新築のトイレの間取りの後悔・失敗ポイントまとめ|数、照明、収納に要注意

トイレは毎日使う場所だし、家族以外にもお客さんも使う事が多い場所なので重要ですよね。
- 清潔感のある掃除しやすいトイレがいい
- 子供も使いやすい動線上に設置したい
- お客さんも使うから、インテリアにもこだわりたい
など、トイレのこだわりは人それぞれです。
しかし、新築のトイレの間取りで後悔したという声はたくさんあります。
私の家づくりの経験と家を建てた先輩方の間取りの後悔をまとめると、新築トイレを考える際は、主に
- 音やニオイを配慮した間取り
- 掃除しやすい設備
- 物があふれない収納
- 落ち着く照明
という点に注意していくことが重要です。
この記事では、トイレの後悔・失敗ポイントを
- トイレの間取り(位置、数)
- トイレの設備(窓・照明・収納・コンセント・床材)など
に分けて具体的に紹介していきます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。

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新築のトイレの後悔・失敗ポイント5選【間取り編】


では、新築のトイレの間取りの後悔ポイントを紹介します。
- リビング内にトイレを設置しまい最悪だった
- 階段下をトイレにして収納が足りなかった
- 寝室横のトイレでうるさくて後悔している
- 2階のトイレの音が1階に聞こえてしまう
- トイレを2階にも設置すれば良かった



間取りが後から変更することが難しいから重要だよ
リビング内にトイレを設置してしまい最悪だった


家で一番長くいる時間はリビングだと思うので、リビング横にトイレがあると便利ですよね。
特にトイレトレーニング中の小さいお子さんがいれば、いきなり「トイレ―!」と呼ばれる事も多いので、めちゃくちゃ便利。
ただ、リビングやダイニングのすぐそばにトイレがあると後悔します。
くつろいでいる時に、音漏れや臭い漏れが発生して気分のいい人はいませんからね。
▼この間取り図を見てみてください


ちょっと、リビングとトイレが近すぎて、音漏れしないか不安です…



来客中、トイレ行けない…
ダイニングも同様で、食事中にトイレの音漏れやにおい漏れは不快でしかないので、絶対に避けましょう。
どうしても、リビング横・ダイニング横がトイレになる間取りの場合は、
- 廊下を挟む
- ドアを2枚挟む(トイレのドアとリビングのドアなど)
事を意識していてみましょう。
トイレの音ってどれくらい聞こえるのか、動画撮ってみました!
(流す音ね!)
【結論】引き戸でも、ドア2枚挟めばほぼ聞こえません! pic.twitter.com/E6wiesrzxV— すみこ@5人家族の家づくりブログ (@sumikonosu) June 10, 2021
また、トイレ内に音姫を設置する事でずいぶんと良くなると思うので、ぜひ検討してみてください。
電池式のものであれば、コンセントもいらずに後付けで対応できます。




階段下をトイレにして、収納が足りなかった


狭い空間を有効活用できるという事で、階段下にトイレを設置するケースもよくありますが、後悔している人も多いです。
理由は、
- 背が高い人には、狭すぎる
- 収納スペースが足りない
- 使用できる照明器具が限られる
階段下は、ただでさえ狭い空間なので、どうしても収納場所が多く確保できません。


トイレに収納する物は、
- トイレットペーパーの予備(何個置く?)
- 生理用品
- 掃除道具
これらの置き場所を確保できるように、あらかじめ工夫しておきましょう。
・タンクレストイレにする
・壁に埋め込み型の収納を採用する(ニッチ)


寝室横にトイレを設置してしまい後悔


寝室の隣にトイレがあると、一見便利そうに思えますが、後悔している人も多くいます。
理由はやはり、音問題。
高齢になってくると、夜中に何度かトイレに目が覚めるようになるので、だれかがトイレに行くたびに目を覚ましてしまっては困りますよね。
ただ、寝室にトイレが近いのは便利な面も多いので、
- トイレと寝室との間の壁に遮音材を入れる
- トイレと寝室との間にクローゼットなど収納を配置する
- 水を流す音が静かなトイレを採用する
といった方法で対策しておくといいかなと思います。


2階のトイレの音が1階に伝わり後悔


音が気にならないようにしっかりと考えたはずなのに「住んでみるまで気が付かなかった」と後悔するのが、2階のトイレの音が1階に伝わるパターンです。
用を足す音は聞こえなくても、流した時の音や配水管を水が流れる音が下の階に響いてしまうんですよね…
・2階トイレの位置は1階トイレと同じ場所に作るのがベスト。配管の位置をチェックしよう。


中でも要注意なのが、吹き抜けのある間取り。
吹き抜けは、開放感が最高な反面、音や臭いが筒抜けになってしまいます。
例えば、
- 吹き抜けリビングで友人とくつろいでいる時に、2階の家族のトイレを使用している音が聞こえてくる
なんて事があったら、なんだか恥ずかしいですよね。
そのためにも、吹き抜けのすぐそばにトイレを設置するのは避けましょう。


トイレを2階に設置せず、一つにしてしまい後悔


一戸建ての場合、トイレを1つにするか2つにするかってすごく迷いますよね。
トイレが2つあるデメリットは、この2つ。
- 設置スペースと費用がかかる
- 掃除場所が増える
トイレが2つあれば便利かもしれないけれど、賃貸の時も1つでなんとか生活できていたんだから、「なんとかなるだろう」と考えた結果、後悔している人もいます。
理由はトイレ2つのメリットが大きいから。
トイレを2つにするメリットは、
- トイレ渋滞を避けることができる
- 感染症の時に、トイレを分ける事ができる
- 2階にいる時に1階まで行かなくていい
トイレが一つしかない場合、夜にトイレで目が覚めても、1階のトイレまで行っているうちに目が覚めてしまって寝付けなくなるという話もよく聞くので、トイレを1つにする場合は、階段近くに設置して1階からも2階からもアクセスがいい位置がいいですね。



家族が5人以上の方は、トイレ2つあると絶対便利だと思う
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新築のトイレの後悔・失敗ポイント9選【設備編】


次に、新築のトイレの設備に関する後悔ポイントを紹介します。
トイレは毎日何度も使う場所なので、設備をしっかりと確認しておかないと、使い勝手が悪く居心地の悪い空間になってしまいますよ。
- トイレに窓をつけてしまい、後悔
- トイレのドアを内開きにしてしまい失敗
- トイレ収納の高さが高くて使いづらい
- 換気扇の位置が高くて掃除しづらい
- 白のクッションフロアで汚れが目立つ
- 照明が明るすぎて、夜まぶしい
- 照明を人感センサーにすれば良かった
- 配管とコンセントの位置が悪く、ダサくなった
- タンクレストイレにして後悔している
トイレに窓をつけてしまい後悔


トイレに窓があると、明るいトイレになる反面、
- 夏は暑く、冬は寒くなる
- 防犯面が心配
- 掃除場所が増える
- 建築費用が上がる
といったデメリットが起こり、多くの方が後悔しています。



我が家もトイレに窓があるけど、一度も開けた事ないから要らなかったかも…。
夜、人影とか見えたら恐怖でしかないと思う…
トイレの換気は基本的に、換気扇を回していれば十分なので、問題ありません。トイレの明るさは照明で何とでもなるので、トイレの窓なしも検討してみてください。
トイレを窓なしにすることで、 間取りの制約がなくなるので、設置場所の選択肢が増えますよ。
トイレに窓を付けたいと思う方は、
- 大きすぎない窓
- 断熱性の高い窓
- 結露しないサッシ
という点にも注意しましょう。


トイレのドアを内開きにしてしまい、スリッパが置けない


トイレ内に飛び散った汚れを他の部屋へ持ち込みたくないという理由から、トイレ内ではスリッパを履く家庭も多いですよね。
トイレを内開きのドアにしてしまった場合、ドアを開けた時にスリッパが引っかかってしまうという後悔があります。


ドアを開いた時の使い勝手を確認すると同時に、壁にスリッパ置き場を設置しておくと、掃除もしやすく便利です。


また、トイレのドアを横向きの引き戸+タンクレストイレにすると、トイレのドアが開いた時も便器が丸見えになる事はないので生活感が隠せておすすめです。
引き戸にすると音漏れで後悔する?という話をよく聞きますが、正直開き戸と引き戸で音漏れに大差はありません。
若干、開き戸の方が防音効果がありますが、トイレの水を流す音は、開き戸でも引き戸でも聞こえてしまいますので、音対策は間取りを気にした方がいいですよ。


トイレの収納が高くて、手が届かない


トイレの収納場所がトイレの上部にある場合、注意が必要なのは高さです。
私が賃貸アパートに住んでいた時、トイレ内がただでさえ狭い空間なのに高い位置に収納があると、踏み台を置く事すらままならなくて、収納に手が届かなかったんです。



便器の上に立つのは、壊れそうだし落ちそうだし怖い…
使い勝手のいい場所にないと、収納って結局使わなくなってしまいますから、手の届く位置に設置するようにしましょう。
中でもおすすめなのは、座って届く位置にある収納です。
急にトイレットペーパーが足りなくなった時、サニタリー用品が必要になった時でも、焦る必要はないので、ぜひ検討してみてください。
トイレ内に手洗い器が必要か?不要か?については、こちらの記事を参考にしてくださいね。


換気扇の位置が高くて、掃除がしにくい


これは我が家の後悔ポイントの一つです。
我が家のトイレの換気扇は
- トイレの奥にある
- 高い位置にある
- 目立たないようにカバーまでついている
ので、掃除がすごく大変です。



トイレの換気扇に手は届かないし、カバーがあるから掃除機も使えない…
トイレの換気扇もキッチンの換気扇と同じように定期的に掃除しないと故障の原因に繋がります。


なので1ヶ月に1度、少なくとも半年に1度くらいはホコリを取ったり、汚れを取る必要があるので、届きやすい位置に換気扇を配置してもらいましょう。
換気扇の位置を上部ではなく、足元の方に配置することも工務店によっては可能なので、ぜひ相談してみてください。
白のクッションフロアにしてしまい汚れが目立つ


クッションフロアは
- 耐水性に優れている
- 汚れも付きにくく落しやすいので掃除がしやすい
- 費用も安い
- デザインも豊富
なので、トイレで最も多く利用されている床材です。
ですが、ここでも後悔している方がいます。原因は色。白色のクッションフロアで後悔している人が多くいます。
白色のクッションフロアは、
- 床が黒ずんでくる
- 毛が目立つ
トイレの中で毛が目立つって、ちょっと恥ずかしくないですか?


マメに掃除できない人は、絶対に白のクッションフロアは避けましょう。
クッションフロアは黒や木目調、レンガ調など様々な種類があるので、見本の上に実際に髪の毛を置いてみるとよくわかっておすすめです。
耐水性、デザイン性、価格の面で大変人気のあるクッションフロアですが、トイレの床材とよくある後悔をまとめましたので、参考にしてください。


トイレの照明が明るすぎて後悔している


これも我が家の後悔ポイントの一つなのですが、夜にトイレに行った時、照明が明るすぎました。



まぶしいどころか目が覚めちゃって、眠れなくなります
1階のトイレは明るくていいけど、2階のトイレは足元灯だけでも良かったかな?と思っています。


少し話はズレますが、2階廊下の照明も明るすぎたので、後付けで足元灯に変更しました。
トイレの照明を人感センサーにすれば良かった


トイレの電気を人感センサーにすれば良かったという後悔もよくあります。
理由は、この2つ。
- 電気の消し忘れが多い
- 子供がトイレの電気が届かなくて、毎回呼ばれて大変
ただし、人感センサーだと、用を足している最中に電気が消えるのが嫌だから、あえて手動にする人もいます。
人感センサー付きトイレで電気が消えることがよくあるんだけど、皆もそんな体験あるだろうか。 pic.twitter.com/9bu95IjVMK
— まにむが火星にあらわれた (@manimu_) March 29, 2017
大人は手を振ったりして対応できますが、子供は急に電気が消えると怖がるかもしれませんね。



我が家は電気が消える時間を長めの10分に設定しているから、特に問題なしだよ
配管とコンセントが丸見えでダサくなってしまった


これも我が家の後悔ポイントの一つですが、トイレの配管が少し目立ってしまいます。
特に2階トイレはコンセントが背面ではなく、側面にあるので、コンセントがダラーン・・・


コンセントをもう少しトイレ本体で隠れる位置に配置していればオシャレな空間になっただろうなと思うので、細かいポインですが、確認してみましょう。
タンクレストイレにして後悔している


オシャレな見た目と省スペースである事から、人気のタンクレストイレですが、長く使っていると後悔が出てくる方も多くいるので、デメリットを知った上で採用しましょう。
タンクレストイレのデメリットは、以下の5つ。
- トイレ内に手を洗うところがない
- 故障した時、本体ごと交換しなければならない
- 水圧が低い2階には設置できないこともある
- 停電した時に使いづらい
- 金額が高くなる
ただし、
- 狭い空間でも設置可能
- トイレがスタイリッシュにみえる
- 節水効果が高い
- 連続して水が流せる
といったメリットもあるので、よく検討してみてください。





我が家では、1階はタンクレス、2階はタンク有にしました。
水圧の問題もなく、停電時も焦らなくて済むので、快適です
我が家のタンクレストイレはアラウーノですが、インスタグラムにレビューしているので、ぜひご覧ください。
間取りで後悔・失敗しないためには?


たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る・比較する
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
そこでおすすめなのがハウスメーカーのカタログをたくさん見ること!比較すること。


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好きなイメージ写真を切り抜いておくと、打ち合わせの時にイメージを伝えるのにピッタリです!
「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。


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