子供部屋の窓の失敗例を紹介!後悔しがちな大きさや高さとや注意点を解説

家を建てる時、子供部屋はすぐには使わないという家庭も多いですよね。
そのため、子供が大きくなりいざ子供部屋を使い始めると、
- 安全面が心配
- 勉強机やベッドが干渉してしまう
という不満を抱え失敗したと感じる方も…。
ただし子供部屋は長年多くの家で採用されてきている部屋ですので、よくある失敗を知っておけば、ある程度対策することが可能です。
そこでこの記事では、3児の母でもある筆者が体験談を踏まえながら、子供部屋の窓にありがちな失敗・後悔談と注意点を詳しく解説します。
間取りのアイデアをGET!

ハウスメーカーのカタログには、
プロの設計士が考え抜いた選りすぐりの間取りやアイデアが実例写真付きでたくさん載っています。
間取りは「こんなアイデアあったなんて知らなかった」というのが一番後悔するので
たくさんの間取りを見て、家づくりでやりたい事を決めていきましょう。
家づくりノートを作るのにも最適です♪
\無料!簡単3分!間取りのアイデアをもらう/
子供部屋の窓のよくある失敗・後悔例

子供部屋の窓で失敗しやすいポイントは以下の通りです。
- 床からの高さが低い位置に窓があり安全面で不安
- 部屋の広さに対して窓が大きすぎた
- 子供部屋にベランダやバルコニーはいらなかった
- カーテンの規格に合う窓のサイズにすればよかった
- 1階や平屋の場合、高窓にすればよかった
それぞれ解説していきます。
床からの高さが低い位置に窓があり安全面で不安
子供部屋の窓の床からの高さが低かったという失敗はとても多いです。
- 子どもが身を乗り出して落ちてしまう恐れ
- 家具と干渉する恐れ
小さいうちは子供部屋はほとんど使わない…と思っていても、想定外の事が起こすのが子供です。
- 鍵を開ける事が出来るようになる
- 台を持ってきて外をみようとする可能性がある
ので、少し高めに設計しておいた方が安心です。
また、勉強机の高さの主流は70cm~76㎝。
教科書などを机に置くことを考えると、子供部屋の窓の高さは床から120㎝~130㎝の位置にあると、勉強机やベッドとも干渉しないためおすすめです。

実際、我が家でも最初の窓の高さが床から78㎝だったんですが、安全のために、窓の高さを床から128㎝の高さへ変更しました。

床から123㎝の窓だと、だいたい小学校の高学年で外が見えるようになってくるイメージだよ。
部屋の広さに対して窓が大きすぎた
子供部屋の広さは4.5畳~6畳くらいの家庭が多いですよね。
そういった小さい子供部屋に対して、窓が大きすぎたという後悔もとても多いです。
- 家具の配置や壁の活用に制限が出る
- ガラスは熱伝導率が高いため、外気の影響を受けやすい
- 外からの防犯面が気になる
- 光が入りやすいため、家具や本などが日焼けしやすい
- 2階にある場合、窓の掃除がしにくい
間取り図から窓の大きさのイメージは少し湧きづらいので、注意が必要です。
1.家具の配置や壁の活用に制限が出る
窓が大きい=部屋の壁の面積が無くなります。
小さめの子供部屋に大きな窓をつけた場合、ほとんど壁が無くなる場合があるので注意しましょう。
壁がないと、
- ベッド
- 勉強机
- 本棚
などの家具の配置が難しくなります。
さらに、
- ポスターや絵
を飾る場所もなくなります。



私も子供の時、好きだった歌手のポスター貼ってたなぁ
2.外気の影響を受けやすい
窓をペアガラス、トリプルガラスにしていても、窓は熱伝導率が高いため、外気の影響を受けやすいです。
- 夏は熱気が入ってきてしまい、暑くなる
- 冬は陽当たりがイマイチであれば、冷気が入ってきて寒くなる
といった部屋になってしまいます。
特に2階建ての場合、子供部屋は2階にある事が多いですよね?
ただでさえ2階は暑くなりやすいので、断熱性能のいい家でも、光熱費や暖房器具の事を考えると大きな窓は考え物です。
3.外からの防犯面が気になる
大きな窓は見晴らしがいい反面、外からもよく見えてしまうのでプライバシーの心配があります。
特に女の子の場合、本当に心配ですよね?



娘にも、「夜電気をつける時はカーテンを閉める事!」と言っているのに、いまだに時々カーテンを閉めるのを忘れています…
4.家具や本などが日焼けしやすい
窓が大きいと光の量も大きくなるので、家具や本などの日焼けがしやすくなります。
特に子供部屋の場合、本棚を置く事が多いと思うので、注意しましょう。



子供の時、大事にしていたマンガ本が色褪せちゃって悲しかったのを覚えています…
5.2階にある場合、窓の掃除がしにくい
2階の窓って、内側からは掃除しやすいですが、外側からは掃除しにくいですよね…。
小さめの窓であれば開口部から手を伸ばして拭く事も可能ですが、大きくなると手が届かなくなるので大変です。
特に、
- 学校のグラウンド近く
- 公園の近く
- 畑の近く
などの窓は、砂埃で汚れやすいので注意しましょう。
子供部屋にベランダやバルコニーはいらなかった
子供部屋にベランダやバルコニーはいらなかったという失敗談もあります。
安全面・防犯面の心配もありますし、子供が思春期になった時を想像してみましょう。
- 安全面・防犯面で心配である
- 洗濯物を干す&取り込むために子供部屋を通らなければならない
- 親の寝室と子供部屋のベランダがつながっていて、ベランダから子供部屋が見える
せっかくのプライベート空間が子供にとって居心地の悪い空間になってしまう可能性があるので、子供部屋にベランダやバルコニーをつなげるのはおすすめしません。
そもそも本当にベランダやバルコニーは必要かは、一度しっかりと検討しておきましょうね。


カーテンの規格に合う窓のサイズにすればよかった
子供が思春期になってくると、自分の部屋である子供部屋のインテリアなどにもこだわるようになってきます。
親の趣味嗜好とは全然違うものを好む可能性もありますし、その時の流行りにも左右されるでしょう。
「カーテンの柄を変えたい…」となってきたときに、窓のサイズがカーテンの既製品のよくあるサイズでないと、オーダーになるため大変だったという失敗談も聞かれます。
カーテンの既製品でよくあるサイズは、「幅100cm・丈135cm」「幅100cm・丈178cm」「幅100cm・丈200cm」。
子供部屋は高さにも注意が必要なため、 「幅100cm・丈135cm」のカーテンが合うような窓のサイズにしておくのがおすすめです。
1階や平屋の場合、高窓にすればよかった
平屋や2階リビングの家の場合などは、子供部屋が1階にあることも多いですよね。
その際、日当たりを考慮して大きな引き違い窓をつけたりしがちですが、防犯上の観点から「高窓にすればよかった」という意見もあります。
1階に子供部屋がある家で時々耳にするのが、思春期に深夜に子供部屋からこっそりと外出してしまうケースです。。
「まさか我が子が…」と思いますが、心配な方は、参考にしてくださいね。
外観やアクセントクロスでの見え方に失敗した


これは我が家の子供部屋の窓なんですが、せっかくのアクセントクロスなのに、真ん中にドーンと窓があります。
赤線で書いたような窓にしても良かったかなと少し後悔しています。雰囲気は気に入っているし、息子は全く気にしていませんが…(というより言っていない)
なぜこういう窓の位置にしたのか?全く覚えていませんが、アクセントクロスの場合は、特に窓の位置にも注意しましょうね。
子供部屋の窓で後悔しないための注意点
窓の位置に関して注意点がありますので、まとめます。
- 部屋に対して大きすぎないようにする
- 高さは安全面を考慮して少し高めにする
- 位置は外観やクロスとのバランスを見て決める
- 外からの見え方も意識する(他の部屋との窓の高さや幅を揃えるなど)
- 角部屋の場合、2方向の窓の高さを合わせるとキレイ
- カーテンレールと収納の折れ戸が干渉しないような位置にする
- 日当たりや外からの見え方にも気をつける
まとめ|新築の子供部屋の窓の大きさや高さに注意しよう
この記事では、新築で子供部屋の窓でありがちな失敗・後悔談とともに注意点を紹介しました。
子供部屋の窓は、大きさ、高さ、位置が特に重要です。
どこに机やベッドや収納を置くかをあらかじめ考えておくことで窓だけでなく、コンセントの位置の失敗もなくなりますので、どのようにつかうかを具体的に考えておきましょう。


間取りで後悔・失敗しないためには?


たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る・比較する
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
そこでおすすめなのがハウスメーカーのカタログをたくさん見ること!比較すること。


ハウスメーカーのカタログは、各社トレンドの間取りや好評な間取りの実例が写真付きで数多く載っています。
プロの作った間取りを複数見れるチャンス!



色んなハウスメーカーのカタログを見ていると、好きな雰囲気や取り入れたい動線や間取りのイメージが固まってくるよ
ハウスメーカーのカタログを集めるには、「タウンライフ
予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪



好きなイメージ写真を切り抜いておくと、打ち合わせの時にイメージを伝えるのにピッタリです!
「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
\家づくりのアイデアが満載/
STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。


「ココナラの間取り診断」では、プロの一級建築士さんがあなたの現在の間取りに問題点はないかチェックしてくれたり、アドバイスがもらえます。
- 暮らしやすい間取りになっているかの診断をしてもらえる
- 納得がいくまで何度でも修正してくれる
- オンラインで対応可能
- 3,000円〜と良心的な価格



担当の設計士さんとは違う視点からアドバイスもらえるから問題点に気が付けるよ!
数千円でずっと住む家の間取りの後悔が減らせると思ったら、安いと思いませんか?
しっかりと納得した間取りで契約したい方は、是非利用しておきましょう!
\今の間取りの問題点が分かる/