新築の階段の間取りの後悔・失敗ポイントまとめ|オシャレさだけでなく安全にも注意
階段は上下の階へ移動するためのただ通路ではありません。
長く快適に過ごすためには、かなり重要な場所だよ
- デザイン性
- 収納力
など、人によって階段に求めるものは異なりますが、深く考えなかったために新築の階段の間取りで後悔したという声はたくさんあります。
私の家づくりの経験と家を建てた先輩方の間取りの後悔をまとめると、階段を考える際は、主に
- リビング階段のメリットデメリットをしっかりと知る
- 音・空調問題に注意
- 安全性を確認する
という点に注意していくことが重要です。
この記事では、階段の後悔・失敗ポイントを
- 間取り(位置、形)
- 設備(窓・照明・クロス)など
に分けて具体的に紹介していきます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。
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間取りは「こんなアイデアあったなんて知らなかった」というのが一番後悔するので
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新築の階段の後悔・失敗ポイント4選【間取り編】
では、新築の階段の間取りの後悔ポイントを紹介します。
- リビング階段にしなければよかった
- 玄関ホールに階段を作ったら、2階まで寒くなった
- 階段に踊り場を作れば良かった
- 階段が急で危なかった
階段が変わると間取りがガラっと変わるから重要だよ
リビング階段にしなければよかった
家族が自然と顔を合わせられるという理由で人気のリビング階段ですが、後悔しているという人が多くいます。
理由は、リビング階段のメリット・デメリットをしっかりと理解していなかったから。
- 家族感のコミュニケーションが取りやすい
- 2階にいくのが面倒じゃない
- おしゃれで開放感があるリビングになる
- 廊下がいらないので無駄のない間取りになる
- 想像以上に声や音、臭いが2階まで響く
- 寒い、空調が効きにくい、電気代が高くなる
- 子供の友人が来た時にリビングでくつろぎにくい
- 小さい子供には対策が必要
我が家もリビング階段で、音は想像以上に響きます。だけど、リビングから2階にいる子供を呼ぶ時はすごく便利だよ
音の響き具合や空調の効き具合は間取り図を見るだけでは分かりません。
また家の構造(気密性・断熱性など)によっても変わるので、必ず完成宅見学会などに参加して確認する事が大切です。
リビング階段でみんなが後悔しているわけではなく、デメリットを知っておくと対策も出来るので、ぜひしっかりと確認しておきましょう。詳しくは以下の記事をご覧ください。
玄関ホールに階段を作ったら、2階まで寒くなった
リビング階段にしない場合、多いのが玄関ホールに階段を作るパターンです。
- 2階リビングの家
- 夜勤がある仕事の方いるなど家族でライフスタイルが異なる家庭
にはすごく人気の間取りですよね。
- 玄関から2階に直行できる
- リビングの音や明かり、匂いが気になりにくい
- 子供の友人に1階のリビングを見られない
- コミュニケーションが減る
- 玄関の寒さが2階にまで伝わりやすい
気が付かなかったという意見が多いのが、玄関の寒さが2階まで伝わりやすいという点。
玄関は家の中で一番寒くなりやすい部分です。
- フローリングがないから(タイルは冷たい)
- ドアは壁に比べ断熱性能が落ちるから
その結果、玄関ホールに階段を作ることで2階にまで冷たい空気が流れ込んでしまい、寒くなってしまいます。
ぜひ、以下の対策も考えておきましょう。
- 断熱性の高い家にする
- 全館空調を採用する
- 階段前にドアをつける
階段に踊り場を作れば良かった
階段は大きく分けるとストレート階段と回り階段がありますが、回り階段でよくある後悔の一つが踊り場を作れば良かったという後悔です。
曲がる所の階段の幅が狭くて、踏み外しそう
この後悔している人の意見を聞くと、「踊り場を作れるなんて建築時は知らなかった」という人がほとんど。
私も設計士さんは提案してくれなかったので、知りませんでした。
後から、こんな方法もあるんだと知りました。
↑このように踊り場を作ったり、曲がり角の段数を減らしたりなど踏み外しにくくする工夫は色々できますので、ぜひ設計士さんに相談してみてください。
踊り場があれば、観葉植物を飾ったり、小さな本棚をつけてもいいよね
踊り場を作ることで、階段スペースが大きくなってしまい他の部屋の大きさが小さくなってしまうというデメリットもありますので、よく検討してみましょうね。
階段が急で危なかった
階段って家の中でも事故が多い場所なんですよね…
ちょっとしたケガで済まず、骨折や大きな損傷を追ったり中にも死亡するケースもあるので、安心できる階段って重要です。
特に
- 小さな子供
- 妊婦さん
- ご年配
は注意が必要。
うちの娘(小5)も「ながらスマホ」が原因で階段から転落して、おでこが切れました…
階段に使う面積を狭くすると、どうしても階段が急になってしまいます。
また間取り図面を見るだけでは、階段の勾配って分かりにくいので、しっかりと実際の段差の勾配や階段の踏み板の奥行きなどを確認しておきましょう。
階段に滑り止めをつける事のもおすすめです。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りのアイデアがあるんじゃないかな?
と不安になっていませんか?
そうなるのは、間取りの比較をしてないから!
同じ条件でも、違う住宅会社だったり、違う人に作ってもらうだけで間取りはガラッと変わります。
納得のいく間取りに出会えるかもしれないし、いろんな間取りのいいとこ取りしてもいい!
今の間取りにしっくり来ない人は、
絶対妥協しないで、複数の間取り案を出してもらいましょう!
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新築の階段の後悔・失敗ポイント5選【設備編】
- 階段の上下にベビーゲートを付けれるようにしておけば良かった
- 人感センサ―ライトにしておけば良かった
- スケルトン階段にしなければよかった
- 窓がなくて薄暗くなってしまった
- 階段のクロスを汚れが目立ちにくい色にすればよかった
階段の上下にベビーゲートを付けれるようにしておけば良かった
赤ちゃんや小さい子供がいると、安全のためにも階段にベビーゲートは必須です。
しかし、ベビーゲートは階段の入口、出口の両方に壁や柱がないと取り付ける事ができません。
特にオープン階段は、ベビーゲートをつける場所があるか?確認しておきましょう。
ベビーゲートをつけるのが無理な場合は、ベビーサークルで囲ったり、
ラブリコやディアウォールといったDIYで簡易柱を作る事も可能なので、ぜひ参考にしてくださいね。
人感センサーライトにしておけば良かった
これは我が家の階段での後悔ポイントなのですが、人感センサーにしておけば良かったです。
理由は、よく消し忘れているから。
朝起きて、夜電気の消し忘れたことに気がつく事がしょっちゅう
ただ、階段をセンサーライトにする場合は、
- カーテンなどがセンサーに反応しないようにする
- リビング階段の場合、リビングにいるだけで反応しないようにする
といった注意点もあります。
とはいえ、人感センサーライトは
- 反応する範囲を調節できるし、
- 使いづらいと感じた場合はセンサーOFFにすることも可能
なので、階段には人感センサーライトをつける事をおすすめします。
スケルトン階段にしなければよかった
スケルトン階段って、開放感もあるし、圧倒的におしゃれですよね。
我が家も憧れたけど、他の間取りとの関係で断念しました
ただし、デメリットも理解しておかなければ後悔します。
スケルトン階段のデメリットは、
- 階段下に収納が作れない
- 階段の隙間からホコリやゴミが落ちる
- 階段の隙間からスマホやおもちゃを落とす
- スカートを履いていると1階から見えてしまう可能性がある
階段下をペットスペースにしていたけど、階段から落としたおもちゃがペットに当たってしまったという人もいます
スケルトン階段の場合、階段下をどんな使い方をするかある程度考えておくといいですね。
窓がなくて薄暗くなってしまった
階段が家の真ん中にある場合、窓をつける場所がなく暗くなってしまいます。
階段が暗いと、
- 天気のいい昼間でも電気をつける必要がある
- 足元が良く見えず、転落の危険性が高まる
また窓の位置によっては、「階段の1階部分は明るくても2階部分は暗い」などといったケースもあるので、よく確認しておきましょう。
階段の明るさが心配な場合は、人感センサーライトをつけておくのがおすすめです。
階段のクロスを汚れが目立ちにくい色にすればよかった
これは我が家の住んでみて感じたポイントなのですが、階段のクロスって想像以上に汚れます。
我が家のクロスの中で一番汚れている場所が階段です
子供は手すりの位置が高いのか?安全のためなのか?階段の両サイドを触りながら上り下りするんです。
すると、手垢や鉛筆の線や色んな汚れがつきます。
多くの家では、階段は白の壁紙を採用すると思いますが、少しグレーがかった白やクリームっぽい白など、汚れが目立ちにくいクロスを採用する事をおすすめします。
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
そこでおすすめなのがハウスメーカーのカタログをたくさん見ること!
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予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪
好きなイメージ写真を切り抜いておくと、打ち合わせの時にイメージを伝えるのにピッタリです!
「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。
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