新築の洗面所の間取りの後悔・失敗ポイントまとめ|床・コンセント・収納・窓なしに注意
洗面所は家族が毎日何度も利用するスペースです。
- 手洗い
- 洗顔
- 歯磨き
- メイク
- ドライヤー
- 洗濯
など使い道もたくさん。
さらには、来客の方の目に触れる場所でもあるので、見た目も重要ですよね。
しかし、新築の洗面所の間取りで後悔したという声はたくさんあります。
私の家づくりの経験と家を建てた先輩方の間取りの後悔をまとめると、洗面所を考える際は、主に
- 使い勝手の良い間取り
- 掃除しやすい設備
- 物があふれない収納
という点に注意していくことが重要です。
この記事では、洗面所の後悔・失敗ポイントを
- 洗面所の間取り(位置、大きさ)
- 洗面所の設備(窓・照明・収納・コンセント・種類)など
に分けて具体的に紹介していきます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。
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新築の洗面所の後悔・失敗ポイント4選【間取り編】
では、新築の洗面所の間取りの後悔ポイントを紹介します。
- 洗面所と脱衣所を別にすれば良かった
- 洗面所の位置(間取り)に失敗した
- 洗面所が狭かった
- 2階にも洗面台をつければ良かった
洗面所と脱衣所を別にすれば良かった
一番よく聞く洗面所の後悔ポイントは、洗面所と脱衣所を一緒の空間にしてしまったという後悔です。
洗面所と脱衣所が一緒であるデメリットは、
- 家族が入浴中に洗面所が使えない事
- 来客に脱衣所やお風呂といったの生活感まで見られてしまう事
子供が幼いうちはお風呂から裸で出てきたって困りませんが、思春期になってくるとお互い気を使うようになるので、洗面所を使いたい時に使えないというのは大きなストレスになりますよね。
また、洗面所と脱衣所が一緒だと、急に来客が来た時でも生活感も丸見えで恥ずかしいですよね…。
洗面所と脱衣所が別であれば、
- 好きな時間に洗面所が使える
- ドアを閉めるだけで生活感を隠す事ができる
ただし洗面所と脱衣所を別にするのには、スペースや費用がかかるので、「ロールスクリーンやパーテーションで仕切る」という方法も考えてみてください。
洗面所の位置・間取りに失敗した
最近では、このご時世もあって洗面所の位置(間取り)についての後悔も多いです。
- 玄関から洗面所が遠くて後悔
- リビングを通らないと洗面所へいけなくて後悔
家に帰ったら洗面所が遠い場合やリビングを通らないといけない場合は、こんなデメリットがあります。
- 習慣化させにくい(特に子供)
- 手を洗う前にドアノブや壁などに触れてしまう
ただし、玄関から洗面所が近くても、動線がイマイチだと、手洗いの習慣をつけるのが難しいです。
我が家は玄関から洗面所に直行できるけど、リビングにも直行できるので、手洗いをする前にリビングに来ちゃいます(-_-;)
ただいま動線で一番いいのは、
玄関→洗面所→(荷物置き場)→リビング
ではないでしょうか?
最近では、玄関付近や廊下に洗面所を設置する間取りも人気になってきているので、ぜひ検討してみましょう。
また、トイレ内に手洗い器を置かない場合はトイレと洗面所を近くに設置することになるので、トイレの位置の兼ね合いも検討する必要がありますね。
洗面所が狭かった
洗面所が狭かったという後悔も多くあります。
洗面所が狭く感じる理由は様々で、主にこんな感じ。
- 子供の成長で使う時間帯が重なってしまう
- 洗面所のドアを開き戸にしてしまい、開ける時に使えるスペースが狭くなる
- 洗面ボウルが小さく、水が飛び散ってしまう
- 脱衣所と別にしたことで窮屈に感じる
家族の人数が増えたり、子供が大きくなってくると、朝の身支度タイムは大渋滞が起こります。
特に女の子は小学校の高学年くらいから「前髪がうまく決まらない」「洗顔に化粧水に・・」と身支度にかかる時間は長くなってくるのをある程度想定しておく必要があります。
ツーボウルにしたり、セカンド洗面台を作っておく方法もあるので、ぜひ検討してみてください。
2階にも洗面台をつければ良かった
あれば便利かもしれないけど、費用もかかるし、なくても別にいいかな?と迷うのが2階の洗面台ですが、つけておけば良かったという後悔をたくさん耳にします。
- 寝室の加湿器の水を毎日入れるために階段の上り下りをするのが大変
- ベランダなど掃除に使う水がなくて、困る
- トイレ上についている手洗いが狭くて使いづらい
- 一階の洗面所が渋滞する
2階で洗面所が必要な場面は意外と多くあります。2階で水を使える所がない場合や家族が多い場合は2階にも洗面台を用意しておくのがおすすめです。
我が家も最近では娘は2階洗面台で歯磨きや朝の身支度をしています。
1階の洗面台の渋滞が解消されたので、つけておいて良かったです
玄関に洗面台はいらなかった
感染症対策として、帰宅後すぐに手洗いうがいをするために玄関に洗面台を設置したけど、いらなかったという後悔もあります。
主な後悔理由は、以下の通り。
- 水がはねて、床や壁が傷む
- 玄関スペースが狭くなる
- 掃除場所が増える
- 設置費用がかかる
- 動線が不便で使われなくなる可能性がある
あったら便利だろうと思ってつけたけど、実際はなくてもよかったと感じることが多い間取りの一つですので、メリットデメリットをしっかりと確認するようにしましょう。
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新築の洗面所の後悔・失敗ポイント7選【設備編】
次に、新築の洗面所の設備に関する後悔ポイントを紹介します。
洗面所では、窓や照明、収納、コンセント、種類などにも注意する必要がありますよ。
- 窓なしにして暗かった
- 照明を電球色にしてしまった
- 収納が足りなかった
- 床の色やフローリングで失敗した
- 壁紙がカビてしまった
- コンセントの数や位置に失敗した
- 壁付け水栓、自動水栓にすれば良かった
窓なしにして暗かった
この写真を見て、どうですか?洗面所が窓なしの場合、お天気がいい日の朝でも昼でも真っ暗です。
気分がどよーんとしてしまう
洗面所が窓なしになってしまう場合は、センサーライトをつけておくと、使う時は常に明るいのでおすすめです。
汚れた手でスイッチを触らなくてもいいのが最高!
洗面所に窓がある場合でも、
- 鏡と対面に窓がある場合は、顔に影ができ暗くなる
- 大きい窓があると、冬場、洗面所が寒くなる
というデメリットもあるので、よく検討してみましょう。
我が家は洗面所に窓なしだけど、特に不便は感じないよ
照明を電球色にしてしまった
これは我が家の後悔なのですが、洗面所の照明をダウンライトの電球色にしてしまい後悔しています。
理由は、この2つ。
- 化粧の色味がよくわからない
- 髭剃りの時、良く見えない
外出時に外のトイレで鏡見て、なんか化粧濃かったかも…とビックリした経験があります
細かい作業は明るい照明の方が断然しやすいので、昼白色や温白色がおすすめ。
洗面所ではなく、洗面台に補助で蛍光色の照明がついていたので、それを使いながら朝の身支度をしていますが、この電気をよく消し忘れてしまうので、困ったもんです。
洗面所=寒色系の照明
と覚えておきましょう。
収納が足りなかった
- 想像以上に置くものがたくさんあって収納が足りない・・
- 来客も使うから、隠せる収納にすれば良かった
こういった後悔もあります。
洗面所に置くもの、置いておくと便利なものは、たくさんあります。
- 手洗い洗剤
- タオル
- 洗顔、スキンケア用品
- ヘアケア用品(くしや整髪料)
- コンタクト用品
- アクセサリー
- 歯磨きセット
- ドライヤー
- 髭剃り
- シャンプーなどの予備
- パジャマ
- ティッシュ
- サーキュレーターやヒーター
- 体重計
- 洗濯洗剤
これらの収納場所が足りないと、物が溢れてきてしまったり、近くにないのですごく不便ですよね。
そのため、収納はしっかりと確保しておきましょう。
洗面所が狭い場合でも、三面鏡など鏡の裏が収納になっているもの、引き出しが付いているものなどもあるので、余裕をもった収納計画を考えておくのがおすすめです。
床の色やフローリングで失敗した
洗面所の床の色や種類で後悔してしまう人もいます。
耐水性 | リフォームしやすさ | |
---|---|---|
フローリング | △ | △ |
クッションフロア | 〇 | 〇 |
タイル | ○ | △ |
洗面所では、水に強く、貼り替えもしやすいクッションフロアが一番人気ですね。
迷ったら、クッションフロアはおすすめ。色や柄も豊富だよ
我が家は「子供がそこまで小さくなかったこと」「廊下と一体感を出せる」という事で洗面所もフローリングを採用しましたが特に水びたしになる事もありません。(洗面所ボウルが大きいというのも関係があるのかも)
一番注意しなければいけないのは無垢床。ちょっと水が飛び散ったくらいであれば、すぐに拭けば大して問題ではありませんが、洗面所は歯磨き粉をたらしたり、整髪料が飛び散ったりもするので、シミになる可能性もあるので後悔しないようにしましょう。
あと、後悔しやすいのが、床の色です。
洗面所と言えば、ドライヤーをしたり髪を整えたりするので、床に髪の毛がすごく落ちますよね。髪の毛が目立ちやすい床の色は、断然白。
洗面所は清潔感が欲しいので白っぽいクッションフロアを選ぶ方が多いですが、マメに掃除ができない人は迷わず黒の床を選びましょう。(ほこりは目立ちますが…)
壁紙がカビてしまった
アパート時代の我が家の体験談なのですが、洗面所横の壁紙が濡れてしまい、最終的にカビてしまう事があります。
特に子供が小さい場合や洗面ボウルが小さい場合は、濡れやすいので注意が必要です。
気になる場合は、
- 撥水性のある壁紙を選ぶ
- タイルなど耐水性のある素材を使う
ようにしましょう。
DIYをして、壁紙が濡れるのを防ぐ方法もありますよ。
洗面所の側面だけでなく、奥も顔を洗ったりすると水滴がすごく飛ぶので、掃除しやすい素材がおすすめです。
我が家は鏡なのですが、水垢がすごくつくので、掃除が大変です
コンセントの数が位置に失敗した
洗面所でコンセントが必要な場所は大きく分けて3つあります。
- 洗面台付近・・・ドライヤー、ヘアアイロン
- 洗面所の収納の中・・・電気シェーバー、電動歯ブラシの充電
- 脱衣所・・・除湿器や扇風機、洗濯機
洗面所付近では、ドライヤーやヘアアイロンを使いますが、水がかかっては感電や漏電の心配があるので、洗面台をまたがずに使えるように両端にあると便利です。
電気シェーバーや電動歯ブラシは常に充電して使うのでコンセントに差しっぱなしと考えておきましょう。
必要な所に必要な数がないと不便なので、よく検討しておきましょう。
壁付水栓、自動水栓にすれば良かった
これも我が家の後悔ポイントの一つなのですが、水栓の付け根ってすごく汚れます。
すぐに水が飛び散り、黄ばみ、ぬめり、水垢の三重苦
こまめに掃除できない人は、ぜひ壁付水栓をおすすめします。
我が家も将来リフォームする時は絶対壁付け水栓にしたいです。
そして、最近人気なのが、自動水栓ですね。
- 汚れた手で蛇口を触る
- 手を洗う
- キレイになった手で汚れた蛇口を触って水を止める
これでは、衛生上少し不安ですよね?自動水栓であれば、蛇口を触らなくていいので、とても衛生的ですね。
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る
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「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。
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