一条工務店で実際につけてよかったオプション10選と後悔しているオプション

2020年に一条工務店のi-smartⅡで34坪の家を建てました。(→間取りはこちら)
標準仕様が充実している一条工務店ですが、せっかく注文住宅を建てるなら「より快適に、より便利に」過ごせる家にしたいですよね?
予算もある中で迷うのがオプション。
我が家がオプションを選ぶ時に意識した点はこの3つです。
- 毎日使うもの
- 絶対に欲しいもの、譲れないもの
- 後付けできないもの

あれもこれもつけたい気持ちを抑えつつ、厳選して選んだよ
この記事では、一条工務店の家に実際に住んでみて感じた
- つけてよかったオプション
- つけたけどいらなかったと後悔しているオプション
- つけとけばよかったと後悔しているオプション
- あえてつけなかったオプション
を紹介します。
▼どうしてもつけたいオプションがあるけど、予算オーバーになってしまうという方はこちらの記事もご覧ください。


一条工務店でつけてよかったオプションランキング10選
それでは早速、一条工務店に実際に住んでみて感じたつけてよかったオプションを紹介します。
- 玄関ドア電子リモコンキー
- 網戸
- 自在棚
- ホスクリーンの追加
- トイレをアラウーノへ変更
- 電動ハニカムシェードへ変更
- 食洗機を深型へ変更
- 壁下地補強
- 2階へ洗面台追加
- 天井埋込スピーカー&ウーファー
以下で、それぞれ詳しく解説していきます!
1位.玄関ドア電気リモコンキー(e-エントリー一体型)


玄関ドアの電子リモコンキーは、ぶっちぎりの1位の神オプションです。
費用:70,000円(税抜き)
車のスマートキーと同じような感じで、
- 鍵さえを持っていれば、ドアのボタンを押すだけで鍵の開け閉めが可能
- 約3mくらいの範囲ならリモコンキーで鍵の開け閉めが可能
カバンの中から、鍵を探し出すっていう手間が省かれるのがすごく便利です。
玄関ドアの電気リモコンキーは本当に便利✨
— すみこ@ベストを尽くす家づくりブログ (@sumikonosu) May 13, 2021
荷物で両手塞がってても、カバンから鍵探さなくていいから、荷物を置く事なくドア開けれる😆
付けて良かったオプションNo.1だなぁ❤️ pic.twitter.com/YiCwJ3AZn9
もし、電池が切れたりなんらかのトラブルでリモコンキーが反応しない場合は、通常の鍵が付いているので安心。


一条工務店では採用するとはじめからエントリーキーが3つ付いてくるのですが、我が家は2つ追加して家族全員が持てるようにしました。(一つ追加につき5,700円)
小学生の子供はランドセル内のチャックの部分にエントリーキーを入れています。



基本的に鍵の出し入れをしないので、鍵を落とす心配もなくなりました!
2位.網戸


続いて、つけてよかったオプションは網戸です。
費用:102,000円(坪数×3,000円)



網戸がオプションってどういうこと!?
ってなりますよね。
一条工務店は、高性能の換気システム「ロスガード」がついているから窓を開けて換気する必要はないから網戸は不要なのだそう。
しかし、我が家は担当の営業さんが一条工務店の施主でもあって、「絶対つけた方がいい」とおすすめしてもらい、全窓に採用しました。
結果、網戸あってよかったーーー!!!
理由は、
- 春や秋、暑いから。
夏はクーラー、冬は床暖房で快適に過ごせるので、窓を開ける事はほぼありません。
しかし、春や秋の昼間28℃くらいになるけど夜が15℃くらいで涼しい季節ってありますよね?
そういった日でも一条工務店の家って高気密高断熱なので、家の中の熱がこもったままで暑いんです。



外は涼しいのに、家の中は暑い…。クーラーはまだつけたくない…
そんな時に活躍したのが、網戸でした。
全窓につける場合:坪数×3,000円
部分的につける場合:1か所につき1万円
我が家は全窓に採用しましたが、リビングと個室だけつけるなど部分的につける方法でもいいかなぁと思います。
正直、お風呂やトイレ、脱衣所は一度も窓開けていません!


3位.自在棚


キッチンにパントリーや家電収納をつける代わりに、自在棚をつけました。
費用:17,100円
控えめにいって、最高です。
- パントリーは家電置けない
- 家電収納はゴミを捨てるのに引き出しを開けるのが面倒だし、高額
と感じていた私にとって、自在棚は高さを自由にカスタマイズできるがすごく魅力的でした!



自在棚で、パントリーとしても家電収納としても使えてるよ。
下はゴミ箱が干渉しない高さにして、真ん中は家電に合わせて、上の方は備蓄の食材などを置けるように調整しています。
▼見た目をすっきりさせるために、市販のハニカムシェードをつけてます。


キッチンの他にも、脱衣所やウォークインクローゼット内に自在棚をつけても便利そうだなぁと思います。
4位.ホスクリーンの追加


完全室内干しの我が家は、ホスクリーンなしでは生活できません。
費用:3600円/1本
一条工務店では、ホスクリーンが3本まで標準で付いてきますが我が家は3本追加し、6本ついています。
脱衣所:4か所→乾燥機にかけない服を干す
2階廊下:2か所→布団のシーツやタオルケットなど大物を干す
といった方法で使用しています。


基本は外干し派の方でも、雨の日やライフスタイルの変化で室内干しになる可能性もあるので、室内干しのプランも考えておくのがおすすめです。
もしくははじめから完全室内干しを想定して、ベランダ無しにするという考え方もアリかな。>>新築マイホームにベランダなしは後悔する?バルコニーの必要性を考えてみた
▼DIYが得意な方は、自分で取り付ける方が少しだけ安いかも…
▼物干しワイヤーも見た目がスッキリしていておすすめです


▼よくあるランドリールームの後悔ポイントは以下の記事でまとめています。ぜひチェックしてみてくださいね。


5位.トイレをアラウーノへ変更


トイレをPanasonicのタンクレストイレのアラウーノへ変更しました。
費用:47,500円
タンクレストイレは、
- タンクがない分、トイレが広くなる
- 見た目がスッキリしている
- 水道直結なので、水を連続して流せる
といったメリットがあります。
中でも、アラウーノの魅力は何より、流すたびに洗浄してくれて、掃除がラク。
食器洗い用の洗剤を定期的に補充するだけで勝手に掃除してくれるなんて、夢のようです。





便器内は本当に汚れないので、半年以上掃除してません!
※便座裏は汚れるので、こまめに掃除は必要です。
6位.電動ハニカムシェードへ変更


費用:1か所につき1万円
リビングの3連窓と階段上のFIX窓の4つを電動ハニカムシェードにしました。
リビングにどうしても3連窓が欲しくて、でもハニカムシェードの開け閉め大変そうだったから、電動に変更したんだけど、最高過ぎた😆
— すみこ@ベストを尽くす家づくりブログ (@sumikonosu) May 13, 2021
リモコン一つで4ヶ所一気に開け閉め出来るから、リビングの3連窓と階段上部の窓を電動にしたよ✨ pic.twitter.com/b5iEAaUPeT
リビングの3連窓を電動に変更した場合、3か所になり3万円になるので、電動にするか、ケチって手動のまま行くかすごく迷いました。
しかし、ケチらなくて良かったーー!!
ボタン一つで開閉できるの便利すぎます。
リビングのハニカムシェードは毎日朝晩2回必ず開閉するので、つけておいて損はありません!
7位.食洗器深型へ変更


費用:51,000円
注文住宅を建てるならつける方が多い食洗機。
一条工務店では、浅型なら標準ですが、我が家は5人家族なので深型へ変更しました。
使ってみて感じる事は、家族の人数少なくてもみんな深型がおすすめ!!


深型の方が「深さが9.5㎝深く、幅が4㎝広く」なるのですが、この少しの差がすごく大きいんです。



深型にすることで、菜箸やフライパンも食洗機に入るよ
マイホームの後悔ポイントでも、食洗機を深型にしておけば良かった…という声をよく耳にするので、せっかく付けるなら深型がおすすめです。
8位.壁下地補強


壁下地補強とは、クロスの下の石膏ボードの下に厚い木の板を入れることです。
(幅)1,820mm × (高さ)900mm: ¥2,500
(幅)1,820mm × (高さ)1,820mm:¥3,900
(幅)1,820mm × (高さ)2,400mm:¥5,300
壁下地補強しておくことで、壁に重いものをつける場合も、しっかりと安定して取り付ける事ができます。
我が家はテレビの壁掛け用にリビングと寝室の2か所に下地を入れました。


寝室はあまり広くなかったのと、ベッドにもたれかかった状態テレビが見たかったため、壁掛けテレビにしましたよ。



壁掛けテレビはテレビ台に置くよりも高い位置に設置できるから、ベッドから見やすいよ
(リビングは今の所テレビ台においていて、壁掛けテレビにはしていません)
他にも、棚をつけそうな場所(脱衣所やWICなど)には下地を入れておくのがおすすめです。



壁下地の後付けはできないから、迷ったらつけるのがおすすめだよ
断熱材を削ることになるのであまりおすすめはしていないそうですが、中には家の全面に下地を入れる方もいるそうですよ。
9位.2階洗面化粧台追加


2階に独立洗面台をつけました。
費用:111,300円
この2階洗面台は仕分け対象のオプションだったのですが、つけておいて良かったです。
主な使い道は、
- 2階トイレの手洗い用
- 加湿器の水を入れる
- 掃除に使う
といった感じです。
寝室と子供部屋に加湿器を置いていて、冬は毎日寝る前に水を入れるので、本当にあって良かったです。
そして将来的には、娘が朝の身支度(メイクしたり、ヘアアイロン使ったり)に使うんじゃないかな?と予想しています。



ちょっと賃貸っぽい見た目なので、もう少しオシャレな洗面台を選べばよかったという後悔はあります。コストカットのため仕方なかった


10位.天井埋込型スピーカーシステム+サブウーファー


夫の希望で採用した天井埋込型スピーカーシステム+サブウーファー。
天井埋込型スピーカーシステム:53,300円
サブウーファー:26,000円
間違いなくQOLが向上したので、控えめにいって最高です!
こういう事ができるのが、注文住宅の醍醐味だよなというオプションですね。



低音が響くから、家の中でライブ会場や映画館のような臨場感。
あと、夫の希望でつけた天井スピーカーでQOLがかなり向上した😆
— すみこ@ベストを尽くす家づくりブログ (@sumikonosu) May 13, 2021
週末、家で映画みるのが楽しみになってるし、
アレクサと連動させて音楽聴いてる♪
当時、却下しようとしては私の方がハマってる現状🤣 pic.twitter.com/uzLfgk1kB0
▼アンプは自分で用意する必要があります。我が家が使っているのはコレ
一条工務店でつけたけどいらなかったオプション
続いて、つけたけどいらなかったなぁと後悔しているオプションを紹介します。



我が家の場合は2つだけだけど、もう少しよく考えて採用すればよかったなぁ…
タープリング


一つ目はタープリング。
費用:4,000円
庭で遊ぶ時に、サンシェードをつけれていいかなと思い採用したんですが、全く使っていません。
理由は、こんな感じ。
- リングの幅が狭かった(指定すればよかった)
- 太陽は動くので、タープの位置も動かせる方が使い勝手がいい
イマイチ思ったように日影が作れなかったんです。
結局、庭にタープテントを建てて過ごしてます。


一条工務店の商品が悪いわけではなく、我が家の設計計画がイマイチでした…
せっかくリングがあるので、ハンキングでも飾ろうかなと計画中です


子供部屋へテレビ用コンセント


もう一つのなくても良かったと後悔しているオプションは、子供部屋のテレビ用のコンセントです。
理由は、子供が全然テレビを見ないから。今の子って、地上波のテレビをほとんど見ません。
今はまだ小学生なのでリビングで過ごす時間が多いですが、リビングにいてもテレビでyoutubeやAmazonプライム、TVerを見てますからね…これからはますます自分の部屋で地上波テレビは見ないと思います。
その代わり家中どこでも、動画がサクサク見れたり、オンライン授業にも対応できるようなインターネット環境を整える方に力を入れるべきだと思います。
我が家は2階の廊下に情報分電盤を設置しましたが、床暖房の関係で1階ではインターネットが届きにくいので、中継器を使っています。


▼オプションだけでなく、住んでみてから気が付いた後悔ポイントはこちらの記事で紹介しています。


一条工務店で付けとけば良かったかなと後悔しているオプション
次につけておけば良かったかな?と後悔しているオプションです。
タッチレス水栓


つけとけばよかったかな?と感じているのが、タッチレス水栓です。
費用:13,400円
検討していた時は、
- 今まで普通の水栓でも不便がなかった
- 停電時に使えなくなる
- 水温の調節などは結局手動
といった理由で、標準である通常の水栓にしました。
しかし、見た目がタッチレス水栓の方がスタイリッシュでおしゃれですよね?


我が家はオープンキッチンなので、もう少し見た目にこだわっても良かったかなぁと思って後悔しています。



そこまで高いオプションではないので尚更後悔…
今まで通常の水栓で不便なかったですが、オートハンドソープディスペンサーを使うようになってから、かざすだけで出る自動の便利さを知ってしまったというのが本音です。


料理をしていたら手が汚れる事たくさんあるので、今だったら絶対採用していたオプションです。
一条工務店で人気だけど、あえてつけなかったオプション
よく一条工務店の施主さんが採用しているもので、我が家ではあえて採用しなかったオプションがあります。
さらぽか
一つ目はさらぽか。床暖房のパイプに水を流して、家中を除湿しながらひんやりとしてくれる夢のような設備です。
さらぽかのために一条工務店で契約する方も多いそうです。私もはじめて聞いた時は、めちゃくちゃ画期的で衝撃を受けました。
その後、猛暑日に体験させていただいて、めちゃくちゃ涼しかったので、一度は採用しようかなと思ったのですが、辞めました。
理由は、
- 34坪5人家族という人口密度的にあまり涼しくない可能性を感じた
- もしも暑かった時のために、エアコンを念のためつけておいた方がいいと言われた



結局エアコンをつけるんなら、意味なくない??
ってなったわけです。
費用:1坪あたり15,000円
34坪であれば、50万円以上かかります。電気代も高くなるし、さらにエアコンまで必要なら、我が家はエアコンだけでいいかな。と思い不採用にしました。(さらぽか採用の場合、電気代が約5,000円くらいアップします)



もう少し安くつけれるなら、すごく良いオプションだと思うんですけどね…金銭的に我が家は断念しました
さらぽかを採用せずに、夏場はエアコン3台つけていますが、一条工務店の電気代は想像以上に安いですし、十分快適に過ごせています。


まとめ
この記事では一条工務店に住んで分かったオプションについて紹介しました。
オプションは予算の兼ね合いもあるので、すべてを採用することは難しいですが、ぜひ、
- 毎日使うもの
- 絶対に欲しいもの、譲れないもの
- 後付けできないもの
を意識してオプション選びをしてみてください。
▼どうしてもつけたいオプションがあるけど、予算オーバーになってしまうという方はこちらの記事もご覧ください。

