【結論】ハウスメーカーの決め手は営業マン!5つの基準を比較しても迷うなら人で決めてOK


住宅展示場を何軒も回ったのに、どこも良く見えて決め手が見つからない…。
この記事では、ハウスメーカーや工務店選びの決め手について解説します。
ある民間調査では、住宅会社を選んだ決め手として「スタッフの人柄」が57%、僅差で「住宅性能」が39%という結果でした。
性能・立地・間取り・金額・アフターサービスという5つの決め手を比較しても差がつかないなら、最後は営業マンとの相性で選んでも問題ありません。
- 決め手が拮抗したら営業マンとの相性で決めてOK
- 性能・立地・間取り・金額・アフターサービスの5つを順に比較する
- 複数社のプランをまとめて比較するならタウンライフ家づくり
- 相談しながら絞り込むならスーモカウンター
この記事では決め手ランキングの中身に加えて、良い営業マンの見極め方や、経験豊富な営業マンに担当してもらうための具体策まで踏み込んで紹介します。
比較の視点を知らないまま契約すると、住み始めてから「あのとき別の基準で選んでいれば」と感じる場面が出てくるかもしれません。
打ち合わせが本格化する前の今のうちに、決め手を整理しておきましょう。
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ハウスメーカー・工務店の決め手ランキング5選
実際に家を建てた先輩たちが、何を基準にハウスメーカーや工務店を選んだのかを見ていきましょう。
決め手1. 性能で比較する
家の性能は、住んでからの快適さや光熱費に直結する、目に見えにくいけれど欠かせない要素といえます。
性能を比較するときによく登場するのが、UA値(外皮平均熱貫流率)です。
UA値は、壁や屋根、窓などから熱がどれだけ逃げやすいかを示す数値で、小さいほど断熱性能が高いことを表します。
UA値の見方。国の省エネ基準でも地域ごとの基準値が定められているので、住宅会社に見積もりを依頼するときの共通のものさしとして使えます。
あわせてC値(住宅の隙間の少なさを示す数値)や、耐震等級(地震への強さを1〜3の3段階で示す公的な基準)も忘れずに確認しておきたいポイント。
耐震等級は、住宅性能表示制度(住宅の性能を統一の基準で評価・表示する国の制度)にもとづいて示され、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強度に相当する等級です。
消防署や警察署のような防災拠点は、その多くがこの耐震等級3で建てられています。
あわせて確認したい制度。断熱等性能等級(断熱性能を示す公的な等級)や、太陽光発電などで年間のエネルギー消費を正味ゼロに近づけるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への対応、長く安心して住める住宅を国が認める長期優良住宅認定制度への対応も、性能を比較するときの目安になります。
| 項目 | 木造 | 鉄骨 |
| 断熱性・省エネ性 | 強みとされやすい | 仕様により差が出やすい |
|---|---|---|
| 防音性 | 仕様により差が出やすい | 強みとされやすい |
| 耐久性 | 仕様により差が出やすい | 強みとされやすい |
| 間取りの自由度 | 増改築がしやすい傾向 | 開放的な間取りを作りやすい傾向 |
木造・鉄骨のどちらにも一長一短があるため、上の傾向はあくまで目安として捉え、実際の数値は各社の公式サイトや住宅性能表示制度のパンフレット(国土交通省住宅局)で確認しましょう。
全館空調や床暖房、無垢床など、こだわりの設備を希望する場合は、対応できるかどうかがハウスメーカーによって分かれます。
性能の落とし穴。実績や経験が少ない会社に無理に依頼すると、費用がかさんだり仕上がりに満足できなかったりすることがあります。性能だけを追い求めてオプションを積み重ねた結果、総額が大きく膨らんでしまうケースも少なくありません。
決め手2. 立地で比較する
立地を決め手にする人が多いのも特徴です。
- 気に入った土地が建築条件付き土地(建てる会社があらかじめ決まっている土地)だった
- 持っていた土地の条件上、建てられるハウスメーカーが限られていた
- 遠方に建てたいため、対応できるハウスメーカーが限られていた
家の前の道路が狭いと資材を運ぶトラックや重機が入れないこともあり、対応できないハウスメーカーがある点にも注意が必要です。
私自身、東北に住んでいたときに関東で家を建てることになり、対応してくれるハウスメーカーが限られた経験があります。
全国展開している会社でも、フランチャイズ形式の場合は県外や遠方への建築には対応していないことも珍しくありません。
立地の比較ポイント。土地探しをハウスメーカーと一緒に進めると、土地と建物トータルの予算を考えた提案を受けられます。注文住宅の土地探しで妥協しなかったポイントや土地の探し方のコツもあわせて参考にしてください。
決め手3. 間取り・デザインで比較する
ハウスメーカーや工務店ごとに、得意とするデザインや間取りは異なります。
北欧モダンが得意な会社もあれば、和モダンが得意な会社もあり、雰囲気からハウスメーカーを選ぶのもひとつの方法です。
木造住宅は、柱と梁で骨組みを作る木造軸組工法と、面(パネル)で建物を支えるツーバイフォー工法(枠組壁工法)の大きく2つに分かれます。
| 項目 | 木造軸組工法 | ツーバイフォー工法 |
| 間取りの自由度 | 高い傾向 | やや制約が出やすい傾向 |
|---|---|---|
| 開口部(窓)の広さ | 大きく取りやすい傾向 | やや制約が出やすい傾向 |
| 将来のリフォーム | 対応しやすい傾向 | 計画的な検討が必要 |
大きな窓のある開放的なリビングにしたいなら木造軸組工法、耐震性や断熱性を優先したいならツーバイフォー工法というように、希望の暮らし方から工法を選ぶという視点も持っておきたいところです。
「他社と同じような間取りも作れます」と説明するハウスメーカーは多いものの、各社が得意とする工法で建てたほうが仕上がりの満足度は高くなりやすいといえます。
具体的な間取りのイメージが固まっていない場合は、間取り図の作成を依頼する方法を先に確認しておくと、各社への要望も伝えやすいでしょう。
決め手4. 金額で比較する
家を建てるときは、まず予算に合うハウスメーカーを絞り込むことになります。
価格帯の目安としてよく使われるのが坪単価(建物面積1坪あたりの価格の目安)ですが、坪単価はあくまで目安にすぎません。
ハウスメーカーごとに標準仕様(追加料金なしで最初から付いている設備・仕様)が異なるため、希望条件によっては同じ価格帯でもオプション費用が大きく変わります。
金額の落とし穴。坪単価だけを見て安いと判断すると、窓ガラスや水回り、天井高などのオプションで想定より総額が膨らむことがあります。希望条件をそろえたうえで、複数社から同じ条件の見積もりを取る「相見積もり」を取ることが欠かせません。
家づくりにかかる費用は、土地代と建物代だけではありません。
- 地盤改良費
- 固定資産税
- 火災保険料
- 住んでからの光熱費
これらは建てる家によって変わるため、予算オーバーになったときのコストダウンの工夫や見積もりを比較するときのポイントも参考にしてください。
相見積もりを取るときは、坪数や設備のグレードなど希望条件をそろえたうえで依頼すると、各社の総額を正しく比べられます。
住宅ローンの返済額は世帯によって無理のない範囲が異なるため、金額だけで即決せず、家計に合わせて慎重に検討することが大切です。
決め手5. アフターサービスで比較する
家は建ててからが本番だといえます。
何十年と安心して暮らしていくためには、アフターサービスの充実度でハウスメーカーを選ぶのも重要な決め手です。
住宅瑕疵担保履行法(国土交通省)により、新築住宅は構造上主要な部分や雨水の浸入を防ぐ部分について、引き渡しから10年間の保証が法律で義務付けられています。
アフターサービスの比較ポイント。10年を超える保証期間や無料点検の年数は会社ごとに独自の制度として設定されています。有償のメンテナンスを条件に保証が延長されるケースも多いため、年数だけでなく延長条件まで公式サイトで確認しましょう。
将来的に売却も視野に入れているなら、長期保証があることで資産価値の維持につながる場合もあります。
小さな工務店やビルダーの場合は特に、保証内容やアフターサービスの体制がどうなっているのかをきちんと確認するようにしましょう。
ハウスメーカーの決め手は営業マンでもOK?担当者の見分け方
ここまでの5つを比較しても優劣が付かない場合、最終的には担当してくれる営業マンや設計士で決めましょう。
やっぱり最終的には人です。
家づくりのパートナーだからこそ、「この人と家づくりがしたい」と思える営業マンに当たれば、それ自体が決め手になることも多くあります。



私も最終的には、きちんと仕事をしてくれて情熱的で信頼できる担当者だったから選びましたよ
単なる相性というよりも、次のような点が信頼につながります。
- 報告・連絡・相談をきちんとしてくれるか
- 気軽に話せる相手か
- こちらの意見をきちんとくみ取ってくれるか
例えば「吹き抜けの間取りがいい」と希望を伝えたときに、ただ間取りを作るだけでなく、生活リズムの違いによる音の伝わりやすさまでデメリットを正直に伝えたうえで提案してくれる担当者は信頼できます。
わからないことがあっても、その場で適当に答えずに調べて連絡をくれる誠実さも、長い打ち合わせを乗り切るうえで重要な要素です。
こんな営業マンはやめとけ
逆に、いくらハウスメーカーが最終候補に残っていても、次のような営業マンなら担当を変えてもらうことを検討しましょう。
- 正直さがない
- 他社をむやみに悪く言う
- 契約を急かしてくる
当たり前のようですが、契約を取ることだけが目的になっている営業マンも少なくありません。
後から「話が違う」「打ち合わせが噛み合わない」といったすれ違いにつながるため、注意しておきましょう。
一括資料請求のあとに営業電話が続いて対応に困る場合は、営業電話がしつこいときの対処法・断り方もあわせて参考にしてください。
経験豊富な営業マンに担当してもらうには
住宅業界には、住宅展示場で最初に対応した人がそのまま担当営業になるという慣習があります。
そのため、ふらっと住宅展示場へ行くと、経験豊富な担当者に当たるかどうかは運に左右されやすいのが実情です。
もちろん契約前であれば担当の変更を依頼できますが、言い出すのに勇気がいるという人も多いでしょう。
担当変更に迷ったら。言い出しにくいときは、最初から相談・紹介サービス経由で依頼する方法もあります。角が立ちにくく、はじめから実績のある担当者に当たりやすくなります。
経験豊富で評判のよい営業マンに担当してほしいなら、相談サービスを使う方法を検討してみましょう。
相談・紹介サービスを経由すると、「本気で家づくりを考えている人」として担当者に伝わるため、実績のある営業マンを紹介してもらいやすくなります。
複数社のプラン・見積もりをまとめて比較したいならタウンライフ家づくり、中立の立場で相談しながら絞り込みたいならスーモカウンターというように、目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。
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納得してハウスメーカー・工務店を選ぶための3つのコツ
ハウスメーカー選びで「こうすればよかった」と感じる人も少なくありません。
コツ1. 値引きやキャンペーンで決めない
「今月中の契約ならキャンペーン価格にできます」といった値引き・キャンペーンだけを理由に選ぶのは避けましょう。
どのハウスメーカーでも、何らかのキャンペーンは年間を通じて行われていることがほとんどです。



「今月契約する人がうらやましいくらいのキャンペーンです」と言われたけど、翌月も同じような案内でした
ゆっくり検討して他社へ流れてほしくないという営業側の事情もあるため、焦らずじっくり検討することが大切です。
コツ2. 知名度だけで決めない
テレビCMなどでよく見る大手ハウスメーカーだからという理由だけで決めるのは避けたいところです。
大手ハウスメーカーにも工法の違いや、できること・できないことがあり、知名度が高いからといって何でも対応できるわけではありません。
基本的に大手ハウスメーカーは狭小地や変形地への対応が限定的で、細部までこだわりたい人には不向きな場合もあります。
知名度の落とし穴。自社オリジナルのキッチンなら標準仕様の範囲でも、他社製品を使うと追加費用が大きくなることがあります。複数社を比較したうえで大手ハウスメーカーに決めるのは問題ありませんが、知名度だけで決めないようにしましょう。詳しくはやめたほうがいいハウスメーカーの共通点も参考にしてください。
コツ3. 複数社で比較する
いくら印象がよく、対応も丁寧だったとしても、1社だけを見て即決するのは避けましょう。
世の中には条件に合う住宅会社がほかにもたくさんあるため、最低でも3〜4社は比較したうえで決めることをおすすめします。



比較しないと本当の良し悪しはわかりません
- 1社目でよいと感じた性能より、さらによい仕様に気づけた
- もっと予算内で希望の家が建てられることを知れた
- ほかの営業担当のほうが誠実でわかりやすい対応だった
これは大手ハウスメーカーに限った話ではありません。
知名度がなくても、しっかりとした理念を持って情熱的に仕事をしてくれる工務店はたくさんあるので、候補に入れてみましょう。
広告をあまり出していない工務店は自分で探すのが難しいため、一括資料請求サービスを使って候補に加えるのもひとつの方法です。
比較を効率化するなら。複数社のプランをまとめて比較するなら、タウンライフ家づくりのような一括資料請求サービスを使うと、住宅展示場を1社ずつ回る手間を減らせます。
ハウスメーカー・工務店を決める前にやっておくこと
大前提として大切なのは、「どんな暮らしをしたいか」を明確にしておくことです。
暮らしのイメージを持たないまま情報収集を進めると、いくら調べても「いつまでたってもピンとこない状態」に陥ってしまいます。
展示場を回りすぎてハウスメーカー選びに疲れてしまったと感じている場合は、一度立ち止まって希望を整理する時間を取るとよいでしょう。
どんな暮らしをしたいかを家族で話し合う
ハウスメーカー選びの前に、次の2点を家族や夫婦で話し合ってみましょう。
- マイホームでどんな暮らしがしたいか
- 家族の幸せは何か(趣味や好き嫌いなど)
例えば、次のように暮らし方の希望を間取りの条件に変換していくとイメージがしやすくなります。
- 冬は家中どこでも暖かい家がいい → 全館空調を検討したい
- プライバシーを確保したい → 洗面所と脱衣所を分けたい、書斎が欲しい
- 共働きで家事動線をよくしたい → キッチンとダイニングを横並びにしたい
- リビングから庭で遊ぶ子どもの様子を見たい
細かな間取りの希望よりも、どんな暮らしをしたいかを先に固めておくことが大切といえます。
間取りの詳細はハウスメーカーの担当者と相談しながら詰めていけばよいので、この段階では大きな方向性だけを共有できていれば十分です。
暮らし方のテーマがまとまったら、家づくりのコンセプト・テーマの決め方も参考にしながら、家族の考えを1つの軸にまとめておきましょう。
よくある質問
ハウスメーカー選びの決め手で多いのは何ですか?
民間調査では、営業担当者の人柄・相性を挙げる人が多く、僅差で住宅性能が続く結果が出ています。ただし優先順位は家族によって異なるため、まずは自分たちの基準を整理することが大切です。詳しくは決め手1. 性能で比較するを参照してください。
営業マンで決めるのは安易すぎますか?
性能や価格などの客観的な基準を比較しても差がつかない場合、信頼できる担当者との相性で選ぶのは合理的な最終基準です。詳しくは担当者の見分け方を参照してください。
良い営業マンを見極めるポイントは?
報告・連絡・相談をきちんとしてくれるか、デメリットも正直に伝えてくれるかが目安になります。こんな営業マンはやめとけもあわせて確認してください。
経験豊富な営業マンに担当してもらう方法はありますか?
住宅展示場では最初に対応した人がそのまま担当になることが多く、運の要素があります。経験豊富な営業マンに担当してもらうにはで具体策を紹介しています。
木造と鉄骨、性能で有利なのはどちらですか?
木造は断熱性・省エネ性、鉄骨は防音性・耐久性に強みがあるとされる傾向です。ただし工法や仕様によって差があるため、断定はできません。希望する暮らし方に合わせて性能の比較ポイントを確認しましょう。
土地探しからハウスメーカーに相談できますか?
対応できるエリアや土地の条件はハウスメーカーによって異なります。立地の比較ポイントで詳しく解説しています。
坪単価だけで金額を比較してもいいですか?
坪単価はあくまで目安で、標準仕様やオプションによって総額は変わります。金額の比較ポイントで希望条件をそろえた見積もりの取り方を紹介しています。
ハウスメーカーの保証は何年ですか?
法律により新築住宅は10年間の保証が義務付けられています。それを超える年数は会社ごとに異なるため、アフターサービスの比較ポイントで確認方法を紹介しています。
一括資料請求サービスを使うメリットは何ですか?
一度の入力で複数社のプランや見積もりを比較でき、住宅展示場を1社ずつ回る手間を減らせます。仕事や家事の合間でも自宅で比較検討を進められる点も便利です。経験豊富な営業マンに担当してもらうにはもあわせて参照してください。
ハウスメーカーは何社くらい比較すればいいですか?
目安として最低でも3〜4社を比較することが推奨されます。複数社で比較するで具体的な進め方を紹介しています。
まとめ:ハウスメーカーの決め手は営業マンとの相性で選ぼう
ハウスメーカー・工務店選びは、性能・立地・間取り・金額・アフターサービスを比較しても優劣がつかないことがよくあります。
そんなときは、最後まで一緒に走ってくれる営業マンとの相性で選んでも問題ありません。
- 性能・立地・間取り・金額・アフターサービスの5つを比較する
- 決め手が拮抗したら営業マンとの相性で決めてOK
- 値引き・知名度だけで決めず、複数社で比較する
- 複数社のプランをまとめて比較するならタウンライフ家づくり
決め手が絞りきれないまま時間だけが過ぎると、希望していた時期に間に合わなくなるおそれもあるでしょう。
複数社を比較する準備を今のうちに整えておけば、その後の打ち合わせもスムーズに進みます。



迷ったときこそ、比較を後回しにせず動き出すのがはじめどきです
まずは複数社のプランを並べて、家族で話し合った暮らしのイメージに近いものを探すところから始めてみましょう。
性能・立地・間取り・金額・アフターサービスを見比べたうえで、最後は信頼できる担当者と一緒に納得のいく1社を選んでください。
\ 複数社のプランをまとめて比較 /
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