トイレに手洗いなしで後悔!いらないと判断する前に知っておきたいメリット・デメリット
注文住宅を作る際、誰しも一度は迷うのが、「トイレに手洗い器は必要かいらないか」ですよね。
トイレは一日に何度も使うし、来客の方も使うかもしれない箇所なので、適当に決めるわけにはいけません。
実際、私自身もとても迷いましたし、インスタグラムでフォロワーさんにアンケートを取ったところ、意見が分かれました。
しかし、間取りの後悔の中でもトイレ内に手洗いなしに決めてしまった人の中で、住んでから後悔してしまうケースも珍しくありません。
我が家も迷った結果、「トイレ内に手洗い器はいらない」という結論に達してつけませんでしたが、住んでみてから「つけとけばよかったかも…」と思う出来事がありました。
「つければよかった…」とならないためにも、この記事ではトイレの手洗い器の後悔しやすいポイントやメリットデメリットを紹介します。
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トイレに手洗いなしでよくある後悔
トイレの近くに洗面所がある場合は、トイレ内に手洗い器はなしでいいかなと思いますよね。
しかし、住んでみて「思ってたのと違った…後悔!」と感じてしまうこともあります。
よくある後悔は以下の通りです。
- 来客に「洗面所で手を洗ってください」と説明するのが面倒・恥ずかしい
- 2階に水栓がなくて不便
- トイレと一体型の手洗い器は使いにくかった
- 生理中などでトイレ内で手が汚れた時困る
それぞれ解説していきます。
後悔1.来客に説明するのが面倒・恥ずかしい
トイレ内に手洗いなしの場合、来客に毎回説明するのが面倒で後悔することも多いです。
「手洗いはこちらの洗面所を使ってください」と説明するのが面倒なんですよね…。
お客さんの中には、特に何も言わなくても「トイレの後の汚れた手でドアノブを触るなんて…」と思われているかもしれません。
来客が多い家庭や洗面所を見られるのが嫌という方は、トイレ内に手洗い器をつけておいた方がいいでしょう。
後悔2.2階に水栓がなくて不便
戸建ての場合、2階にもトイレを設置する家も増えてきています。
1階トイレは洗面所が近くにあるからトイレ内に手洗いなしでも問題なかったけど、2階トイレは手洗い器をつければよかったという後悔もあります。
2階に独立した洗面台を設置する場所がなかったとしても、トイレ内に手洗い器があれば、手洗い以外にも水が使えて1階から2階へと階段を往復しなくてもいいのでとても便利です。
2階で水を使う場面の一例は以下の通りです。
- ちょっとした掃除
- 観葉植物への水やり
- 加湿器の補水
後悔3.トイレと一体型の手洗い器は使いにくかった
トイレ内に手洗いがある方の中にも、トイレと一体型の手洗い器ではなく、独立した手洗い器にすればよかったという後悔もあります。
一体型手洗い器の場合、トイレの奥のタンク上の少し高い位置にあるので、どうしても小さな子供は手が届きません。
さらにトイレの奥は狭いので掃除がしにくいんですよね。
- 省スペース
- 独立型に比べ費用が安い
- 子供の手が届かない
- 掃除がしにくい
使い勝手が悪いと使わなくなることも多いですので、スペース的に可能であればできる限り独立型の手洗い器の設置をおすすめします。
後悔4.生理中などで手が汚れた時困る
女性なら分かると思いますが、生理用品の交換をするときに手が汚れてしまうことってありますよね…。
そんなときにトイレ内に手洗い器があればすぐに手を洗うことができますが、なかった場合はあたふたすることになり後悔してしまいます。
トイレのすぐそばに洗面所があったとしても、洗面所の場合は他の誰かが使っていたら使えないですよね…。
気を遣わずに誰にも見られずにサッと手を洗いたいという方は、トイレ内に手洗い器をつけておきましょう。
トイレに手洗いなしのメリット
トイレに独立した手洗いなしのメリットは以下の通りです。
- 水がはねて、床や壁が傷まない
- 掃除場所が増えない
- 設置費用がかからない
以下で詳しく解説していきます。
手洗い器から水が飛び散らない
トイレ内の手洗い器は、手洗いボウルがどうしても小さいので、水が飛び散ることが多いです。
しかし、トイレ内の手洗いではなく、大きな洗面台で手を洗えば、そういった心配は必要ありません。
昔ママ友の家に子連れで遊びに行ったときに、トイレをお借りして、子供のトイレについていったんですが、まぁ飛び散らかしました。(もちろん、トイレットペーパーで床をふき取りましたよ)
大人は飛び散らないように加減して手を洗ったりできると思うんですが、子供はそんな簡単には出来ません。
我が子には、注意できるかもしれませんが、よその子に注意なんてできませんし…そんな事でストレス溜めたくない!っていうのが正直な気持ちです。
もちろん水ハネのしにくい形状のものや水圧も調整できるものもあると思うので、採用する時はその辺を実際に試してみて要チェックです。
追加費用がかからない
洗面所とは別にトイレ内に独立した手洗い器をつける場合、どうしてもその分費用が余分にかかってきてしまいます。
約7万円くらい~。
洗面台を設置するとなると、トイレのスペースも多少広くとる必要がありますよね。
今は原材料の高騰で設備も値上がりしていますので、少しでも節約できるのは大きなメリットの一つです。
掃除箇所が増えない
水回りの掃除ってやっぱり面倒ですよね。
放置していたら、水垢汚れや黄ばみなんかが出てきてしまうので、手洗い器だって定期的な掃除は必ず必要。
しかも、手洗い器を設置するってことは、タオルも必要で、それを毎日替えないといけません。
一戸建ての場合、賃貸アパートと比べると、いくら家事ラクハウスにしても、どうしても広くなる分掃除箇所が増えるんですよね。
水回りだけでも、
- トイレ2か所の掃除
- 洗面所2か所の掃除(→我が家は2階にも洗面台つけました)
- お風呂の掃除
- キッチンシンクの掃除
これに加えて、トイレ内手洗い器の掃除やタオル交換までは無理!ってなりました…
我が家は2階トイレはタンク有りトイレですが、手洗い器なしのタイプにしました。
タンク上の手洗い器ってつい掃除さぼっちゃいそうだから…
トイレ内に手洗い器が必要な人はこんな人
トイレ内に手洗い器はいらないと言っても中には、必要なケースもあるのでご紹介します。
- 間取りの関係で洗面所が近くに設置できない
- 衛生面が気になる
- 女性でタンポンや月経カップを使用している
こんな方はトイレ内に手洗い器が必要です。
では、詳しく見ていきます。
間取りの関係で洗面所が近くに設置できない
間取りの関係で洗面所が近くに設置できない場合は、なるべく洗面所内に手洗いを設置する必要が出てきますよね。
私のインスタのフォロワーさんに聞いてみたところ、玄関横にトイレを設置して、その中に洗面台もつけているという方も何名かいました。
この場合、トイレ後の手洗いの他、
- 帰宅→トイレ内で手洗い→リビング
といった使い方をしているそうで、それはすごくいいなぁと感じましたよ。
私も間取り検討中の時、手を洗ってからリビングにいける動線にしたくて、洗面所の位置を考えましたが、こういったやり方もありだったかもと思いました。
間取りの選択肢が広がるからすごくいいと思う
▼トイレの設置場所に悩んでいる方はこちらの記事も参考にどうぞ。
衛生面が気になる
トイレ内に手洗い器をつける派の意見を聞いてみると、やっぱり多いのが、
「用を足した後の手でドアノブを触るなんて信じられない」
「洗面所で手を洗う場合、顔を拭くタオルとトイレの後の手を拭いたタオルが一緒なんて無理!」
という意見です。
なるほどと思う反面私は正直、
- すぐに洗面所で手を洗うから問題ない
- ショッピングモールとかのトイレだって、トイレ内に手洗いないよね?
- 洗面所のタオルを使うは手を洗った後だから、汚くない気がする…
といった感じで全く気にならないタイプの人間ですが、気になる人は一定数いるようです。
自分は気にならなくても、来客の方が気にするかもしれないと感じる方はトイレさ内に手洗い器を付けましょう。
我が家は来客自体ほとんどないのだけど、来客時は念のためアルコール除菌スプレーをトイレットペーパーの上らへんに置いて対応しています。
このご時世ですから、他人の家の便座だって、気になる人は気になるでしょうしね…
女性でタンポンや月経カップを使用している
これが私がここ最近「つけとけばよかったかも・・」と思う理由の一つなんですよね…
(男性の方はすみません)
最近、友人がですね、生理用品の一つである月経カップを使い始めたんです。
「漏れないし、臭わないし、ゴミでないし最高だよ」って毎回熱弁してくるんで、私も気になってきているんですね。
だけど、月経カップって交換時に必ず多少手が汚れるみたいなんですよ…。
だから、なんだか使ってみたいけど、踏み切れないんです…
うちには娘もいるから、トイレ内手洗い器あった方が良かったかななんてモヤモヤしています…
海外では月経カップって結構浸透してきているみたいで、日本でも今後ますます人気になってくる日がくるかもしれません。
もしも、月経カップが気になる方は、トイレ内に手洗い器をつける事も検討してみてください。
まとめ
この記事では、トイレ内に手洗いなしは後悔するのか?について解説しました。
結論は、
▼こんな方はトイレ内に手洗い器必要!▼
- 間取りの関係で洗面所が近くに設置できない
- 来客が多い
- 衛生面が気になる
- 女性でタンポンや月経カップを使用している
それ以外の方は、こんなデメリットもあるから「手洗いなし」でいいのかなと思います。
- 費用が高くなる
- 掃除箇所が増える
- 水ハネによるストレス
せひ、間取りづくりの参考になればうれしいです。
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