平屋はやめたほうがいい?高い、うるさいと後悔する前に要チェック!!

平屋はやめた方がいい?

平屋はシンプルな生活動線が叶うと人気が高まっています。

近年で、着工戸数に対する平屋の割合が1割を超えています。(参照:国交省 建築着工統計調査)

しかし、いくら平屋がいいと思っても金額が高い、うるさいと言われることもあり、「やっぱりやめた方がいいかな?実際の口コミはどうなんだろう?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

結論を先に言うと、実際に平屋を建てた人の中にはほとんどの方が満足している一方で「こんなはずじゃなかった…」と後悔をしている人もいるのが現状です。

そこで、この記事ではリアルな口コミも交えながら、平屋についてメリットデメリットまとめました。

この記事でわかること

平屋を検討中の方は、後悔しないように、今のうちにしっかり平屋の特徴を理解しておきましょう♪

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目次

平屋はやめたほうがいいと言われる理由!デメリット9つ

平屋はやめたほうがいいと言われる理由は主に9つのデメリットがあるからです。

  • 建築費用が高くなる
  • 災害が発生した時に2階へ逃げられない
  • 防犯面で不安がある
  • 2階建ての家に隣接している場合、日当たりが悪くなる
  • 間取りの中心部の日当たり・通風が悪くなりやすい
  • 音がうるさい
  • 外部からの視線が気になる
  • モデルハウスが少ない
  • 固定資産税が高くなる

悪い点もしっかり把握し、後悔のない家づくりにしましょう^^

以下で一つ一つ解説していきます。

建築費用が高くなる

平屋は2階建ての住宅に比べて、想像よりも建築費用が高くなるデメリットがあるため、やめたほうがいいと言われます。

平屋の方が2階建てよりも建築費用が高くなる理由は主に以下の3つ。

  • 2階建てよりも広い土地が必要であるから
  • 基礎や屋根の面積が広くなるから
  • 地盤改良や水道引き込み費用も高くなるから

同じ床面積でも2階建ての場合は平屋の半分の土地面積で建築することができるので、土地の費用が大幅に変わります。

また、平屋は基礎や屋根の面積が広く、断熱材が多く必要になることも費用が高くなる要因です。

災害が発生した時に2階へ逃げられない

自然災害が発生した際、2階に避難することができない点も平屋のデメリットです。

特に洪水などの水害が発生してしまうと、家全体が被害に遭う可能性があります。

土地の環境や天候にも注意して、平屋にするかどうか検討すると良いでしょう^^

防犯面で不安がある

平屋は全ての部屋が1階にあるため、外から侵入しやすく防犯面に不安があります。

特に大きな掃き出し窓を設置する予定の方や就寝中は窓を開けることが多い方にとっては危険性が高くなります。

窓は高い位置に設置したり、侵入が不可能な小さい窓や縦・横すべり窓を選ぶなど、しっかりと防犯対策をしておきましょう。

2階建ての家に隣接している場合、日当たりが悪くなる

平屋は建物の高さがないため、近隣住宅が2階建ての場合は日当たりが悪くなってしまいます。

3方囲まれている場合はすべての部屋が暗くなってしまい、日中でも電気をつけなければいけない可能性が出てきます。

中でも注意が必要なのが、近隣住宅が建て替えて2階建てにしたことで、日当たりが悪くなってしまうケース

土地を購入する前には、現地に足を運び周辺環境や近隣の家の築年数も調べておきましょう。

間取りの中心部の日当たり・通風が悪くなりやすい

平屋で長方形や正方形の間取りにしている場合は、特に中心部の日当たり・通風が悪くなります。

家族の集まるリビングや料理をするキッチンが中心に配置されていると、部屋の雰囲気や空気が悪くなってしまい、居心地の良さが減少してしまいます。

中庭を設けたり、天井に窓を設置すると日当たりや風通しが良くなるので、ぜひ検討してみてくださいね^^

音がうるさい

2階建ての場合、水廻りと居室をフロアごとに分けることが多いですが、平屋はそうもいきません。

居室の隣に洗面室や浴室があると、生活音が気になり、うるさいと感じる可能性大です。

また、すべての部屋が屋根下に位置するので、雨の音が気になる場合もあります。

外部からの視線が気になる

人の目線の高さに居室がある為、外部からの視線が気になるといったデメリットもあります。

洗濯物を外に干す方は特にバルコニーの位置が正面にあると、毎回外部を気にしながら家事をすることになってしまいます。

道路側に、窓がいらない収納スペースを配置したり、窓の高さを工夫するなど、事前に対策を考えておきましょう。

モデルハウスが少ない

平屋は2階建てに比べ、モデルハウスが少ないというデメリットもあります。

そのため、音の聞こえ具合や広さの感じ方、間取りなど実際の雰囲気を体験しづらいといった問題が発生します。

間取りに関しては、各ハウスメーカーのカタログでも平屋特集が多く用意されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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固定資産税が高くなる 

住宅を購入すると必ず支払わなければいけない固定資産税。

2階建てよりも平屋の方が外壁材や屋根材を多く使用するため、資産価値が高いと見なされ固定資産税が高くなる傾向にあります。

また、同じ坪数を建築する場合、平屋の方が土地の面積が必要になるため、金額が大きくなってしまいます。

平屋で良かったポイント!メリット6つ

平屋にはやめたほうがいいと言われるデメリットがある一方で、平屋にして良かったと言われるメリットが主に6つ。

  • 家事導線、生活導線のいい間取りが作りやすい
  • 段差がないので安全である(バリアフリー化しやすい)
  • 地震や台風など災害に強い構造である
  • 家族が近くに感じる
  • 屋根が広いため太陽光パネルを多く載せられる
  • メンテナンスコストが安い

ひとつずつ詳しくお伝えしますね♪

家事導線、生活導線のいい間取りが作りやすい

平屋はワンフロアなのでシンプルな生活導線のいい間取りが作りやすいです。

2階建ての場合、階段の上り下りや廊下を挟むことから、移動距離が長くなってしまいがちです。

平屋は最短ルートで平面移動することができるので、導線を重要視している方にはおすすめのポイントです♪

また、平屋の場合、段差のないフラットな床、ロボット掃除機、引き戸にしておけば、掃除がすごくラクになるというメリットもあります。

段差がないので安全である(バリアフリー化しやすい)

平屋は段差がないので、安全であり、バリアフリー化がしやすいこともメリットのひとつです。

2階建ては重い荷物を持って階段を上がらなければいけないこともありますが、平屋はワンフロアで体に負担なく移動ができます。

縦移動が無くなるだけで老後の生活のしやすさは格段に上がります。

平屋は世代関係なく、快適に過ごせるのが魅力的ですよね♪

地震や台風など災害に強い構造である

平屋は建物の高さが低いことから揺れに強く、地震や台風などの災害に強い構造になっています。

また、平屋は上からの重みが無いため、2階建てに比べて崩れにくく安定した構造です。

災害の多い日本では大きなメリットのひとつですよね^^

ただ、水害の可能性のある地域の方は要注意です…

家族が近くに感じる

2階建ての住宅は1階に家族の集まるLDK、2階に居室を配置する間取りが多く、フロアが違うと家族の様子が全く把握できなくなってしまいます。

一方、平屋は同じフロアにすべての部屋が集まっているため、自然と家族と顔を合わせるタイミングが増え、コミュニケーションが取りやすくなります。

家族が近くに感じ、貴重な家族の時間が増えるのは嬉しいポイントですよね♪

屋根が広いため太陽光パネルを多く載せられる

平屋は屋根が広いため、2階建ての住宅に比べて太陽光パネルを多く乗せることができます。

電気代が高騰している今、太陽光パネルは家計を助ける要素のひとつになります。

ただ、乗せすぎると屋根への負担が大きくなるので、耐荷重を確認した上で採用するようにしましょう^^

メンテナンスコストが安い

平屋は2階建ての住宅に比べて、メンテナンスコストを低く抑えることができます。

その理由としては建物の高さが低いため、屋根や外壁を修繕する際の足場が必要ないことが挙げられます。

さらに、足場を組む手間がかからないことから、必要な時に必要な分だけ修繕することができ、結果、最小限の費用で抑えられるのです。

平屋で後悔しないためのポイント

平屋で後悔しないためのポイントは3つあります。

  • 平屋に向いている土地かチェックする
  • 家族みんなが賛成であるか確認する
  • 実績のあるハウスメーカーや工務店に依頼する

住んでから後悔しないように、購入前に必ずチェックしておきましょう!

平屋に向いている土地かチェックする

まずは希望している土地が平屋に向いているのか事前にチェックすることが重要です。

  • 平屋を建てられるだけの広さがあるか?
  • 水害の起こりにくい土地であるか?
  • 日当たりや風通しは問題ない土地であるか?

地域の自然環境、周辺建築物の高さ、土地の費用、治安など、この記事で取り上げたデメリットをカバーできているか確認できると良いですね。

建てた後にもっと早く気づいておけば良かったと後悔しないためにも、下調べには十分に時間をかけて土地の購入を検討しましょう。

家族みんなが賛成であるか確認する

平屋は2階建て住宅よりも音が響きやすく、プライベート空間を確保しにくくなるため、契約前には必ず家族みんなが賛成であるかを確認しておきましょう。

中には、2階建ての家にあこがれている人や平屋は恥ずかしいと感じる人もいます。

家族全員の生活リズムを見直し、平屋にフィットする生活ができるか検討しましょう。

実績のあるハウスメーカーや工務店に依頼する

平屋は建築する際に注意すべきポイントもたくさんあるため、実績のあるハウスメーカーや工務店に依頼するように気をつけてください。

ハウスメーカーや工務店に話を聞くと、自社が一番いいように伝えられることが多いでしょうが、プロとは言えども、経験値によって提案の幅が異なります。

  • 実績があるか?
  • 希望のデザイン、間取りが可能であるか?

諦めていたけど別のハウスメーカーだと叶えてもらえた!ということもあるので、ハウスメーカーや工務店探しは時間をかけて検討しましょう。

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平屋をやめたほうがいい人、向いている人

平屋は人によって向き不向きがあり、やめたほうがいい人向いている人がいます。

最後まで読んで、どちらに当てはまるのか考えてみてくださいね♪

やめたほうがいい人

  • プライバシーをしっかりと守りたい方
  • 住宅密集地の土地を希望している方
  • 水害が多い地域の方

プライバシーをしっかりと守りたい人は平屋ではなく、2階建てをおすすめします。

平屋は家族全員が同じフロアで過ごすので、生活音や気配を感じてしまうことがあります。

二世帯家族やひとり時間、趣味の時間を大切にしたい人は、個人の空間を確保できる家作りを意識しましょう。

向いている人

  • 小さなお子様がいる方
  • 障害をもった方やシニア世代がいる家族
  • 家族の人数が少ない方
  • 家事動線のいい家を優先したい方

小さなお子さんがいる家族やシニア世代の家族は平屋がおすすめです。

ワンフロアでの生活は家族間の距離が近いので、なにかあった時に察知がしやすく、すぐに対処ができます。

段差がなく、転倒の危険性が少ないのも安心して生活できる要素のひとつですよね^^

 

平屋についてまとめ

平屋のメリットやデメリット、後悔しないためのポイントなどをご紹介しました。

平屋は生活導線の良い間取りが作りやすく、家族とのコミュニケーションが取りやすい環境になる反面、費用面や防犯性に注意すべきことがありました。

同じ平屋でも人によって住み心地は違います。

ご自身の希望とする条件が平屋で叶えられるのか、購入前にしっかり見直しておきましょう^^

ハウスメーカー選びで後悔しないためには?

ハウスメーカーにはそれぞれ特徴があり、出来ること出来ない事・得意不得意があります。

  • 開放感のある間取りにしたかったのに、間取りの制約が多いハウスメーカーにしてしまった…
  • オプション費用が高額で、予定より予算オーバーで色々諦めるしかない…

このようにハウスメーカー選びで後悔しないためには、以下の手順で進めていきましょう。

  1. 実現したい暮らしをイメージする
  2. 複数社でプランを比較する
  3. 気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る

①実現したい暮らしをイメージする

  • 家事動線の家がいい
  • リビングに庭が見える大きな窓が欲しい
  • 耐震などは絶対安心できる家がいい

建てた家でこれからどんな暮らしをしたいのかを家族で話合ってみましょう。

そこで役立つのが、ハウスメーカーのカタログです。

カタログ請求

ハウスメーカーのカタログは、自分達の得意とする工法、デザインや間取りを多く載せているので、どんな暮らしをしたいかをイメージできると同時に好みの住宅会社を見つけることもできます

「こんな家いいな」「このキッチン素敵だな」「このリビングの雰囲気好きだな」あなたがいいと感じた部分に付箋を貼ったり、切り抜いてまとめておくと、家族や設計士さんにイメージを伝える時にもとても役立ちますよ。

ハウスメーカーの一括資料請求サービスは、「ライフルホームズ」が使い勝手が良くておすすめ!

予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪

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②複数社でプランを比較する

家づくりの要望が決まったら、 必ず複数社にプランを出してもらい比較して決めましょう。

ハウスメーカーにもそれぞれ特徴があり、 出来ること出来ない事・得意不得意があります。

同じ要望を伝えても、出てくるプランは全く違います。

  • 出来る・できない
  • 価格
  • 間取りや提案力
  • 保証内容

比較して、あなたの希望に一番合うハウスメーカーを決めていきましょう。

タウンライフ家づくり」を使うと、あなたの要望に合う住宅会社をピックアップして、間取りプランの提案・概算見積もりの作成を無料で依頼することができます。

一条工務店の間取り

住宅展示場へ行かなくても、家にいながらハウスメーカーやプランの比較・検討ができますのでぜひ利用してみてくださいね♪

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③気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る

ハウスメーカーカタログや間取りプランを見ながら、気になるハウスメーカーが数社に絞れたら、実際に完成宅見学会や住宅展示場で実物を見てみましょう。

自分の希望と同じくらいの大きさの家を実際に見ることで、イメージと本当に合っているか確認できます。

  • 広さや雰囲気
  • 音やニオイの伝わり方
  • 暑さ・寒さ

カタログや資料ではわからない部分もあるので、実際に体感して、納得してからハウスメーカーを決めることで理想のハウスメーカーが見つかりますよ。

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