リビングをダウンライトにして失敗・後悔!知っておくべきメリット・デメリット

リビングをおしゃれで開放的にするために、照明をダウンライトにする人が増えています。
こだわりの新築がリビングの天井がすっきりとスタイリッシュになるのはうれしいですよね。
しかし、実際にダウンライトを採用した人の中には「まぶしい」「部屋の模様替えがしにくい」と後悔している人も少なくありません。
そこでこの記事では、リビングにダウンライトを採用するうえでのポイントをまとめました。
X(旧Twitter)でのリアルな口コミも紹介しています。
この記事で分かること

失敗談を聞いてデメリットを回避する方法が分かっていると、ダウンライトを採用しても後悔しないよ!
ぜひ最後まで読んで、後悔のない家づくりにしてくださいね。
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リビングをダウンライトにしてよくある失敗・後悔例(デメリット)


リビングの照明をダウンライトにすると、以下のような失敗や後悔例があります。
1つずつ紹介していきますね。
直接見るとまぶしい
リビングのダウンライトが暗い暗いと夫が言い続けるので6個全部LED買ってきた
— 真理かめ はこべ (@mari64takahashi) December 19, 2022
取り替えたら明るいー!明るすぎてまぶしい😵お互いのシワやシミの一個一個まで見えてまうがな💦
こんなに明るい部屋はしんどい… pic.twitter.com/BMigW78Bqa
ダウンライト眩しいので遮光フィルターを重ねてつけてみましたがやっぱり眩しい。 pic.twitter.com/NJg3V4zmlz
— くらちゃんX (@KurachanxX) September 23, 2023
ダウンライト は意外と眩しいからソファに寝転んだ時に結構苦痛なんだよね。
— Dragon Ats (@dragon_ats) April 26, 2021
シーリングライトやペンダントライトが広い範囲を明るくするのに対し、ダウンライトは特定の方向を集中して明るくします。
そのためダウンライトは発光部を直接見ると非常にまぶしいです。
以下のような場面では要注意!
- 床やソファに寝転がった時
- 仰向けで寝ている赤ちゃんのいる時期
また、低い位置からテレビを見るときなどに、視界の中に光が入りまぶしく感じることもあるでしょう。
夜にくつろぎたいのに、ゆっくり出来ないことがないように配置には注意が必要です。
模様替えが難しい
ダウンライトの位置とか絶対あとで後悔するに決まっている。
— sokkuriyashi (@sokkuriyashi) August 11, 2016
テレビを買った勢いでリビングの模様替えをしたらダイニングテーブルの上がダウンライトではなくなってしまった。
— kos59125 (@kos59125) April 17, 2021
ダウンライトは特定のものにピンポイントで光が当たるのが特徴です。
そのため部屋の模様替えをすると、家具への光の当たり方が変わるため違和感が生じる可能性があります。
ペンダントライトであれば、ダクトレールや天井フックを使えばある程度は位置を変えられます。
しかしダウンライトは天井に埋め込まれているため、ダイニングテーブルやテレビ、ソファなどの配置を変えにくいと感じるかもしれません。
特定の家具を照らすために設けるのであれば、慎重に検討しましょう。
自分で交換できないタイプがある
照明パッケージ、お得なんだけど、ブラケットライト、ダウンライトは自分で交換できないそうです。
— はぐマボ@部屋のお片付けに追われる (@hugme4sisters) April 26, 2023
生涯ランニングを考えて、引っ掛けシーリング多めにしました!#一条工務店#HUGme#ハグミー
わたしのおうち、予算内における最大幸福を得たとは思っているけど、リビング照明に埋込型ダウンライトを付けたのは少し後悔している🥺 自力で交換できないので……
— 🦦ゆきだま🦦 (@F_Anna_Sacher) April 17, 2023
シャンデリアをつけるために、補助照明は少しでもスッキリさせたかったんよね
ダウンライトには一体型と交換型があります。
このうち一体型は照明器具ごとの交換になるため、第二種電気工事士の資格が必要で、多くの方が自分で交換できず、業者さんにお願いする必要が出てきます。
- 器具代
- 出張工事費
- 業者を探し⼯事の⽇程調整をする手間
約10年後に寿命がきたダウンライトを交換する度に業者を呼ぶとなると工事費や出張費まで含めると、5万円近くかかる可能性が高いです。
リビングにダウンライトを設置する場合、数が多いため交換費用も高くなります。
照明がひとつ切れるたびに業者を呼ぶか、まだ切れていない照明もついでに交換してしまうか…皆さん悩むところです。
交換のたびに業者さんに依頼するとなると、面倒に感じるでしょう。
初期費用がかかる
我が家のダウンライトは全部交換式にしたよ!値段は高かったけど後悔はない
— もぢゅ (@mz1924) June 10, 2023
リビングのライト全部ダウンライトにしてよかった!高かったけど!高級感全然違う!
— ももも👶1y+🥚 (@N1yI5n9MfBZUSHB) March 24, 2023
うちもキッチンと廊下はダウンライトやけど、設計の時にリビングもしたいっつったらめっちゃ高かったからやめたんよね…
— ゆか🌺 (@yuka_fg) May 11, 2021
ダウンライトはほかの照明と比べて設置する個数が多いため、初期費用がかかりやすいです。
リビングに設置する場合、シーリングライトやペンダントライトであれば1〜3個で済みます。
シーリングライトやペンダントライは1個あたり1万円程度のものも多いため、工事費も合わせて2〜3万円になるでしょう。
一方で、LDKを全てダウンライトにした場合、10個以上必要になることもあります。
1個あたりは工事費と合わせて5,000円〜1万円で、リビング全体だと5万〜10万円になります。
初期費用を抑えたい場合は、ダウンライトは補助的に使うことをおすすめします。
複数設置しないと暗く感じる場合がある
リビングのシーリングライトが壊れる事件。
— こてっちゃんも、たのしいです🦊🧸 (@txtyeonjunkote) August 28, 2023
ダウンライト結構あるからなんとかなってるけど、なんか暗い。
疲れた。今日は早く寝る、、、
皆が寝たあと照明をダウンライトだけにしてリビングのでかいテレビでバディミすると雰囲気が出て楽しいけど部屋が暗いので目が疲れる
— nns (@nns_starry) October 13, 2023
ダウンライトは狭い範囲をスポットライトのように照らすため、設置する数が少ないと暗く感じる場合があります。
シーリングライトと同じ明るさにしようとすると、1ヶ所につき3〜4個は必要です。
とくにリビングで読書や勉強をするときは、明るさが足りないと感じるでしょう。
明るさが足りないのではないかを不安になるあまり多く設置と明るくはなりますが、費用がかかるだけでなく、天井が穴だらけになります。
調光機能はいらなかった
調光式ダウンライトが機能していなかったので調光スイッチを接続した。SO-STYLEの調光スイッチが思っていたより高かった。
— bit287 (@bit287) May 18, 2023
今日お休みなので家の打ち合わせ。
— yui☺︎6y🦖+1歳おめでとう🥺🐰 (@yui10usagi) February 25, 2022
ダウンライトにするんだけど調光が
必要かどうかみたいな話。
赤ちゃん産まれてリビングで寝かすことあれば必要、、?とか思ったけど
いやいらないか、、🤣
購入して途中で妊娠わかったから急遽変更することもあったり大変だけど
幸せな悩みだよね。
明るさを調整する機能がついたダウンライトをつけたものの、結局あまり使わなくなったケースもあります。
時間帯や用途によって明るさを変えたい場面はあまり多くありません。
同じ明るさでいつも使うようになるため、照明計画をきちんとすれば調光機能なしのダウンライトで済む可能性が高いです。
ダイニングテーブル周辺など、複数の用途が考えられる場所のみ調光機能付きにするとよいでしょう。
リモコン式にすればよかった
部屋のダウンライトすげー好きなんだけどリモコン欲しい
— Yoshizavva (@oa1156) March 18, 2017
新居、ダウンライトでかっこいいんだけどリモコンなくて、寝る前不便だからベッドサイドにランプ置くことにした!
— らべくま💎 (@lavendernokuma) January 29, 2023
前にちょっとバズってたアヒルのやつ!
届くの楽しみすぎてやばい。
部屋の電気が点けるか消すしかできないのやっぱ不便だ、、暗くとか出来ないししかもリモコンじゃなくてスイッチオンリーなの。www
— すぅ (@Suu_suu9) October 27, 2022
ダウンライト?なので、変えることも出来ない...
リモコンで操作できるタイプのダウンライトにすればよかったと後悔するケースもあります。
賃貸と比べて一戸建てはリビングが広くなるため、ダウンライトをつけたり消したりするために歩き回る距離が長くなります。
寝る前に消して回るのが面倒に感じるかもしれません。
リモコン式であれば同じ場所からすべてのダウンライトを操作できます。
また、スマートスピーカーから声で操作したり、設定した時刻に自動でオンオフしたりすることもできます。
リビングをダウンライトにするメリット


リビングの照明をダウンライトにするメリットは以下のとおりです。
順番に解説していきますね。
照明器具にホコリが溜まりにくく掃除がしやすい
うちは寝室と子ども部屋と階段以外全てダウンライト。
— メープル (@X7sACpNRoU46422) September 18, 2023
なぜかって?
埃がいやだから〜😂
と言うより掃除が嫌いだから〜
まめな人間ならオシャレな照明付けたかった🫠
おはようございます🌤️
— ひろ(hirotiter)、株主優待と配当、ふるさと納税が大好き。定年間近のアラカンサラリーマン (@hirotiter1) October 15, 2023
今日は実家のシーリングライトの掃除です。
傘を外して拭くだけの簡単なことですが、高齢の両親にとって天井の傘を外すことは大変です。
帰省できる時間を確保することは大切な親孝行かな。
シーリングライト虫の死骸たくさんだから掃除したいけど外すのめんどすぎる_(:3_∠)_
— ガマきち (@akane120) September 23, 2023
シーリングライトはホコリや小さな虫の死骸が溜まるため、約半年に1度のペースで掃除が必要です。
一方ダウンライトは天井に埋め込まれているため、ホコリはほとんど溜まりません。
年に1回ほど、器具の表面を軽く拭く程度でよいでしょう。
照明器具を掃除するには椅子や脚立に登らなければならないため、掃除の頻度が減るのはありがたいですよね。
圧迫感がなく、開放的である
リビングのシーリング引っ掛けを撤去してダウンライトにしたのは本当に正解だった。天井高や広さに恵まれていないLDならダウンライト化はマストだなと思った。かなりすっきりする。
— Jasmine (@Jasminexit) February 19, 2023
照明をダウンライトにすると天井がフラットになるため、圧迫感が小さいです。
リビングがすっきりとし、開放的に感じられますし、おしゃれですよね。
とくに天井高を2.7mなど高くしたり、勾配天井にしたりする場合はダウンライトによる恩恵が大きいでしょう。
地震で照明が落下する恐れがない
地震あったけど大丈夫ですか?!
— 榎月 梓 (@azusa_enotsuki) May 10, 2023
中には瓦とか照明とか落ちたとこもあったみたいだし1週間は大地震に注意ってなってるからご注意くださいませ
ちなみに私のとこは震度3でした
ダウンライトは天井に埋め込まれているため、地震が起きても落下する心配がありません。
たとえばペンダントライトだと、天井から1本のコードだけで吊り下がっているため、地震で落下する危険があります。
カバーがガラス製であれば、大きな揺れで天井にぶつかり、ガラスが飛散する可能性もあるでしょう。
照明が落下するほどの地震はそうそう来るわけではありませんが、万が一のときの心配が少ないのはありがたいですね。
見た目で価格の違いが分かりにくい
ダウンライトは安いもので1,000円程度、高いものは1万円を超えるものもありますが、見た目の違いはほとんどありません。
シーリングライトやペンダントライトはさまざまなデザインのものがあり、おしゃれなものほど価格が高くなります。
一方でダウンライトの価格差は、調光・調色機能や人感センサーなど機能によるものです。
とくに新築一戸建てでは、インテリアにこだわることが多いため、安物の照明はつけにくいと感じることがあります。
ダウンライトであれば見た目の違いがほとんどないため、低価格タイプを採用してコストを削減できます。
リビングをダウンライトにする時の失敗しない選び方のポイント


リビングにダウンライトを設置して失敗しないために、以下のポイントをふまえて選びましょう。
それぞれ解説していきますね。
交換型のダウンライトを選ぶ


交換型のダウンライトを採用することで、工事士に依頼する必要なく自分たちで電球の交換ができます。
最近のLEDダウンライトの交換スパンは10年以上ですが、電球が切れるタイミングはバラバラです。
交換のたびに工事士を呼ぶのは手間も費用もかかるため、電球が切れたまま放置ということにもなりかねません。
交換型は工事費や出張費がかからず、好きなタイミングで交換できるようになります。
また、ダウンライトを電球色から温白色に変更したいなどといった際に、簡単に交換できるのもいいですよね!
価格は一体型だと3,000円〜1万5,000円、交換型は3,000〜8,000円のものが多いです。
あらかじめ家具の配置を考えておく


リビングにダウンライトを使いたい場合は、照明の位置を決めるときに、家具の配置もしっかり検討しておきましょう。
ハウスメーカーが提案する間取り図にはテーブルやソファなどが書かれていることがありますが、サイズや配置が一般的なものであることが多いです。
実際に使う予定のものに合わせたサイズや、生活スタイルに合う配置をもとに照明計画を行うことをおすすめします。
もしくは、リビングのダウンライトの全てが一つのスイッチでつくのではなく、ソファの上のダウンライトは別のスイッチでつくように系統を変えておくのも一つの手です。
朝・晩で明るさを変えられる調光タイプを選ぶ


時間帯で使い方が変わる場所にダウンライトを設置する場合、調光機能がついたタイプのダウンライトを選ぶことをおすすめします。
自然光のありなしによって、明るさを調整できると便利です。
たとえばダイニングテーブルは食事や勉強など、さまざまな使い方をします。
朝食のときは自然光が入るため、補う程度の明るさで十分です。
一方で勉強や読書をしたり、夕食のときは明るさを強くする必要があります。
通常のダウンライトの価格帯が3,000円〜1万5,000円であるのに対し、調光タイプの価格帯は5,000円〜2万円です。
必要な場所のみ調光タイプにするとよいでしょう。
ダウンライトと他の照明と組み合わせるのもアリ


照明をダウンライトだけにするのではなく、シーリングライトやペンダントライトなどと組み合わせるのもおすすめです。
それぞれの照明のメリットとデメリットを補い合うため、より魅力的な空間にできるでしょう。
たとえばシーリングライトは、1つだけで広い範囲を明るくできる実用的な照明です。
テレビやリビングデスクの上などに補助的にダウンライトを設けるとよいでしょう。
ペンダントライトは、低い位置にあるため視界に入りやすいです。
天井から照らすダウンライトと組み合わせることで、アクセントとしての効果を期待できます。
まとめ
リビングの照明をダウンライトにすると、開放感を味わえたり掃除の頻度が減ったりするメリットがある一方で、以下のようなデメリットも挙げられます。
- 直接見るとまぶしい
- 模様替えが難しい
- 自分で交換できないタイプがある
- 初期費用がかかる
- 複数設置しないと暗く感じる場合がある
- 調光機能はいらなかった
- リモコン式にすればよかった
ただし、ダウンライトにすることがダメなわけでは全くありません。
失敗のない家づくりにするためにも、一体型ではなく交換型ダウンライトにしたり、ほかの照明と組み合わせたりすることを検討すると、使い勝手がよくおしゃれなリビングを作ることが可能です。
ぜひ長期的な視点から検討してみてください。
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