洗面台を廊下に設置して後悔しない?デメリットや注意点を紹介
- 洗面台を廊下に設置して後悔する?
- 洗面台を廊下に設置した際のデメリットを知りたい!
- 洗面台を廊下に設置する際の注意点は?
近年、脱衣所と洗面所を別々に分ける間取りが人気ですよね。
脱衣所と洗面所を分けた結果、廊下に洗面台を設置するケースが増えてきています。
一方で、廊下に洗面台を設置する際は見た目や音対策までしっかり考えておかないと、使い勝手が悪く後悔するケースも少なくありません。
廊下に洗面台を設置するには良し悪しがあるので、この記事を読んで我が家のライフスタイルに合うのか後悔しそうなのかをしっかりと見極めてくださいね。
簡単にまとめ
メリット | デメリット |
---|---|
サイズやデザインの幅が広がる 誰もが利用しやすい 色々な部屋からアクセスしやすい 廊下を有効活用できる | 生活感が出る 床や壁の水ハネ ドライヤーの音に注意が必要 照明の色に注意 予洗い後、洗濯機までが遠い 余分に費用がかかることもある |
我が家は廊下に洗面台を設置しているけど、
「とっても便利な間取り」だなと感じるよ
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廊下に洗面台を設置して後悔する理由(デメリット)
廊下に洗面台を設置して後悔する主な理由は以下のデメリットがあるからです。
- 生活感が出る
- 洗面所の床がビチャビチャになる
- ドライヤーの音がうるさい
- 照明の色に注意
- 予洗い後、洗濯機までが遠い
- 余分に費用がかかることもある
- 寒く感じることも・・
生活感が出やすい
廊下に洗面台を設置した場合、どうしても来客時に目に付く可能性が高くなります。
メインの洗面台はもちろん、2階のセカンド洗面台でも同じです。
洗面台って意外と置く物多いですから、廊下に洗面台を置く際はきちんと片付ける必要があります。
物を出しっぱなしにしちゃう癖のある人は要注意!
- 歯磨きセット・コップ
- スキンケア用品
- ヘアケア用品
- メイク道具
- ドライヤー
- タオル
- ハンドソープ
- 眼鏡やコンタクト
- アクセサリー
- 洗剤などの予備
- 掃除道具
- 時計
また、女性はドライヤーや髪の毛をブラッシングする度に大量の髪の毛が洗面台付近に落ちます…
廊下に洗面台がある場合、これらを急なお客様に見られてもいいようにしておかなければなりません。
▼我が家も2階のセカンド洗面台をもっとオシャレな洗面台にすれば良かったと後悔しています。
安い既製品にしてしまったけど、どうもテンションが上がらない…
水ハネで床や壁紙に注意が必要
洗面台を使うと水ハネしてしまうことがよくあります。
洗面室であれば、床を水に強いクッションフロアにすることが多いですが、廊下に洗面台を設置する場合、フローリングや無垢材の場合も多いでしょう。
- 人が通るのですべったりしては大変
- 床材の劣化やカビ
- 水垢などの汚れ
水が飛んだまま放っておくと、壁紙や床がカビてしまったり、腐ってしまう可能性もあるので、十分注意しておきましょう。(←アパート時代に壁紙がカビた経験有ります( ;∀;)
子供が小学生になると、絵の具道具や習字道具も洗う必要性が出てくるから、汚れが付いたら大変だよ
ドライヤーの音が気になる
廊下に洗面所を設置した場合に注意しておきたいのが、音です。
- ドライヤー
- 身支度をしながら音楽を流す
リビングの近くや個室の近くの廊下に洗面台があると、音がうるさく感じる場合もあるでしょう。
ドライヤーの音でテレビの音が聞こえない!
最近の家って高気密にできているので、家の中の音が響きやすいんですよね。
我が家も1階はリビングと洗面所の間にドア2枚あるので気になりませんが、2階の廊下でドライヤーを使うと各個室には音が筒抜けなんです。
ドライヤーを使うメインの洗面台だけでも寝室やリビングから離しておくといいかも…
照明の色に注意が必要
廊下に洗面台がある場合、照明の色にも気を付けましょう。
どういうことかというと、我が家は自分達が好みという事で、個室以外のダウンライトは基本電球色にしました。
廊下にある洗面所ももちろん電球色です。すると、住んでから気が付いた問題が…
「メイクしにくい!」「色味がイマイチわからない」「細かい部分、見えにくい」
出先で鏡を見てびっくり!なんか化粧濃い…なんて事がありました
女性だけでなく、男性も髭剃りをすると思うから、電球色だと見えにくいです。
一応、洗面台にライトがあるからなんとかなっているけど、だいたい娘はそのライト消し忘れてます( ;∀;)
廊下に洗面台があると周りとの兼ね合いもあるけど、洗面所の照明は温白色がおすすめです。
予洗い後、洗濯機までが遠くなる
洗面台を廊下にした場合、間取りによっては洗濯機までの距離が遠くなります。
シミがついた服をさっと予洗いしてから、洗濯機へ運ぶ時が少し遠くなって、
- 少し動線的に面倒になったり、
- よく絞れてなかったら水がポタポタ落ちたり
といった事が起こります。
我が家も上履きを洗面所で洗って、脱水だけ洗濯機でするんだけど、運ぶ時に水が垂れるからバケツは必須だよ
毎日の事ではないのでそこまで困るというわけではないですが、一応頭の隅に入れておきましょう。
中には、洗濯機の横にスロップシンクを設置する方もいますよ。
余分に費用がかかる場合もある
どうして、賃貸物件や建売物件は水回りが一緒になっているものが多いのかと言うと、建築費用が安いからです。
水回りをまとめると、同じ配管を利用する事ができ、コスト削減になるんです。
しかし、玄関に洗面台、2階の廊下に洗面台といったように離れた場所に設置すると、工事費用が高くなることがあります。
廊下に洗面台を設置するメリット
色々と廊下に洗面台を設置した場合に起こるデメリットを挙げましたが、廊下に洗面台を設置することで起こるメリットもあります。
- サイズやデザインの幅が広がる
- 誰もが利用しやすい
- 色々な場所からアクセスしやすい
- 廊下を有効活用できる
サイズやデザインの幅が広がる
洗面室の場合、部屋の大きさに合わせる必要があるので大きい洗面台を設置することが難しいケースが多かったのですが、廊下に洗面台を設置する場合、大きな洗面台をおけるようになります。
- 複数人で利用できるサイズの洗面台にする
- カウンタースペースをつける
などデザインにもこだわることが可能です。
誰しもが使いやすい
廊下に洗面台を設置することで、洗面所と脱衣所を別になります。
お客さんも家族も誰しもが使いやすい洗面台になります。
- 脱衣所やお風呂に誰かが入っていても気にせずに使用できる
- 来客もプライベートエリアを気にせずに使用できる
色々な場所からアクセスしやすい
廊下に洗面台があると、色々な場所からアクセスしやすい間取りになります。
- トイレ近くであればトイレ内に手洗い場を設置する必要がない
- 玄関近くであれば、帰ってすぐに手が洗える
- 食事中に手が汚れてもすぐ洗える
生活動線に合う間取りを作りやすいのがいいですね。
廊下を有効活用できる
廊下をただの通路だけで終わらせたらもったいないですよね?
廊下に洗面台を設置することで、無駄なスペースをなくすことができます。
- 廊下の雰囲気が明るくなる
家って坪単価数十万ってするので、歩くだけのスペースにお金をかけている余裕はない
後悔しない!廊下に洗面台を設置する際のポイント
廊下に洗面台を設置する際には、以下のポイントに注意しておけば後悔を減らせるでしょう。
- 収納力のある洗面台にする
- 水ハネしにくい、掃除しやすい形状にする
- 音の気にならない場所に設置する
- 通路幅を広めにする
- デザイン性に考慮する
以下で一つ一つ紹介していきます。
収納力のある洗面台にする
生活感が丸見えにならないためにも、収納力の高い洗面台を設置しましょう。
- 出しっぱなしにしておいてもいいもの
- 見られたくないもの
洗面台に何を置きたいのかをあらかじめ書き出しておくことをおすすめします。
何を置くかが分かれば「どれくらいの収納が必要なのか」が分かり、コンセントの数や位置も決めやすくなりますよ。
水ハネしにくい、掃除しやすい形状にする
水ハネ対策として、以下の点に注意しましょう。
- 洗面ボウルを大きめにする
- 床にマットやクリアシートを敷く
- 壁紙を撥水性・防水性のあるものにしたり、タイルを貼る
もちろん対策はしておいて損はありませんが基本は水が飛んだら、すぐ拭くことが大切です。
そのためにも、ティッシュやゴミ箱を設置できるように設計しておくのもおすすめです。
音が気にならない間取りにする
洗面台と聞こえてほしくない部屋との間に音対策をした間取りにしておきましょう。
- 扉を設置する
- 収納を挟むようにする
間取りにしっくりこない時は、ガラッと違う別の間取りを作ってもらう事が有効です。
同じ要望でも、会社によって全然違う間取りが出来上がることはよくあることなので、ぜひ比較して納得のいく間取りを作りましょう。
通路幅を広めにする
洗面台を使用している時に、廊下を誰かが通る際、狭くならないように通路幅は広めにしておきましょう。
100㎝ほど通路幅があれば、洗面台を使用中でも問題なく後ろを通れます。
デザイン性に考慮する
お客様に見られてもいいようにある程度、デザイン性にも考慮しておくといいでしょう。
- 背面タイル
- 蛇口
- 鏡
- 照明
- タオル掛け
- スイッチ
などにこだわることでオシャレでデザイン性の高い洗面台を作ることが出来ます。
私のインスタグラムでもおしゃれな洗面台を紹介しているので、ぜひご覧くださいね!
まとめ
この記事では、廊下に洗面台を設置する間取りでありがちな後悔・失敗談や、メリット・デメリットを紹介しました。
廊下に洗面台を設置する間取りは、デザインや音対策をよく考えずに決めてしまうと、
- 「周りに気を使わないと、ドライヤーが出来ない」
- 「常にきれいにしないといけないというプレッシャーがある」
など後悔をしてしまいます。
大切なのは、実際に使うシーンをイメージしながら考えること。
ぜひ具体的にイメージして、考えてみてくださいね。
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
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