新築のダイニングの間取りの後悔・失敗ポイントまとめ|キッチン横並びにも注意
賃貸アパートではリビングにローテーブルを置いて座卓で食事だったという方でも、新築ではダイニングのある間取りを作る予定の方も多いのではないでしょうか?
ダイニングがあると、
- 食事のたびにリビングを片付けなくていい
- キッチンからの動線が良く、配膳・片付けがラク
- 生活にメリハリがつく
など、たくさんのメリットがありますよね。
しかし、新築のダイニングの間取りで後悔したという声はたくさんあります。
私の家づくりの経験と家を建てた先輩方の間取りの後悔をまとめると、新築ダイニングを考える際は、主に
- 配置
- 照明
- コンセント
という点に注意していくことが重要です。
この記事では、ダイニングの後悔・失敗ポイントを
- 間取り(広さや配置)
- 設備(窓・照明・コンセント)など
に分けて具体的に紹介していきます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。
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新築のダイニングの後悔・失敗ポイント4選【間取り編】
では、新築のダイニングの間取りの後悔ポイントを紹介します。
- キッチンとダイニングを横並びにしたら動線が悪くなった
- ダイニングが狭くて希望のテーブルが置けなかった
- ダイニングからテレビが見えなかった
- ダイニングとは別にスタディスペースを作れば良かった
間取りは後から変更するのが難しいから重要だよ
キッチンとダイニングを横並びにしたら動線が悪くなって失敗
食事の配膳や片付けが圧倒的に楽であると人気の「キッチンとダイニングの横並び」。
ですが、間取りや生活スタイルによっては、動線がイマイチと感じる人も多いのです。
雑な手書きで申し訳ないのですが、キッチンとダイニングをぴったりと横付けした場合、リビングからの移動距離が長くなってしまうのです。
キッチンへ入るのは、食事の時だけではありません。
- お風呂上りに飲み物を取りに行く
- おやつを取りに行く
- ゴミを捨てに行く
など、一日に何度も入るので動線が問題ないか確認しておきましょう。
キッチンとダイニングの間にを少し通路を設ける事ができる場合は問題ありません
キッチンとダイニングの間に通路を設ける事が難しい間取りの方は、冷蔵庫やゴミ箱の位置をできるだけリビングに近い位置に配置するなど工夫しておくといいかなと思います。
また、リビングダイニング横並びの注意点は他にもあります。
キッチンとダイニングを横並びにしたら、キッチン内が丸見えになります。
お客さんなどにゴチャゴチャしているキッチンを見られるのが気になる方は、注意しておきましょう。
また、ダイニングからテレビが見えない間取りの場合、ストレスと感じる方もいらっしゃいます。
人により、習慣は違いますので、ぜひ確認してみてください。
ダイニングが狭くて、希望のテーブルが置けなかった
図面だけではイマイチ広さがわかりませんよね。
住んでみると、ダイニングが狭くて
- 通路幅が狭かった(椅子に座っている時、後ろを通れないなど)
- 家族が増えたけど大きなダイニングテーブルを置く事ができなかった
なんて事もあります。
家族の人数によって、最適なダイニングテーブルの大きさは変わりますので、図面に置きたいテーブルを書き込んでしっかりとチェックしてみましょう。
家族の人数がまだ確定していない人は少し余裕を持った間取りにしておくのことが大切ですね。
また、LDKが狭い場合は、無理にダイニングテーブルを置かないという考え方もあるので、気になる方は確認していてください。
ダイニングからテレビが見えない
間取りによっては、ダイニングからテレビが見えないのが不便だという意見もあります。
- ダラダラした食事にならず、メリハリがつく
という点ではいいですが、家庭によって生活スタイルは違います。
- 子供がテレビを見て全然食べないから、食事中はテレビをつけない
- 夜の晩酌はテレビを見ながら、のんびりやりたい
など、自分のライフスタイルに合わせて間取りを作りましょうね。
テレビが見たいという理由で、結局ダイニングを使わなくなるのはもったいない!
ダイニングとは別にスタディスペースを作ればよかった
最近の子供はリビング学習が主流ですが、ダイニングテーブルで勉強すればいいよね?と思っていたけど、やはりスタディスペースを作れば良かったと後悔する人もいます。
理由は、
- 食事の度に片付けるのが面倒
- 想像以上にダイニングテーブルが汚れる
- 在宅勤務が増えた
- 勉強するには照明が暗い
子どもが工作をしていて、カッターでダイニングテーブルに傷が入ったという人も…
スタディスペースもずっと使うわけではないかもしれないので、必ず必要とは思いませんが、片付けが不要で勉強に集中できる場所がLDKのどこかにあるといいですね。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りのアイデアがあるんじゃないかな?
と不安になっていませんか?
そうなるのは、間取りの比較をしてないから!
同じ条件でも、違う住宅会社だったり、違う人に作ってもらうだけで間取りはガラッと変わります。
納得のいく間取りに出会えるかもしれないし、いろんな間取りのいいとこ取りしてもいい!
今の間取りにしっくり来ない人は、
絶対妥協しないで、複数の間取り案を出してもらいましょう!
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新築のダイニングの後悔・失敗ポイント4選【設備編】
次に、新築のダイニングの設備に関する後悔ポイントを紹介します。
- ダイニングをペンダントライトにしてしまい、配置を変えられない
- ダイニングが暗かった
- ダイニング近くにコンセントを付けておけば良かった
- ダイニングテーブルの脚に失敗し、家族が増えた時に対応できない
ダイニングをペンダントライトにしてしまい配置を変えられない
ダイニングにお気に入りのペンダントライトを飾るって、すごくオシャレですよね。
ただ、ペンダントライトで後悔している人はすごく多いです。
理由は、ダイニングテーブルの位置を変えにくいから。
- ダイニングテーブルを少し横にずらしたい
- ダイニングテーブルの向きを縦から横に変えたい
- ダイニングテーブルのサイズを変えたい
こういった時、照明がテーブルの中心がズレてしまうので、おかしくなります。
ペンダントライトがダメなわけじゃないよ。
工夫次第で素敵な空間が作れるよ
ダイニングにペンダントライトをつける場合は、
- 置きたい家具の配置をしっかりと考える
- ダクトレールをつけておく
という事に注意しておきましょう。
ダイニングが暗かった
- 白熱電球にしてしまい、暗かった
- ペンダントライトの数を2つにしたが、3つにすれば良かった
- 電球色にしたが、勉強するには少し暗かった
こういったように、ダイニングの照明が暗かったと感じる後悔もあります。
基本的にダイニングでは、電球色の方が食事がおいしく見えると言われています。
しかし、細かい作業をするには昼白色の方が良く見えます。
ダイニングで勉強や裁縫なども行う場合は、温白色の照明がおすすめです。
食事以外の使い方もするという家庭は、
- 昼白色のダウンライト+電球色のペンダントライト
というように、使い分けができるようにしておくのもいいですね。
ダイニングテーブル近くにコンセントをつけておけば良かった
ダイニング付近では、コンセントを意外とよく使うのでつけとけば良かったという後悔もよくあります。
- ホットプレート
- 卓上IHクッキングヒーター
- タコ焼き機
- 携帯電話、タブレットの充電
- モバイルバッテリーの充電
- アイロン
また、ダイニングの床にコンセントを付けたけど、テーブルの高さに合わせてつければよかったという意見もよく耳にします。
座っている時はもちろんだけど、立っている時も腰の高さくらいにコンセント位置がくるので、すごく使い勝手がいいです。
ダイニングテーブルの選びに失敗し、家族が増えた時に対応できない
ダイニングテーブルはサイズや雰囲気、素材などで好みのものを選ぶと思います。
しかし、思いがけない後悔をしたという方もいます。
それは、ダイニングの脚の形のせいで、王様席に座れないというもの。
一生もののダイニングテーブルを買う人もいると思うので、要注意!
まだ家族の人数が確定していない場合は、
- 将来的に家具を買い替える可能性も考えておく
- はじめから、少しゆとりのある大きさの家具を購入する
- 王様席も使えるような脚のダイニングテーブルにする
間取りで後悔・失敗しないためには?
たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る
理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。
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「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。
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STEP.2|間取り診断を受ける
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安な時は、間取り診断を受けましょう。
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