注文住宅で本当につけて良かったオプション・設備BEST10を価格も合わせて紹介
注文住宅のオプション設備は、必ずしも生活に必要な物ではありません。
しかし、
- 毎日のちょっとしたひと手間が必要なくなったり
- 家事の時短につながったり
- 掃除を楽にしてくれたり
- スッキリと、オシャレに見せてくれたり
採用することで、たくさんのメリットがあります。
オプションは、生活の質をグンと向上させてくれるよ!
一生に一度の注文住宅。せっかく注文住宅を建てるんだから、少しでも快適な家にしていきましょう。
この記事では、実際に住んでみて感じた「本当につけた良かったオプションや設備」を紹介します。
- 注文住宅のオプションってどういうものがあるのかな?おすすめを知りたい
- アレもコレもつけるとなると予算オーバーになるので、満足度の高い良かったオプションを知りたい
- 注文住宅のオプション選びで予算オーバーを回避する方法を知りたい
という方、ぜひ読んでみてくださいね。
注文住宅で本当につけて良かったオプションや設備BEST10
では、早速我が家が住んでみて感じた「注文住宅で本当につけて良かったオプションや設備」を紹介します。
ハウスメーカーや工務店によって、オプションの内容や費用は違いますが、ぜひ参考にしてくださいね。
「本当につけて良かった」「もし次建てる事があっても、絶対採用したい」オプションや設備を厳選したよ
床暖房
我が家には、ストーブやこたつなど冬の暖房器具は一切ありません。
床下にお湯を流す温水式の床暖房を採用しました。
- 暖房器具を置かなくていい
- やけどの心配なし
- 暖房器具の収納場所必要なし
- 足元からあったかい
- 部屋全体が一定の温度で保たれる
肌寒い季節になったらスイッチを押すだけ。
灯油を入れたり、フィルター掃除なども必要ないのがラクで最高!
全館床暖房を採用したので、リビングだけじゃなく、和室、お風呂、トイレ、廊下、寝室など家中どこでも温かいです。
- お風呂上りに寒くてヒヤッとすることもない
- 朝寒くて、布団から出られないなんて事もない
- 室内干しでも、洗濯物がよく乾く
- 細かい温度調節ができない
- 初期費用、メンテナンス費用がかかる
床暖房の寿命は30年~50年と言われているので、他の暖房器具を各部屋に置いたり買い替えたりすることを考えると、コスパも悪くないかな?という印象です。
スマートキー
もうスマートキーなしでは生活できないレベルで便利です。
費用:70,000円(税抜き)
車のスマートキーと同じような感じで、
- 鍵さえを持っていれば、ドアのボタンを押すだけで鍵の開け閉めが可能
- 約3mくらいの範囲ならリモコンキーで鍵の開け閉めが可能
両手が荷物でふさがっていても、子供を抱っこしていても、カバンの中から鍵を探し出す手間が省けれるのがすごく便利!
玄関ドアの電気リモコンキーは本当に便利✨
— すみこ@ベストを尽くす家づくりブログ (@sumikonosu) May 13, 2021
荷物で両手塞がってても、カバンから鍵探さなくていいから、荷物を置く事なくドア開けれる😆
付けて良かったオプションNo.1だなぁ❤️ pic.twitter.com/YiCwJ3AZn9
もし、電池が切れたりなんらかのトラブルでリモコンキーが反応しない場合は、通常の鍵が付いているので安心です。
我が家では一人一個子供も含めて、家族全員に持たせています。
小学生の子供はランドセル内のチャックの部分にエントリーキーを入れていますよ。(チャックは開けないというルール)
基本的に鍵の出し入れをしないので、鍵を落とす心配もなくなりました
食洗機
費用:51,000円
注文住宅を建てるならつける方が多い食洗機。
一条工務店では、浅型なら標準ですが、我が家は5人家族なので深型へ変更しました。
使ってみて感じる事は、家族の人数少なくてもみんな深型がおすすめ!!
深型の方が「深さが9.5㎝深く、幅が4㎝広く」なるのですが、この少しの差がすごく大きいんです。
深型にすることで、菜箸やフライパンも食洗機に入るよ
マイホームの後悔ポイントでも、食洗機を深型にしておけば良かった…という声をよく耳にするので、せっかく付けるなら深型がおすすめです。
タンクレストイレ
1階トイレはタンクレストイレのアラウーノを採用しました
費用:47,500円
タンクレストイレは、
- タンクがない分、トイレが広くなる
- 見た目がスッキリしている
- 水道直結なので、水を連続して流せる
といったメリットがあります。
中でも、アラウーノの魅力は何より、流すたびに洗浄してくれて、掃除がラク。
食器洗い用の洗剤を定期的に補充するだけで勝手に掃除してくれるなんて、夢のようです。
便器内は本当に汚れないので、半年以上掃除してません! ※便座裏は汚れるので、こまめに掃除は必要です。
▼また、トイレ内に手洗い器は洗面所が近くにあれば基本不要かな?思っていますが、あった方が良かったと感じる場合もあったので、迷われている方はこちらの記事を参考にどうぞ。
センサーライト
センサーライトとは、スイッチを手動でON/OFFしなくても、自動でON/OFFしてくれる電気の事。
センサーライトの何がいいかというと、以下のような点で便利です。
- 両手がふさがっていても電気が付く
- 暗闇でスイッチの場所を探さなくていい
- 電気の消し忘れを防止できる
我が家では、以下の場所に採用しました
- 玄関ポーチ
- 玄関ホール
- 洗面所
- トイレ
- 2階廊下
子供も夜に一人でトイレに行ったりするのを怖がらないから、つけて良かったよ
ただ、後悔している点は、
- 階段にもつければ良かった
- 2階廊下は明るすぎたので、足元灯でも良かった
玄関ポーチと玄関だけでも、センサーライトにしておくと便利だよ
上吊り引き戸
家中の扉は基本的に引き戸にすることにこだわりました。
- ドアを開ける時に、場所を取らない
- 開き戸のように、風でバタンと閉まることがない
- 少しだけ開けておくなど開閉具合の調節が可能
- 取っ手が出っ張ってないので、引っかからない
さらに引き戸の中でも、レールがない上吊り引き戸を採用したら、めちゃくちゃ良かったです。
- レールがないので、掃除がラク
- 一体感が出る
- お掃除ロボットが使いやすい
ただ、引き戸のデメリットは、
- 戸を引き込むスペースは壁として利用できない→コンセントやスイッチを付けれない
- 遮音性が開き戸に比べ劣る
我が家では、電気のリモコンを扉に両面テープでつけて、スイッチ代わりにしています。
マグネットウォール
子育て世帯にぜひともおすすめしたいのが、マグネットウォール。
マグネットウォールとは、パッと見は普通の壁ですが、下地に磁石のシートや金属の板が入っており、磁石が貼れる壁のことです。
- 重要な書類やお手紙を貼る事ができる
- 画びょうなど壁に穴をあけなくて済む
- 手紙の貼り替えが簡単
- インテリアに馴染む
お手紙を貼れる場所って忘れがちだけど、あると便利だよ。
小さい子どもの遊び場にも出来るよ。
我が家はリモコンニッチ(ハウスメーカーのオリジナル商品)の上部がプリントを貼れるようになっていて、リモコンをまとめたいというより、プリントを貼る場所が欲しいという事で採用しました。
可動棚
可動棚とは、収納内につける「高さを自由自在に変えられる棚」のこと。
我が家ではキッチンにパントリーをつける代わりに、可動棚をつけました。
費用:17,100円
- 家電をスッキリしまいたい
- 食品ストックやゴミ箱を置くスペースを作りたい
と感じていた私にとって、可動棚は高さを自由にカスタマイズできるがすごく魅力的でした!
下はゴミ箱が干渉しない高さにして、真ん中は家電に合わせて、上の方は備蓄の食材などを置けるように調整しています。
▼見た目をすっきりさせるために、市販のハニカムシェードをつけてます。
キッチンの他にも、
- 脱衣所→洗剤、タオル、パジャマの収納
- ウォークインクローゼット→服の収納、キャリーバックなどの収納
- リビング収納→書類関係や文房具などの収納
- シューズクローク→靴、外遊び道具などの収納
などつけておくと、便利ですよ。
壁補強
壁下地補強とは、クロスの下の石膏ボードの下に厚い木の板を入れることです。
(幅)1,820mm × (高さ)900mm: ¥2,500
(幅)1,820mm × (高さ)1,820mm:¥3,900
(幅)1,820mm × (高さ)2,400mm:¥5,300
壁下地補強しておくことで、壁に重いものをつける場合も、しっかりと安定して取り付ける事ができます。
我が家はテレビの壁掛け用にリビングと寝室の2か所に下地を入れました。
寝室はあまり広くなかったのと、ベッドにもたれかかった状態でテレビが見たかったため、壁掛けテレビにしましたよ。
壁掛けテレビはテレビ台に置くよりも高い位置に設置できるから、ベッドから見やすいよ
他にも、棚をつけそうな場所(脱衣所やWICなど)には下地を入れておくのがおすすめです。
壁下地の後付けはできないから、迷ったらつけるのがおすすめだよ
断熱材を削ることになるのであまりおすすめはしていないそうですが、中には家の全面に下地を入れる方もいるそうですよ。
室内物干し
- 雨の時でも、室内で洗濯物を干したい
- 花粉や黄砂などが洗濯物を外に干したくない
- 共働きなので、洗濯は基本夜にしたい
という方にとって、必要不可欠となるオプションが室内物干しです。
旧宅のアパート時代、雨の日はカーテンレールに洗濯物がずらーっと並び見た目もダサいし、乾き方もイマイチでニオイも気になるといった状況だったので、新居ではリビングから見えない室内でもしっかり乾かせる方法をとりました。
我が家がつけた室内干しオプションは「ホスクリーン」
費用:3600円/1本
脱衣所:4か所→乾燥機にかけない服を干す
2階廊下:2か所→布団のシーツやタオルケットなど大物を干す
といった方法で使用しています。
基本は外干し派の方でも、雨の日やライフスタイルの変化で室内干しになる可能性もあるので、室内干しのプランは必ず考えておこうね
もしくははじめから完全室内干しを想定して、ベランダ無しにするという考え方もアリかな。>>新築マイホームにベランダなしは後悔する?バルコニーの必要性を考えてみた
▼DIYが得意な方は、自分で取り付ける方が少しだけ安いかも…
▼物干しワイヤーも見た目がスッキリしていておすすめです
注文住宅のオプションで予算オーバーを回避する方法
オプションは本当に様々な商品があるので、気が付けば、オプション費用に「数十万~数百万かかってしまっている」という事が良く起こります。
ここでは予算オーバーになってしまった時、「何を選んで何をやめればいいのか」を紹介します。
家を小さくする
まず考えて欲しいのが、「間取りを小さくできる所はないか?」という事。
基本的に、注文住宅では、家を広くすれば広くするほど、建築費用が上がります。
逆に一坪小さく出来れば、何十万と安くなるので、欲しいオプションを採用することができます。
- 子供部屋を6畳→4.5畳へ
- お風呂を1.25畳→1畳へ
- ベランダを無しにする
- 2階トイレをやめる
など
ただ広い家よりも「小さくても性能のいい家」の方が快適に暮らせる場合もたくさんあるよ
使用頻度の高い物を優先する
いくらいいオプションを採用しても使わなければ、意味がありません。
あとから、やっぱり要らなかったから返品なんてできないしね。
たとえ少し高いオプションでも、
- 毎日使う物
- 家族みんなが使うもの
であれば、満足度は高くなります。
窓や断熱材など、家の性能に関わる部分はケチってはいけません。
後付けできる物はあとから付ける
どうしようか迷うオプションであれば、後付けが難しいものを優先しましょう。
例えば、
- アクセントクロス
- 可動棚
- エコカラット
- ウッドデッキ
などは、後からでも必要であればつけたり、変更が可能ですね。
まとめ|注文住宅で本当につけて良かったオプション・設備
この記事では、注文住宅で本当につけて良かったオプション・設備を紹介しました。
あなたの生活スタイルに合わせて、じっくり選んで、快適な家づくりをしていきましょう。