うかもしれません。
- 洗面所を兼ねていれば、ドライヤーなど使うかもしれません。
廊下はいろんな使い道が考えられるので、とりあえずコンセントをつけておいても損はないでしょう。
- 足元灯
- 掃除機
- 扇風機やサーキュレーター
- 小型冷蔵庫
など
外部コンセント
コンセントが必要なのは、家の中だけではありません。意外と駐車場や庭でも使うので、つけておくと何かと役立ちます。
先日、水遊びをするためビニールプールに電動空気入れを使って空気を入れました。家の中で空気を入れて外に持ち出す事が意外とできますが、大変なのは空気を抜く時なんです。
空気を抜く時、手動だと空気が残りやすいしすごく大変なのですが、電動空気入れは電動で空気を抜く事もできるのですごく便利でした。
- 高圧洗浄機(玄関や外壁等の掃除や車の洗車)
- ビニールプールの電動空気入れ
- イルミネーション
- 電気自動車の充電
など
コンセントの数が足りなくなりやすい場所
次にコンセントをつけていたものの数が足りなくなってしまい、後悔しやすい場所を紹介します。
テレビ周り
テレビ周りはコンセント大渋滞です。
我が家はテレビ周りのコンセントだけで9口つけていて、つけすぎたかな?と思っていたけど丁度いいです。
テレビ周りは想定よりも少し多めが安心!
- テレビ
- 録画機器
- ニンテンドースイッチなどのゲーム機
- Amazon Fire TVスティック
- アレクサ
- ウーハー
- アンプ
など
キッチン周り
キッチンもいちいち抜き差しするのは面倒なので、コンセント多めがおすすめです。
最近は便利キッチン家電が増えてきていますからね。
また、電子レンジやオーブンレンジなど消費電力が大きいものは、ブレーカーが落ちてしまうのを防ぐためにあらかじめ電気回線を分電しておく必要があります。
ぜひはじめから多め&分電を意識して、設計士さんと相談しておきましょう。
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- 電子レンジ、オーブンレンジ
- コーヒーメーカー
- ソーダストリーム
- 電気圧力鍋
- 食洗器
- ミキサー、ブレンダー
- ホームベーカリー
- 電気ケトル
など
書斎周り
我が家でもちょっと足りなかったかなと感じているのが、書斎です。
いざ作業するとなると、PCやプリンターだけでなく、たくさんの物が必要です。
リモートワークや在宅ワークが増えてきている時代なので、ぜひ多めをおすすめします。
- PC
- プリンター
- 照明器具
- 加湿器
- スマホの充電
- 扇風機
- 暖房器具
など
位置に気をつけないといけない場所
続いて、コンセントって数だけではなく、位置がかなり重要です。
位置をちょっと工夫するだけで、コンセントやコードが目立たなくなり、ぐんとオシャレになりますよ。
我が家はこの目立たない位置にするという視点が全くなかったので、後悔しています
エアコンのコンセント
エアコンのコンセントって、特に何の指示もしていないとこんな感じでエアコンの下にコンセントが来る事が多いです。
しかし最近では、エアコンの上の部分であったり、天井付けにして、コンセントとコードをなるべく目立たない位置に持ってくる事が可能です。
オシャレハウスの人はだいたいやってる!!
ぜひ、設計士さんに相談してみましょう。
トイレのコンセント
この写真は我が家の2階のトイレです。コードがダラーンと垂れていて、ちょっと残念な見た目…
トイレの背面側にコンセント位置があれば、コードが目立たなくてオシャレだったはずです。
アクセントクロスの壁
この写真は寝室のエアコンのコンセントなのですが、先ほど書いたようにエアコンの上部にコンセントを持ってきていたら、目立たなくて良かったと思います。
さらに、濃いめのアクセントクロスに白色のコンセントカバーってすごく目立ちます。
実はコンセントカバーの色は白だけではなくて、黒などの色もあるので、目立たない色を選ぶといいですよ。
配置に気をつけないといけない場所
コンセントは部屋に数は足りていても、いい場所にないと全然意味がありません。
配置がすごーく大切になってくるので、我が家の失敗例を見ながら後悔のないようにしてくださいね。
子供部屋などの個室
この写真は我が家の子供部屋の電気図面なんですが、赤丸の所がコンセントです。
3口のコンセントが2つで6口あるので、数は十分だったのですが、配置がダメでした
部屋奥(写真右)にばかりコンセントが偏っていて、部屋の手前(写真左)にコンセントがない…
ベッド周りや机周りのコンセントの数は足りているのですが、
- 加湿器
- 扇風機
などに使うコンセントの位置がイマイチ…
仕方なく、ベッド周りのコンセントを使っていますが、入口付近(写真の青丸のエリア)にもあると便利だったのに…と感じています。
机周りとベッド周りとその他の場所の3か所に付けるのがおすすめ!
- 机周り:照明器具、鉛筆削り
- ベッド周り:スマホの充電、ゲーム機の充電、布団乾燥機
- その他:加湿器、扇風機、掃除機、電子ピアノ、テレビなど
どうしてもコンセントが届かない、足りないと感じる場合は、床コンセントの設置も検討しておきましょう。
ただ、床コンセントにはデメリットもあるので、必ず確認した上で採用してくださいね。
注文住宅のコンセントで後悔しない4つの手順
では、ここからはいよいよ注文住宅のコンセントを決める後悔しないため4つ手順を紹介します。
注文住宅のコンセントを考える手順は、以下の通りです。
- 数
- 位置
- 高さ
- 色や形状
1.各部屋でのコンセントの使い道を洗い出して数を決める
まずは、各部屋やエリアで使うであろうコンセントの使い道をどんどん書き出していきましょう。
その中で、使う頻度に合わせてコンセントの数を決めていきます。
この時意識することは、迷うくらいなら多めにつけておくこと。
コンセントは1か所につき、数千円程度ですよ
コンセントの将来的な後付けは、簡単に出来ない場所もあるので、最初からつけて置くことおすすめします。
2.家具家電の配置を書いて、コンセントの位置を決める
コンセントの数が決まれば、続いては位置です。
使い勝手のいいコンセントの位置にするためには、具体的な家電や家具の配置をあらかじめ決めておく事が大切です。
実際に家具を置いたら、コンセントが隠れてしまったという後悔がたくさん…
図面を拡大コピーして、家具を図面上に書き込んでみると、想像しやすいですよ。
年々、便利家電は増えてきていますし、生活スタイルも住んでいるうちに代わります。
そのため想像していなかったコンセントの使い道が出てくる可能性は多いにあります。
ここで後悔しないためには、コンセントのないエリアを作らない事が大切です。
写真のように、図面にコンセントの位置を大きくはっきりと書くことで、コンセントのないエリアが分かりやすくなりますよ。
3.高さも検討する
コンセントの数と配置が決まれば、続いて高さのチェックです。
一般的にコンセントの高さは床から25㎝程度と言われています。
しかし、25㎝というのは家具家電を置いたら、コンセントが隠れてしまう高さです。
配置を考えていたのに高さを考えていなかったから、半分コンセントが隠れてしまいました…
こういった後悔をなくすためにも具体的な家具家電の配置が決まっている所だけでも、しっかりと高さを決めてしまいましょう。
- 壁付けのダイニングテーブル、勉強机・書斎の机はテーブル上の高さにコンセントを配置すると使い勝手が良い
- 棚が付いている勉強机や背面ボードが付いているベッドは高さ+側面にコンセントをつけておく事を意識する
- コンセントの抜き差しの頻度が高い場所は少し高め(30㎝~40㎝)の位置が便利
4.目立たない位置か?色か?をチェック
最後に、コンセントやコードがあまり目立たない位置かどうかをチェックします。
- アクセントクロスにする場所には、合う色のコンセントにする
- エアコンのコンセントは上部に付ける
などの対策をとりましょう。
また、コンセントには2口のものだけでなく、3口コンセントもありますので、テレビ周りやキッチン周りなど数を多く使いそうな場面では、検討することをおすすめします。
まとめ|注文住宅のコンセントは数・配置・高さ・色にこだわると後悔がなくなる
注文住宅の後悔ポイントでよくあるのがコンセントです。
コンセントで後悔しないためには、
- 各部屋でのコンセントの使い道を洗い出して数を決める→少し多め
- 家具家電の配置を書いて、コンセントの位置を決める→ないエリアを作らない
- 高さも検討する→家具に隠れないか?
- 目立たないか?→位置や色、形状をチェック
この手順で決めていきましょう。
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
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「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。
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