寝室の間取りの後悔・失敗ポイントまとめ|位置・広さ・窓・照明なども要注意
寝室は基本的には寝る場所なので、「静かに」「快適に」眠りたいですよね?
しかし、リビングやダイニングなどに比べると、つい適当になりがちな寝室の間取り。
その結果、新築の寝室の間取りで後悔したという声はたくさんあります。
私の家づくりの経験と家を建てた先輩方の間取りの後悔をまとめると、寝室の間取りを考える際は、主に
- 音(うるさくないか)
- 明るさ(まぶしくないか)
- 気温(暑く、寒くないか)
- 広さ(広すぎ、狭すぎないか)
という点に注意していく必要があります。
この記事では、寝室の後悔・失敗ポイントを
- 寝室の間取り(位置、大きさ)
- 寝室の設備(窓・照明・ドア・コンセント)など
に分けて具体的に紹介していきます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。
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新築の寝室の後悔・失敗ポイント7選【間取り編】
では、新築の寝室の間取りの後悔ポイントを紹介します。
- 1階で後悔
- 階段近くで後悔
- 子供部屋と隣合わせで後悔
- 道路と近くて後悔
- トイレと近くて後悔
- クローゼット収納はいらなかった
- 広すぎて後悔
1階で後悔
2階建ての家の1階に寝室、平屋にした場合の後悔ポイントでよく上がるのが、音問題です。
- リビングのテレビの音や話し声
- 洗濯機の音
- 食洗機の音
- ルンバの音
こういった生活音が寝室に漏れてきて、熟睡できない事があります。
最近では、共働き家庭の増加や便利家電の普及もあって、深夜の寝ている時間に予約タイマーを使って、家電を動かす家庭も多いので、家電の音って、想像以上にうるさかったなんて事もあるでしょう。
「静かな環境じゃないと眠れない」という方は注意しましょう。
我が家は2階寝室にも関わらず、深夜に稼働させていたお掃除ロボットの
「動けなくなりました」みたいなエラー音で、目が覚めた事があります。
ただ、1階に寝室がある場合、
- 移動がラク
- 寝ている子供の声にすぐ対応できる
- 老後も住みやすい
といったメリットもあるので、よく検討してみてください。
階段の近くで後悔
続いて、寝室が階段の近くで後悔しているというパターンです。
これも、1階に寝室がある間取りと同じで、1階の生活音が2階の寝室に聞こえてぐっすりと眠れないのが原因。
特に、
- リビング階段を上がってすぐの寝室
- 吹き抜けのある間取りの寝室
の間取りの方は注意しましょう。
- 階段上がって一番奥を寝室にする
- 1階の階段前に扉をつける
といった対策がとれればいいですね。
子供部屋と隣合わせで後悔
↑我が家の間取りなんだけど、思いっきり子供部屋と隣り合わせ
子供部屋と隣り合わせになっている寝室の間取りによる後悔も実はすごく多いです。
何が問題か分かりますか?
壁一枚で仕切られているだけだと、想像以上に音は筒抜けです。
そう、聞こえちゃいけない音まで聞こえます。
- 夫婦の営み
- 子供の彼氏や彼女との電話の話し声
笑っちゃうような話だけど、後悔ポイントでよく聞く点なので十分に注意をする必要がありますよ。
子供部屋と寝室を離す事が出来なければ、グラスウールなど吸音性に優れた断熱材を使ったり、「壁に沿ってクローゼットや家具を置いて防音する」など工夫できるような間取りにしておきましょう。
道路と近くて後悔
寝室の位置を道路沿いにしてしまい、夜うるさくて夜眠れない…後悔しているという声も聞きます。
- 大通り沿いの家
- コンビニの近くの家
の方は寝室の間取りに注意しましょう。
窓を開けなければ気にならない音でも、春や秋に窓を開けて寝た時にはじめて気が付く事も多いです。
トイレが隣で後悔
トイレが寝室の隣で後悔しているという声もあります。
特に、高齢になってくると、夜中に何度かトイレに目が覚めるようになるので、だれかがトイレに行くたびに目を覚ましてしまっては困りますよね。
ただ、一方で寝室にトイレが近いのは便利な面もありますので、
- トイレと寝室との間の壁に遮音材を入れる
- トイレと寝室との間にクローゼットなど収納を配置する
- 水を流す音が静かなトイレを採用する
といった方法で対策しておくといいかなと思います。
我が家もトイレとの間に収納を挟んでいるからか?特に音は気にならないです
クローゼット収納はいらなかった
主寝室内にウォークインクローゼットや大きめの収納がある間取りって多いですよね。
防音対策としては、クローゼットを配置するといいと書きましたが、寝室にクローゼット収納はいらなかったという後悔はすごくたくさん聞きます。
クローゼットって本当に寝室の中に必要?
寝室にクローゼットがいらなかった理由で多いのが、
- 子供が寝ている時に起こしてしまうので、使えない
という意見。寝室内にクローゼットを設置していても、朝、寝ている時間帯に服を取りに行ったり、夜仕事終わりにアウターを片付けたりが出来ません。赤ちゃんや小さい子どもって、すごく音に敏感なので、一度起こしてしまうと寝かしつけに大変なんですよね。使いたい時に使えないのはすごく不自由。
- 2階に寝室、1階がリビングというよくある間取りの場合の寝室内クローゼットは、動線もイマイチ
- 朝2階で起きたら、1階のリビングへ降りて食事や身支度→2階へ着替えにまた上がる
- 1階で洗濯→2階へ収納
着替えたり、洗濯って毎日の事なので、よく検討してみましょう。
寝室=寝る部屋としてだけ使うのであれば、収納ってほぼ必要ありません。
季節によって使う「毛布や羽毛布団」や「加湿器や扇風機」だけでしょうか。
・クローゼットは自由に出入りの出来る場所に設置
・洗濯→干す→たたむ→片付けるの動線をスムーズに
また、ウォークインクローゼットではなく、普通の収納の方が収納力が高いので、ぜひ合わせて検討してみてください。
広すぎて後悔・狭すぎて後悔
- ただ寝るだけの部屋なのに寝室8畳は広すぎた、他の部屋を広くすれば良かった…
- 着替え、メイク、書斎も兼ねていたりすれば、6畳だと狭かった…
といった後悔が出てしまいます。
寝室を何をする部屋として使うのか?で適した広さは変わります。
寝るだけであれば、6畳でも子供が小さいうちは問題なし。
賃貸の時、6畳にシングル3枚で子供3人+夫婦の5人で寝ていたけど、上の子が小学生になってくると、狭かったです
また、何人で寝るかによっても最適解は変わります。
- 夫婦二人だけであれば、「シングル2枚」や「セミダブル2枚(ギリギリ)」が入る4.5畳でも可能
- 子供と一緒に寝るのであれば、「シングル3枚」や「セミダブル1枚+シングル1枚」が入る6畳~8畳は欲しい
寝るだけの部屋でいいからと部屋いっぱいにベッドを置くと、サイドからベッドに入っていけなくて、足元の方からしか入っていけなくなって、後悔しているって人もいますが、「子供が落ちなくて最高」っていう声もあるので、どちらにせよメリットデメリットがありますね。
子供はいつか自分の部屋で寝るようになるので、寝るだけの部屋として使うなら、あまり広すぎるのはもったいないかなぁというのが個人的な意見です。
ぜひ、
- 寝室は何目的の部屋?
- (将来)何人で寝る予定?
という点に注意して広さを決めていきましょう。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りのアイデアがあるんじゃないかな?
と不安になっていませんか?
そうなるのは、間取りの比較をしてないから!
同じ条件でも、違う住宅会社だったり、違う人に作ってもらうだけで間取りはガラッと変わります。
納得のいく間取りに出会えるかもしれないし、いろんな間取りのいいとこ取りしてもいい!
今の間取りにしっくり来ない人は、
絶対妥協しないで、複数の間取り案を出してもらいましょう!
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新築の寝室の後悔・失敗ポイント6選【設備編】
次に、新築の寝室の設備の後悔ポイントを紹介します。窓や照明、ドア、コンセントなどにも注意する必要がありますよ。
よく聞く後悔は以下の通りです。
- 窓が大きすぎて後悔
- ダウンライトにして後悔
- 引き戸にして後悔
- コンセントが足りなくて後悔
- エアコンの位置で後悔
- ガルバリウムの屋根で後悔
デザイン性だけではなくて、実際に住んだ時の事をよくイメージする必要があるから、チェックしてみてね
窓が大きすぎて後悔
ぐっすり眠れる条件として、温度は非常に重要ですよね。
窓はどうしても壁に比べると、断熱性が下がってしまいます。
寝室の窓を大きくし過ぎると、
- 夏が蒸し風呂のように暑い
- 冬は冷気が入ってきてしまって寒い
といった快適に眠るのが難しい寝室になり後悔が起こります。
- 寝室にベランダへ出る事ができる大きな引き違い窓がある方
- 西日がしっかり当たる窓がある方
は要注意!!
寝室は夜寝るだけだから、陽当たりはあまり必要ないと思う方は、暑くなりすぎることもない北側だったり、小さな窓でも全然OK。日差しが気になる方は、断熱性の高い窓にしたり、遮光性の高いカーテンをつけておきましょう。
窓の大きさと同時にベランダの必要性もよく検討してみましょうね。
ダウンライトにして後悔
ダウンライトは、スッキリとした印象になってオシャレな反面、真下を照らすので、目に入ると非常にまぶしいです。
寝室は寝るだけと言っても、布団に入る時は電気を付けますよね?頭の上にダウンライトが来るとまぶしくてほぼ使えない状態になり後悔してしまうので、照明設計段階で、どこの位置にベッドや布団を敷くのかレイアウトを考えておく事がおすすめです。
どうしても寝室にダウンライトを設置したい場合は、調光できるタイプにすることをお勧めですよ。
デザイン性をとりたい場合は、ブラケットの上向きなどもまぶしくなくていいかなと思います。
照明を布団から消す事ができる場所にスイッチを設置する(リモコンでも可)ことも忘れずにね
引き戸にして後悔
寝室のドアを引き戸にしてしまって後悔する方も多くいます。
引き戸は上部分や下部分などが床や天井に完全に設置しておらず、わずかな隙間があるため、開き戸に比べ遮音性が少し劣ります。
リビングなどからの音が気になる場合は、寝室は開き戸がおすすめ。
また、同じ寝室で寝ている家族がいる場合、そおっと静かに部屋の出入りをしたいのですが、引き戸は物によっては開ける時にドアを引く音がするものもあるので、要チェックです。
コンセントが足りなくて後悔
寝室のコンセント足りないという後悔もよくあります。
寝室に必要なコンセントというと、
- スマホ充電用
- エアコン用
これらは必須ですよね。
枕元に夫婦で2口あると、便利だよ
他にも、家庭によっては、
- 布団乾燥機
- 電気毛布
- 扇風機
- サーキュレーター
- 空気清浄機
- 加湿器
- 掃除機
- テレビ
といった家電用も必要です。
我が家では寝室の壁に壁掛けテレビを設置しているので、そのコンセントも必要でした。
そして重要なのが、コンセントは数も大事だけど「配置も大事」という事。
いくらコンセントと数が足りても、欲しい場所にないと意味がありません。
想像できない場合は、部屋の奥と手前の両方に配置しておくことが重要です。できれば四隅に。
我が家が部屋の奥ばかりにコンセントを配置してしまって、部屋の入口付近にコンセントがなくて、加湿器置き場がしっくりこない…
エアコンの位置で後悔
エアコンの風がベッドに直撃して、夏場寒い!冬場暑い!という後悔も聞きます。
リビングでも、子供部屋でも、書斎でもよく聞く後悔ポイントですね。
暑い寒いだけでなく、エアコンの風を直接受けると、
- 肩こり、腰痛、頭痛
- 乾燥
- 疲労感
といった体調への影響も出てきてしまうので、注意が必要です。
どうしてもエアコンの風が布団に直撃してしまう場合は、風向きを上向きにして、なるべく身体に当たらないようにしましょう。
ついでに、ちょっとでもオシャレな家にしたいなと思う方は、エアコンのコンセントの位置にも要注意。
コンセントをエアコンの下よりも上につけてもらえると、コードが目立ちませんよ。
ガルバリウムの屋根で後悔
耐震性や耐久性が高く、コスパがいいとして、外壁や屋根材として人気にガルバリウム。
しかし、屋根に近い2階の寝室で寝ていると、「雨音がすごく聞こえて、雨宿りをしているみたい・・」と後悔しているという声もあります。
ガルバリウム鋼板の厚みが1mmにも満たない薄い鋼板だと断熱性と遮音性に劣るので、鋼板の裏側に断熱材を貼り付けた「断熱材一体型」のガルバリウムを使いましょう。
間取りの不安を解決する方法
間取りを決める時、
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りのアイデアがあるんじゃないかな?
と不安になっていませんか?
そうなるのは、間取りの比較をしてないから!
同じ条件でも、違う住宅会社だったり、違う人に作ってもらうだけで間取りはガラッと変わります。
納得のいく間取りに出会えるかもしれないし、いろんな間取りのいいとこ取りしてもいい!
今の間取りにしっくり来ない人は、
絶対妥協しないで、複数の間取り案を出してもらいましょう!
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たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。
どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。
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