【9割が知らない】一条工務店のロスガードはうるさい!?7つの対策で驚くほど静かになる!

すみこシーンとした夜中に響く「ゴーッ」という音…、一条工務店のロスガードうるさいと感じていませんか?
この記事では、一条工務店の換気システム「ロスガード」の騒音について解説します。
結論から言うと、その悩みはいくつかのポイントを押さえるだけで、驚くほど静かな環境に変えられる可能性があるのです。
音の原因と客観的な目安を知っておけば、漠然とした不安は具体的な対策に変わるでしょう。
- 平常時は30dB〜40dB前後で図書館並みの静かさが目安
- 原因の多くはフィルターの目詰まりなど特定・対策できる
- 今日から自分で試せる7つの対策で改善しやすい
- 迷ったら一条工務店の紹介制度で相談してみる
この記事では、一条工務店の施主である私が、騒音の原因特定から具体的な解決策、そして家づくりで失敗しにくくするための予防策までをお伝えします。
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一条工務店のロスガードがうるさいと感じる6大原因


ロスガードは、一条工務店の家に標準搭載されている熱交換型の24時間換気システムです。
「シーンとした夜、ロスガードの運転音が気になって眠れない…」。
一条工務店の施主として、そのお気持ちはとてもよく分かります。
実はその気になる音は原因によってタイプが異なり、あなたの家の騒音がどのタイプかを知ることが静かな環境を取り戻すための第一歩です。
- 原因①【吸引音】:フィルターの目詰まりによる「ゴーッ」という音
- 原因②【異音】:モーターやファンの経年劣化による「カラカラ」「ブーン」という音
- 原因③【風切り音】:排気口・給気口からの「ヒュー」「シュー」という音
- 原因④【振動音】:本体の共振やダクトが壁に響く低い音
- 原因⑤【設計ミス】:寝室や書斎の真上など、設置場所の問題
- 原因⑥【心理的要因】:夜間や静寂環境での”体感ノイズ”増幅
まずは、あなたの家を悩ませる騒音がどのタイプに当てはまるか、一緒に確認していきましょう。
原因①【吸引音】:フィルターの目詰まりによる「ゴーッ」という音


ロスガードの騒音原因として特に一般的で、かつ解決しやすいのがフィルターの目詰まりです。
これは、ロスガードが空気を吸い込む力が、詰まったフィルターに妨げられることで発生します。
まるで掃除機の紙パックがゴミでいっぱいになった時のような、「ゴーッ」という無理に空気を吸い込んでいるような音が聞こえたら、この原因を疑ってみてください。
フィルターは家中の空気を集めるため、思う以上に汚れやすい部分です。
フィルターが詰まる主な原因
- ホコリや髪の毛
- 花粉や黄砂
- 調理時の油煙
- 近隣の交通量が多い場合の排気ガス
定期的なフィルター掃除は、静音性を保つための重要なメンテナンスといえるでしょう。
原因②【異音】:モーターやファンの経年劣化による「カラカラ」「ブーン」という音


もし、「カラカラ」「カタカタ」といった何かが当たるような音や、「ブーン」という低い唸り音が聞こえる場合、モーターやファンといった内部部品の劣化が考えられます。
長年使った扇風機が、羽根のバランスが崩れて異音を立てるのと似た現象です。
24時間365日動き続けるロスガードも、長年の使用で内部部品が摩耗したり、ホコリの蓄積でバランスが崩れたりすることがあります。
このタイプの異音は、放置すると悪化する傾向があるため注意が必要です。
異音の種類と推定原因
- カラカラ・カタカタ:ファンや部品の緩み、破損、または内部への異物混入
- ブーンという唸り音:モーターのベアリング摩耗などの経年劣化
これらの異音が聞こえ始めたら、一度保証期間内かどうかを確認し、アフターサービスに点検を依頼するサインかもしれません。
原因③【風切り音】:排気口・給気口からの「ヒュー」「シュー」という音


ロスガード本体は静かなのに、各部屋に設置された給気口や排気口から「ヒュー」「シュー」といった風切り音が聞こえるケースもあります。
これは、ダクトを通ってきた空気が、出口である給気口を通過する際に発生する音です。
窓の隙間から風が吹き込む時に鳴る音をイメージすると分かりやすいかもしれません。
特に、フィルターが汚れて空気の通り道が狭くなっている時や、給気口の前に家具などを置いて空気の流れを妨げている時に発生しやすくなります。
風切り音が発生しやすい状況
- 給気口のフィルターが汚れている
- 給気口や排気口の周りを家具やカーテンで塞いでいる
- 外で強風が吹いている
まずは給気口や排気口の周りを見直し、空気の通り道を確保してあげることが大切です。
原因④【振動音】:本体の共振やダクトが壁に響く低い音


壁や天井から「ブーン」という低い音が響いてくる場合、それはロスガード本体やダクトの振動が原因の可能性があります。
これは「共振」と呼ばれる現象で、洗濯機の脱水時の振動が床や壁に伝わるのと似た仕組みです。
ロスガード本体から発生するわずかな振動が、設置された壁、床、天井、そしてダクトを伝わって建物全体に響き、音が大きく増幅されてしまうのです。
特に木造住宅は音が響きやすい傾向があるため、注意が必要です。
振動音の主な原因
- ロスガード本体の固定が緩んでいる
- 防振ゴムなどの部品が劣化している
- ダクトが建物の構造部分(柱や梁)に接触している
このタイプの音は、建物の構造が絡むため、解決には専門的な知識が必要になる場合もあります。
原因⑤【設計ミス】:寝室や書斎の真上など、設置場所の問題
様々な対策をしても音が気になる場合、その根本原因は設計段階でのロスガードの設置場所にあるかもしれません。
これは、これから家を建てる方にとって知っておくべき重要なポイントです。
例えば、静かに過ごしたい寝室や書斎の真上、あるいは隣接するクローゼットなどに設置してしまうと、基準値内のわずかな運転音ですら気になってしまう可能性があります。
寝室に冷蔵庫を置かないのと同じで、常時稼働する機械と静けさを求める空間は、できるだけ距離を置くのが家づくりの鉄則です。
ロスガードがうるさいとなりやすい設置場所
- 寝室に隣接する収納やウォークインクローゼット
- 書斎や子供部屋の真上にあたる2階のスペース
- リビングの壁を一枚隔てただけの場所
間取りの打ち合わせ段階で、ロスガードの設置場所を意識することが、後悔しにくくするための防御策となります。
原因⑥【心理的要因】夜間や静寂環境での”体感ノイズ”増幅
機械的な問題や設計上の欠陥がなくても、環境や心理的な要因でロスガードの音が気になってしまうことがあるでしょう。
実際に住んでみた施主の感想でも、日中の活動している時間帯は気にならないのに、夜、ベッドに入ると急に音が耳につく、という声が見られます。
これは、周囲の生活音がなくなることで、今まで他の音に紛れていたロスガードの音が際立ってしまうためです。
シーンと静まり返った図書館で、誰かの咳払いがやけに大きく聞こえるのと同じ「マスキング効果」がなくなる現象ですね。
音が気になりやすい心理的・環境的要因
- 環境の変化:周囲が静かになる就寝時や在宅ワーク中
- 意識の集中:一度気になり始めると、脳がその音を無意識に探してしまう
- 体調やストレス:疲れている時やストレスを感じている時は、普段より音に敏感になる傾向がある
この場合、音量を下げる物理的な対策とあわせて、音への意識をそらす工夫も有効になることがあります。
一条工務店のロスガードの騒音はどれくらい?dB値と他家電との比較
「ロスガードの音って、客観的に見てどれくらいうるさいの」と感じますよね。
主観的な「うるさい」という感覚を、客観的な「数値」というモノサシで測ってみることで、ご自宅の音が正常範囲なのか、それとも対策が必要なレベルなのかを冷静に判断できます。
この章で、あなたの家のロスガードの音の健康診断をしてみましょう。
実際の測定値(30〜40dB前後)を生活シーン別に可視化
一条工務店のロスガードの運転音は、平常時でおおよそ30dB〜40dB(デシベル)前後という報告が複数の施主ブログで共通しています。
この数値がどの程度の音量かというと、環境省が示す騒音の目安では「静か」なレベルに分類されるでしょう。
ただし、この音の感じ方は生活シーンによって大きく異なります。
| 生活シーン | 周囲の騒音レベルの目安 | ロスガードの音の聞こえ方 |
| 日中のリビング | 40dB〜50dB | テレビや会話など他の生活音に紛れて、ほぼ気にならないことが多い |
|---|---|---|
| 就寝時の寝室 | 20dB〜30dB | 周囲が静かなため、運転音が「聞こえる」と感じる可能性がある |
このように、日中は気にならなくても、静寂に包まれる夜間に音が気になりやすいのは、ごく自然なことなのです。
図書館・冷蔵庫・エアコンとの比較でわかる”静音レベル”
「30dBと言われてもピンとこない」という方のために、身近な家電製品や環境音と比較してみましょう。
こうして見ると、ロスガードの運転音は図書館の中や、静音タイプの冷蔵庫と近いレベルであることが分かります。
身近な音との騒音レベル比較
| 騒音源 | 目安dB値 |
| ロスガード(通常時) | 30dB〜40dB |
|---|---|
| エアコンの静音運転 | 30dB〜40dB |
| 図書館内 | 40dB |
| 静かな住宅地の昼 | 50dB |
| 静かな事務所 | 50dB |
決して「うるさい」部類の家電ではありませんが、24時間ずっと同じ音が出続けるという特性が、他の家電と違う点ですね。
周波数帯による”耳障り感”の違いもチェック
実は、人が不快に感じる音は、音の大きさ(dB)だけで決まるわけではありません。
もう一つの重要な要素が、音の高さや低さを表す「周波数」です。
一般的に、甲高い「キーン」という高周波音や、「ブーン」と響くような低周波音は、同じdB値でも耳障りに感じやすい傾向があります。
ロスガードの場合、モーターやファンによる低周波の運転音が含まれるため、人によってはこの音が不快感の原因となる可能性があります。
耳障りに感じやすい音の特徴
- 変化のない単調な音がずっと続く
- 「ブーン」という低い唸り音(低周波音)
- 「カラカラ」「カタカタ」といった不規則な異音
もしご自宅の音が単なる運転音ではなく、特定の不快な響きを持っているなら、それは対策を検討すべきサインかもしれません。
一条工務店のうるさいロスガードを静かにする7つの実践対策
一条工務店のロスガードの騒音原因に目星がついたところで、具体的な対策を見ていきましょう。
今すぐ簡単に試せるものから専門家への相談まで、効果が期待できる対策を7つ厳選してご紹介します。
まずはご自身でできることから試して、その効果を実感してみてください。
対策①:フィルター清掃・交換で吸引音を軽減
騒音対策の第一歩にして、効果が期待できるのがフィルターの清掃・交換です。
フィルターの目詰まりは「ゴーッ」という吸引音の直接的な原因になるため、ここを解消するだけで驚くほど静かになるケースが多いでしょう。
一条工務店では2ヶ月に1回の清掃を推奨していますが、実際は1ヶ月で汚れが目立つことも珍しくないという報告があります。
フィルター清掃の基本ステップ
- ロスガード本体のカバーを開ける
- 給気フィルターと防虫袋をゆっくり引き出す
- 掃除機でホコリを吸い取るか、優しく水洗いする
- 完全に乾かしてから元に戻す
特に排気側のPM2.5対応フィルターは水洗い不可なので、掃除機でホコリを吸うだけにしましょう。
これで改善しない場合は、新しいフィルターへの交換がおすすめです。
対策②:リモコン設定「おやすみモード」で一時停止


一時的にでも音を静かにしたい場合、リモコンで「おやすみモード」に設定するのが手軽で効果的です。
おやすみモードにすることで、換気システムが一時停止され運転音が静かになります。
1時間後、自動的に運転が再開される仕組みです。
ただし、法律でも常時運転が求められているため、基本的には就寝時や在宅ワーク中など、静かに過ごしたい時間帯に限定して使うのがよいでしょう。
設定のポイント
- 自動モード:標準の運転モード。センサーで風量を自動調整
- おやすみモード:就寝時や在宅ワーク中など、静かに過ごしたい時間帯に使用
一条工務店の家は高い気密性が家の性能を支えているため、運転を完全にOFFにするのは避けましょう。
対策③:給気口・排気口まわりのホコリ掃除
本体のフィルターと同じく、各部屋にある丸や四角の給気口・排気口のフィルターも見落としがちなポイントです。
ここがホコリで詰まると、空気の通り道が狭くなり「ヒュー」という風切り音の原因になります。
カバーは簡単に取り外せるので、月に1回程度、掃除機でホコリを吸ったり、固く絞った布で拭いたりするだけでOKです。
給排気口のチェックポイント
- フィルター部分にホコリがびっしり詰まっていないか
- カバーがしっかり閉まっており、ガタついていないか
- 家具やカーテンで空気の通り道を塞いでいないか
特に、ベッドの頭の近くに給気口がある場合は、ここの掃除が安眠に直結する可能性もありますよ。
対策④:防振ゴム・吸音材で共振をシャットアウト(DIY事例つき)
「ブーン」という振動音が気になる場合は、DIYによる対策も有効な場合があります。
ホームセンターなどで手に入る防振ゴムや吸音シートを使って、ロスガード本体から壁や床に伝わる振動を軽減させる方法です。
ただし、本体をいじることになるため、あくまで自己責任の範囲で行ってください。
DIY対策の簡単ステップ
- 防振ゴムの設置:ロスガード本体と床・壁の間に、厚手の防振ゴムを挟み込む
- 吸音材の貼り付け:ロスガードが設置されている収納の壁の内側に、車用のデッドニングシートなどの吸音材を貼り付ける
- 配管の隙間を埋める:壁を貫通する配管周りの隙間を、パテや防音テープで塞ぐ
これらの対策で、躯体を伝わる固体伝播音を軽減する効果が期待できます。
自信がない場合は無理せず、専門家へ相談しましょう。
対策⑤:「急にうるさくなった」時のチェックポイント
「昨日までは静かだったのに、急にうるさくなった」という場合は、何らかの不具合が発生している可能性があります。
慌てずに、以下のチェックリストを確認してみてください。
原因を切り分けることで、アフターサービスに連絡する際もスムーズに状況を伝えられます。
緊急チェックリスト
- エラー表示:リモコンに何らかのエラーコードが表示されていませんか
- 異音の種類:「カラカラ」「キー」など、明らかに機械的な異音がしていませんか
- フィルターランプ:フィルターの掃除時期を知らせるランプは点灯していませんか
- 外的要因:台風や強風など、天候に変化はありませんでしたか
これらのチェックでも原因が分からない場合は、無理に自分で解決しようとせず、速やかに一条工務店のサポートに連絡しましょう。
対策⑥:メーカー点検・アフター対応の伝え方テンプレ
セルフメンテナンスで改善しない場合、一条工務店のアフターサービスに点検を依頼することになるでしょう。
その際、的確に状況を伝えることで、よりスムーズで適切な対応を期待できます。
漠然と「うるさいんです」と伝えるのではなく、以下のテンプレートを参考に情報を整理して連絡してみてください。
アフターサービスへの伝え方テンプレート
- いつから?:「〇月〇日頃から、急に音が大きくなった気がします」
- どんな音が?:「『カラカラ』という乾いた異音がします」
- どの場所で?:「ロスガード本体というより、2階の寝室の給気口からの音が気になります」
- どんな時に?:「特に風量を『自動』にしている夜間に大きく聞こえます」
具体的な情報は、担当者が原因を特定するための重要な手がかりとなります。


対策⑦:最終手段は防音ボックス・設置位置の移設検討
あらゆる対策を尽くしても改善しない、あるいは設計段階の設置場所に問題がある場合の最終手段となるのが、より大掛かりな対策です。
これらは費用も高額になる傾向があるため、慎重な判断が求められます。
一条工務店や専門のリフォーム業者に相談の上、費用対効果を十分に検討しましょう。
専門工事による対策例
- 防音ボックスの設置:ロスガード本体を、遮音材や吸音材を使ったボックスで覆う
- ダクトの経路変更:寝室の上を通るダクトの経路を変更し、振動や音の伝達を避ける
- 本体の移設:効果は高いが、費用も高額になりやすく、現実的には難しいケースが多い
ここまで来る前に、本記事で紹介した他の対策で解決できることがほとんどです。
まずは手軽なものから試していきましょう。
一条工務店の旧型と新型ロスガードの静音性はどれくらい違う?
これから一条工務店で家を建てる方や、中古物件を検討している方にとっては、「ロスガードの性能は進化しているのか」という点は気になりますよね。
結論から言うと、新型のロスガードは旧型に比べて静音性が向上しているという報告が工務店の解説記事など複数で見られます。
一条工務店は製品改良を重ねており、換気システムもその例外ではありません。
旧型と新型で具体的に何が違うのか、詳しく見ていきましょう。
改良ポイント(ファン構造・吸音材)と静音性の変化
新型のロスガード(現行モデル:MAX RX-90)は、旧型モデルに比べて主に以下の点が改良され、静音性が高められているという報告があります。
ファンやモーターの性能向上は、運転効率を高めつつ騒音を抑えるための重要な進化です。
| 比較項目 | 旧型モデル | 新型モデル(MAX RX-90) |
| ファン | シロッコファン | 改良型シロッコファン |
|---|---|---|
| モーター | ACモーター | DCモーター |
| 吸音材 | 標準的な吸音材 | 性能向上した吸音材を追加 |
体感での静かさは向上しているという声が施主ブログに多いようです。
これは、DCモーターの採用により、滑らかな回転で不快な唸り音が減少したことも影響していると考えられます。
なお、公式スペック表による正確な騒音値の公表は確認できていないため、あくまで施主の体感ベースの情報である点にご留意ください。
いつ以降のモデルが静か?導入時期の目安と見分け方
静音性が高いDCモーター搭載モデルは、概ね2016年前後に建築されたi-smartやセゾン等から採用され始めたという報告があります。
ただし、建築時期や仕様によって異なる場合があるため、あくまで目安としてお考えください。
中古物件の内覧時などに、ご自宅のロスガードがどちらのタイプかを見分ける簡単なポイントがあります。
新旧モデルの見分け方
- リモコンの形状:画面が大きく、デザインがスタイリッシュなものが新型の可能性が高い
- 本体の型番:ロスガード本体の側面やカバー内部に貼られたシールで「MAX RX-90」などの型番を確認する
- 担当者へ確認:中古物件の場合は、不動産会社の担当者や売主に確認するのが確実
これから建てる方は、標準でこの新型が搭載されるので安心してくださいね。
一条工務店のロスガードが「うるさい」と後悔しにくくするための3つの予防策
騒音問題は、一度家が完成してしまうと対策が大掛かりになりがちです。
しかし、家づくりの設計段階で少し意識を向けるだけで、そのリスクを大きく下げることができます。
未来のあなたが「あの時、知っておいてよかった」と思える、後悔しにくくするための3つの重要な予防策をお伝えします。
この章は、現在まさに間取りを検討している方にこそ、読んでいただきたい内容です。
最重要!寝室・書斎から離れた「収納内」がおすすめの設置場所
ロスガードの騒音で後悔しにくくするための重要ポイントは、その設置場所に尽きます。
基本にして鉄則なのが、「人が長時間滞在する静かな部屋(寝室・書斎)から、できるだけ遠ざける」ことです。
そして、理想的な設置場所は、扉で仕切られた収納スペースの中でしょう。
扉一枚が、優れた防音壁の役割を果たしてくれます。
理想的な設置場所の例
- 玄関横のシューズクローク内
- 廊下の突き当りにある物入れ(納戸)の中
- 洗面脱衣室の収納スペース
- 2階のホールに面したクローゼット
間取り図を眺めながら、どこなら生活動線の邪魔にならず、かつ寝室から離せるかをシミュレーションしてみましょう。
ワンフロアで音が響きやすい平屋のロスガード設置場所の正解とは
ワンフロアで生活が完結する平屋は、2階建てに比べて生活空間とロスガードの距離が近くなりがちで、音が響きやすいという特性があります。
そのため、平屋の家づくりでは、より一層シビアに設置場所を検討する必要があるでしょう。
平屋におけるセオリーは、家の中心から離れた末端の収納スペースに配置することです。
平屋でのおすすめ設置場所
- パントリーの奥:キッチン横に設けたパントリーは、リビングや寝室から距離を取りやすい
- ファミリークローゼット内:家の端に配置することが多い大型収納は適している
- 廊下の突き当りの収納:居住スペースとの間に廊下を挟むことで、音の伝達を和らげる
「収納がもったいない」と感じるかもしれませんが、毎日の安眠と引き換えにする価値は十分にあるといえるでしょう。
設計士に伝えるべき騒音リスクを回避するための要望リスト
設計士は家のプロですが、施主が「何を気にしているか」を伝えなければ、その意図をすべて汲み取ることは難しい場合があります。
そこで、打ち合わせでそのまま使える「要望リスト」をご用意しました。
言葉でうまく伝えられなくても、これを見せるだけであなたの「音への配慮」が明確に伝わります。
設計士への要望リスト【例文】
- 「ロスガードの運転音が気になります。寝室や書斎からできるだけ離れた、扉付きの収納内に設置してください」
- 「ロスガード本体の振動が壁や床に響かないよう、防振対策に配慮した設置をお願いします」
- 「寝室の真上や真下を、ロスガードの太いダクトが通らないような配管ルートを検討してください」
家づくりは、要望を伝えた分だけ形になりやすい側面があります。
後悔しにくくするためにも、あなたの要望は遠慮なく、はっきりと伝えましょう。
ロスガードはうるさいから「いらない」はNG!24時間換気が必要な本当の理由
「うるさいのは我慢できない、いっそ止めてしまいたい…」。
そのお気持ちは、よく分かります。
しかし、そのスイッチを切る前に、どうかこの章だけはお読みください。
一条工務店の家でロスガードを止めることは、ご家族の健康と家の寿命に影響する行為につながりかねないのです。
- 結論:ロスガードを止めると結露やカビ、健康被害のリスクが高まります
- 高気密住宅の24時間換気は法律で定められた義務
- 正しい”静音運転”と”停止回避”のポイント
なぜロスガードが一条工務店の家にとって重要な設備といわれるのか、その理由を解説します。
結論:ロスガードを止めると結露やカビ、健康被害のリスクが高まります
一条工務店の家は、魔法瓶のように外気の影響を受けにくい「超」高気密住宅です。
この高い気密性があるからこそ、夏は涼しく冬は暖かい、快適で省エネな暮らしが実現できています。
しかし、それは同時に「隙間からの自然な換気がほとんどない」ことを意味します。
その状態で換気を止めると、家の中の空気はどんどん汚れていきます。
換気停止による3大リスク
- 結露・カビの発生:湿気の逃げ場がなくなり、窓や壁の中で結露が発生。カビやダニの温床になる
- シックハウス症候群:建材や家具から出る化学物質が室内に充満し、頭痛や吐き気を引き起こす可能性
- 酸素濃度の低下:二酸化炭素濃度が上昇し、集中力の低下や眠気を引き起こす
ロスガードは、この汚れた空気を排出し、新鮮な空気を計画的に取り入れるための、家の「肺」のような存在なのです。
高気密住宅の24時間換気は法律で定められた義務
実は、24時間換気システムの設置と常時運転は、建築基準法第28条の2で定められた、すべての住宅に課せられた義務でもあります。
これは、2003年の法改正で、シックハウス症候群対策として義務化されたものです。
特に一条工務店のような高気密住宅において、この計画換気は家の性能を維持し、住む人の健康を守るための最低限のルールなのです。
決して「一条工務店だけの特別なルール」ではありません。
「うるさいから」という理由で換気を止めてしまうと、法律違反になるだけでなく、何よりご家族の健康を損なうリスクがあることを覚えておいてください。
なお、一条工務店の高い断熱性能も、この計画換気とセットで初めて本来の効果を発揮します。
正しい”静音運転”と”停止回避”のポイント
結論として、私たちが目指すべきは「運転の停止」ではなく、「いかに静かに、かつ適切に運転を続けるか」ということです。
この記事で紹介してきた対策は、すべてそのためのものといえるでしょう。
ロスガードと上手に付き合っていくための正しい考え方を、改めて整理しておきましょう。
ロスガードとの付き合い方 3つの心得
- 止めない:24時間運転が基本。長期旅行などで家を空ける時も運転を続ける
- 掃除する:定期的なフィルターメンテナンスが静音性と換気性能を保つ鍵
- 工夫する:音が気になる時間帯は「おやすみモード」を活用し、メリハリをつける
騒音問題は正しい知識と対策で改善しやすいものです。
家の「肺」を止めることなく、快適な空気環境を手に入れましょう。
一条工務店ロスガードの騒音に関するよくある質問
最後に、これまで解説しきれなかった細かい疑問について、一条工務店の施主目線でお答えします。
あなたの最後の疑問を、すっきり解消していきましょう。
ロスガードとはそもそも何ですか?
一条工務店が採用する熱交換型の24時間換気システムです。
排気の熱と湿気を新鮮な空気に伝えてから室内に取り込む「全熱交換」の仕組みにより、換気による温度差を抑えられるのが特徴です。
ロスガードの騒音レベルは、客観的に何デシベルくらいですか?
平常時で30dB〜40dB前後という報告が多いです。
これは、「図書館の中」や「エアコンの静音運転時」と近い静かさです。
ただし、これはあくまで本体から1m程度離れた場所での目安値で、フィルターの汚れや設置場所、家の静寂度によって体感する音量は変わります。
フィルター交換や修理には、どれくらいの費用がかかりますか?
フィルターは年間数千円、修理は内容により数万円かかる場合があります。
フィルターは一条工務店の公式オンラインストアで購入でき、主要な交換フィルターを年間で一通り交換しても3,000円〜5,000円程度で収まることがほとんどです。
モーター交換など専門的な修理が必要な場合は、部品代と出張費で数万円程度かかる可能性がありますが、まずは保証期間内かどうかを確認し、アフターサービスに見積もりを依頼しましょう。
運転モードの「自動」と「おやすみモード」では、どちらが静かでおすすめですか?
静音性を優先するなら「おやすみモード」がおすすめです。
一時的にシステムを停止させるため、特に静かな運転状態を保てますが、家の大きさや生活スタイルによっては換気量がやや不足する可能性もあります。
基本は「自動」にしておき、就寝時や集中したい時だけ「おやすみモード」に切り替える使い分けが、快適性と換気性能を両立する使い方です。
騒音が原因でロスガードを交換した事例はありますか?
稀ですが、初期不良や改善しない異音が原因で本体交換に至るケースもあるようです。
ただし、ほとんどの騒音トラブルは、フィルター交換や部品修理などのメンテナンスで解決します。
まずは安易に交換を考えるのではなく、本記事で紹介した対策を一つずつ試していくことが重要です。
差圧式給気口とは何ですか?
室内と屋外の気圧差を利用して自然に空気を取り込む給気口の方式です。
ロスガードのような機械換気の給気口とは仕組みが異なり、住宅の種類によって採用される換気方式が違う点を知っておくと理解が深まります。
「デシカント」とロスガードは同じものですか?
いいえ、別の設備です。
デシカント(除湿ロータ)は「さらぽか空調」で使われる除湿方式の名称で、24時間換気を担うロスガードとは役割が異なります。
お風呂の換気扇の音も、ロスガードと同じ仕組みですか?
いいえ、別の設備です。
浴室の換気扇はロスガードとは独立した局所換気設備のため、音が気になる場合はどちらの設備からの音かをまず切り分けて考えましょう。
換気のしすぎで家の中が息苦しく感じることはありますか?
計画換気自体が原因になることは考えにくいです。
息苦しさを感じる場合は、換気口が家具で塞がれていないか、フィルターが詰まっていないかなど、換気量が不足していないかを確認してみましょう。
まとめ:ロスガードの「うるさい」は改善できる
今回は、一条工務店のロスガードがうるさいと感じる原因から、具体的な対策、そして設計段階での予防策まで解説してきました。
この記事のまとめ
- ロスガードの騒音は原因を特定すれば対策できるケースがほとんど
- まずは自分でできるフィルター清掃から試すのが最短ルート
- これから建てるなら設置場所の検討が後悔しにくくするための鍵
- 迷ったら一条工務店の紹介制度で相談してみる
| 騒音源 | 目安dB値 |
| ロスガード(通常時) | 30dB〜40dB |
|---|---|
| エアコンの静音運転 | 30dB〜40dB |
| 図書館内 | 40dB |
| 静かな住宅地の昼 | 50dB |
今、ロスガードの騒音にお悩みの方は、まずはご自宅のフィルター掃除から始めてみてください。
そして、これから家づくりをされる方は、このページの「要望リスト」をブックマークするかスクリーンショットを撮って、設計士との打ち合わせに臨みましょう。
あなたの家づくりが、納得のいく体験になることを心から応援しています。
\最大35万円分/
一条工務店は紹介制度を利用するのが一番お得です。





一条工務店の施主である私(すみこ)が紹介します。
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