シューズクロークが1畳では狭い?いらない?実際に採用した私の失敗しないコツ
シューズクロークって1畳では狭いかな?後悔する?
1畳で狭いならいらないかな?
と悩んでいる方へ、1畳のシューズクロークのリアルな使い勝手をお伝えします。
我が家は5人家族なのでもう少し広くしたかったのが本音ですが、玄関がスッキリ見えるし、つけて良かったです。
この記事では、実際に家を建てた私と「おうちスタイル」のインスタグラム(@sumiko_house)のフォロワーさん(2.1万人)に聞いたシューズクロークの必要性について解説します。
実際にシューズクロークを使っている写真をたくさん載せているので、イメージしていただけるかと思います。
ぜひこの記事を見て、シューズクロークの広さを決める参考にしてくださいね。
シューズクローク1畳は狭いのか?我が家の間取りを公開
我が家の1畳のシューズクロークの間取り図はこんな感じ。2マス分の広さです。
実際の広さはこちら。
下から185㎝の位置に天棚とハンガーパイプが付いています。
シューズクロークに収納するもの
玄関は「家の顔」とも言われるので、すっきりと見せたいと理由から採用されるシューズクローク。
シューズクロークは靴を履いたまま使える収納なので、基本的には家の外で使う物を置いておくと便利です。
実際どんな物をよく収納しているかいうと、
- 靴
- 帽子、手袋、マフラー、上着
- 傘やカッパ
- ベビーカーや三輪車、自転車
- 外遊び用おもちゃ(水鉄砲やシャボン玉、ボール、バドミントン)
- ヘルメット
- ゴルフバックやスキー用品
- ガーデニング用品
- アウトドア用品
- 部活道具
- DIY用品や工具
- 高圧洗浄機や外掃除道具
- 洗車道具
- 冬用タイヤ、雪かきシャベル
- 古新聞や段ボール
- 災害用備蓄品
意外とたくさんあります。
ただ、どの家庭にもすべての物があるわけではないので、何を置きたいかをよく考えてみましょう。
1畳の狭いシューズクロークをうまく使う収納アイデア
ここでは、実際に1畳のシューズクロークをどんな風に使っているかを紹介します。
ギューギューだよ
家の中からは、ハンガーパイプに上着をかけれるようになっています。子供でも届くようにブランコハンガーも。
狭いシューズクロークで工夫する事は、
- 吊るせるものは吊るして、空間をうまく活用する
- 大きめの靴箱を活用する
- 物置や室内も利用する
では、詳しくみていきます。
吊るせるものは吊るして、空間をうまく活用する
どうしても、下に物を置いてしまうと、場所をとってしまうので、なるべく軽い物は吊るすようにしています。
- 部活道具や帽子
傘たても場所をとるので、傘や縄跳びは突っ張り棒で吊るしています。
突っ張り棒をつける場所がない方は、こういったアイアンバーをつけるといいですよ。
可動棚をつける事も検討しましたが、高さのあるアウトドア用品を置いたり、自由に使いたかったので、我が家は天棚とポールのみつけました。
大きめの靴箱を活用する
細々としたものは、大きめの靴箱に収納しています。
靴だけでなく、
- 折り畳み傘、レジャーシート
- スリッパ
- ハンカチ、ティッシュ、マスク
- 虫よけスプレー
- 洗車道具
- ヘルメット
- シャボン玉やラジコン
- 園芸用品
- ほうき
などが入っています。
靴箱の場合、扉を閉めるとスッキリしているのがいい所ですね。
物置や室内も活用する
すべてをシューズクロークに置く事が不可能な場合は、物置や室内に置く事を検討してみましょう。
- よく使うもの→シューズクローク
- 時々しか使わないもの→物置や室内
物置の場合、最近はオシャレな物も多いですし、数万円~売っているので、うまく利用していきたいですね。
物置を置く場所がない場合は、室内に置けそうか要確認ですね。
我が家も物置は置いてないので、和室の押入れにアウトドア用品を入れています。
▼その他、玄関の間取りの注意点はこちらにまとめています。
シューズクロークを1畳でも採用する3つのメリット
シューズクロークを採用するメリットは主に3つあります。
- 玄関がスッキリする
- スペースを有効活用できる
- 家の中に汚れを持ち込まない
玄関がスッキリする
シューズクロークを設置することで、靴や傘、外出用の小物などを一か所にまとめることができます。
特に子供がいる家庭では、ベビーカーやおもちゃなどで玄関が散らかりやすいですが、シューズクロークがあれば整然と保つことができます。
スペースの有効活用できる
1畳のシューズクロークスペースであっても、棚やフックをうまく配置することで、収納力が大幅に増します。
季節ごとに使う靴やレインコート、スポーツ用品などを整理して収納できるため、限られたスペースを有効に活用できます。
家の中に汚れを持ち込まない
靴や外出時に使用するアイテムを玄関とは別のスペースであるシューズクロークに収納することで、家の中に持ち込む汚れやホコリを減少させることができます。
特に子供が小さい家庭では、衛生的な環境を保つことが重要ですので、シューズクロークの設置は大きなメリットとなります。
シューズクロークとファミリークローゼットを隣接させる間取りも人気ですので、以下の記事も合わせてご覧ください。
1畳のシューズクロークを採用することによる3つのデメリット
シューズクロークを採用するデメリットは主に3つあります。
- 玄関や他のスペースが狭くなる
- 定期的に掃除する必要がある
- コストが増加する
玄関や他のスペースが狭くなる
シューズクロークを設置することで、玄関が狭くなったり、間取りに制約が生じる可能性があります。
特に、限られた面積の家では、シューズクロークを設けることでリビングやキッチンなどの重要なスペースが狭くなるリスクがあります。
家族構成やライフスタイルによっては、家族全員の靴や外出用のアイテムをすべて収納するには十分でない可能性があり、他の収納方法を考える必要があるかもしれませんので、しっかりと計画しましょう。
家づくりで何を重要視したいか間取りの優先順位をしっかりと決めておきましょう。
定期的に掃除する必要がある
シューズクロークは特に汚れやすい場所です。
靴についた泥や砂、雨の日の水滴などがたまりやすく、定期的に掃除をしないと衛生状態が悪化します。
1畳のシューズクロークに多くの物を詰め込みすぎると、掃除の手間は負担となることがありますので、なるべく浮かせる収納を心がけましょう。
コストが増加する
新築の際にシューズクロークを設置するには追加の建築費用がかかります。
- シェルフ
- 収納システムの設置
- 照明や換気設備の導入など、
コストが高くなることがあります。
予算に余裕がない場合は負担となる可能性があります。
1畳のシューズクロークで失敗しないためのコツ
1畳のシューズクロークで失敗しないためのコツは次の4つです。
- 何を置くか決めておく
- ニオイ対策をする
- 扉やロールスクリーンをつけるか検討する
- 窓や明るさの確認をする
何を置くか決めておく
シューズクロークを大きくすると、玄関や他の部分が狭くなってしまうので、何を置くかをよく考えて広さを決めましょう。
また、1畳のシューズクロークの場合、奥行きはだいたい75㎝くらいです。
靴を置く棚をつける場合は、奥行き35㎝の収納棚を付けたら、残りは40㎝くらいしかありませんので、人が通るにはすごく狭くなります。
また、扉の位置によっては、奥の物が取り出しにくくなります。
奥の物は(上着)も取りやすくするためには、室内からも取れるようにウォークスルー型にしておくのがおすすめです。
(1マス幅では、通り抜けはほぼできませんが…)
また、1畳のシューズクロークの場合、子供用の自転車なら置けます。
ニオイ対策をする
シューズクロークで特に注意したいのがニオイです。
玄関を開けた途端に、嫌なニオイが漂っているなんて、嫌ですよね。
オープンに靴を置く場合も多いので、必ず対策をとっておきましょう。
主な対策は、
- 換気口をつける
- エアイーをつける
- 靴は靴箱に入れる
エアイーとは、天井埋め込み型のナノイー発生器で、
・タバコ臭
・体臭
・ペット臭
・調理臭
・生ごみ臭
など様々なニオイを脱臭してくれます。
我が家も玄関に付けていて、嫌なニオイは一切気にならないので、きっと効果あるんだと思います。
ただ荷物をギューギューに詰め込むとニオイだけでなく、湿気の問題も出てきてしまうので、適度な量にしましょうね。
扉やロールスクリーンをつけるか検討する
シューズクロークの目隠し対策として、扉を設置を検討する方も多いと思います。
しかし、シューズクローク内に靴箱を設置する場合は、玄関ドアを開けて、またすぐシューズクロークのドアを開けないといけなくなり少し面倒なので、注意しましょう。
シューズクローク内に靴を収納しない場合でも、
- 開き戸はドアを開けた時に人に当たらないか?
- 引き戸は、引き込む部分に物を置いたり、壁かけ収納を付けたりする事が出来ないけど大丈夫か?
を確認してみましょう。
扉を付けない場合は、ロールスクリーンをつける事で目隠しになりますよ。
また、シューズクロークの設置場所でも目隠しになる事があります。
我が家は親子ドアなので、玄関ドアを開けたら、見えるのは靴箱だけです。
上の写真の左側にシューズクロークがありますが、玄関内に入るまでは見えません。ちょっとした来客は玄関ポーチで話をするので、シューズクロークまでは見られないというメリットがあります。
ぜひ玄関ドアの開いた時にどう見えるかをチェックしてみてくださいね。
窓や明るさの確認をする
シューズクロークに窓をつけるか迷いますよね。
暗い玄関は少し寂しい印象を受けますし、狭い空間に色々と物を置いておくだけで、想像以上に暗くなりがちなので、窓があると明るくていいですよね。
ただ、外からごちゃごちゃ物を置いているのが見えるのは、見た目的に残念な印象になってしまうので、高めの位置につけるなど注意が必要です。
窓をつけない場合は、
- 照明をつける
- 玄関ドアを明かり取りのある物をする
にしましょう。
我が家は人感センサーライトで玄関ポーチと連動してシューズクロークも電気が付くように配線してもらっています。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りのアイデアがあるんじゃないかな?
と不安になっていませんか?
そうなるのは、間取りの比較をしてないから!
同じ条件でも、違う住宅会社だったり、違う人に作ってもらうだけで間取りはガラッと変わります。
納得のいく間取りに出会えるかもしれないし、いろんな間取りのいいとこ取りしてもいい!
今の間取りにしっくり来ない人は、
絶対妥協しないで、複数の間取り案を出してもらいましょう!
「タウンライフ家づくり
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まとめ
この記事ではシューズクロークを失敗しないための注意点を紹介しました。
- 使う頻度の低いものは、物置きや室内置きも検討する
- ニオイ対策をしっかりとする
- 暗くならないように、窓や照明もつけよう
- 扉は使い勝手を考える。玄関ドアを開けてすぐに目に入らない位置がおすすめ
1畳でも工夫次第で、意外と色々置くことができますので、ぜひ検討してみてくださいね。
我が家の場合は、一畳でもつけて本当に良かったと感じています。