ダイニングのペンダントライトで失敗?知っておくべきメリットデメリット

ダイニングのペンダントライトで失敗?

ダイニングにペンダントライトをつけようか迷ってるんだけど・・・
採用して失敗・後悔した人っているのかな?

ダイニングにペンダントライトが吊るしてあると、オシャレですし、料理も美味しく見えそうですよね!

デザイン性が高く人気のペンダントライトですが、ダイニングになんとなくで採用すると「もっとこうすれば良かった…」、「こんなはずじゃないのに」と失敗し後悔しているケースもあります。

そこでこの記事では、

  • 実際にダイニングにペンダントライトを採用した人の失敗談
  • ダイニングをペンダントライトにするメリットデメリット
  • 失敗しないための注意点

を紹介します。

すみこ

ダイニングのペンダントライトは全体的には満足している人が多いよ。
デメリットを受け入れ、注意点を守れば、オシャレになること間違いなし!

実際に失敗しないためのポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

ダイニングのペンダントライトでよくある失敗・デメリット

実際にダイニングにペンダントライトを採用した人の失敗談から分かるデメリットをご紹介します。

  • テーブルの位置を動かしにくい
  • ペンダントライトに頭をぶつける
  • 焼肉などをした際、掃除が大変
  • ライトが暗い
  • 邪魔になる、視界の妨げになる
  • 地震の時、揺れて怖い

失敗したくないからこそ、デメリットはしっかりチェックしましょう。

一つずつ詳しく説明していきますね。


テーブルの位置を動かしにくい

設計の段階でペンダントライトとダイニングテーブルの位置は、ぴったり合わせるのが普通です。

ただ、実際に引っ越してセッティングしてみると、テーブルの位置を変えたくなる事が出てきてしまう事があります。

  • テーブルを縦より横に置いた方が良かったり
  • 少しだけ照明の位置をずらしたかったり
  • 家族が増えテーブルを変えるなど

そんな時、ダイニングテーブルを照らすペンダントライトはテーブル中央にないと、手元に影ができてしまったり、見た目もスッキリしない印象になってしまうので、テーブルの位置は変えにくいです。

テーブルの買い替えなど予定がある人はあらかじめ考えておきましょう。

ペンダントライトに頭をぶつける

ペンダントライトを取りつける位置は、床から約160〜170cm、キッチンカウンターテーブルから照明までが70〜80cmが目安と言われています。

一般的には問題のない高さですが、テーブルの幅や使う人の身長によって、立ち上がるたびに頭がペンダントライトにぶつかってしまうことも……。

毎日使うものなので、気をつけないとぶつかってしまうようではストレスを感じてしまいますし、ケガやペンダントライトが割れるなんてことも…

どうしても高さが低すぎる場合は、コードリールやコード調整機能付きコードカバーなども販売されていますので、そちらである程度の調整は可能ですが、部屋全体のライティングバランスが崩れてしまうこともあります。

焼肉などをした際、掃除が大変

ホットプレートで焼肉やお好み焼きなどをすると、油の混じった湯気や煙が立ち上りますよね。

匂いは換気扇と窓の換気でどうにかなってもダイニングテーブルの真上にあるペンダントライトには、どうしても油がついてしまいます

うっすらであっても、油はほうっておくとホコリと混じって大変なことになるのでその都度掃除が必要です。

ペンダントライトの素材や形状によっては、掃除のしにくいものも多くあります。

形が複雑だったり、水拭きができない素材、表面に細かい凹凸のある素材などを選ぶ場合は、特に注意が必要です。

ライトが暗い

部屋の隅々まで明るいシーリングライトに慣れている人からすると、ペンダントライトは暗いと感じる場合があります

特にシェードが透明や白の場合は真下を照らすのではなく光が全体に拡散されるため思ったほどダイニングテーブルが明るくならないことがあります。

一灯で照らす範囲も限られるので、数を増やしたり電球を変えたり調整が必要になるでしょう。

また、ダイニングテーブルで勉強などをする場合は要注意!

ダイニングを様々な用途で使用するかもしれない場合は調光機能付きにしておくようにしましょう。

邪魔になる、視界の妨げになる

I型LDKの場合、キッチン→ダイニングテーブル→リビングという並びになることが一般的です。

その場合、キッチンからリビング、リビングからキッチンを見た時に視界にペンダントライトが入ってきて、邪魔になるという意見も散見されます。

時計やテレビが見えにくかったりすると、ストレスに感じますので、視界を遮らないか必ずチェックしましょう。

また、裸電球やシェードが透明だと直接光を見る形になるので眩しく感じることがあります。

地震の時、揺れて怖い

ペンダントライトは吊るしてあるので、地震が来ると、揺れます。

場合によっては、落ちたり、ペンダントライト同士がぶつかって割れるなんてことも…。

ダイニングで食事中や勉強中に地震が襲ってくる可能性もあります。

ダイニングをペンダントライトにするメリット

次にダイニングをペンダントライトにするメリットを見ていきましょう。

  • デザインが豊富でおしゃれである
  • 食事が美味しく見える
  • 空間に立体感が出る

一つずつ詳しく見ていきましょう。

デザインが豊富でおしゃれである

ペンダントライトは照明器具の中でも一番種類が豊富です。

ナチュラルテイストや北欧風、ブルックリンスタイルやアンティーク調などテイストも色も形も様々ありますし、一気にオシャレになります。

憧れのデザイナーの照明をどうしてもつけたい、雑誌で見たかわいい照明をつけたいなど、それぞれこだわりや思いもあると思います。

お気に入りのペンダントライトが毎日に目に入ると、気分も上がりますよね。

すみこ

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食事が美味しく見える

キッチンでは素材本来の色がわかりやすいよう自然な明るさの昼白色がおすすめですが

ダイニングテーブルでは、電球色がおすすめです。

電球色で真上から照らすと、いつものお料理がより美味しそうに見える効果があります

空間に立体感が出る

照明は天井に直接つけるシーリングライトと天井に埋め込むダウンライトだけだと、明るいのですが空間が平面的な感じになります。

まんべんなく明るいことが良いとされる日本では一室一灯式が主流でしたが、海外の雑誌や映画では一部屋にいくつもライトがあるのは普通ですよね。

シーリングライトやダウンライトにプラスしてペンダントライトやスポットライトを組み合わせると、部屋の色や明るさに変化がついて、立体感が増してぐっとおしゃれになります

夕食後は、少し暗めにしてくつろぐと寝付きも良くなるそうですよ。

ダイニングをペンダントライトにする際の注意点

ダイニングにペンダントライトをつける際には、失敗しないためにいくつか注意点があります。

  • ダクトレールをつける
  • 調光・調色機能をつける
  • 掃除はマメにする
  • 風があたらない位置であるか確認する

ペンダントライトの良さを最大限に引き出すためにも、よくチェックしてくださいね。

では一つずつ見ていきましょう。

ダクトレールをつける

設計図を見ながら、テーブルのサイズや場所は決めたとしてもライトの場所をピンポイントでここと決めるのはなかなか難しいものです。

実際完成してみるともう少しだけずらしたかったり、1灯から2灯に変更したかったり。

そんな可能性も考えてあらかじめダクトレールをつけておくと安心です。

ダクトレールは設計段階からつけるなら直付けタイプが一般的。

引っ掛けシーリングタイプのダクトレールよりスッキリした印象になります。

ただし、ライトの移動やつけ足しが可能なダクトレールも左右に移動できても前後には移動できません。

直線上での移動なので、どこのラインにレールを付けるかは慎重に検討しましょう。

調光・調色機能をつける

電球の色は、昼光色・昼白色・白色・温白色・電球色の5段階に分けられ、

昼光色は太陽の光に近く、電球色は白熱灯のようなオレンジ色を指します。

  • 勉強や読書、お化粧をする時は、自然な明るさの昼白色や白色
  • 料理をするときは、食材の色をしっかり確認したいので昼白色
  • 食事のときは温白色から電球色
  • 家族団らんなどリラックスしたいときは電球色

などがおすすめです。

食事をしたり本を読んだり子どもが勉強したりと色々な用途で使うダイニングテーブルは、

場面や時間帯によって光量や色を変えられるよう、調光・調色機能をつけておくと便利ですね。

今まで使ったことのない人は驚かれると思いますが、この機能は本当に優秀。

同じ部屋でも色や明るさを変えただけでガラッと雰囲気が変わるので、楽しくもあり、節電にもなるので

おすすめです。

掃除はマメにする

ペンダントライトの位置は、目線より少し上くらいにつけるのが普通なので、よく目に付く場所ということになりますね。

せっかくこだわって付けたおしゃれなライトも黒ずんでいたりホコリにまみれていては台無しです。

普段見慣れていると忘れがちですが、たまに来るお客様には目につきやすい場所。

いざという時に恥ずかしくないよう、掃除はまめにしましょう

視界を遮らないか風があたらないか位置を確認する

視界を遮らない高さや位置であるか、エアコンなどの風が当たらないかを確認しましょう。

多灯式にする場合は、並んでいるペンダントライトどうしがぶつかるととても危険です。

素材によっては、シェードや電球が割れてしまうことも。

まとめ

ペンダントライトのメリットやデメリット、注意点についてご紹介しました。

照明のプランニングは後回しにされがちですが、部屋の印象を決めるとても大事な部分です。

施主支給のことも多く、いつまでも決められなかったり、後から変えればいいからととりあえずのものをつけてしまったりすると、失敗し後悔する事になりかねません

取り付け位置は変えられないものなので、一箇所ずつ単体で決めるのではなく、家全体のバランスを考えて、早い段階で大枠を決めてしまいましょう。

そのうえでペンダントライトを選ぶのであれば、プランのイメージに合うお気に入りをゆっくりと探してくださいね。

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